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年月日
¥800
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,700円+税) ☆店長のひと言 「もしもこの世が限界集落は移住しろとか、自然をCO2濃度で語る人ばかりになったらどうなるだろう。」 紹介 受け継がれる命の物語 山深い農村が千年に一度の大日照りに襲われた。村人たちは干ばつから逃れるため、村を捨てて出ていく。73歳の「先じい」は、自分の畑に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るため、村に残る決意をする。一緒に残ったのは、目のつぶれた一匹の犬「メナシ」。メナシは雨乞いの生贄として縛り上げられ、太陽の光にさらされ、目が見えなくなってしまったのだ。 わずかなトウモロコシの粒をめぐり、ネズミとの争奪戦の日々が続く。やがて井戸も枯れ果て、水を求めて谷間に赴くと、池でオオカミの群れと出くわし、にらみ合う……。 もはやこれまでか……先じいが最後に選んだ驚くべき手段とは? ネズミやオオカミとの生存競争、先じいとメナシとの心温まるやりとりを中心に、物語は起伏に富む。意外な結末を迎えるが、受け継がれる命に希望が見出され、安らかな余韻を残す。作家は村上春樹に続いてアジアで二人目となる、フランツ・カフカ賞を受賞し、ノーベル文学賞の次期候補と目される中国の巨匠。本書は魯迅文学賞をはじめ、中国国内で多数の栄誉に輝いている。また数多くの外国語に翻訳され、フランスでは学生のための推薦図書に選定されている。 著者プロフィール 閻連科 (エンレンカ) (著/文) 作家、中国人民大学文学院教授。1958年、河南省嵩県・田湖鎮生まれ。1992年、『夏日落』が兵士の暗黒面を描いたとして批判され、発禁処分に。以降、『人民に奉仕する』(文藝春秋、2006年)が発禁処分、『丁庄の夢』(河出書房新社、2007年)が一時販売中止、2011年の『四書』が発禁処分。『愉楽』(河出書房新社、2014年)は「反革命」「反体制」と酷評されたが、権威ある魯迅文学賞、鼎鈞双年文学賞を受賞。ほかに、エッセイ『父を想う』(河出書房新社、2016年)、最新長編小説『炸裂志』がある。2014年、村上春樹に続いてアジアでは二人目となる、フランツ・カフカ賞を受賞。 ISBN:978-4-560-09531-7 Cコード:0097 四六判154ページ 発行:白水社 発売日: 2016年11月11日
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ようこそ、ヒュナム洞書店へ
¥2,400
SOLD OUT
【中古 状態きれい】 (参考:定価2,400円+税) ☆店長のひと言 「当店はこういう書店を目指しておりますがどうでしょう。」 紹介 完璧な人生なんてないけれど、「これでいい」と思える今日はある。 ネットで人気を博し韓国で累計25万部を突破した、心温まるベストセラー小説! ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、それぞれに悩みを抱えたふつうの人々だ。就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。 新米店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描く。 【著者プロフィール】 ファン・ボルム 小説家、エッセイスト。大学でコンピューター工学を専攻し、LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。 転職を繰り返しながらも、「毎日読み、書く人間」としてのアイデンティティーを保っている。 著書に『毎日読みます』、『生まれて初めてのキックボクシング』、『このくらいの距離がちょうどいい』がある(いずれもエッセイ、未邦訳)。 本書が初の長編小説となる。 【訳者プロフィール】 牧野美加(まきの・みか) 1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。 第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。 チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)など訳書多数。 ISBN:978-4-08-773524-6 Cコード: 0097 四六判368ページ 発行:集英社 発売日: 2023年9月26日
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やんごとなき読者
¥550
【中古 カバーやや使用感あり】 (参考:定価1,300円+税) ☆店長のひと言 「日本の皇室にもワンちゃんにまつわるお話が。https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00453/」 紹介 「本は想像力の起爆装置です」 ある日、愛犬を追って城の裏庭にやってきた女王陛下は、移動図書館の車と、本を借りにきていた厨房の下働きの少年に出くわす。あくまでも礼儀上、1冊借りたことが、人生を変える、本の世界への入り口となった。以来、すっかり読書の面白さにはまってしまい、カンニングする学生のように公務中に本を読みふけるわ、誰彼かまわず「最近どんな本を読んでいますか」と聞いてはお薦め本を押しつけるわで、側近も閣僚も大慌て。 読書によって想像力が豊かになった女王は、他人の気持ちや立場を思いやるようになるものの、周囲には理解されず、逆に読書に対してさまざまな妨害工作をされてしまう……。 エリザベス2世を主人公に、ユーモアと風刺、読書についての鋭い洞察と名言に満ちた物語。世界32か国で発売のベストセラー小説! 著者プロフィール アラン・ベネット (アラン ベネット) (著/文) 1934年、イギリスのリーズに生まれ、オックスフォード大学で学ぶ。劇作家、脚本家、俳優、小説家。数多くの演劇、テレビ、ラジオ、映画の脚本を執筆し、2006年には『ヒストリーボーイズ』でローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞受賞、同年のBritish Book AwardsでAuthor of the Yearに選ばれた。他受賞多数。風刺的でありながら温かみもあるコメディを得意とする。小説はこれが本邦初訳。 市川 恵里 (イチカワ エリ) (翻訳) 翻訳者。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。訳書に、A・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』(白水社)、J・マーサー『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』、D・ライアン『古代エジプト人の24時間』(以上、河出書房新社)など。 ISBN:978-4-560-07236-3 Cコード:0297 新書判170ページ 発行:白水社 発売日: 2021年8月31日
