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ぞうのマメパオ
¥1,760
☆店長のひと言 「あなたはだんだんめくりたくなる あなたはどんどんめくりたくなる」 紹介 【あらすじ】 ある冬の日、たまごのおつかいを頼まれたジュンちゃんは、 たまご屋さんに向かう途中で、迷い子らしき小さな象に出会います。 ダッ!小さな象は逃げてゆく。 「まって!」 果たしてジュンちゃんはこの象と仲よくなって、 お母さんとお父さんを見つけてあげることができるのでしょうか? 【作者・藤岡拓太郎より】 「かわいすぎて笑ってしまう」ようなものが描いてみたくなって、この絵本を作りました。 子どもが持つ愛らしい動きや言葉を描くことを軸に、シンプルでかわいい、 そして変な、おもしろい絵本が描けたと思います。 漫画っぽい要素もある絵本なので、 自分でひらがなが読めるようになった子どもたちにとっては、 この本が新しい世界の入口になってくれたらとても嬉しいです。 いつものように手作り読者カードも入っています。 子どもも大人も、ぜひ感想を聞かせてください。 著者プロフィール 藤岡拓太郎 (フジオカタクタロウ) (著/文) 1989年5月31日、大阪生まれ、大阪在住。2014年からTwitterとInstagramでギャグ漫画の発表を始める。著書に『藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない』、『大丈夫マン 藤岡拓太郎作品集』、絵本『たぷの里』(いずれもナナロク社刊)がある。かわいいと思うものは、トムとジェリー、ダンボ、パンダコパンダ。 ISBN:978-4-86732-011-2 Cコード:8771 A5判196ページ 発行:ナナロク社 初版年月日: 2022年4月9日
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たぷの里
¥1,320
☆店長のひと言 「この絵本を読んでも全く笑わない人だけがルッキズムに石を投げなさい。」 紹介 対象年齢 赤ちゃんから君まで あの『夏がとまらない』のギャグ漫画家、藤岡拓太郎の初めての絵本です。 何度読んでも笑える不思議なリズムです。 【作者コメント】 大げさじゃなく、赤ちゃんからおばあまで、おかんもおとんも浪人生も笑う絵本を作ろうと思いました。大人になって絵本から遠ざかっていた僕を笑わせてくれた長新太さんの絵本のように、この絵本も色んな人を笑わせてくれればうれしいです。たぷの里の腹を君にものせたい。 著者プロフィール 藤岡拓太郎 (フジオカタクタロウ) (著/文 | イラスト) 1989年5月31日、大阪生まれ。2014年からTwitterとInstagramでギャグ漫画の発表を始め、2017年に1ページ漫画をまとめた『藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない』(ナナロク社)を刊行。『たぷの里』は初めての絵本作品となる。笑いと映画とラジオと大相撲が好き。 Twitter @f_takutaro / Instagram @takutaro5 ISBN:978-4-904292-89-1 Cコード:8771 B5変型判42ページ 発行:ナナロク社 初版年月日: 2019年7月21日
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わたしが誰かわからない : ヤングケアラーを探す旅
¥2,200
☆店長のひと言 「ヤングケアラー…、突然そう呼ばれた人の戸惑いを想像できないあなたへ。」 紹介 「ヤングケアラー」について取材をはじめた著者は、度重なる困難の果てに中断を余儀なくされた。一体ヤングケアラーとは誰なのか。世界をどのように感受していて、具体的に何に困っていているのか。取材はいつの間にか、自らの記憶をたぐり寄せる旅に変わっていた。ケアを成就できる主体とは、あらかじめ固まることを禁じられ、自他の境界を横断してしまう人ではないか――。著者はふたたび祈るように書きはじめた。 目次 はじめに 1 薄氷のような連帯 2 いちばん憎くて、いちばん愛している人 3 わたしが誰かわからない 4 わたしはなぜ書けないか 5 抱えきれない言葉の花束 6 固まることを禁じられた身体──ケア的主体とは何か 7 自己消滅と自己保存──水滴のように 8 犠牲と献身と生まれ変わり──自由へ おわりに 【著者略歴】 中村佑子(なかむら・ゆうこ) 1977年東京都生まれ。映像作家。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。哲学書房にて編集者を経たのち、2005年よりテレビマンユニオンに参加。映画作品に『はじまりの記憶 杉本博司』(2012年)、『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』(2015年)がある。主なテレビ演出作に、「幻の東京計画 ~首都にありえた3つの夢~」(NHK BSプレミアム、2014年)、「地球タクシー レイキャビク編」(NHK BS1、2018年)など。本書が初の著書となる。 ISBN:978-4-260-05441-6 Cコード:3347 A5判232ページ 発行:医学書院 発売日: 2023年11月20日
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あなたのための短歌集
¥1,870
