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ビッグイシュー477号
¥450
☆店長のひと言 「あの惨状を許してしまう神様って何様なんでしょうか。」 【内容紹介】 特集 ガザ76年 2023年10月7日、ハマース主導のパレスチナ人戦闘員による越境奇襲攻撃に対して、イスラエルによる未曽有の攻撃が始まりました。 1948年のパレスチナ人の祖国喪失から76年、ガザと西岸地区のイスラエル軍事占領から57年、そして07年のガザ完全閉鎖から17年目。物資も人間の移動もできず、住民の多くが貧困状態にあるなかでの、攻撃です。岡真理さん(早稲田大学教授)は、この状況を“ジェノサイド”だと言います。岡さんの案内で76年の歴史を俯瞰し、ガザで起きていることの背景と本質を聞きました。 また、世界でさまざまな抗議運動が起きています。その一つに、パレスチナの抵抗の象徴、風刺漫画家ナージー・アル・アリーが生んだ10歳の少年「ハンダラ」の後ろ姿に、漫画家が自身の漫画のキャラクターの後ろ姿を並べるアクションがあります。画家の松下真理子さん、漫画家の川勝徳重さん、写真家のゾフレミハさんに、日本版について話を聞きました。 この戦争をとめるために、パレスチナとガザの76年の歴史と今を知りたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ノラ・ジョーンズ デビュー作がジャズアルバム史上最高の売上を記録し、その後も精力的に作品を発表し続けてきた、ジャズシンガーでピアニストのノラ・ジョーンズ。その華々しいデビューから新作アルバム『ヴィジョンズ』に至る道のりを振り返ります。 リレーインタビュー・私の分岐点元ショートトラックスピードスケート日本代表 勅使川原 郁恵さん ブレードで顔を切り、14針縫う事故でも、大好きなスケートはやめたくなかった 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣の治療③ 夕暮れ迫るなか、赤ちゃんチーター捕獲に成功 国内記事 青空の下、山谷・玉姫公園で「りんりんふぇす」開催 表現する人 東弘一郎さん。30台近い自転車の部品使う「無限自転車」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 日銀の金融政策変更は「?」だらけ コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 スマホに時間を費やしてしまいます ☆ キャベツと塩昆布のスパゲティ ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 人の心を惹きつける香りの効用 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』コヴァチェヴィッチ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー476号
¥450
☆店長のひと言 「マリファナは嫌いですがボブ・マーリーは好きです。」 【内容紹介】 特集 「ネガティブ・ケイパビリティ」を生きる “どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力”を意味する「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を聞いたことがありますか? これは英国の詩人キーツが弟たちに宛てた手紙に書き記した言葉です。帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)さん(精神科医、作家)は精神科医になって6年目の頃、この言葉に出合って衝撃を受け、その後も自分自身を支え続けてくれる言葉になったといいます。 キーツの手紙から150 年後、これを当時英国で高名だった精神科医ビオンが著書の中で、“ネガティブ・ケイパビリティ”の重要性とともに“精神分析に不可欠”と取り上げました。ビオンに再発見された“ネガティブ・ケイパビリティ”は医療、文学・芸術の領域のみならず、広い分野で使われるようになりました。 今、社会にはどうにも対処しようのない問題があふれています。帚木さんに、キーツ、ビオン、そして医療、教育、芸術、寛容などを通して、“ネガティブ・ケイパビリティ”の神髄に迫る話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:ボブ・マーリー 伝説的なベスト・アルバム『レジェンド』がビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りの記録を打ち立てるなど、世界で最も愛されてきた“レゲエの神様”ボブ・マーリー。そんな彼の生涯を描いた映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が5月に公開されます。 ボブの息子であり、映画のプロデューサーも務めたジギー・マーリーが父の苦悩や葛藤、後世に託した思いを語りました。 また、セックス・ピストルズやジェームズ・ブラウン、ザ・ストーン・ローゼズなど、音楽シーンを代表するアーティストたちを撮影し、世界的な人気を集めているデニス・モリスが、写真家として第一歩を踏み出すきっかけとなったボブ・マーリーとの出会いについて語りました。 