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子どもと一緒に覚えたい野鳥の名前
¥1,700
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,900円+税) ☆店長のひと言 「小ネタも含めて一緒に覚えられる一冊です」 内容紹介 市街地で見かける野鳥が分かる! 市街地でも気軽に見られる身近な野鳥の生態、特徴などを紹介するアート図鑑。鳴き方、居場所、間違えやすい野鳥も紹介。一目で分かるドングリとの比較による縮尺図と、野鳥の声をスマホで聞けるQRコード付き。野鳥の可愛い写真も満載! (マイルスタッフホームページより引用) 著者プロフィール 山崎宏(監修) 1971年静岡県生まれ 日本野鳥の会の嘱託研究員、専門学校講師などを経て特定非営利活動法人 ホールアース研究所代表理事 https://wens.gr.jp/ 加古川利彦(絵) 1968年 名古屋生まれ ボタニカルアート作家 全国各地で個展を開催 ISBN:978-4-295-40174-2 B5サイズ変型 フルカラー 発行:マイルスタッフ
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ビッグイシュー477号
¥450
☆店長のひと言 「あの惨状を許してしまう神様って何様なんでしょうか。」 【内容紹介】 特集 ガザ76年 2023年10月7日、ハマース主導のパレスチナ人戦闘員による越境奇襲攻撃に対して、イスラエルによる未曽有の攻撃が始まりました。 1948年のパレスチナ人の祖国喪失から76年、ガザと西岸地区のイスラエル軍事占領から57年、そして07年のガザ完全閉鎖から17年目。物資も人間の移動もできず、住民の多くが貧困状態にあるなかでの、攻撃です。岡真理さん(早稲田大学教授)は、この状況を“ジェノサイド”だと言います。岡さんの案内で76年の歴史を俯瞰し、ガザで起きていることの背景と本質を聞きました。 また、世界でさまざまな抗議運動が起きています。その一つに、パレスチナの抵抗の象徴、風刺漫画家ナージー・アル・アリーが生んだ10歳の少年「ハンダラ」の後ろ姿に、漫画家が自身の漫画のキャラクターの後ろ姿を並べるアクションがあります。画家の松下真理子さん、漫画家の川勝徳重さん、写真家のゾフレミハさんに、日本版について話を聞きました。 この戦争をとめるために、パレスチナとガザの76年の歴史と今を知りたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ノラ・ジョーンズ デビュー作がジャズアルバム史上最高の売上を記録し、その後も精力的に作品を発表し続けてきた、ジャズシンガーでピアニストのノラ・ジョーンズ。その華々しいデビューから新作アルバム『ヴィジョンズ』に至る道のりを振り返ります。 リレーインタビュー・私の分岐点元ショートトラックスピードスケート日本代表 勅使川原 郁恵さん ブレードで顔を切り、14針縫う事故でも、大好きなスケートはやめたくなかった 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣の治療③ 夕暮れ迫るなか、赤ちゃんチーター捕獲に成功 国内記事 青空の下、山谷・玉姫公園で「りんりんふぇす」開催 表現する人 東弘一郎さん。30台近い自転車の部品使う「無限自転車」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 日銀の金融政策変更は「?」だらけ コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 スマホに時間を費やしてしまいます ☆ キャベツと塩昆布のスパゲティ ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 人の心を惹きつける香りの効用 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』コヴァチェヴィッチ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー476号
¥450
☆店長のひと言 「マリファナは嫌いですがボブ・マーリーは好きです。」 【内容紹介】 特集 「ネガティブ・ケイパビリティ」を生きる “どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力”を意味する「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を聞いたことがありますか? これは英国の詩人キーツが弟たちに宛てた手紙に書き記した言葉です。帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)さん(精神科医、作家)は精神科医になって6年目の頃、この言葉に出合って衝撃を受け、その後も自分自身を支え続けてくれる言葉になったといいます。 キーツの手紙から150 年後、これを当時英国で高名だった精神科医ビオンが著書の中で、“ネガティブ・ケイパビリティ”の重要性とともに“精神分析に不可欠”と取り上げました。ビオンに再発見された“ネガティブ・ケイパビリティ”は医療、文学・芸術の領域のみならず、広い分野で使われるようになりました。 今、社会にはどうにも対処しようのない問題があふれています。帚木さんに、キーツ、ビオン、そして医療、教育、芸術、寛容などを通して、“ネガティブ・ケイパビリティ”の神髄に迫る話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:ボブ・マーリー 伝説的なベスト・アルバム『レジェンド』がビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りの記録を打ち立てるなど、世界で最も愛されてきた“レゲエの神様”ボブ・マーリー。そんな彼の生涯を描いた映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が5月に公開されます。 ボブの息子であり、映画のプロデューサーも務めたジギー・マーリーが父の苦悩や葛藤、後世に託した思いを語りました。 また、セックス・ピストルズやジェームズ・ブラウン、ザ・ストーン・ローゼズなど、音楽シーンを代表するアーティストたちを撮影し、世界的な人気を集めているデニス・モリスが、写真家として第一歩を踏み出すきっかけとなったボブ・マーリーとの出会いについて語りました。 リレーインタビュー・私の分岐点スポーツコメンテーター 八木沼純子さん 88年、カルガリー五輪の選考大会であった全日本選手権にフィギュアスケーターとして初登場し、14歳という記録的な若さで代表の切符をさらった八木沼純子さん。フィギュアスケートのインストラクターとして新しい道を歩み出している、今がまさに人生の分岐点だといいます。プロスケーター時代から根底にある、その思いとは? 国際記事 地球の平均気温、今年「1.5℃」上昇!? WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 能登半島地震レポート② 奥能登。水・物資の受け取りで終わる被災者の1日 監督インタビュー 『劇場版 再会長江』竹内亮監督 表現する人 「不在」と「実在」を行き来する彫刻 中谷ミチコさん 連載記事 原発ウォッチ 文献調査から概要調査へ進めたいNUMO 浜矩子の新ストリート・エコノミクス バイデン演説ににじみ出た真摯 雨宮処凛の活動日誌 ガザの死者3万人。「虐殺やめろ」の声が響く ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 手作りの良さ、再発見したことありますか? ☆ おむすび弁当 ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』 劉子承 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー475号
¥450