☆店長の一首 (お題)お店が潰れそうです。どうしたらいいですか? (短歌)潰れるか 潰れないかのドキドキを あなたは買った 退屈を売って 紹介 歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する、短歌の個人販売プロジェクトが一冊の本になりました。 これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収めています。 歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が詰まった歌集です。 【掲載予定のお題と短歌よりご紹介】 (お題)長い間、片想いしていた相手がいます。もう前に進もうと決めました。背中を押してくれる短歌をください。 (短歌)ふりむけば君しかいない夜のバスだから私はここで降りるね (お題)私は梅雨の時期に生まれました。雨が好きで、雨の短歌を詠んでいただきたいです。 (短歌)部屋にいる以外をしない雨の日の炎のようなあなたの寝癖 (お題)最近ずっともやもやとした悩みを抱えています。励みとなる短歌をください。 (短歌)いつからか頭のなかで飼っている悩みがついにお手を覚えた (お題)まっすぐ生きたい。それだけを願っているのに、中々そうできません。まっすぐに生きられる短歌をお願いします。 (短歌)「まっすぐ」の文字のどれもが持っているカーブが日々にあったっていい 装丁:名久井直子 著者プロフィール 木下龍也 (キノシタタツヤ) (著/文) 1988年生まれ。歌人。 著書に、『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』(共に書肆侃侃房 刊)、『天才による凡人のための短歌教室』(小社 刊)。 また、共著に、『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(岡野大嗣と共著、小社 刊)、『今日は誰にも愛されたかった』(谷川俊太郎、岡野大嗣との共著、小社 刊)がある。 ISBN:978-4-86732-006-8 Cコード:0095 四六判224ページ 発行:ナナロク社 初版年月日: 2021年11月1日
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リハビリの夜 (シリ−ズケアをひらく)
¥1,720
【中古 表紙に小さな傷あり】 (参考:定価2,000円+税) ☆店長のひと言 「障害や病気には、自分の感覚を相手に伝えられない(共有できない)壁があるが、筆者はそれを星野源もヤバがる言語化で超えていく。」 内容紹介 現役の小児科医にして脳性まひ当事者である著者は、あるとき「健常な動き」を目指すリハビリを諦めた。そして、《他者》や《モノ》との身体接触をたよりに「官能的」にみずからの運動を立ち上げてきた。リハビリキャンプでの過酷で耽美な体験、初めて電動車いすに乗ったときのめくるめく感覚などを全身全霊で語り尽くし、リハビリテーションを根底から定義しなおす驚愕の書。 はじめに 序章 リハビリキャンプ 第一章 脳性まひという体験 1 脳内バーチャルリアリティ 2 緊張しやすい体 3 折りたたみナイフ現象の快楽 4 動きを取り込み、人をあやつる 第二章 トレイナーとトレイニー 1 ほどかれる体 2 まなざされる体 3 見捨てられる体 4 心への介入が体をこわばらせる 5 体への介入が暴力へと転じるとき 6 女子大生トレイナーとの「ランバダ」 第三章 リハビリの夜 1 夕暮れ 2 歩かない子の部屋 3 歩く子の部屋 4 女風呂 5 自慰にふける少年 第四章 耽り 1 対比に萌える 2 取り込めないセックス 3 規範・緊張・官能 4 打たれる少女 第五章 動きの誕生 1 モノと作り上げる動き 2 人と作り上げる動き 3 「大枠の目標設定」が重要な理由 4 世界に注ぐまなざしの共有 5 助け合いから暴力へ 第六章 隙間に「自由」が宿る-もうひとつの発達論 1 両生類と爬虫類の中間くらい? 2 便意という他者 3 身体に救われる 4 むすんでひらいてつながって 5 衰えに向けて 注 文献 あとがき (医学書院ホームページより引用) ISBN:978-4-260-01004-7 A5判 264ページ 発行:医学書院 初版年月日: 2009年12月1日
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ある大学教員の日常と非日常 障害者モード、コロナ禍、ウクライナ侵攻
¥1,400
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,700円+税) ☆店長のひと言 「新しい環境に馴染むのが苦手な人にとっては、旅行も災害もつらいもの。」 紹介 ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く。日常と非日常が交差する、はてなきインナートリップの記録。 10年ぶりにウィーンへ研究旅行に行くべく、羽田空港に赴いた著者を待っていたのは、出国許可がおりないというまさかの措置だった……。発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、ダヴォス、ベルリン、そしてアウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。装丁・川名潤、装画・榎本マリコ。 「障害があるということは、ふだんから被災しながら生きているようなものだ。著名人の誰かがそのような発言をしたと思うのだが、(…)僕はこの言葉に大いに首肯できる。僕たちの日常は、災難だらけなのだから。障害者とは日常的な被災者なのだ。もとから被災していて、それだけでも大変なのに、疫病が流行し、コロナ禍の時代が出現した。(…)精神疾患の当事者がコロナ禍を生き、戦争を身近で感じた日々のちょっとだけ稀有な記録。それが本書の内容だ。」(「はじめに」より) 【目次】 はじめに──大学教員と精神疾患 第一章 コロナ禍時代の日常──京都にて 自助グループを主宰する発達障害者 基本、失敗の人生を生きている 好評を博した『みんな水の中』 「当事者研究」から「当事者批評」へ 研究の快楽 授業について 食べもののこと 「推し」に支えられて生きる 第二章 出国できませんでした──羽田空港での洗礼 いま海外って行けるんだ! 