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ミルクと日本人 近代社会の「元気の源」

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☆店長のひと言
「牛さんありがとう。」

紹介
「こんな強烈な匂いと味なのに、お茶に入れて飲むなんて!」牛乳を飲む英国人を見た日本人の言葉である。だが明治二年、築地で牛乳が売り出され、日本人はその味に慣れていった。芥川龍之介の実家も牧場を経営し、渋沢栄一はそこから牛乳を取っていた。大正期には牛乳を加工したキャラメルが大流行した。関東大震災で緊急配布が行われ、敗戦後に児童の栄養を案ずる人々により学校給食への導入が進む。飲み物が語る近代史。

目次
序章 ミルクが届く朝
第1章 近代牧牛の揺籃期
第2章 渋沢栄一の牧場ビジネス
第3章 お相撲さんとミルク-栄養と衛生
第4章 ミルクのある暮らし
第5章 キャラメルの時代-食品加工業の進展
第6章 関東大震災と牛乳配給
第7章 学校とミルク-昭和期の脱脂粉乳
終章 ミルク供給の経済モデルと福祉モデル-経営問題と栄養問題

著者プロフィール
武田尚子(たけだ・なおこ)
早稲田大学人間科学学術院教授。お茶の水女子大学文教育学部卒業。2000年、東京都立大学大学院社会科学研究科修了、博士(社会学)。武蔵大学教授などを経て、2013年より現職。専門は都市社会学、地域社会学。著書に『チョコレートの世界史』(中公新書)、『海の道の三〇〇年』(河出書房新社)、『もんじゃの社会史』(青弓社)、『マニラへ渡った瀬戸内漁民』(御茶の水書房)、『20世紀イギリスの都市労働者と生活』(ミネルヴァ書房)などがある。

ISBN 978-4-12-102438-1 271頁
発行 中央公論新社
初版発行年月 2017年6月

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