☆店長のひと言 「“のびのび生きる”から“生きのびる”を教える時代へ、、か…。」 【内容紹介】 特集 生きのびるデザイン 資源を採掘し、モノを作り、捨てる「リニア(直線)型の経済」は、気候危機、資源の枯渇など地球環境に大きな負荷を与えてきました。それに代わって進められているのが、あらゆる段階で資源の循環的な利用を図る「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」です。 永井一史さん(多摩美術大学教授)は、多摩美術大学の共創プロジェクト“すてるデザイン”を立ち上げ、デザインを通して、ごみを資源として循環させていく手がかりを探ります。 WOTA(ウォータ)株式会社は、電源と約100ℓの種水で、通常2人のシャワーを約100人に提供する「WOTA BOX」などを開発。 ユニ・チャーム株式会社は、使用済み紙パンツを再び紙パンツに戻す水平リサイクルを実現し、自治体や医療・介護施設での実証実験を始めました。 iFixit(アイフィックスイット)は、携帯電話やPCや家電製品、衣類など約10万種類の修理ガイドを12ヵ国語で提供する、世界最大の無料のオンラインコミュニティ。日本でのサーキュラーエコノミー実現はこれからです。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ケイリー・スピーニー ソフィア・コッポラ監督の最新作で、エルヴィス・プレスリーの元妻であるプリシラを演じ、第80 回ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー。13 歳で役者を目指し、話題作への出演を叶えた現在の思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点プロフィギュアスケーター 本田武史さん 史上最年少の14歳で全日本選手権優勝を飾るとともに、98年長野五輪へも史上最年少の16歳で出場。日本人として初めて競技会で4 回転ジャンプを3 回成功という偉業を成し遂げた本田武史さん。兄と一緒にスピードスケートをしていた9歳の時、フィギュアをやってみないかと声をかけられ、転向することに決めたことが、人生最初の分岐点だったと言います。長野五輪後、この先何をしたらいいのかわからなくなったという本田さんが、米国からカナダへ拠点を移すきっかけとなった出来事とは? 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣の治療② サバイバル能力が高い、チーターの赤ちゃん 国内記事 創刊20周年記念イベント 「いまこそ語ろう!生きたい社会のポリティクス」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 政倫審で露呈した与党政治家の破廉恥さ コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 苦手な体育に向き合うべきですか☆ 長芋焼き ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 料理や明かり、抗酸化作用 ゴマの力 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』マイケル FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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土偶を読む ー130年間解かれなかった縄文神話の謎ー
¥1,550
【中古 状態きれい 】 (参考:定価1,700円+税) ☆店長のひと言 「ど、土偶欲しい…!」 内容紹介 日本考古学史上最大の謎の一つがいま、解き明かされる。 土偶とは――「日本最古の神話」が刻み込まれた植物像であった! 「考古学×イコノロジー研究」から気鋭の研究者が 秘められた謎を読み解く、スリリングな最新研究書。 ・縄文時代に大量に作られた素焼きのフィギュア=「土偶」。 日本列島においては1万年以上前に出現し、2千年前に忽然とその姿を消した。 現代までに全国各地で2万点近くの土偶が発見されている。 ・一般的な土偶の正体として 「妊娠女性をかたどったもの」 「病気の身代わり」 「狩猟の成功を祈願する対象」 「宇宙人」…… などの説がこれまでに展開された。が、実はいずれも確証が得られていない。 ・本書では〈考古学の実証研究〉(データ)と 〈美術史学のイコノロジー研究〉(図像解釈学)によって ハート形土偶から縄文のビーナス、そして遮光器土偶まで 名だたる国内の「土偶の真実」を明らかにする。 そこには現代につながる縄文人たちの精神史が描かれていた。 日本、5000年の歴史。 現代人の心的ルーツを明らかにする人文書の新しい展開へ。 目次 はじめに 序章:人類学の冒険 第1章:土偶プロファイリング1 ハート形土偶 第2章:土偶プロファイリング2 合掌土偶 第3章:土偶プロファイリング3 椎塚土偶 第4章:土偶プロファイリング4 みみずく土偶 第5章:土偶プロファイリング5 星形土偶 第6章:土偶プロファイリング6 縄文のビーナス 第7章:土偶プロファイリング7 結髪土偶 第8章:土偶プロファイリング8 刺突文土偶 第9章:土偶プロファイリング9 遮光器土偶 第10章:土偶の解読を終えて おわりに 著者プロフィール 竹倉史人 (タケクラフミト) (著/文) 1976年東京生まれ。武蔵野美術大学映像学科中退を経て、東京大学教養学部文科III類に入学。 東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業後、フリーター、自営業、会社役員などを経験。 2019年東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程満期退学。 専門は宗教人類学。著書に『輪廻転生―<私>をつなぐ生まれ変わりの物語』(講談社現代新書、2015) ISBN 978-4-7949-7261-3 四六判 338頁 発行 晶文社 発売日 2021年4月27日
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土偶を読むを読む
¥2,200
☆店長のひと言 「土偶を読むを読むを読むを読むを読むを読むを読む、くらいまで行く頃には謎が解明されているでしょうか。」 紹介 「土偶の正体」は果たして本当に解き明かされたのか? 竹倉史人『土偶を読む』(晶文社)を大検証! 考古学の実証研究とイコノロジー研究を用いて、土偶は「植物」の姿をかたどった植物像という説を打ち出した本書は、NHKの朝の番組で大きく取り上げられ、養老孟司ほか、各界の著名人たちから絶賛の声が次々にあがり、ついに学術書を対象にした第43回サントリー学芸賞をも受賞。 「『専門家』という鎧をまとった人々のいうことは時にあてにならず、『これは〇〇学ではない』と批判する“研究者”ほど、その『○○学』さえ怪しいのが相場である。『専門知』への挑戦も、本書の問題提起の中核をなしている」(佐伯順子)と評された。 しかし、このような世間一般の評価と対照的に、『土偶を読む』は考古学界ではほとんど評価されていない。それは何故なのか。その理由と、『土偶を読む』で主張される「土偶の正体」、それに至る論証をていねいに検証する。 考古学の研究者たちは、今、何を研究し、何がわかって、何がわからないのか。専門家の役割とは一体なんなのか、専門知とはどこにあるのか。『土偶を読む』を検証・批判することで、さまざまな問題が見えてくる。本書は、縄文研究の現在位置を俯瞰し、土偶を読み、縄文時代を読む書でもある。 執筆は、望月昭秀、金子昭彦、小久保拓也、佐々木由香、菅豊、白鳥兄弟、松井実、山科哲、山田康弘、吉田泰幸(順不同)。 【『土偶を読む』の検証は、たとえれば雪かきに近い作業だ。本書を読み終える頃には少しだけその道が歩きやすくなっていることを願う。雪かきは重労働だ。しかし誰かがやらねばならない。(望月昭秀)…はじめにより】 目次 はじめに はたして本当に土偶の正体は解明されたのか? 検証 土偶を読む(望月昭秀) 1 カックウ(中空土偶)、合掌土偶――クリ 1‒1 カックウ(中空土偶) 全然そっくりじゃないカックウとクリ 恣意的な資料の選択の豊作 1‒2 合掌土偶 屈折像土偶あれこれ クリというメジャーフード 「イコノロジー×考古学」は正しいふれこみか? 2 ハート形土偶――オニグルミ 土偶の前後左右 クリやオニグルミの利用範囲と重なっていない土偶の方が圧倒的に少ない 3 山形土偶、ミミズク土偶、余山貝塚土偶――貝 3‒1 山形土偶 書を捨てよ、考古館へ行こう ハマグリと山形土偶の分布範囲 ハマグリとは関係のないところで山形土偶は出来上がる 3‒2 ミミズク土偶 山形土偶とミミズク土偶の中間は存在するが、ハマグリとイタボガキの中間は存在しない 髪型か貝殻か 食用利用されていないイタボガキ 貝の加工工場、中里貝塚 「世紀の発見」に成功した人類学者 3‒3 余山貝塚土偶 4 縄文のビーナス――トチノキ カモメラインという新たな分類 顔の造形について 顔よりも尻派 ほとんど重ならないトチノミ利用 5 結髪土偶、刺突文土偶――イネ、ヒエ 5‒1 結髪土偶 引用元に話を聞いてみる 結髪土偶はどうやって成立したか 5‒2 刺突文土偶 ヒエを栽培していた証拠もない 6 遮光器土偶――サトイモ 遮光器土偶の中心地点ではサトイモは 徐々に大きくなる遮光器土偶の目 縄文ルネサンス 自家中毒的な認知バイアス 7 土偶を読む図鑑 7‒1 縄文の女神 7‒2 仮面の女神 7‒3 始祖女神像(バンザイ土偶) 7‒4 三内丸山遺跡の大型板状土偶 7‒5 縄文くらら 検証まとめ 参考文献 「土偶とは何か?」の研究史(白鳥兄弟) 1 本稿の目的と内容 1‒1 土偶研究の「通説」 1‒2 本稿の内容 2‒1 第1期 明治期 ◎1868~1912年 2‒2 第2期 大正~昭和戦中期 ◎1912~1945年 2‒3 第3期 昭和戦後期 ◎1946~1988年 2‒4 第4期 平成期以降 ◎1989~2020年 3 まとめ 3‒1 各説の内容 3‒2 おわりに 参考文献 〈インタビュー〉今、縄文研究は?(山田康弘) 発想の面白さはある 批判で自由な議論はできなくなる? 民族誌と考古学との接続の問題 理化学で前進している考古学研究 人骨と土器でわかること 男性の世界観と女性の世界観 似ているということ つくりあげられた考古学者のイメージ 考古学の担い手たち 専門家の役割とは? 疲れてしまう取材 土偶研究の次のステップは 参考文献 物語の語り手を絶対に信用するな。だが私たちは信用してしまう(松井実) 参考文献 土偶は変化する。