夢見心地の朝 大使館の窓口と格闘する 書類は揃ったぞ! 楽勝コースのはずだった 出国失敗 栗isうまい 第三章 中途半端な時期──ふたたび京都にて 立ちあがれ、オレよ 頭木弘樹讃 続・頭木弘樹讃 まさかの鼻血大出血、出発日前日の不眠 第四章 ウィーンとの合一──かつて帝都だった街で ウィーンを体になじませる 中心街 住居とマスク着用義務 食と障害者モード グリーンパス狂想曲 第五章 学ぶことを通じてのみ──教養体験、研究、外国語 美術とガラクタ 伝統音楽との戯れ 研究生活 「なろう系」としてのオーストリア語学習? 第六章 旅行と戦争──戦時下のアウシュヴィッツ訪問 各地への旅行(一) グラーツ、リンツ、ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト、ハルシュタット、メルク 各地への旅行(二) ダヴォスとベルリン 各地への旅行(三) ブラウナウ・アム・イン 各地への旅行(四) アウシュヴィッツ/ビルケナウ 帰国 著者プロフィール 横道誠 (ヨコミチマコト) (著/文) 京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。著書に、『みんな水の中──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『唯が行く!──当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)、『イスタンブールで青に溺れる──発達障害者の世界周遊記』(文藝春秋)、『発達界隈通信──ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます』(教育評論社)などがある。 ISBN:978-4-7949-7332-0 Cコード:0095 四六判264ページ 発行:晶文社 発売日: 2022年10月12日
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根っからの悪人っているの?
¥1,760
☆店長のひと言 「被害者であり続けた人が加害者になった瞬間に悪のレッテルを貼られる…、改めて考えると恐ろしい話です。」 紹介 シリーズ「あいだで考える」創刊!不確かな時代を共に生きていくために必要な「自ら考える力」「他者と対話する力」「遠い世界を想像する力」を養う多様な視点を提供する、10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 『根っからの悪人っているの?――被害と加害のあいだ』著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者4 人を中心に2 年間記録したドキュメンタリー。本書は、この映画を手がかりに、著者と10 代の若者たちが「サークル(円座になって自らを語りあう対話)」を行った記録である。映画に登場する元受刑者の2 人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え、「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。(装画:丹野杏香) 目次 はじめに 第1回 初めての対話 『プリズン・サークル』を観て 「わかりたい」と思うには 「違い」に出会う 第2回 真人さんとの対話 刑務所のリアル 犯した罪をめぐって 大切なものとサンクチュアリ コラム おすすめの音楽 サンクチュアリが壊れたあと 第3回 翔さんとの対話 感情に気づき、感情を動かす サンクチュアリをつくる 自らの罪を語る コラム 感情をめぐるワーク 聴く・語る・変わる 第4回 山口さんとの対話 事件に遭遇して??山口さんの被害体験 コラム 事件後の子どもとの関係性の変化 少年の居場所 少年と会う 被害者と加害者が直接会うこと??「修復的司法」 コラム 修復的司法の個人的な取り組み 揺れていい 第5回 最後の対話 4回の対話の感想 根っからの悪人っているの? おわりに 被害と加害のあいだをもっと考えるための 作品案内 著者プロフィール 坂上香(さかがみ・かおり) 1965年大阪府生まれ。ドキュメンタリー映画作家。NPO法人out of frame代表。一橋大学大学院社会学研究科客員准教授。映画作品に『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』『プリズン・サークル』(文化庁映画賞・文化記録映画大賞受賞)、著書に『プリズン・サークル』(岩波書店)などがある。 (創元社ホームページより引用)) ISBN:978-4-422-36015-7 Cコード:0336 四六判変型 192ページ 発行:創元社 発売日: 2023年10月17日
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言葉の風景、哲学のレンズ
¥1,430
☆店長のひと言 「“店長のひと言”も、みなさんにどう伝わっているのやら。」 内容紹介 言葉のコミュニケーションは、希望と切実さと複雑さに満ちている。「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位『言葉の展望台』著者が贈る、最新哲学エッセイ!「痛み」を伝える言葉、webの中の私の「言葉だけの場所」、「どういたしまして」の可愛さ、当事者視点からの語りかた、「からかい」が起きる場面、メタファーが見せてくれるもの、定義することへの懐疑、カミングアウトの意味とその先……。さまざまな哲学の概念や理論はそれぞれが一個のレンズで、このレンズを使って見た風景と、別のレンズを使って見た風景と、その両方を通した風景はすべて違っているかもしれないし、そのどれかが正しいわけではないかもしれない。