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話の終わり
¥1,780
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,800円+税) ☆店長のひと言 「これ男女の立場逆だと共感が得られなくて話は終わり、、いや炎上な昨今。」 紹介 書くことをめぐる無二の長編 「翻訳の仕事をしていると、たまに「自分が今までに訳したものの中で一冊だけ自分が書いたことにできるなら何か」と質問されることがある。そんなとき、私はいつだって「『話の終わり』!」と即答してきた。それくらい私にとっては愛着の深い作品だ」(本書「訳者あとがき」より) 語り手の〈私〉は12歳年下の恋人と別れて何年も経ってから、交際していた数か月間の出来事を記憶の中から掘り起こし、かつての恋愛の一部始終を再現しようと試みる。だが記憶はそこここでぼやけ、歪み、欠落し、捏造される。正確に記そうとすればするほど事実は指先からこぼれ落ち、物語に嵌めこまれるのを拒む―― ミランダ・ジュライなど下の世代の作家にもファンの多い「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの、代表作との呼び声高い長編が待望の復刊! デイヴィス作品三か月連続刊行第一弾。 著者プロフィール リディア・デイヴィス (リディア デイヴィス) (著/文) 1947年マサチューセッツ州生まれ、ニューヨーク州在住。著書に『ほとんど記憶のない女』『分解する』『サミュエル・ジョンソンが怒っている』(白水Uブックス)、Varieties of Disturbance、Can’t and Won’tなど。プルーストの『失われた時を求めて』第一巻『スワン家の方へ』の新訳が高く評価されるほか、ビュトール、ブランショ、レリス、フロベールなどフランス文学の英訳者としても知られ、フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与されている。2003年にはマッカーサー賞、2013年には国際ブッカー賞を受賞した。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、J・ウィンターソン『灯台守の話』、S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、N・ベイカー『中二階』『もしもし』、T・ジョーンズ『拳闘士の休息』、S・タン『内なる町から来た話』など。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)『死ぬまでに行きたい海』などがある。 ISBN:978-4-560-07245-5 Cコード:0297 新書判298ページ 発行:白水社 発売日: 2022年12月28日
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灯台守の話
¥1,470
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,500円+税) ☆店長のひと言 「灯台守、風車守、稲川淳二が出てきたら大体なんかあります。」 内容説明 孤児となった少女シルバーは、不思議な盲目の灯台守ピューにひきとられる。夜毎ピューが語る、ダーク牧師の数奇な人生の物語に導かれ、やがてシルバーは真実の愛を求めて独り旅立つ―― (白水社ホームページより引用) 著者プロフィール ジャネット・ウィンターソン (著/文) 1959年、イギリス生まれ。福音伝道主義クリスチャンの家庭に養女として迎えられたが、女性との恋愛関係を理由に10代で家を出る。1985年に半自伝的小説『オレンジだけが果物じゃない』で作家デビュー。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、J・ウィンターソン『灯台守の話』、S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、N・ベイカー『中二階』『もしもし』、T・ジョーンズ『拳闘士の休息』、S・タン『内なる町から来た話』など。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)『死ぬまでに行きたい海』などがある。 ISBN:9784560071755 新書 260ページ 発行:白水社 発売日:2011年08月08日
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高慢と偏見
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,100円+税) ☆店長のひと言 「え!?誤解から始まるラブロマンス??争いじゃなくて??」 紹介 幸福な結婚にはどんな人が理想の相手だろう。経済的理由で好きでもない人と結婚していいものだろうか。作家ジェーン・オースティンが亡くなってから200年たつ今日も、結婚を考える女性の悩みは変わっていない。皮肉屋で誤解されやすいが誠実なダーシーと賢いようでいてそそっかしいエリザベスの、誤解からはじまるラブロマンスは、いつ読んでもみずみずしく、オースティンの優れた人間観察に基づく細やかな心理描写は、ときおり毒もはらむが示唆に富み、幸福な気持ちにさせてくれる。この不世出の名作を、読みやすい典雅な新訳で贈る。愛らしい十九世紀の挿絵三十余点収載。 著者プロフィール ジェイン・オースティン(Jane Austen)(著/文) 1775年生まれ。イギリスの小説家。 作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、J・ウィンターソン『灯台守の話』、S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、N・ベイカー『中二階』『もしもし』、T・ジョーンズ『拳闘士の休息』、S・タン『内なる町から来た話』など。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)『死ぬまでに行きたい海』などがある。 ISBN:978-4-12-206506-2 Cコード:1197 文庫判672ページ 発行:中央公論新社 発売日: 2017年12月22日