――合掌・「中空」土偶→遮光器土偶→結髪/刺突文土偶の型式編年(金子昭彦) はじめに 1 東北地方北部・縄文時代後期後半~晩期初めの土偶の変遷 2 遮光器土偶および関連土偶(東北北部・晩期前半土偶)の変遷 3 屈折像 B 類と結髪土偶の変遷 4 刺突文土偶の変遷 参考文献 植物と土偶を巡る考古対談(佐々木由香・小久保拓也・山科哲) 考古学会は閉鎖的で強権的? 日本考古学会は男性社会で、土偶は男性のおもちゃ? 土偶については誰も答えられない、何もわかっていない、そして土偶の専門家はいない? 専門知について 土偶を読むをどう読む? データの恣意性― クルミ、トチノキ、クリ、サトイモの痕跡をデータから考える イコノロジーという手法 型式学というものさし 考古学は学際的な研究から孤立しているのか 土偶って一体何? 土偶研究があり得るとすれば、その今後は? なぜ評価されたのか、その土壌を考える 参考文献 考古学・人類学の関係史と『土偶を読む』(吉田泰幸) 加速させる人類学、減速させる考古学 人類学者の説を吸収する考古学者たち 社会へも取り込まれる人類学者の縄文理解 二〇二〇年代の考古学の「叩かれ方」 たとえ「穴だらけ」でも 参考文献 実験:「ハート形土偶サトイモ説」(望月昭秀) ついに土偶の謎を解きました! ハート形土偶サトイモ説 雨乞いの儀式と土偶 『となりのトトロ』の雨乞いのシーン 実験(解読)を終えて 参考文献 知の「鑑定人」――専門知批判は専門知否定であってはならない(菅豊) はじめに 考古学者たちの冷たいあしらい 『土偶を読む』の評価にあらわれる専門知への疑念 専門家が言うことはあてにならない パブリック・アーケオロジーの知見 考古学者が『土偶を読む』に向き合わなかったいくつかの理由 知の「品質管理」 まとめ― 「ポスト真実時代」の専門知の役割 引用・参考文献 おわりに 感謝に次ぐ感謝 執筆者紹介 著者プロフィール 望月 昭秀 (モチヅキ アキヒデ) (編著) 『縄文ZINE』編集長。1972年、静岡県静岡市生まれ。ニルソンデザイン事務所代表。書籍の装丁や雑誌のデザインを主たる業務としながら、出来心で都会の縄文人のためのマガジン『縄文ZINE』を二〇一五年から発行し編集長をつとめる。著書に『縄文人に相談だ』(国書刊行会/文庫版は角川文庫)、『蓑虫放浪』(国書刊行会)、『縄文ZINE(土)』、『土から土器ができるまで/小さな土製品をつくる』(ニルソンデザイン事務所)など。現代の縄文ファン。 小久保拓也 (コクボ タクヤ) (著) 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館学芸員。1976年、埼玉県生まれ。同館での展示・史跡整備・世界遺産を担当。主な論文として「縄文時代の漆」『JOMON』7特定非営利活動法人 国際縄文学協会(2018)、「青森県における縄文時代墓の諸様相」『列島における縄文時代墓制の諸様相』縄文時代文化研究会(2019)、「土偶(青森県風張1遺跡出土)」『國華』1496國華編輯委員会(2018)、「是川石器時代遺跡での保存・活用、地域との協働」『文化遺産の世界』40 NPO法人文化遺産の世界(2022)がある。 山田 康弘 (ヤマダ ヤスヒロ) (著) 1967年、東京都生まれ。国立歴史民俗博物館教授を経て、東京都立大学人文社会学部教授。専門は先史学。縄文時代の墓制を中心に当時の社会構造・精神文化について研究を行う一方で、考古学と人類学を融合した研究分野の開拓を進めている。著書に『縄文人も恋をする! ?』(ビジネス社、2022)、『縄文時代の歴史』(講談社、2019)、『縄文時代の不思議と謎』(実業之日本社、2019)がある。 佐々木 由香 (ササキ ユカ) (著) 金沢大学古代文明・文化資源学研究所考古科学部門特任准教授。明治大学黒耀石研究センター客員研究員。主な著者に「縄文人の植物利用―新しい研究法からみえてきたこと―」工藤雄一郎・国立歴史民俗博物館編『ここまでわかった!縄文人の植物利用』新泉社(2014)、「植物資源利用からみた縄文文化の多様性」『縄文文化と学際研究のいま』雄山閣(2020)がある。 山科 哲 (ヤマシナ アキラ) (著) 1973年、北海道生まれ。茅野市尖石縄文考古館勤務。同館の企画展『ちっちゃい土器の奥深い世界』(2017年)、『あさばち 縄文人のうつわの作り分け』(2018年)、『背中から見る土偶』(2021年)などを通じて、これまであまり取り上げられなかった角度から資料を紹介、来館された方々にちょっとした新たな発見をしてもらいたいと思っている。主な論文「霧ヶ峰黒曜石原産地における黒曜石採掘と流通」(『移動と流通の縄文社会史』、雄山閣)がある。 白鳥兄弟 (ハクチョウキョウダイ) (著) 1971年、フィリピン生まれ。横浜ユーラシア文化館主任学芸員、東京都公認ヘブンアーティスト。専門は骨角器、特に銛頭など狩猟漁撈具。博物館で考古学の学芸員として勤務するかたわら、土偶マイムのパフォーマンスを行っている。主な著書に、横浜市歴史博物館監修『おにぎりの文化史』(河出書房新社、2019)がある。 松井 実 (マツイ ミノル) (著/文) 1988年、岐阜県岐阜市生まれ。東京都立産業技術大学院大学助教。専門は工業設計と文化進化としているが難しいことはわからない。千葉大学特任研究員、富士通デザイン、フリーランスウェブデベロッパーを経て現職。博士(工学)。https://xerroxcopy.github.io 金子 昭彦 (カネコ アキヒコ) (著) 1964年、静岡県生まれ。(公財)岩手県文化振興事業団岩手県立博物館学芸第三課長。専門は縄文時代・土偶。主な著書に「遮光器土偶」『縄文時代の考古学11心と信仰』(同成社、二2007)、『遮光器土偶と縄文社会』(同成社、2001)、編著に『月刊考古学ジャーナル』No.745「特集今日の土偶研究」(ニューサイエンス社、2020)がある。 吉田 泰幸 (ヨシダ ヤスユキ) (著) 1975年、愛知県生まれ。盛岡大学文学部社会文化学科准教授。専門は縄文考古学、縄文と現代、考古学の民族誌。主な論文に“Archaeological Practice and Social Movements: Ethnography of Jomon Archaeology and the Public”(共著 Journal of the International Center for、Cultural Resource Studies, Kanazawa University, Vol.2, 2016)、“Approaches to Experimental Pit House Reconstructions in the Japanese Central Highlands: Architectural History, Community Archaeology and Ethnology”(共著 EXARC Journal, 2021/4, 2021)がある。 菅 豊 (スガ ユタカ) (著) 1963年、長崎県生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。専門は民俗学。主な著書に『「新しい野の学問」の時代へ―知識生産と社会実践をつなぐために―』(岩波書店、2013)、『鷹将軍と鶴の味噌汁―江戸の鳥の美食学』(講談社、2021)、編著に『パブリック・ヒストリー入門―開かれた歴史学への挑戦―』(勉誠出版、2019、北條勝貴との共編著)がある。 関連リンク 『土偶を読むを読む』という書籍を出します。 - 縄文ZINE_note https://note.com/22jomon/n/na416aa91ba48 ISBN:978-4-86766-006-5 Cコード:0021 四六判432ページ 発行:文学通信 発売日: 2023年4月28日
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ビッグイシュー474号
¥450
☆店長のひと言 「語るべき出来事がない人生は良いのか悪いのか。」 【内容紹介】 ふくしまの13年 東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故が起きて13年が過ぎます。今も福島の原発周辺の7町村には帰還困難区域があり、廃炉作業は最大の難関の燃料デブリの取り出しが始まらず、計画より遅れています。 さらに、1号機のペデスタルという原子炉を支える鉄筋コンクリート製の土台が壊れ、鉄筋がむき出しになっている状況が明らかになるなど、新たな問題も出てきています。昨年夏には、漁業者をはじめ多くの反対を押し切って処理汚染水の海洋放出も開始されました。 事故から時を重ね、影響はより多様化して複雑に絡み合い、意識して凝視しないと、わかりにくくなっています。そのなかで福島の人々や地域、自然と向き合い、自身の仕事や研究、支援活動に取り組んでいる人たちがいます。それぞれの話からこの13年、そして今の福島の断片が見えてきます。 1.蟻塚亮二さん 「悲しみと希望が交錯する診察室の奇跡」 2.土井敏邦さん 「壮絶な苦悩と証言」 3.崎山比早子さん 「甲状腺がん患者の支援を」 4.近藤学さん 「大堀相馬焼の地に帰る」 5.鈴木譲さん 「海と海に生きる生きものたち、漁業を守る」 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー:ノバク・ジョコビッチ 36 歳の今もテニスプレーヤーとしてトップを走り続け、昨年には世界ランキング1 位の通算在位が前人未到の400 週に到達したノバク・ジョコビッチ。 