でもいろいろなレンズを通してみることで、裸眼で見たのとは違う風景の可能性に気づき、新しい仕方で物事を理解したり語ったりしていくきっかけになるかもしれない。(本書「はじめに」より) 【目次】 痛みを伝える 言葉だけの場所 「どういたしまして!」の正体 該当せず からかいの輪のなかで たった一言でこんなにもずるい 給料日だね! 言葉のフィールド カミングアウト ぐねぐねと進む 安全な場所ーー『作りたい女と食べたい女』 命題を背負う 一緒に生きていくために 著者プロフィール 三木 那由他 (ミキ ナユタ) (著/文) 1985年、神奈川県生まれ。2013年、京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。2015年、博士(文学)。現在、大阪大学大学院人文学研究科講師。著書に『話し手の意味の心理性と公共性』『グライス 理性の哲学』、共著に『シリーズ新・心の哲学1 認知篇』、共訳書にブランダム『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』がある。 ISBN:978-4-06-533680-9 Cコード:0095 四六判 160ページ 発行:講談社 発売日: 2023年11月09日
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あんまりすてきだったから
¥1,540
☆店長のひと言 「そう言えば、“手紙は気持ち”とよく言われたなぁ。」 紹介 歌手のうたごえがあんまりすてきだったから、こんちゃんはお手紙をかきました。こんちゃんの心のこもったお手紙をはこぶゆうびんやさんは、なんだかうれしくなって、くちぶえをふきました。くちぶえをきいたやまめは、なんだかうれしくなって、しぶきをあげてはねました。こんちゃんのうれしい気持ちが、ふしぎとみんなに伝わって…。 すてき! と思った人にはお手紙を出しましょう。 うれしい気持ちがどんどん広がる、くどうれいん初めての絵本。 著者プロフィール くどう れいん (クドウ レイン) (著/文) https://rainkudo.com/ 1994年、岩手県生まれ。作家。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)『うたうおばけ』(書肆侃侃房)。歌集に『水中で口笛』(左右社)。小説『氷柱の声』(講談社)で第165回芥川賞候補。創作童話に『プンスカジャム』(福音館書店)がある。 みやざき ひろかず (ミヤザキ ヒロカズ) (イラスト) 1951年、奈良県生まれ。絵本作家。北海道教育大学特設美術課程卒業。『ワニくんのおおきなあし』で第1回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞を受賞。主な作品に「ワニくん」シリーズ、『チョコレートをたべた さかな』(共にBL出版)、『ほんのにわ』(偕成社)。さし絵を手がけた作品に『ひらがな だいぼうけん』(第19回椋鳩十児童文学賞、偕成社)『ドレミファどうぶつコンサート』(文研出版)などがある。 ISBN:978-4-593-10329-4 Cコード:8793 A4変型判32ページ 発行:ほるぷ出版 発売日: 2022年06月23日
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ごはんのずかん 1
¥990
☆店長のひと言 「粒が立ってる!これはもうおかわり確定です。」 内容紹介 おにぎりから世界のお米料理まで。 45万部突破の「コドモエのずかん」シリーズ最新作は、「ごはん」が大集合♪ たまごかけごはんやふりかけごはん、たきこみごはん、丼もの、お寿司、パエリア、オムライス…… ごはん処「きつねごはん」の店員さんたちが、豊富なメニューをご案内! ご注文はどれにしますか? ひと粒ひと粒を色鉛筆で描いた、ふっくらごはんをめしあがれ。 (白泉社ホームページより引用) 著者プロフィール 大森裕子 (オオモリユウコ) (イラスト) 1974年神奈川県生まれ。絵本作家。東京藝術大学大学院在学中よりフリーランスで活動をはじめる。主な絵本に、『おすしのずかん』『パンのずかん』『ねこのずかん』「へんなえほん」シリーズ(白泉社)、「よこしまくん」シリーズ(偕成社)、『ぼく、あめふりお』(教育画劇)、『チュンとカァのじゃんけんぽん!』(PHP研究所)『どうぶつまねっこたいそう』(交通新聞社)など多数。 ISBN:978-4-592-76319-2 Cコード:8793 B5変型判24ページ 発行:白泉社 発売日: 2023年03月03日
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おかしのずかん
¥1,100
☆店長のひと言 「あまいだけじゃありません。べんきょうにもなります。」 内容紹介 30万部突破の「コドモエのずかん」シリーズ最新刊は、みんな大好き「お菓子」♪ ショートケーキにモンブラン、チョコレートにクッキー、お団子におせんべい…… 食感や音や匂いまで味わえそうな、おいしそうなお菓子の数々をとくとご覧あれ! 生まれた国がわかる国旗マーク付き。 著者プロフィール 大森裕子 (オオモリユウコ) (イラスト) 1974年神奈川県生まれ。絵本作家。東京藝術大学大学院在学中よりフリーランスで活動をはじめる。主な絵本に、『おすしのずかん』『パンのずかん』『ねこのずかん』「へんなえほん」シリーズ(白泉社)、「よこしまくん」シリーズ(偕成社)、『ぼく、あめふりお』(教育画劇)、『チュンとカァのじゃんけんぽん!』(PHP研究所)『どうぶつまねっこたいそう』(交通新聞社)など多数。 ISBN:978-4-592-76281-2 Cコード:8793 B5変型判28ページ 発行:白泉社 発売日: 2021年03月04日
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パンのずかん
¥1,100