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傲慢と善良
¥710
【中古 カバーにやや擦れ等あり】 (参考:定価810円+税) ☆店長のひと言 「ずっと好きだけでいければいいのに。」 紹介 婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》 著者プロフィール 辻村 深月 (ツジムラ ミヅキ) (著/文) 一九八〇年、山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業。二〇〇四年『冷たい校舎の時は止まる』で第三一回メフィスト賞を受賞し、デビュー。一一年『ツナグ』で第三二回吉川英治文学新人賞、一二年『鍵のない夢を見る』で第一四七回直木賞、一八年『かがみの孤城』で第一五回本屋大賞を受賞。『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『ハケンアニメ!』『朝が来る』『東京會舘とわたし』『琥珀の夏』など著書多数。 ISBN:978-4-02-265059-7 Cコード:0193 文庫判504ページ 発行:朝日新聞出版 初版年月日: 2022年9月30日
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小説の恋愛感触
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価2,800円+税) ☆店長のひと言 「恋愛のことはよくわかりませんが、恋愛を善悪で語るのは野暮というのはわかります。」 紹介 小説が紋切り型の幸福を脱ぎすてて、物語からの夜逃げを企てたとき、剥き出しの「恋愛感触」が現れる。言葉が紡ぐ行き先のない快楽へと誘う、めくるめく批評体験。 目次 はじめに-切ない背理 性器なき地平で-松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』 裸の固有性-松浦理英子『親指Pの修業時代』 わたしは犬になり、あなたはわたしになる-松浦理英子『犬身』 行き先のない快楽-多和田葉子『変身のためのオピウム』 視力の蜜度-星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』 歪んだ文字-星野智幸『溶けた月のためのミロンガ』 恋愛を葬る-水村美苗『本格小説』 ヒロインの死-夏目漱石『虞美人草』 視線と復讐-高木芙羽『フラワービジネス』茂田眞理子『スキンディープ』〔ほか〕 著者プロフィール 内藤千珠子(ないとう ちずこ) 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、大妻女子大学文学部日本文学科専任講師。専攻は近代日本語文学・文芸批評。著書に『帝国と暗殺——ジェンダーからみる近代日本のメディア編成』(新曜社、2005、2008年度女性史学賞受賞)。 (みすず書房HPより引用) ISBN:978-4-622-07519-6 四六判217ページ 発行:みすず書房 初版年月日: 2010年7月
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星を掬う
¥650
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,600円+税) ☆店長のひと言 「掬うは、“救う”か“巣食う”か。」 紹介 町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。 小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。 その後、私は、母に捨てられた――。 ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。 それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。 この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。 著者プロフィール 町田 そのこ (マチダソノコ) (著/文) 1980年生まれ。福岡県在住。 「カメルーンの青い魚」で、第十五回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。他の著作に『ぎょらん』『コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―』(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)がある。 ISBN:978-4-12-005473-0 Cコード:0093 四六判328ページ 発行:中央公論新社 発売日: 2021年10月18日
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
¥480