自身の財団を通じて慈善事業などにも取り組んできた彼が、幼少期に戦火を生きのびた経験、テニスにかける熱い思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点スポーツキャスター 荻原次晴さん ノルディック複合選手として、95年の世界選手権では団体金メダルを獲得。98年には念願の長野五輪に出場して入賞を果たし、引退後はスポーツキャスターとしてメディアに出演する荻原次晴さん。1992年のアルベールビル五輪で双子の兄である荻原健司さんが金メダルを取ったことが、人生を揺るがす分岐点だったと言います。一卵性双生児で顔がそっくりだったため、街で見知らぬ人から頻繁に声をかけられるようになり、自分の存在を全否定されたように感じた荻原さんが考えた解決策とは? 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 能登半島地震レポート① かかわるタイミングは長い目で ピースボート災害支援センター 連載記事 原発ウォッチ! 福島第一原発、廃炉作業はすでに10 年遅れ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 日本株の快進撃はその先が怖い 雨宮処凛の活動日誌 「ルポ死亡退院」ほか、貧困ジャーナリズム大賞 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 英語が苦手ですが交流を深めたいです ☆ 菜の花チャンプルー ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ブラジル『トラソス』 ブランコ 表現する人 加治 聖哉さん 躍動する、原寸大の生き物たち FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー473号
¥450
☆店長のひと言 「ないのではない。見えていないだけ。」 【内容紹介】 特集 生きもの道、生きものの巣 生き物を観るには郊外や野山に出かけなくてもいいと話すのは“生き物の通り道”を熟知する、佐々木洋さん(プロ・ナチュラリスト®)です。「スマートフォンから目を離して空を眺めてみたり、通勤の途中でも緑地や歩道で立ち止まり意識してまわりを眺めてみると、ここにもあそこにも生き物の通り道がある」と言います。 一方で、そんな生き物たちの多くは、新しい生命を生み育てるための基地として巣、ホームをつくっています。哺乳類、鳥、昆虫などの生き物が多様な地球環境の中でつくる巣を描いてきた、鈴木まもるさん(画家・絵本作家、鳥の巣研究所)は言います。「巣をつくることは、その生命を知ることでもあるし、それらが生きている環境を知ることにもつながる。『つくる』とはなにか、『生きる』とはなにかを教えてくれる」 地球も街も人間だけのものではありません。見ようとしないと見えない“生きもの道”の存在を感じ、見ているだけでは気づけない“生きものの巣”を知りたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ボーイジーニアス 当代屈指のソングライターであるジュリアン・ベイカー、フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダッカスの3人が集まり、2018年にデビューしたトリオ・バンド「ボーイジーニアス」。昨年に発表した1st アルバムは世界各国で1位を記録するなど、その人気はとどまるところを知りません。 女性やLGBTQ+の権利侵害にも声を上げてきた、彼女たちの思いを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点元フリースタイルスキー・モーグル日本代表 上村愛子さん オリンピック出場でメダル取れず 被災地で「がんばって」の言葉に再挑戦 国際記事 英国。刑務所に収監される「現代奴隷」被害者たち 人身取引を背景にした強制労働や強制結婚など「現代奴隷」とも言える状況に置かれた被害者は、世界に約4960万人が存在するとされています(2021年『現代奴隷制の世界推計』より)。いずれも脅迫、暴力、欺瞞(ぎまん)、権力の濫用などによって、本人が拒否することも離脱することもできないまま搾取される状況ですが、近年、英国において彼ら被害者が犯罪行為に利用された結果、刑務所に多数収監されている事実がわかってきました。この問題について調査研究を続ける、エセックス大学ロースクール准教授のマリヤ・ヨヴァノヴィッチからレポートが届きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣、ライオンとチーターの治療(前編) 国内記事 映画インタビュー 『風よ あらしよ 劇場版』柳川強さん 表現する人 事件を追体験し、自画像で描くリトグラフ 松元悠さん 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス インボイスはノンボイス コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 趣味の時間の作り方を教えてください☆ たっぷり豚汁 ☆ 池内了の市民科学メガネ 魚に多く含まれる、EPAとDHAの効能 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』ダイ・ジアリー FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ボタニカル・ライフ
¥350
【中古 状態きれい】 (参考:定価670円+税) ☆店長のひと言 「都会ではベランダー。田舎ではハタケナー。」 内容紹介 庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。そのとりあえずの掟は……隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり……。ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。第15回講談社エッセイ賞。 (新潮社ホームページより引用) 著者プロフィール いとう せいこう (イトウ セイコウ) (著/文) 1961年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後、講談社に入社。退社後は作家、クリエーターとして幅広い表現活動を行っている。ジャパニーズヒップホップの先駆者としても有名。『見仏記』シリーズの書籍やテレビほか、共著『雑談藝』など盟友のみうらじゅんとは長年深い関係を続けている。『われらの牧野富太郎!』『「国境なき医師団」をもっと見に行く』『福島モノローグ』『想像ラジオ』(野間文芸新人賞)など著書多数。 ISBN:978-4-10-125014-4 Cコード:0177 文庫判400ページ 発行:新潮社 初版年月日: 2004年3月1日
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年月日
¥800
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,700円+税) ☆店長のひと言 「もしもこの世が限界集落は移住しろとか、自然をCO2濃度で語る人ばかりになったらどうなるだろう。」 紹介 受け継がれる命の物語 山深い農村が千年に一度の大日照りに襲われた。村人たちは干ばつから逃れるため、村を捨てて出ていく。73歳の「先じい」は、自分の畑に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るため、村に残る決意をする。一緒に残ったのは、目のつぶれた一匹の犬「メナシ」。メナシは雨乞いの生贄として縛り上げられ、太陽の光にさらされ、目が見えなくなってしまったのだ。 わずかなトウモロコシの粒をめぐり、ネズミとの争奪戦の日々が続く。やがて井戸も枯れ果て、水を求めて谷間に赴くと、池でオオカミの群れと出くわし、にらみ合う……。 もはやこれまでか……先じいが最後に選んだ驚くべき手段とは? ネズミやオオカミとの生存競争、先じいとメナシとの心温まるやりとりを中心に、物語は起伏に富む。意外な結末を迎えるが、受け継がれる命に希望が見出され、安らかな余韻を残す。作家は村上春樹に続いてアジアで二人目となる、フランツ・カフカ賞を受賞し、ノーベル文学賞の次期候補と目される中国の巨匠。本書は魯迅文学賞をはじめ、中国国内で多数の栄誉に輝いている。また数多くの外国語に翻訳され、フランスでは学生のための推薦図書に選定されている。 著者プロフィール 閻連科 (エンレンカ) (著/文) 作家、中国人民大学文学院教授。1958年、河南省嵩県・田湖鎮生まれ。1992年、『夏日落』が兵士の暗黒面を描いたとして批判され、発禁処分に。以降、『人民に奉仕する』(文藝春秋、2006年)が発禁処分、『丁庄の夢』(河出書房新社、2007年)が一時販売中止、2011年の『四書』が発禁処分。『愉楽』(河出書房新社、2014年)は「反革命」「反体制」と酷評されたが、権威ある魯迅文学賞、鼎鈞双年文学賞を受賞。ほかに、エッセイ『父を想う』(河出書房新社、2016年)、最新長編小説『炸裂志』がある。2014年、村上春樹に続いてアジアでは二人目となる、フランツ・カフカ賞を受賞。 ISBN:978-4-560-09531-7 Cコード:0097 四六判154ページ 発行:白水社 発売日: 2016年11月11日