☆店長のひと言 「パン屋さんも必見?ワクワクがふくらみます。」 紹介 大ヒット『おすしのずかん』に続く、食べ物図鑑絵本第2弾です。生まれた国がわかる国旗マーク付き。パンができるまでの紹介も! 著者プロフィール 大森裕子 (オオモリユウコ) (イラスト) 1974年神奈川県生まれ。絵本作家。東京藝術大学大学院在学中よりフリーランスで活動をはじめる。主な絵本に、『おすしのずかん』『パンのずかん』『ねこのずかん』「へんなえほん」シリーズ(白泉社)、「よこしまくん」シリーズ(偕成社)、『ぼく、あめふりお』(教育画劇)、『チュンとカァのじゃんけんぽん!』(PHP研究所)『どうぶつまねっこたいそう』(交通新聞社)など多数。 ISBN:978-4-592-76233-1 Cコード:8793 B5変型判24ページ 発行:白泉社 発売日: 2018年09月05日
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りんごかもしれない
¥1,540
☆店長のひと言 「子どもの頃に想像したこと、今どうなってます?」 紹介 ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。 見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。 著者プロフィール ヨシタケシンスケ (ヨシタケシンスケ) (著/文) 1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、書籍の挿絵など、多岐に渡って活躍。主な著書に、「トリセツ・カラダ」(文・海堂尊/理論社)、「せまいぞドキドキ」(講談社)などがある。2児の父。本書が初の絵本作品となる。 ISBN:978-4-89309-562-6 Cコード:8771 32ページ 発行:ブロンズ新社 発売日: 2013年04月17日
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料理と利他
¥1,650
☆店長のひと言 「読むだけで料理の味が変わるかも。」 ★ブログ記事 https://iki-blo.blogspot.com/2022/04/blog-post_24.html 紹介 「自然−作る人−食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。 コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的な変化が語られがちな中、私たちが見つめ直し、変えられるのは、日常の中にあることから、ではないか。 ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』等の著書や料理番組で活躍する料理研究家の土井善晴と、『中村屋のボーズ』等の著書がある政治学者であり、最近は「利他」を主要なテーマの一つに研究をしている中島岳志。 異色の組み合わせの二人が、家庭料理、民藝、地球環境、直観、自然に沿うこと…等々、縦横無尽に語らい、ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を、ライブの興奮そのままに完全再現! 【イベント参加者の声】 ・視野が一万倍くらい広がりました。 ・日常を生きること料理して食べることが利他と地続きだなんて驚きです。 ・コロナの自粛期間中は、食品の買い出しと食事作りと後片付け、献立や何を買っておくべきかを考えるのがとても大変で、食事周りのことに時間を奪われているみたいで嫌になっていたけれど、おかげさまで気持ちをリセットすることができました。 ・本当に素晴らしい時間でした。まるで和食をいただいたような感覚になりました。一汁一菜と仏教が重なるとは思いもしませんでした。 MSLive!Booksシリーズ創刊第1弾!! 【MSLive!Booksとは?】 ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、「MSLive!」。 「MSLive ! Books」は、オンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。 著者プロフィール 土井善晴 (ドイヨシハル) (著/文) 料理研究家。1957年、大阪生まれ。フランス料理や日本料理を学んだ後、土井勝料理学校講師を経て、1992年に「おいしいもの研究所」を設立。十文字学園女子大学招聘教授、東京大学先端科学研究センター客員研究員。NHK「きょうの料理」、テレビ朝日「おかずのクッキング」の講師を各30年務めている。著書に『一汁一菜でよいという提案』『おいしいもののまわり』『土井善晴の素材のレシピ』などがある。 中島岳志 (ナカジマタケシ) (著/文) 1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『パール判事』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『「リベラル保守」宣言』『血盟団事件』『岩波茂雄』『アジア主義』『下中彌三郎』『保守と立憲』『親鸞と日本主義』『保守と大東亜戦争』、共著に『現代の超克』などがある。 ISBN 978-4-909394-45-3 四六判 168頁 発行 ミシマ社 発売日 2020年12月15日
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もの食う人びと
¥300