【中古 状態きれい】 (参考:定価680円+税) ☆店長のひと言 「ぬいぐるみは裏切らないから。」 内容紹介 僕もみんなみたいに恋愛を楽しめたらいいのに。大学二年生の七森は“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がれるのかな? ポップで繊細な感性光る小説4篇。 恋愛を楽しめないの、僕だけ? "男らしさ""女らしさ"のノリが苦手な大学二年生の七森。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。 ジェンダー文学の新星! 鋭敏な感性光る小説4篇を収録。 (河出書房新社ホームページより引用) 著者プロフィール 大前 粟生 (オオマエ アオ) (著/文) 1992年兵庫県生まれ。著書に『回転草』『私と鰐と妹の部屋』『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』『きみだからさびしい』『死んでいる私と、私みたいな人たちの声』等がある。 ISBN:978-4-309-41935-0 Cコード:0193 文庫判200ページ 発行:河出書房新社 発売日: 2023年1月10日
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岩とからあげをまちがえる
¥850
SOLD OUT
【中古 状態きれい】 (参考:定価2,000円+税) ☆店長のひと言 「みんなも岩とからあげをまちがえることあるよね?(なーい!)超短編集というか、詩集です。」 紹介 「えらい。ゴージャス。 みちこちゃんがいちばん天才。 だいじょうぶだよ。」 大前粟生、物語の世界を大疾走。 100の小説と絵からなる、最新書き下ろし超短編集。 ちょっと奇妙で賑やかなみんなの暮らしがここに。 著者プロフィール 大前粟生 (オオマエ アオ) (著/文) 1992年生まれ。小説家。京都市在住。著書に短編小説集『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(以上、書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社)がある。 ISBN:978-4-909394-44-6 Cコード:0093 四六変型判216ページ 発行:ミシマ社 発売日: 2020年12月15日
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きのこのなぐさめ
¥2,800
SOLD OUT
【中古 状態きれい】 (参考:定価3,400円+税) ☆店長のひと言 「今夜は鍋ですな。」 紹介 悲しみの淵にいた私を、そこから連れ出してくれたのは、きのこだった――。 マレーシア人の著者は、文化人類学を学ぶ交換留学生としてやって来たノルウェーでエイオルフと出会い、恋に落ちた。夫婦となった二人は深く愛し合い、日々のささやかなことも人生の一大事についても、何でも話し合う仲だった。 ある朝、いつものように自転車で職場に向かったエイオルフが突然倒れ、そのまま帰らぬ人となる。最愛のパートナーを失った著者は、喪失の痛みのさなか、ふと参加したきのこ講座で、足下に広がるもうひとつの世界、きのこ王国に出会う。きのこたちの生態は、不可思議な魅力に満ち満ちていた。 苔むす森でのきのこ狩りの効用と発見の喜び。きのこ愛好家間の奇妙な友情と不文律。専門家・鑑定士への「通過儀礼」。絶品きのこトガリアミガサタケ。悪名高いシャグマアミガサタケ。色・形・匂いの個性とその奥深さ。とっておきの、きのこレシピ。 悲しみの心象風景をさまよう内面世界への旅と、驚きと神秘に満ちたきのこワンダーランドをめぐる旅をつづけ、魂の回復のときを迎える、再生の物語。約120種類のきのこが登場。 序文 ・きのこがひとつ、喜びひとつ。きのこがふたつ、喜びふたつ。 きのこの世界へようこそ/アドレナリン放出 ・二番目によき死 ・秘密の場所 ニューヨーク、セントラルパークでのきのこ狩り/どこできのこを見つけた?/夢 ・特別専門家集団 きのこの友情/きのこ専門家の試験──きのこ愛好家の通過儀礼/無慈悲な悲しみのプロセス/小文字の’e’ではじまるenke(未亡人) ・きのこへの疑念 どのきのこなら食べられる?/狭間の国(limbo)/芝に怒る/エープリル・フール ・フィフティ・シェイズ・オブ・ポイズン 白黒つけられない/フロー/人生の轍 ・トガリアミガサタケ──きのこ王国のダイヤモンド ニューヨークでトガリアミガサタケ狩り/ファッショナブルなアミガサタケ/シャグマアミガサタケ──きのこ王国のはみだし者 ・五感への働きかけ 全ての感覚をリンクさせる/あんずの香りと他に教わった? アロマ/ねずみ捕りの技術 ・アロマ・セミナー 内輪だけにしか通じない専門用語/官能評価パネル/古くからの習慣と新しい習慣/感覚を総動員する ・名もなき者たち 触れてはいけないきのこ/ホイランド教授が様々な角度からリバティキャップを説明する/公平な情報か、それとも群集心理の扇動か?/マッシュルーム・トリップ ・前菜からデザートまで 喪失の数式/スープ/きのこジャーキー/ゴマ油と?油でローストしたきのこ/パテ/きのこのマリネ/きのこのロースト/きのこソース/キャンディーキャップ/砂糖で煮詰めたアンズタケのぶつ切りとアンズタケとアプリコットのアイス/’Dogsup’/お風呂場の体重計/離婚vs死 ・素晴らしきラテン語 猿でも分かるきのこの学名/色と形/匂い、アロマ、そして大きさ/ずっと与え続けられる贈り物 ・天からのキス 天からのキス ・きのこの作法 訳者あとがき 参考文献 きのこ名索引 著者プロフィール ロン・リット・ウーン (ロンリットウーン) (著/文) 1958‐。社会人類学者、作家。マレーシア生まれの中華系マレーシア人(漢字表記は龍麗雲)。ノルウェーの公認きのこ鑑定士。18歳の時、交換留学生としてノルウェーに留学。そこで出会ったエイオルフ・オルセンと結婚し、ノルウェーに住み続ける。地方自治体の部長職や、男女平等センターの理事などを経て、夫と共にワークショップの企画運営を行うコンサルタント会社を興す。https://www.instagram.com/littwoonlong/ 枇谷玲子 (ヒダニレイコ) (翻訳) 翻訳家。翻訳家。1980年富山県生まれ。デンマーク教育大学児童文学センターに留学。大阪外国語大学(現大阪大学) 卒業。北欧家具輸入販売会社勤務、翻訳会社でオンサイトのチェッカーの経験を経て、現在は北欧書籍の紹介を行う。訳書に、クロー『ウッラの小さな抵抗』(文研出版)、ヨンセン『キュッパのはくぶつかん』(福音館書店)、セッテホルム『カンヴァスの向こう側』(評論社)、リール『樹脂』(早川書房)、M・ブレーン著/J・ヨルダル画『ウーマン・イン・バトル――自由・平等・シスターフッド!』(合同出版)など。 中村冬美 (ナカムラフユミ) (翻訳) 東海大学北欧文学科を卒業の後、スウェーデンのヴェクシェー大学(現在のリンネ大学)北欧言語学科に留学。翻訳を生業として20年になる。TV番組のリサーチャーや産業翻訳者の経験を生かし、丁寧な翻訳をモットーとしている。訳書に、本書の他、トシュテンセン『あるノルウェーの大工の日記』バルブロ・リンドグレーン『ばらの名前を持つ子犬』アストリッド・リンドグレーン『こうしはそりにのって』など。翻訳デビュー作のスコーテ『わたしを置いていかないで』は読書感想文全国コンクールの課題図書に選出された。 ISBN:978-4-622-08809-7 Cコード:0098 四六判328ページ 発行:みすず書房 発売日: 2019年08月20日