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ビッグイシュー472号
¥450
☆店長のひと言 「特集で紹介されているマンガたちがどれも良さそうでけしからん!」 【内容紹介】 特集 マンガで、社会の問題を読む 文学作品に比べ、マンガは単なる暇つぶしと思われている節があります。 しかし、20代の終わりに大学院で研究テーマを近現代文学からマンガに変更、その後15年近くマンガを読み続けてきたトミヤマユキコさん(東北芸術工科大学芸術学部准教授)は「マンガがくれる感動や発見が文学に劣るということはない。マンガを人生の参考書にしないなんてもったいない!」と言います。また「マンガの読み筋は決して一つではない」として、著書では10代の悩みや女性の労働を切り口にマンガ作品を紹介しています。 トミヤマさんに、労働問題や社会の問題という視点から、読んでおもしろく興味深いマンガ作品の紹介をお願いしました。 今、多くの若い才能が集中し、多岐にわたるマンガ作品が生まれる日本で、マンガを多角的な視点から読む魅力に迫ります。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー:サヘル・ローズ 表現者として演技の世界やメディアで活躍するとともに、児童養護施設の支援や人権問題などに取り組んできたサヘル・ローズさん。 イラン出身である自らのアイデンティティに思い悩みつつも、心の自立を求めて、世界各地の難民キャンプや支援施設を積極的に訪ねてきました。そして今、5年にわたる心境の変化と、平和への思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点白馬村長 丸山俊郎さん 家業を離れて上京、オーストラリアにも。 世界からお客が来る旅館に 国際記事 路上生活を解消する、小さな一戸建てコミュニティ ホームレス問題を解決するため、路上生活を送る人々に魅力的な極小住宅を提供している、カナダ・フレデリクトン市の「トゥエルブ・ネイバーズ」プロジェクト。 発起人のマルセル・ルブランと住民代表のアルが、現地のストリートペーパー『リティネレール』誌の記者を連れ、この新しいコミュニティを案内しました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 今、縄文の森へと回帰。冬でも緑の大文字山 「京都五山送り火」の一つ、「大」の字の火床があることでも知られる大文字山(標高466m)は、慈照寺・銀閣の借景でもある如意ヶ岳の西部分に広がります。この大文字山の森を「森 の案内人」三浦豊さんと歩き、人々の生活の変化がもたらした森の風景の移り変わりについて聞きました。 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・冬 大きなエゾシカ 連載記事 原発ウォッチ! 能登半島地震 ずれた150kmの断層 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 好循環はいつまでも好循環なのか 雨宮処凛の活動日誌 コロナ5類移行後、初めての年末年始 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 知人に誘われたジムをやめたい☆ 水餃子鍋 ☆ 生存の危機まで追い詰められ、ホームレス化する仮放免者 大澤優真さん 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』ロン・K FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー471号
¥450
☆店長のひと言 「人はなぜ新種を発見したがるのか。」 【内容紹介】 特集 一期一会、新種発見 地球上には推定870万種もの生物が存在しているそうですが、学名が付いているのはそのうちの2割程度だとも言われています。残りの学名のない生物は、長い進化の歴史を生きてきた(いた)が、まだ人間に見つけられていないだけで、人間がその生物を発見し学名を与えた時、それは新種となります。 新種は生きた個体とは限らず、博物館に保管されていた標本がじつは新種だったり、絶滅した生物が新種であったりすることも。そして、分類学者だけでなく、専門外の人が先入観にとらわれず新たな視点から未知種を発見するケースもあります。 未知の生物が発見され、その生物が新種として記載されるまでには、どのような物語があったのでしょうか? 森久拓也さん(生物写真家)、田金秀一郎さん(鹿児島大学総合研究博物館)、今田弓女さん(京都大学大学院)、馬場友希さん(農研機構)、相場大佑さん(深田地質研究所)に話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー クイーン ブライアン・メイ 今年2月、新たなボーカリストであるアダム・ランバートとともに来日し、全国4ヵ所全5公演のドーム・ツアーを行うクイーン。そのギタリストであるブライアン・メイが、ファンから寄せられた数々の質問に答え、今は亡き伝説のボーカリストであるフレディ・マーキュリーへの思い、自身の音楽活動で最も誇りに感じられた瞬間などを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点株式会社ズクトチエ 共同代表 和田寛さん 登山、冬にスキー、頻繁に通った白馬 今、春夏秋の美しさを知ってもらいたい 国際記事 “ごみ”で着飾った荘厳で哀しい精霊たち ごみを捨てる人がいる。その一方で、ごみに神秘を見出し、環境保護活動に役立てようと考える人もいます。それが写真家ファブリス・モンテイロです。シリーズ作「ザ・プロフェシー(預言)」では、世界各地の荒れ果てた地で、美しくも、ごみなどで着飾った精霊が地面からそそり立つ哀しげな姿を撮影。地球が一刻を争う状況に置かれていることを伝えようとしています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 手しごと ことはじめ ”ダーニング” あえて見せたい、繕い Tansaレポート その2 PFOA 汚染地・大阪で PFAS 疫学調査スタート 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス うなぎ総裁のアリバイづくり コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 同じだけ勉強しても友達に勝てません☆ バナナ・パンケーキ ☆ 池内了の市民科学メガネ 寒い夜、健やかな眠りのために 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』ビョルネ 監督インタビュー 「北朝鮮」と聞いて思い浮かべるのは、そこに暮らす人々のことではなく、「金政権が世界に見てほしいと望んでいるものばかり」と話すのはドキュメンタリー映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』を監督・編集した米国のマドレーヌ・ギャヴィン監督。脱北を目指す家族を記録する中で考えたこととは? FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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うみのたからもの
¥1,760
☆店長のひと言 「さてもんだいです。うみはなにとつながっていますか?」 紹介 うみべにいったらかいがらをさがそう。手にのせたひとつのかいがらが、海の底へ、太古の昔へと、想像を広く深く導いていく海の物語。 著者プロフィール たかお ゆうこ (タカオ ユウコ) (著/文) 東京生まれ。 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。玩具メーカーの企画デザイン室を経て、渡米。カリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。絵本に『ハムスターのハモ』『チュウとチイのあおいやねのひみつきち』『ちいさなふたりのいえさがし』(福音館書店)、『さんびきのこねずみとガラスのほし』(徳間書店)、『あなふさぎのジグモンタ』(ひさかたチャイルド)、「プリンちゃん」シリーズ(理論社)、『ねばらねばなっとう』(ひかりのくに)、『くるみのなかには』『ピンクいろのうさぎ』(講談社)挿絵の仕事に『ねずみの家』(徳間書店)、『クリスマスのりんご』(福音館書店)、『雨がしくしく、ふった日は』(講談社)など多数。 ISBN:978-4-06-532147-8 Cコード:8771 B5判32ページ 発行:講談社 発売日: 2023年07月06日
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WILDER MANN (ワイルドマン)
¥4,180