【中古 状態きれい】 (参考:定価720円+税) ☆店長のひと言 「新聞に連載していたとき読んでいました。過酷な状況と食事の描写の対比が衝撃でした。 紹介 バングラデシュで、旧ユーゴで、ソマリアで、チェルノブイリで…人びとはいま、なにを食べ、考えているか。熟達の記者・芥川賞作家の著者が、世界の飢餓線上を彷徨い、ともに食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、驚愕と感動のドラマ。現代報道の壁を突破し抜いた、世紀末の食の黙示録。文庫化に際し、新たに書き下ろし独白とカラー写真を収録。 目次 旅立つ前に 残飯を食らう 食いものの恨み ピナトゥボの失われた味 塀の中の食事 食とネオナチ 黒を食う モガディシオ炎熱日誌 麗しのコーヒー・ロード バナナ畑に星が降る 兵士はなぜ死んだのか 禁断の森 チェロ弾きの少女 儒者に食事作法を学ぶ 背番号27の孤独な戦い ある日あの記憶を殺しに〔ほか〕 著者プロフィール 辺見 庸 (ヘンミ ヨウ) (著) 小説家、ジャーナリスト、詩人。元共同通信記者。宮城県石巻市出身。宮城県石巻高等学校を卒業後、早稲田大学第二文学部社会専修へ進学。同学を卒業後、共同通信社に入社し、北京、ハノイなどで特派員を務めた。北京特派員として派遣されていた1979年には『近代化を進める中国に関する報道』で新聞協会賞を受賞。1991年、外信部次長を務めながら書き上げた『自動起床装置』を発表し第105回芥川賞を受賞。 ISBN:978-4-04-341701-8 Cコード:0195 文庫判 368ページ 発行:KADOKAWA 発売日: 1997年06月20日
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遠い町から来た話
¥1,980
SOLD OUT
☆店長のひと言 「大人になりきれない大人のための絵本とでもいいましょうか。」 紹介 誰にも愛されなかった物からペットを手作りすることやちっちゃな交換留学生のこと――平凡な毎日の奇妙で魔術的な断片に光を当て多様なスタイルの絵と共に紡いだ珠玉の名作! 著者プロフィール ショーン・タン (タン,ショーン) (著/文) 1974年オーストラリア生まれ。アストリッド・リンドグレーン賞、ケイト・グリーナウェイ賞ほか、映画『ロスト・シング』でアカデミー賞も受賞、作品は世界中で翻訳出版されている。代表作『アライバル』『ロスト・シング』『遠い町から来た話』など。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 翻訳家。訳書にS・タン『遠い町から来た話』『セミ』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、L・ベルリン『掃除婦のための手引き書』など。 ISBN 978-4-309-20577-9 B5変型判 96頁 発行 河出書房新社 発売日 2011年10月17日
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よるにおばけと
¥2,420
☆店長のひと言 「こんなやさしいおばけがいてもいいですよね。」 内容紹介 だいじょうぶ ここに いるよ 不安もためらいも抱えたまま、一緒にいこう。 ゆらめく内面の世界をみずみずしく描いた、画家みなはむ初の絵本。 著者プロフィール みなはむ (ミナハム) (著/文) 1995年生まれ。東京都在住。武蔵野美術大学日本画学科卒業。在学中から絵画を展示するなどの活動を続けるほか、装画を中心にイラスト・絵画の制作依頼を受ける。装画の仕事に『美しいからだよ』(思潮社)、『不可逆少年』(講談社)、『ここではない、どこか遠くへ』(小峰書店)など。 ISBN 978-4-909394-77-4 A4判 32頁 発行 ミシマ社 発売日 2022年10月21日
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ながいながいねこのおかあさん
¥1,320
☆店長のひと言 「読んだ後にグッと距離がちぢまるお話です。」 紹介 子猫のおかあさんは、体が長い長い猫。 ある風が強い日、子猫は遠くまで吹き飛ばされてしまいます。 おかあさんの顔を見たくて、心細い思いのままひたすら走る子猫。 さて、子猫はおかあさんに会えるのでしょうか? 人気作家の共作が実現! 親子の愛情を描いたお話です。 (画像 白泉社HPより転載) キューライス(著/文), ヒグチ ユウコ(イラスト) ISBN 978-4-592-76280-5 B5変型判 32頁 発行 白泉社 書店発売日 2020年11月2日
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偶然の散歩
¥2,200
☆店長のひと言 「ボーッとしている時間も、頭や心の中を散歩中と考えると、必要な時間に思えますね。」 内容紹介 思索、数学、子供との時間、今という瞬間… 偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい―― その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。 散歩は、子どもたちとの本当の散歩のときもあれば、先人や先達との、時空を超えた思索の散歩のこともあった。二度とない偶然の散歩を、心に刻みつけるように書いた。 (まえがきより) 日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。 『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。 目次 ――散歩に行こうよ 第一章 プロムナード 散歩へ/網/言葉を生きる/時差/転ぶ/数学の演奏会/「わかる」と「操る」/「アリになった数学者」/心が降り立つ/精進/役に立たない/数字の起源/未来の種/メタメディア/日本語の数学/生きがい/思い出す/メッセージ/読み、書き、数学/懐かしい場所/爽やかな風/学校の未来/得ることと手放すこと/「正しさ」の正しさ/偶然の散歩 第二章 偶然の家族 翁/二つの奇跡/生命/旅/家族/祖父へ 第三章 ともに歩く ともにあること/じっとその場で/道草の記憶/遅々として、遠くまで/家は思い出/一冊の本/誰にもわからない未来へ/月食/生きる ――永遠の散歩 著者プロフィール 森田真生 (モリタマサオ) (著/文) 1985年、東京都生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。2015年10月刊行のデビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に、『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇坂克二/福音館書店)などがある。 ISBN 978-4-909394-74-3 四六判 240頁 発行 ミシマ社 書店発売日 2022年9月22日