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夜は短し歩けよ乙女
¥300
【中古 状態きれい】 (参考:定価560円+税) ☆店長のひと言 「オタサーの恋も京都が舞台だと文学味が増します。」 紹介 黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回。山本周五郎賞受賞、本屋大賞2位、恋愛ファンタジーの大傑作! 著者プロフィール 森見 登美彦 (モリミ トミヒコ) (著/文) 1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。他の著書に『四畳半神話大系』『きつねのはなし』『有頂天家族』などがある。 ISBN:978-4-04-387802-4 Cコード:0193 文庫判336ページ 発行:KADOKAWA 発売日: 2008年12月25日
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銀河鉄道の父
¥900
【中古 状態かなりきれい】 (参考:定価920円+税) ☆店長のひと言 「父と長男っていうのはいろいろありますわね。」 内容紹介 数多くの傑作を残した宮沢賢治とその父・政次郎との 究極の親子愛を描いた 第158回直木賞受賞作。 ☆☆☆☆☆ 待望の映画化! 2023年5月5日(金・祝)全国公開!! 主演:役所広司 出演:菅田将暉 森七菜 豊田裕大 坂井真紀 / 田中 泯 監督:成島出 主題歌:いきものがかり ☆☆☆☆☆ 宮沢政次郎の長男・賢治は、家業の質屋を継ぎたがらず、適当な理由をつけては金の無心をするような困った息子。 政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。 やがて妹・トシの病気を機に、賢治は物語を書き始めるが――。 後に国民作家となる天才・宮沢賢治の生涯を、父の視点から活写する。 究極の親子愛を描いた傑作。 著者プロフィール 門井 慶喜 (カドイ ヨシノブ) (著/文) 1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年に咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。18年に『銀河鉄道の父』(本書)で第158回直木賞を受賞。他の著書に『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』『屋根をかける人』『ゆけ、おりょう』『定価のない本』『自由は死せず』『東京、はじまる』などがある。 ISBN:978-4-06-518381-6 Cコード:0193 文庫判 528ページ 発行:講談社 発売日: 2020年04月15日
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うちの父が運転をやめません
¥660
【中古 裏表紙に折れ痕あり(画像参照)】 (参考:定価720円+税) ☆店長のひと言 「現実は小説のようにいく?いかない?」 紹介 猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して……。父は運転をやめるのか。雅志の出した答えとは? 心温まる家族小説! 著者プロフィール 垣谷 美雨 (カキヤ ミウ) (著/文) 1959(昭和34)年、兵庫県生れ。明治大学文学部卒。2005(平成17)年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『ニュータウンは黄昏れて』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『後悔病棟』『嫁をやめる日』『女たちの避難所』『四十歳、未婚出産』などがある。 ISBN:978-4-04-112820-6 Cコード:0193 文庫判 336ページ 発行:KADOKAWA 発売日: 2023年02月24日
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ライジング父さん
¥960
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,300円+税) ☆店長のひと言 「病気になっても理想の父親像であり続けられますか?」 内容紹介 ぼくらのことをいつも守ってくれる父さん。だれよりもたよりになる父さん。ぼくがたずねることは、何でも知っている父さん。ぼくの中で、夏の太陽のようにかがやいていた父さんがたおれた。不安におしつぶされそうになりながらも父親の回復を信じて待つ少年の心の成長を描きます。 著者プロフィール くすのき しげのり(著/文) 1961年生まれ。徳島県鳴門市在住。鳴門教育大学大学院修了。 「心豊かに生きる」をテーマに、小学校の教育現場における「徳育」を中心とした教育活動と、自作教材や資料のために大学在学中より始めた創作童話・絵本・詩・童謡など児童文学の創作活動を続ける。 その間、徳島県鳴門市立図書館副館長在職中には、民間との(協働)運営をはじめ、全国に先駆けた公立図書館における数々の改革や読書活動の推進に携わる。 2005年より、「徳育」を中心とした教育活動と児童文学の創作活動に加え、家庭・地域社会さらには企業におけるよりよい社会環境の創造と社会貢献のために、一人一人が一日一日を大切にし、よりよく生きることについて考える『あなたの一日が世界を変える』の理念を、日本をはじめ世界へ普及するための活動を展開中。(『あなたの一日が世界を変える』の詳細については、特設ページをご覧ください。) 