☆店長のひと言 「ほら、 GET WILDしたくなってきたでしょう?」 紹介 “野生”をまとい、生命を祝う男たち ヨーロッパ諸国で何世紀も昔から伝わる祭り。そこに登場する獣人たち。 彼らは、さまざまな衣装を身にまとい、生命の輪廻や季節のめぐりを祝う。 動物の毛皮や植物でできた装束、鈴や骨で飾られた姿。 それらの驚くべき多様性と奇怪な美しさをおさめた写真集。 欧州18か国を取材したプロジェクト。約160点を収録。 著者:シャルル・フレジェ 寄稿:「ワイルドマンとヨーロッパにおける仮面の伝統」ほか 解説:「仮装とその種類の解説」 著者プロフィール シャルル・フレジェ (シャルルフレジェ) (著/文) フランスのルーアンを拠点とする写真家。世界中のさまざまなコミュニティに属する個性的な人々のポートレイトを撮影し続けている。主な著書に『WILDER MANN 欧州の獣人 ― 仮装する原始の名残』『YOKAI NO SHIMA日本の祝祭 ― 万物に宿る神々の仮装 』『CIMARRON(シマロン)ブラック・アイデンティティ ― 南北アメリカの仮装祭』(青幻舎)等がある。 ISBN:978-4-86152-405-9 Cコード:0072 B5変型判272ページ 発行:青幻舎 発売日: 2013年12月20日
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大地の五億年 (ヤマケイ文庫)
¥1,210
☆店長のひと言 「アスファルトの下の土は生きているのだろうか、死んでいるのだろうか。」 内容紹介 文庫化に際してオールカラーに! 河合隼雄賞受賞・異色の土研究者が語る土と人類の驚異の歴史。 土に残された多くの謎を掘り起こし、土と生き物の歩みを追った5億年のドキュメンタリー。 地球には最初、土がなかった。地球上に生き物が誕生し、遺体と岩石から土が生まれた。 現在のところ地球は生き物が確認されている唯一の惑星であり、ゆえに土は地球にしか存在しない。 ひたすらに土を食べて耕すミミズ、岩を食べるようになったキノコ、腐葉土を食べるカブトムシの幼虫……。 土は植物や昆虫の躍進を支えるとともに相互に影響し合い、さらに恐竜の消長や人類の繁栄に場所を貸してきた。 身近なはずの「土」のことを、私たちはどれほど知っているだろうか。 土の研究者である著者がスコップ片手に世界を飛び回り、土に残された多くの謎を掘り起こしていく。 土と生き物たちの歩みを追った5億年の、そして未来へ向けたドキュメンタリー。 文庫化にあたり著者書き下ろしのあとがきを収録。 著者プロフィール 藤井 一至(ふじい・かずみち) 土の研究者。1981年富山県生まれ。2009年京都大学農学研究科博士課程修了。京都大学博士研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所主任研究員。専門は土壌学、生態学。 インドネシア・タイの熱帯雨林からカナダ極北の永久凍土、さらに日本各地へとスコップ片手に飛び回り、土と地球の成り立ちや持続的な利用方法を研究している。 第1回日本生態学会奨励賞(鈴木賞)、第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞受賞。『土 地球最後のナゾ』(光文社新書)で河合隼雄賞受賞。 (山と溪谷社ホームページより引用) ISBN:978-4-635-04943-6 発行:山と溪谷社 発売日: 2022年06月20日
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きのこのなぐさめ
¥2,800
SOLD OUT
【中古 状態きれい】 (参考:定価3,400円+税) ☆店長のひと言 「今夜は鍋ですな。」 紹介 悲しみの淵にいた私を、そこから連れ出してくれたのは、きのこだった――。 マレーシア人の著者は、文化人類学を学ぶ交換留学生としてやって来たノルウェーでエイオルフと出会い、恋に落ちた。夫婦となった二人は深く愛し合い、日々のささやかなことも人生の一大事についても、何でも話し合う仲だった。 ある朝、いつものように自転車で職場に向かったエイオルフが突然倒れ、そのまま帰らぬ人となる。最愛のパートナーを失った著者は、喪失の痛みのさなか、ふと参加したきのこ講座で、足下に広がるもうひとつの世界、きのこ王国に出会う。きのこたちの生態は、不可思議な魅力に満ち満ちていた。 苔むす森でのきのこ狩りの効用と発見の喜び。きのこ愛好家間の奇妙な友情と不文律。専門家・鑑定士への「通過儀礼」。絶品きのこトガリアミガサタケ。悪名高いシャグマアミガサタケ。色・形・匂いの個性とその奥深さ。とっておきの、きのこレシピ。 悲しみの心象風景をさまよう内面世界への旅と、驚きと神秘に満ちたきのこワンダーランドをめぐる旅をつづけ、魂の回復のときを迎える、再生の物語。約120種類のきのこが登場。 序文 ・きのこがひとつ、喜びひとつ。きのこがふたつ、喜びふたつ。 きのこの世界へようこそ/アドレナリン放出 ・二番目によき死 ・秘密の場所 ニューヨーク、セントラルパークでのきのこ狩り/どこできのこを見つけた?/夢 ・特別専門家集団 きのこの友情/きのこ専門家の試験──きのこ愛好家の通過儀礼/無慈悲な悲しみのプロセス/小文字の’e’ではじまるenke(未亡人) ・きのこへの疑念 どのきのこなら食べられる?/狭間の国(limbo)/芝に怒る/エープリル・フール ・フィフティ・シェイズ・オブ・ポイズン 白黒つけられない/フロー/人生の轍 ・トガリアミガサタケ──きのこ王国のダイヤモンド ニューヨークでトガリアミガサタケ狩り/ファッショナブルなアミガサタケ/シャグマアミガサタケ──きのこ王国のはみだし者 ・五感への働きかけ 全ての感覚をリンクさせる/あんずの香りと他に教わった? アロマ/ねずみ捕りの技術 ・アロマ・セミナー 内輪だけにしか通じない専門用語/官能評価パネル/古くからの習慣と新しい習慣/感覚を総動員する ・名もなき者たち 触れてはいけないきのこ/ホイランド教授が様々な角度からリバティキャップを説明する/公平な情報か、それとも群集心理の扇動か?/マッシュルーム・トリップ ・前菜からデザートまで 喪失の数式/スープ/きのこジャーキー/ゴマ油と?油でローストしたきのこ/パテ/きのこのマリネ/きのこのロースト/きのこソース/キャンディーキャップ/砂糖で煮詰めたアンズタケのぶつ切りとアンズタケとアプリコットのアイス/’Dogsup’/お風呂場の体重計/離婚vs死 ・素晴らしきラテン語 猿でも分かるきのこの学名/色と形/匂い、アロマ、そして大きさ/ずっと与え続けられる贈り物 ・天からのキス 天からのキス ・きのこの作法 訳者あとがき 参考文献 きのこ名索引 著者プロフィール ロン・リット・ウーン (ロンリットウーン) (著/文) 1958‐。社会人類学者、作家。マレーシア生まれの中華系マレーシア人(漢字表記は龍麗雲)。ノルウェーの公認きのこ鑑定士。18歳の時、交換留学生としてノルウェーに留学。そこで出会ったエイオルフ・オルセンと結婚し、ノルウェーに住み続ける。地方自治体の部長職や、男女平等センターの理事などを経て、夫と共にワークショップの企画運営を行うコンサルタント会社を興す。https://www.instagram.com/littwoonlong/ 枇谷玲子 (ヒダニレイコ) (翻訳) 翻訳家。翻訳家。1980年富山県生まれ。デンマーク教育大学児童文学センターに留学。大阪外国語大学(現大阪大学) 卒業。北欧家具輸入販売会社勤務、翻訳会社でオンサイトのチェッカーの経験を経て、現在は北欧書籍の紹介を行う。訳書に、クロー『ウッラの小さな抵抗』(文研出版)、ヨンセン『キュッパのはくぶつかん』(福音館書店)、セッテホルム『カンヴァスの向こう側』(評論社)、リール『樹脂』(早川書房)、M・ブレーン著/J・ヨルダル画『ウーマン・イン・バトル――自由・平等・シスターフッド!』(合同出版)など。 中村冬美 (ナカムラフユミ) (翻訳) 東海大学北欧文学科を卒業の後、スウェーデンのヴェクシェー大学(現在のリンネ大学)北欧言語学科に留学。翻訳を生業として20年になる。TV番組のリサーチャーや産業翻訳者の経験を生かし、丁寧な翻訳をモットーとしている。訳書に、本書の他、トシュテンセン『あるノルウェーの大工の日記』バルブロ・リンドグレーン『ばらの名前を持つ子犬』アストリッド・リンドグレーン『こうしはそりにのって』など。翻訳デビュー作のスコーテ『わたしを置いていかないで』は読書感想文全国コンクールの課題図書に選出された。 ISBN:978-4-622-08809-7 Cコード:0098 四六判328ページ 発行:みすず書房 発売日: 2019年08月20日
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センス・オブ・ワンダー
¥580
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,400円+税) ☆店長のひと言 「近頃は過激な環境保護団体やトンデモなナチュラリストが増えてしまって…。」 紹介 雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー 著者プロフィール レイチェル・カーソン アメリカの海洋生物学者で作家。 1907年、アメリカ ペンシルベニア州スプリングデールに生まれる。 文学少女で作家を夢見ていたが、ペンシルベニア女子大学時代「生物学」に魅せられ生物学者を志す。 ジョンズ・ホプキンス大学大学院で動物発生学で修士号取得。 アメリカ連邦漁業局・魚類野性生物局の公務員として海洋生物学に深くかかわる。 著作として、1941年「潮風の下で」、1951年「われらをめぐる海」、1955年「海辺」を出版。海の3部作と呼ばれいずれもベストセラー。 また1962年出版の「沈黙の春」は、殺虫剤などの「合成化学物質」の無分別な大量散布(使用)は、生態系を乱し生物環境の大規模な破壊をもたらし、それは人間の生命にも関わることになると警告し社会に大きなインパクトを与えた。 問題の重大さはケネディ大統領を動かし、大統領科学諮問委員会の答申は「沈黙の春」の正当性を認めるものだった。この本によって世界は環境問題に眼を開かされた。 また、1965年没後に出版された「センス・オブ・ワンダー」は、幼少時から自然の不思議さ・素晴らしさに触れることの大切さを説き、自然環境教育のバイブルとなる。 「沈黙の春」出版のわずか2年後、1964年春、癌にて永眠した。 (『レイチェル・カーソン日本協会』ホームページより引用) ISBN:978-4-10-519702-5 Cコード:0098 四六判64ページ 発行:新潮社 初版年月日: 1996年07月25日