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こといづ
¥1,980
☆店長のひと言 「美しい文章と挿絵、所々に仕掛けもあったり、、素敵な曲みたいな一冊です。」 紹介 ピアノを弾くように、歌をうたうように綴られる言葉。 世界がいとおしくなる著者初、待望のエッセイ集。 『こといづ』とは「コトが出づる」という意味の造語です。 丹波篠山の小さな村で暮らす日々の驚きと発見、84歳のハマちゃん、98歳のシヅさん、 昔気質の大工職人スエさんをはじめとする愛すべき村人たちとの交流、映画音楽が できるまでの苦悩と喜び、ソロモン諸島、エチオピアでの旅の話、自然と人間の 限りあるいのちについて……。ピアノを弾くように、歌をうたうように綴られる著者の 言葉を、2012年から現在まで続く雑誌ソトコトの連載から収録。この世界のすべてが いとおしくなる、高木正勝さん初の書籍です。 目次 はじめに 【げんてん】 あたらしいまち なつかしや、わがともよ じなんぼうのよろこび20 てんさい てんさい2 しらいき かんちがい じくうりょこう みみ 【ちいさなむら】 おひっこし たね むくむく ちゃんと、ひとまず ふゆふゆす にじみ ちからのなみ すで ちから 【にねんめ】 ゆびさき ゆうたいりだつ はるなつあくふゆ やみのおくとひかるおくとまじわる ころころこころ はるよこい たにのはまべ ぐるり いまはのきわ なついちばん うたわにゃそんそん 【やまえみ】 やまさきうた おやま うつろい おやまのぴあの ひそかごと ひとつうたえばななつひらいて はなみち にこ すくすくと はなわらう ほっほ 【よはく】 あいらぶゆ やがて あたたかい あらた たぷんたぷん うつわ ひきつぐ いろは マージナリア 【こといづ】 いのち ごくらく やさしいのがよい えいがおんがく ほどいては、あみなおして ふわふわしたかたまり おひいづ あらゆる めぐみ(歌詞と楽譜) おわりに 著者プロフィール 高木正勝 (タカギマサカツ) (著/文) 高木正勝(たかぎ・まさかつ) 音楽家/映像作家。1979年生まれ、京都府出身、兵庫県在住。長く親しんでいるピアノで奏でた音楽、世界を旅しながら撮影した“動く絵画“のような映像、両方を手掛ける。細田守監督作『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』の映画音楽をはじめ、CM音楽などコラボレーションも多数。 ISBN 978-4-86324-129-9 A5変型判 260頁 発行 木楽舎 発売日 2018年11月23日
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縁食論 孤食と共食のあいだ
¥1,870
☆店長のひと言 「田舎でよく見られる育てた野菜のやりとりなどは縁食の発想そのものでは?」 紹介 子ども食堂、炊き出し、町の食堂、居酒屋、縁側… オフィシャルでも、プライベートでもなく。 世界人口の9人に1人が飢餓で苦しむ地球、義務教育なのに給食無料化が進まない島国。ひとりぼっちで食べる「孤食」とも、強いつながりを強制されて食べる「共食」とも異なる、「あたらしい食のかたち」を、歴史学の立場から探り、描く。 現代社会が抱える政治的、経済的問題を「家族や個人のがんばり」に押し付けないために。 目次 第1章 縁食とは何か 孤食と共食のあいだ 孤食の宇宙/しわ寄せ引き受け装置/共食という袋小路/子ども食堂の「弱目的性」/ベーシックインカムと食堂/炊き出し/「縁食」という食のあり方/縁食の使用例/「かざぐるま」としての縁食 第2章 縁食のかたち 1 公衆食堂の小史 食をめぐる関係性の貧困/きっかけは第一次世界大戦/文化が集積する場所 2 食の囲い込み 「家族愛」という罠/囲うこと/近代家族とちゃぶ台/学食のパーテーション 3 食の脱商品化考 食べものに値段がなかったら/五つの問題を乗り越える/メカニズムを保つために捨てられる食品/食べものの特質から考える 第3章 縁食のながめ 1 弁当と給食の弁証法 弁当の魅力/弁当の暴力/給食の暴力/弁当と給食の弁証法 2 無料食堂試論 思考の風景/ムラサキシキブの食堂にて/飢餓と関係性/食をめぐるアイディア/有機認証のいらない有機農作物/アテネのアゴラ/インドの無料食堂 3 縁側のタバコ おやつの時間/縁側の力/オフィシャルでもなく、プライベートでもなく/縁食の縁 第4章 縁食のにぎわい 1 死者と食べる 死者のおむすび/大尉の銀シャリ/中国人のトウモロコシ/死者との縁食/死者とともに食べる 2 食を聴く せんべいの音/胎児の聴く音/こすり合う音/縁食の音 3 縁食の祭り『ポースケ』に寄せて 言葉を飲み込む/佳枝の場合??睡眠障害者の居場所/ヨシカの場合??誰かの薄い気配/ポースケ縁食の祭り/別れ 第5章 縁食の人文学 1 「もれ」について「直耕」としての食 生命の動詞、「洩る」/昌益の「土と内臓」論/「もれ」の効用/基本的に食べものは「あまる」 2 パンデミックの孤独「居心地のよい空間」をめぐる人文学 パンデミックが機能させないもの/ひとり親の声が示す社会の脆弱性/シングルマザーの言葉の有用性/「サードプレイス」について/「サードプレイス」はひとり親を排除するのか/アウシュヴィッツの縁食 著者プロフィール 藤原辰史 (フジハラタツシ) (著/文) 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専門は農業史、食の思想史。2006年『ナチス・ドイツの有機農業』で日本ドイツ学会奨励賞、2013年『ナチスのキッチン』で河合隼雄学芸賞、2019年日本学術振興会賞、同年『給食の歴史』で辻静雄食文化賞、『分解の哲学』でサントリー学芸賞を受賞。『カブラの冬』『稲の大東亜共栄圏』『食べること考えること』『トラクターの世界史』『食べるとはどういうことか』ほか著書多数。