2011年3月、50歳を前に退職し、4月に オフィス KUSUNOKI を設立。児童文学作品を中心とする様々なジャンルの作品の創作活動と講演活動を本格的にスタートさせる。 2021年1月より、絵本と絵本に関わるすべての人を応援する『絵本・応援プロジェクト ~ YELL 2021 ~ 』 をスタートさせる。 日本児童文芸家協会評議員 日本童謡協会会員 徳島児童文学会会長 はるかぜ絵本の会代表 四国大学文学部非常勤講師(絵本・児童文学創作) (著者ホームページより引用) 松成 真理子 (マツナリ マリコ) (イラスト) 大阪府出身。イラストレーター、絵本作家。『まいごのどんぐり』(童心社)で児童文芸新人賞、『さくらの谷』(文/富安陽子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。ほかの作品に『ふでばこのなかのキルル』『じいじのさくら山』(白泉社)、『ぼくのくつ』『せいちゃん』(ひさかたチャイルド)、『たなばたまつり』(講談社)、『ころんちゃん』(アリス館)など多数。 ISBN:978-4-577-04062-1 縦220mm 191ページ 発行:フレーベル館 初版年月日: 2012年11月01日
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水を縫う
¥1,180
【中古 状態とてもきれい】 (参考:定価1,600円+税) ☆店長のひと言 「ゆく河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず。世間の“当たり前”も。」 内容紹介 松岡清澄、高校一年生。一歳の頃に父と母が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。 学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するが――「みなも」 いつまでも父親になれない夫と離婚し、必死に生きてきたけれど、息子の清澄は扱いづらくなるばかり。そんな時、母が教えてくれた、子育てに大切な「失敗する権利」とは――「愛の泉」ほか全六章。 世の中の〈普通〉を踏み越えていく、清々しい家族小説。 著者プロフィール 寺地はるな(てらち・はるな) 1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。会社勤めと主婦業のかたわら小説を書き始め、2014年『ビオレタ』でポプラ社新人賞を受賞しデビュー。『大人は泣かないと思っていた』『正しい愛と理想の息子』『夜が暗いとはかぎらない』『わたしの良い子』『希望のゆくえ』など著書多数。 ISBN 978-4-08-771712-9 四六判 248頁 発行 集英社 書店発売日 2020年5月26日
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メタボラ
¥1,000
【中古 状態とてもきれい】 (参考:定価1,300円+税) ☆店長のひと言 「これは胴回りが太い人の話ではないです。表紙絵はフリーダ・カーロ『死の仮面を被った少女』です。」 内容紹介 破壊されつくした僕たちは、"自分殺し"の旅に出る。なぜ"僕"の記憶は失われたのか?世界から搾取され、漂流するしかない若者は、日々の記憶を塗りかえる。孤独な魂の冒険を描く、まったく新しいロードフィクション。 著者プロフィール 桐野 夏生 (キリノ ナツオ) (著/文) 1951年金沢生まれ。成蹊大学卒。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年、11年に『ナニカアル』で島清恋愛文学賞と読売文学賞をダブル受賞。1998年に日本推理作家協会賞を受賞した『OUT』は2004年エドガー賞候補となる。15年紫綬褒章を受章。 ISBN 978-4-16-792011-1 文庫判 688頁 発行 文藝春秋 発売日 2023年3月8日
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短歌部,ただいま部員募集中!
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,450円+税) ☆店長のひと言 「今の若者にとって短歌は短編の小説やエッセイみたいな感覚では?時代に合ってる気がします。」 紹介 なかなか口に出せない日々の思いや悩みを,短歌に託して表現してみよう! そうして言葉にすることで気持ちが楽になったり、次の一歩が踏み出せることもある.「短歌を詠んでみよう!」と呼びかけるとともに,その魅力、豊かさを二人の歌人が多くの作品を通して伝える.短歌部へ、ようこそ!. 目次 この本の内容 はじめに 1 短歌、はじめの一歩 はじまりは「なんかいいな」 授業で習った言葉を入れてみる 活字になる嬉しさ 短歌はときに悲しみの器 短歌があるから 休憩時間 短歌クイズ 2 世界は三十一音でできている 学校に行きたくないときは #SNSと私 人間関係はワンダーランド 鏡よ鏡よ鏡さん 私のなかの僕 今日も笑えていますか? 大きな悲しみが迫ってきたら 好きなことに、まっすぐに! 休憩時間 本当はおもしろい古典和歌 3 自分の今を詠んでみよう 短歌の道具箱 タマスケ、吟行に挑戦! あじわう歌会 短歌を発表しよう! 休憩時間 タマスケのお気に入り(4コマ漫画) おわりに 次の一歩をふみだす地図 著者プロフィール 小島なお (コジマナオ) (著/文) 1986年、東京生まれ。青山学院高等部在学中に短歌を作り始める。2004年、角川短歌賞受賞。歌集に『乱反射』(現代短歌新人賞、駿河梅花文学賞)、『サリンジャーは死んでしまった』、『展開図』。千葉聡との共著『短歌部、ただいま部員募集中!』(岩波書店)。日本女子大学講師。信濃毎日新聞歌壇選者。 千葉聡 (チバサトシ) (著/文) (ちば・さとし) 東北大学東北アジア研究センター教授、東北大学大学院生命科学研究科教授(兼任)。1960年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。静岡大学助手、東北大学准教授などを経て現職。専門は進化生物学と生態学。著書『歌うカタツムリ──進化とらせんの物語』(岩波科学ライブラリー、2017)で第71回毎日出版文化賞・自然科学部門を受賞。ほかに、『進化のからくり──現代のダーウィンたちの物語』(講談社ブルーバックス、2020)、『生物多様性と生態学──遺伝子・種・生態系』(共著、朝倉書店、2012)などの著作がある。 ISBN 978-4-00-027244-5 B6判 126頁 発行 岩波書店 発売日 2022年4月12日