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料理と利他
¥1,650
☆店長のひと言 「読むだけで料理の味が変わるかも。」 ★ブログ記事 https://iki-blo.blogspot.com/2022/04/blog-post_24.html 紹介 「自然−作る人−食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。 コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的な変化が語られがちな中、私たちが見つめ直し、変えられるのは、日常の中にあることから、ではないか。 ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』等の著書や料理番組で活躍する料理研究家の土井善晴と、『中村屋のボーズ』等の著書がある政治学者であり、最近は「利他」を主要なテーマの一つに研究をしている中島岳志。 異色の組み合わせの二人が、家庭料理、民藝、地球環境、直観、自然に沿うこと…等々、縦横無尽に語らい、ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を、ライブの興奮そのままに完全再現! 【イベント参加者の声】 ・視野が一万倍くらい広がりました。 ・日常を生きること料理して食べることが利他と地続きだなんて驚きです。 ・コロナの自粛期間中は、食品の買い出しと食事作りと後片付け、献立や何を買っておくべきかを考えるのがとても大変で、食事周りのことに時間を奪われているみたいで嫌になっていたけれど、おかげさまで気持ちをリセットすることができました。 ・本当に素晴らしい時間でした。まるで和食をいただいたような感覚になりました。一汁一菜と仏教が重なるとは思いもしませんでした。 MSLive!Booksシリーズ創刊第1弾!! 【MSLive!Booksとは?】 ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、「MSLive!」。 「MSLive ! Books」は、オンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。 著者プロフィール 土井善晴 (ドイヨシハル) (著/文) 料理研究家。1957年、大阪生まれ。フランス料理や日本料理を学んだ後、土井勝料理学校講師を経て、1992年に「おいしいもの研究所」を設立。十文字学園女子大学招聘教授、東京大学先端科学研究センター客員研究員。NHK「きょうの料理」、テレビ朝日「おかずのクッキング」の講師を各30年務めている。著書に『一汁一菜でよいという提案』『おいしいもののまわり』『土井善晴の素材のレシピ』などがある。 中島岳志 (ナカジマタケシ) (著/文) 1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『パール判事』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『「リベラル保守」宣言』『血盟団事件』『岩波茂雄』『アジア主義』『下中彌三郎』『保守と立憲』『親鸞と日本主義』『保守と大東亜戦争』、共著に『現代の超克』などがある。 ISBN 978-4-909394-45-3 四六判 168頁 発行 ミシマ社 発売日 2020年12月15日
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もっとシマエナガちゃん
¥1,200
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,300円+税) ☆店長のひと言 「小原さんは病気と闘いながら“かわいい”を追い続けていたんですね。NHKBSの番組で知りました。」 紹介 また会えたね――。2016年に『シマエナガちゃん』をヒットさせた動物写真家・小原玲が、北海道で新たに撮り下ろした渾身の第2弾!本書『もっとシマエナガちゃん』では――冬の幻想的な霧氷、降雪、樹液のツララ舐め、雪遊び…。春の巣作り、桜、子育て、巣立ち。夏の水浴び。秋の紅葉、さらにはロケットジャンプ!――などなど、春夏秋冬~四季折々の貴重な姿が楽しめます。巻末に、出会えるスポットガイドも収録! また会えたね――。2016年に『シマエナガちゃん』をヒットさせた動物写真家・小原玲が、新たに撮り下ろした渾身の第2弾! ”雪の妖精”などの愛称で呼ばれている北海道で暮らす小鳥・シマエナガ。白くて、もふもふ、つぶらな瞳……その愛くるしい姿は、静かなブームとなっています。 本書『もっとシマエナガちゃん』では――冬の幻想的な霧氷、降雪、樹液のツララ舐め、雪遊び…。春の巣作り、桜、子育て、巣立ち。夏の水浴び。秋の紅葉、さらにはロケットジャンプ!――などなど、春夏秋冬~四季折々の貴重な姿が楽しめます。 巻末に、出会えるスポットガイドも収録! 著者プロフィール 小原 玲 (オハラ レイ) (著/文) 1961年、東京都生まれ。茨城大学人文学部卒。『フライデー』専属カメラマンを経て、フリーランスの報道写真家として国内外で活動。中国・天安門事件の写真は『LIFE』の「The Best of LIFE」に選ばれた。アザラシの赤ちゃんとの出会いを契機に動物写真家に転身。シロクマ、マナティ、プレーリードッグ、日本のホタルなどを撮り続け、テレビ・ラジオ・雑誌などで活躍。28年間に及ぶ流氷の取材から、地球温暖化の目撃者として環境問題の講演会も行っている。著書・写真集に「アザラシの赤ちゃん」(文春文庫)、「流氷の伝言」「ほたるの伝言」(教育出版)、「シマエナガちゃん」(講談社ビーシー)など。2021年逝去。 ISBN:978-4-06-220865-9 Cコード:0072 B5判 96ページ 発行:講談社ビーシー 書店発売日: 2017年10月31日
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岩合光昭の世界ネコ歩き 写真文庫
¥500
【中古 状態きれい】 (参考:定価750円+税) ☆店長のひと言 「いつもねこにゃんを持ち歩きたいアナタへ。」 紹介 写真文庫第五弾。ネコも夢中になる人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の撮影地から厳選した16地域の209点を収録。「ネコの目線で、世界の街を歩きます」。 著者プロフィール 岩合 光昭 (イワゴウ ミツアキ) (写真) 1950年東京生まれ、動物写真家。身近なネコを半世紀以上ライフワークとして撮り続けている。2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。著書に『ねこ』『ねことじいちゃん』『こねこ』『パンタナール』『岩合さんちのネコ兄弟 玉三郎と智太郎』『虎』『ほとんどネコのこと 岩合さんの月曜日』などがある。2019年「ねことじいちゃん」、2021年「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」で映画監督をつとめる。 ISBN:978-4-904845-74-5 Cコード:0172 文庫判 128ページ 発行:クレヴィス 発売日: 2016年12月23日
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ビッグイシュー462号
¥450