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ほぐほぐマムアンちゃん
¥1,650
☆店長のひと言 「まじほぐれます」 紹介 こころが沈んでどうしようもないとき。悩みのループから抜け出せないとき。傷ついて立ち直れないとき。気持ちの落ち込みが激しいとき。 14の悩みに、タムくんが答えました。傷ついたあなたによりそい、自分にはなかった視点をもらえる、マムアンちゃんの姿に励まされる。 タイ語でマンゴーはマムアン。髪型がマンゴーの形だからマムアンちゃん。 落ち込んだら、ほぐほぐされよう。 著者プロフィール ウィスット=ポンニミット タムくんという愛称で知られるマンガ家・アーティスト。日本のマンガに熱中した少年時代を経て、神戸の日本語学校に留学。 星野源、くるり、細野晴臣ほか、ミュージシャンとコラボレーションするなど多方面で活躍中。ホームレスの人の社会的自立を応援する雑誌「ビッグイシュー日本版」に長年四コママンガを連載。マムアンちゃんのイラストにメッセージを添えた「ひとこと」が人気を博す。 インスタグラムのフォロワーは約17 万人。タイのバンコク在住。 (岩波書店HPより転載) ISBN 978-4-265-85177-5 B5変型判 64頁 発行 岩崎書店 発売日 2020年11月5日
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ファッションマジック
¥2,500
☆店長のひと言 「しまむらでいっぱい買わなくてもセンスを磨ける、、マジック!」 紹介 ヒグチユウコが描く人気の猫たちを、自由自在に好みのファッションに変身させて遊べる文字無し仕かけ絵本。 上・中・下3分割のカード用紙(リング付き)をパタンパタンとめくって、何通りもの服装パターンを楽しめます。 ドレス、水着、マント、Tシャツ、レインコート、ワンピースなど…。 ファッションセンス抜群のおしゃれな1冊。 著者 ヒグチユウコ 画家・絵本作家。 2019年に自身のギャラリー「ボリス雑貨店」をオープンし、定期的に個展を開催。 近作には、描き下ろし画集『Fear』(ボリス文庫)を2021年2月に発売。 著書は『せかいいちのねこ』『いらないねこ』『ほんやのねこ』『ギュスターヴくん』(白泉社)、 『ヒグチユウコ 作品集』『BABEL Higuchi Yuko Artworks』『ヒグチユウコ画集 CIRCUS』(グラフィック社)など多数。(ヒグチユウコHPより抜粋) ISBN 978-4-592-73304-1 B5変型判 60頁 発行 白泉社 書店発売日 2021年8月3日
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うしろめたさの人類学
¥1,870
☆店長のひと言 「この本を読むのにうしろめたさは不要です!」 紹介 市場、国家、社会… 断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。 その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。 強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある! 「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。 京都大学総長・山極壽一氏推薦! 世の中どこかおかしい。なんだか窮屈だ。そう感じる人は多いと思う。でも、どうしたらなにかが変わるのか、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからない。国家とか、市場とか、巨大なシステムを前に、ただ立ちつくすしかないのか。(略)この本では、ぼくらの生きる世界がどうやって成り立っているのか、その見取り図を描きながら、その「もやもや」に向き合ってみようと思う。 ―「はじめに」より 目次 はじめに 第一章 経済―「商品」と「贈り物」を分けるもの 第二章 感情―「なに/だれ」が感じさせているのか? 第三章 関係―「社会」をつくりだす 「社会」と「世界」をつなぐもの 第四章 国家―国境で囲まれた場所と「わたし」の身体 第五章 市場―自由と独占のはざまで 第六章 援助―奇妙な贈与とそのねじれ 終 章 公平―すでに手にしているものを道具にして おわりに 「はみだし」の力 著者プロフィール 松村圭一郎 (マツムラケイイチロウ) (著/文) 1975年、熊本生まれ。京都大学総合人間学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。岡山大学大学院社会文化科学研究科/岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有や分配、貧困と開発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『文化人類学 ブックガイドシリーズ基本の30冊』(人文書院)がある。 ISBN 978-4-903908-98-4 四六判 192頁 発行 ミシマ社 発売日 2017年9月16日