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俳句の図書室
¥450
【中古 表紙に折れあり】 (参考:定価640円+税) ☆店長のひと言 「詠み手の幅が広いので初心者だけではなく、変化の欲しいベテランにも良さそうです。」 紹介 気鋭の俳人が、数ある名句の中から読むべき句をセレクト。俳句の読み方を知る入門書。十七音の組み立て、季語の取り入れ方、情景の写し方。読めば句作が楽しくなる。巻末に又吉直樹との語り下ろし対談収録。 著者プロフィール 堀本 裕樹 (ホリモト ユウキ) (著/文) 1974年和歌山県生まれ。國學院大学卒。俳句結社「河」の編集長を3年務めた後、2010年に俳人として独立。千野帽子氏、長嶋有氏、米光一成氏らとともに世界初となる句会ライブイベント「東京マッハ」に参加。2011年に俳句総合誌「俳句界」が設立した第2回北斗賞。13年に句集『熊野曼陀羅』で第36回俳人協会新人賞。15年に第11回日本詩歌句随筆評論大賞。15年に平成27年度 和歌山県文化奨励賞。共著に『芸人と俳人』 ISBN 978-4-04-104934-1 文庫判 224頁 発行 KADOKAWA 書店発売日 2017年4月25日
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孤独の俳句 「山頭火と放哉」名句110選
¥950
【中古 ページ端折れ1ヶ所ある以外は状態きれい】 (参考:定価950円+税) ☆店長のひと言 「或る人はそれを孤独と呼び、また或る人は自由と呼ぶ。」 紹介 こんな時代だからこそ心に沁みる名句がある 「孤独」や「孤立」を感じる時代だからこそ、深く心に沁みる名句がある。 漂泊・独居しながら句作を続けた“放浪の俳人”種田山頭火と尾崎放哉の自由律俳句が今、再び脚光を浴びているという。その厖大な作品の中から、現代俳句の泰斗・金子兜太が生前選んだ山頭火55句と、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹が選んだ放哉55句を合わせて110句を厳選・解説した“奇跡の共著”。 労れて戻る夜の角のいつものポストよ 山頭火 ……東京暮らしには多少の余裕が出てきたものの、妻と別れて一人身になった孤独感は、やはり深かったのだろう。そんな折だから、町角のポストに友だちのような親しみを感じるのである。(金子) こんなよい月を一人で見て寝る 放哉 一人で月を眺めていて、「よい月だな」と感慨にふけることがある。……だが、どこかでこの喜びを誰とも分かち合うことができない淋しさも感じてしまう。……一人だからこそ感じることのできた喜びと淋しさが句の内部で循環している。(又吉) うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火 ……感傷も牧歌も消え、生々しい自省と自己嫌悪も遠のいて、宿命をただ噛みしめているだけの男のように、くたびれた身体をゆっくりと運んでいる姿が見えてくる。(金子) 咳をしても一人 放哉 ……誰もいない孤独が満ちた部屋で咳をする。その咳は誰にも届かず、部屋の壁に淋しく響く。一つの咳によって部屋に充満していた孤独や寂寥が浮き彫りになる。(又吉) 「孤独」を磨き続けた2人の自由律の名句を“再発見”する一冊。 【編集担当からのおすすめ情報】 戦後の俳句界を牽引し続けてきた金子兜太氏が亡くなったのは、2018年のことでした。生前、山頭火の名句55句を厳選して解説した雑誌(ムック)がありましたが、長らく入手困難になっていました。その選句とインタビューをあらためて書籍の形で甦らせたいというのが、本書の企画の出発点でした。 放哉について55句を選び、解説する大役を引き受けてくれたのが、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹氏です。又吉氏は芸能活動の一方で、小説『火花』で芥川賞を受賞。さらに、自由律俳句の句集(共著)や俳句に関する著書もあり、今も句作を続けていることから、放哉の選句と解説を依頼したのでした。 そうした経緯のため、金子氏と又吉氏は直接相見えることはなかったものの、山頭火と放哉の自由律俳句を介することで、今回の“奇跡の共著”が誕生することになりました。 選句された110句は大きめの活字を使い、コンパクトな新書判ながら1句1句をじっくり鑑賞しやすくなっています。本書を手に旅に出る――そんな読み方もおすすめです。 目次 はじめに――今なぜ山頭火・放哉なのか 左古文男 第1部●人生即遍路 種田山頭火 「うしろ姿のしぐれてゆくか」――金子兜太・選 放浪の軌跡――略年譜と行脚地図 金子兜太選「山頭火」名句55選 選句にあたって 「感覚で射止めた山頭火の句には、従来の俳句にはない新鮮な感銘がある」 キーワード解説――母への思い/流転・変転/酒癖と自戒/山林独居の日々/放浪行乞/「其中庵」と「風来居」/終焉の地・松山/ころり往生 第2部● 独居無言 尾崎放哉 「咳をしても一人」――又吉直樹・選 放浪の軌跡――略年譜と流浪地図 又吉直樹選「放哉」名句55選 選句にあたって 「放哉の句を読んで最初に感じたのは、言葉の強さですね」 キーワード解説――名門士族の跡取り/一高俳句会/東大入学と恋の挫折/就職浪人/「腰弁」への失望/無一物の身/奉仕と托鉢/「死に場所」を求めて/終焉の地「南郷庵」 ゆかりの地を訪ねる ブックガイド あとがきにかえて 又吉直樹 著者プロフィール 金子 兜太 (カネコ トウタ) (著/文) 1919年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業。1943年日本銀行に入行。加藤楸邨に師事。1962年、同人誌「海程」を創刊、主宰。1978年埼玉県文化賞受賞、1983年、現代俳句協会会長、1987年より朝日俳壇選者、1988年、紫綬褒章受章、1996年、句集「両神」で詩歌文学館賞受賞。1997年、NHK放送文化賞。2005年日本芸術院会員、2008年、文化功労者。 主な著書「種田山頭火 漂泊の俳人」「小林一茶」「感性時代の俳句塾」「放浪行乞」「わが戦後俳句史」「一茶句集」ほか。句集「少年」「蜿蜿」「暗緑地誌」「遊牧集」「金子兜太全句集」「黄金子兜太句集」「皆之」「詩経国風」「金子兜太集」第1巻~第4巻ほか。 又吉 直樹 (マタヨシ ナオキ) (著/文) 1980年大阪府寝屋川市生まれ。芸人。99年に上京し吉本興業の養成所に入り、2000年デビュー。03年に綾部祐二と「ピース」を結成。現在、執筆活動にくわえ、テレビやラジオ出演、YouTubeチャンネル『渦』での動画配信など多岐にわたって活躍中。またオフィシャルコミュニティ『月と散文』では書き下ろしの作品を週3回配信している。著書に、小説作品として『火花』『劇場』『人間』が、エッセイ集として『第2図書係補佐』『東京百景』などがある。 ISBN 978-4-09-825431-6 新書判 256頁 発行 小学館 発売日 2022年11月24日