☆店長のひと言 「ビッグイシュー日本版 創刊20周年おめでとうございます!買いましょう!!」 【内容紹介】 古気候学と“気候危機” 今年の夏は“危険”な暑さが続いた。20世紀後半に指摘され始めた地球温暖化問題は、広く社会に受け入れられるまで半世紀以上かかった。また、歴史時代には大気中の二酸化炭素(CO₂)濃度が今より高い状態が存在しなかったので、気候変動の議論は19世紀後半以降の気候観測結果をもとに行われてきた。 しかし、地球史をさかのぼって数千~数千万年前の地質記録(氷床コア、海洋堆積物など)を研究する古気候学は、温暖化に伴う未知の気候も探っている。 長らく古気候学を研究してきた多田隆治さん(東京大学名誉教授)は「すでに温暖化はかなり進行し、人為的なCO₂放出を止めただけではすぐに元には戻らない」「自然界がCO₂を放出する速度の100倍で人類がCO₂を出し続ければ、現在の気候モードを維持するメカニズムが機能する限界(しきい値)を超え、急激な気候変動(モード・ジャンプ)が起こってしまう可能性がある」と言う。多田さんに、古気候学から見た“気候危機”について聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 羽生善治 今年6月に満を持して日本将棋連盟の会長に就任した羽生善治さん。本誌創刊20周年記念号に4度目の登場です。前人未踏の永世七冠や歴代トップのタイトル通算獲得数を誇る「将棋界のレジェンド」が、50代の変化、AIとの共生、そして将棋の未来を語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点今成夢人さん 撮影の仕事に徹するはずだった記者会見 突然、レスラーとして引っ張り出された 国際記事 世界で復活する「現金給付」と「ベーシック・インカム」 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 中電、山口県と上関町に中間貯蔵施設、調査提案 浜矩子の新ストリート・エコノミクス プーチンの背中の藁一本 雨宮処凛の活動日誌 「五公五民」の負担に悲鳴。「最賃上げろ」デモ ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 アイドルグッズの整理に踏ん切りがつきません ☆ 味たまおむすび ☆ ビッグイシューアイ 2年かけて自作したタイニーハウス「もぐら号」 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 東京・渋谷駅宮益坂上交差点 S・K さん FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー461号
¥450
SOLD OUT
☆店長のひと言 「私が知っている“自然体”の人って、それなりの試練を乗り越えてきてる人なんですよね。」 【内容紹介】 特集 こころに、自然を取り戻す あなたは“自然欠乏症”にかかっていませんか? 高い山、秘境など“大きな自然”に出合うためには、体力とそれなりの準備が必要。一方で、公園の緑など身近な“小さな自然”を眺めているだけでは物足りない。もう少し“自分の心に自然を取り戻す”ことができればと思いませんか? 空中、道なき道、野辺など、ちょっと意外な、自然を感じ“取り戻せる”場にアプローチする、魅力的な術をもつ、3人の方に心得と楽しみを聞きました。 1つは、ハンモックハイキング。日帰りで休憩や昼寝なら、すぐにでも気軽に始められると話す、二宮勇太郎さんです。 2つは、山伏トレイル。かつて炭焼きで利用していた西伊豆の古道を約40㎞のトレイルとして再生してしまった、松本潤一郎さんです。 3つは、四季の“摘み菜”。野山や街なかで見つかる草や木などを食べたり飾ったりして暮らしに取り入れ楽しんでいる、平谷けいこさんです。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー フジコ・ヘミング 「奇蹟のピアニスト」フジコ・ヘミングさん。日本で、欧州で、年間50回を超えるコンサートの会場には、多くのファンがつめかけます。「神さまからもらった手よ」と見せてくれたその両手は、思いのほか小さくて柔らかくて温かい。満席の大きなホールに、グランドピアノ1台とフジコさんひとり。音楽と神さまとファンのためだけに、その手を鍵盤に躍らせます。 リレーインタビュー・私の分岐点ジェーン・スーさん 窮地で、自分への信頼を積み重ねた。私の軸は自分が楽しいかどうか 国際記事 オーストラリア 20年に及んだ、ホームレス生活の終わり WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 表現する人:奥直子さん 内と外、相反する要素を体現する「やきもの」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 英国を揺るがすファラージ VS クーツ銀 コミック マムアンちゃん ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 3歳の子の電車愛が熱すぎます ☆ トマトと黄色ズッキーニのマヨグラタン☆ 池内了の市民科学メガネ 気になる薄毛や抜け毛 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『カプファマケン』販売者 ラモナ 監督インタビュー 『福田村事件』森達也監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー460号
¥450
☆店長のひと言 「近頃は戦争PTSDの話をすると、AIやロボットに戦わせればいいなんて人が増えているような気がしてなりません。」 【内容紹介】 特集 知らなかった、戦争PTSD トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス症)という言葉が日本社会で一般的になったのは、1995年の阪神・淡路大震災以後のことだった。一方、欧米では第一次世界大戦の神経症やベトナム帰還兵のPTSDの問題が広く知られてきた。 たしかに、アジア・太平洋戦争中にも戦場でのストレスなどが原因で戦争神経症を発症した日本の兵士たちが数多くいた。帰還後もアルコール依存症、家族への暴力など、彼らは何十年にもわたって家族に影響を与えたはずだ。しかし、日本社会では戦後50年以上ほとんど取り上げられなかった。 それはなぜだったのだろうか?戦時中、精神疾患の兵士たちが入院していた国府台陸軍病院の記録を研究してきた中村江里さん(広島大学大学院准教授)、2018年に「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語りあう会」を立ち上げた黒井秋夫さん、戦争が社会や個人に与えた心理的な影響について研究してきた北村毅さん(大阪大学大学院教授)に、それぞれ話を聞いた。 ドイツ在住の見市知さんからは、当事者の自助グループ「戦争の孫たち」の取材レポートが届いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ポール・サイモン 音楽ユニット「サイモン&ガーファンクル」などで不朽の名作を生み出してきたポール・サイモン。10月に82歳となる今年、新作ソロアルバム『七つの詩篇』を発表しました。これまでの歩みや、音楽家の人生を変えるアクシデント、新作に込めた思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点イシヅカユウさん 誰だって、みんな何かの “ 当事者 ” トランスジェンダー公表に甥と姪の存在 国際記事 アイスランド。海鳥“パフィン”。迷子の幼鳥を保護し、空へ放つ 繁殖期には鮮やかな色のクチバシを持ち、白と黒の羽毛をまとう特徴的な外見から「小さな修道士」とも呼ばれる海鳥“パフィン”。世界最大のパフィン生息地であるアイスランドでは、迷子となる幼鳥の保護活動が長年行われてきました。その様子をシャッターに収めた写真家のクリス・リンダーが撮影を振り返りました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 関電の使用済み核燃料、フランスで再処理へ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 国債発行は将来世代へのツケ回しだからダメ? 雨宮処凛の活動日誌 国境を越えた大交流の祭り「NO LIMIT」 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 夫が一人で趣味に没頭しています ☆ 餃子皮のトッポギ風 ☆ 住宅確保困難な人へ、低家賃で快適に暮らせる住宅を 空き家などの築古物件を安く購入し、低廉な家賃で高齢者や障害者、一人親世帯など、「住宅確保困難」な状態の人たちへ貸し出している「Rennovater 株式会社(リノベーター)」。入居審査なし、初期費用なし、保証人なしで、即日入居も可能です。実際の物件を訪ね、代表の松本知之さんに話を聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ストリート・センス』販売者 カロリナ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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日本百名山
¥730
【中古 状態きれい】 (参考:定価750円+税) ☆店長のひと言 「ガイドブックかと思いきや、一歩一歩大切に山を登っていくかのような文体に敬服です。」 紹介 それぞれに旧い歴史をもち、文学に謳われ、独白の風格をそなえてそびえたつ日本の名峰百座。――著者は、長い年月をかけて、北は北海道の利尻岳から南は屋久島の宮ノ浦岳にいたるまで、それらすべての山頂を極めつくして、本書を綴った。日本人の生活に深く結ばれ、私たちの精神的風土の形成に大きな影響を与えてきた山々の個性を、短い文章のうちに、見事に際立たせた名著。 受賞 第16回 読売文学賞 評論・伝記賞 深田久弥(フカダ・キュウヤ) 石川県生れ。東京帝大哲学科入学。在学中に「新思潮」同人、改造社の編集部員となり、大学は中退。1930(昭和5)年『オロッコの娘』で認められ、文筆生活に入る。1933年小林秀雄らと「文学界」を創刊。1935年『津軽の野づら』を刊行。戦後は、小説から遠ざかり、ヒマラヤ研究や山岳紀行に活躍。1964年『日本百名山』で読売文学賞受賞。『山の文学全集』(全12巻)がある。 (新潮社HPより引用) ISBN 978-4-10-122002-4 文庫判 548頁 発行 新潮社 改版発行年月 2003年04月