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ゴールドサンセット
¥650
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,500円+税) ☆店長のひと言 「自分の人生の最期は何色ですかね。」 紹介 人生の黄昏を希望に変える温もり溢れる一冊 女子中学生、40代独身女性、定年退職後の男性、認知症の男性、ゲイの青年、妻と姑、老優……。人生十色、生きづらさを抱え、悩み傷つきながらもそれぞれが小さな希望を掬い取って行くさまを丁寧に描く感涙小説。 第一幕 ひろった光---同級生がいじめにより自殺。その事実に傷つきもがく少女が出逢う、隣部屋の老優。その奇妙な行動の果てには。 第二幕 金の水に泳ぐ---真面目に頑張って生きてきた40代独身女性。求職と婚活に戸惑いながら、人生を、自分を見つめ直して得た答えは。 第三幕 ゴールデンガールズ---定年後の男性。自分がかつてパワハラ、セクハラをしていた女性に偶然出逢うが……。痛快なラスト。 第四幕 なつかしい夕映え---老人の家を訪れる二人の若い男。その正体は一体?そして、珠玉の思い出とは。 第五幕 黄金色の名前---かつて女性の誰もが抱いていたつらさと葛藤を、女性ならではの目線で描ききる。 幕間 登場人物達が織りなす、出会いと絆。 終幕 ゴールド・ライト 老優の心に去来する悔恨に満ちた人生。そして戻らない深い愛。それでも生ききる強さ。 人生が、歳を重ねることが愛おしくなる作品です。 【編集担当からのおすすめ情報】 この小説は、昨年惜しまれながら解散した、さいたまゴールド・シアターから着想を得ました。とかくこの世は住みにくい。優しく真面目な人ほど生きづらい毎日。そんな誰しもが共感する登場人物達の思いや、古典演劇から引用した人生フレーズが心に刺さります。どこかにきっと、あなたが共感し、そして救われる言葉が、エピソードがあるはずです。そして、誰にでも訪れる「老い」や「死にゆくこと」。そこに想いをはせるきっかけにもなるはずです。老いることは悲しいことではない。どんな人生も、かけがえのないその人の人生。読後にはきっと、生きる勇気を与えてくれる、そんな一冊です。 著者プロフィール 白尾 悠 (シラオ ハルカ) (著/文) 神奈川県生。米国の大学を卒業後帰国、映画関連会社勤務等を経てフリーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、マーケター。17年R-18文学賞大賞&読者賞受賞、18年『いまは、空しか見えない』でデビュー。 ISBN 978-4-09-386638-5 四六判 240頁 発行 小学館 発売日 2022年4月5日
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雪沼とその周辺
¥380
【中古 状態きれい】 (参考:定価490円+税) ☆店長のひと言 「まちの名は“雪沼”だけれど、人はどうだろう。」 紹介 小さなレコード店や製函工場で、時代の波に取り残されてなお、使い慣れた旧式の道具たちと血を通わすようにして生きる雪沼の人々。廃業の日、無人のボウリング場にひょっこり現れたカップルに、最後のゲームをプレゼントしようと思い立つ店主を描く佳品「スタンス・ドット」をはじめ、山あいの寂びた町の日々の移ろいのなかに、それぞれの人生の甘苦を映しだす川端賞・谷崎賞受賞の傑作連作小説。 (新潮社HPより引用) ISBN 978-4-10-129472-8 文庫判 208頁 発行 新潮社 発売日 2007年7月30日
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にほんの詩集 萩原朔太郎詩集
¥1,100
【中古 表紙に少さい傷あり】 (参考:定価1,800円+税) ☆店長のひと言 「美しい表現とリズムに引き込まれました…。」 紹介 人間の感情のすみずみに響きわたる言葉で、人生や故郷を想う気持ちを謳い上げ、その後の詩の歴史に大きな影響を与えた詩人・萩原朔太郎。 恋情と哀愁、怒りと孤独の調べが心揺さぶる、日本を代表する叙情詩人の名詩選集。 「青猫」「旅上」「漂泊者の歌」ほか。 著者プロフィール 萩原朔太郎 (ハギワラサクタロウ) (著/文) 1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より短歌で活躍。旧制第五、第六高等学校いずれも中退。上京し慶応大学予科に入学するが半年で退学。マンドリン、ギターを愛好し音楽家を志ざす。挫折し前橋に帰郷した1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱欒』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。山村暮鳥を加え人魚詩社を結成、機関誌『卓上噴水』を発行。1916年、犀星と詩誌『感情』を創刊。1917年第1詩集『月に吠える』を刊行し、詩壇における地位を確立する。1925年上京し、東京に定住。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍し、詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没。 ISBN 978-4-7584-1403-6 四六判 160頁 発行 角川春樹事務所 書店発売日 2022年5月13日