リレーインタビュー・私の分岐点スポーツコメンテーター 八木沼純子さん 88年、カルガリー五輪の選考大会であった全日本選手権にフィギュアスケーターとして初登場し、14歳という記録的な若さで代表の切符をさらった八木沼純子さん。フィギュアスケートのインストラクターとして新しい道を歩み出している、今がまさに人生の分岐点だといいます。プロスケーター時代から根底にある、その思いとは? 国際記事 地球の平均気温、今年「1.5℃」上昇!? WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 能登半島地震レポート② 奥能登。水・物資の受け取りで終わる被災者の1日 監督インタビュー 『劇場版 再会長江』竹内亮監督 表現する人 「不在」と「実在」を行き来する彫刻 中谷ミチコさん 連載記事 原発ウォッチ 文献調査から概要調査へ進めたいNUMO 浜矩子の新ストリート・エコノミクス バイデン演説ににじみ出た真摯 雨宮処凛の活動日誌 ガザの死者3万人。「虐殺やめろ」の声が響く ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 手作りの良さ、再発見したことありますか? ☆ おむすび弁当 ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』 劉子承 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー475号
¥450
☆店長のひと言 「“のびのび生きる”から“生きのびる”を教える時代へ、、か…。」 【内容紹介】 特集 生きのびるデザイン 資源を採掘し、モノを作り、捨てる「リニア(直線)型の経済」は、気候危機、資源の枯渇など地球環境に大きな負荷を与えてきました。それに代わって進められているのが、あらゆる段階で資源の循環的な利用を図る「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」です。 永井一史さん(多摩美術大学教授)は、多摩美術大学の共創プロジェクト“すてるデザイン”を立ち上げ、デザインを通して、ごみを資源として循環させていく手がかりを探ります。 WOTA(ウォータ)株式会社は、電源と約100ℓの種水で、通常2人のシャワーを約100人に提供する「WOTA BOX」などを開発。 ユニ・チャーム株式会社は、使用済み紙パンツを再び紙パンツに戻す水平リサイクルを実現し、自治体や医療・介護施設での実証実験を始めました。 iFixit(アイフィックスイット)は、携帯電話やPCや家電製品、衣類など約10万種類の修理ガイドを12ヵ国語で提供する、世界最大の無料のオンラインコミュニティ。日本でのサーキュラーエコノミー実現はこれからです。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ケイリー・スピーニー ソフィア・コッポラ監督の最新作で、エルヴィス・プレスリーの元妻であるプリシラを演じ、第80 回ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー。13 歳で役者を目指し、話題作への出演を叶えた現在の思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点プロフィギュアスケーター 本田武史さん 史上最年少の14歳で全日本選手権優勝を飾るとともに、98年長野五輪へも史上最年少の16歳で出場。日本人として初めて競技会で4 回転ジャンプを3 回成功という偉業を成し遂げた本田武史さん。兄と一緒にスピードスケートをしていた9歳の時、フィギュアをやってみないかと声をかけられ、転向することに決めたことが、人生最初の分岐点だったと言います。長野五輪後、この先何をしたらいいのかわからなくなったという本田さんが、米国からカナダへ拠点を移すきっかけとなった出来事とは? 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣の治療② サバイバル能力が高い、チーターの赤ちゃん 国内記事 創刊20周年記念イベント 「いまこそ語ろう!生きたい社会のポリティクス」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 政倫審で露呈した与党政治家の破廉恥さ コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 苦手な体育に向き合うべきですか☆ 長芋焼き ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 料理や明かり、抗酸化作用 ゴマの力 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』マイケル FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー474号
¥450
☆店長のひと言 「語るべき出来事がない人生は良いのか悪いのか。」 【内容紹介】 ふくしまの13年 東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故が起きて13年が過ぎます。今も福島の原発周辺の7町村には帰還困難区域があり、廃炉作業は最大の難関の燃料デブリの取り出しが始まらず、計画より遅れています。 さらに、1号機のペデスタルという原子炉を支える鉄筋コンクリート製の土台が壊れ、鉄筋がむき出しになっている状況が明らかになるなど、新たな問題も出てきています。昨年夏には、漁業者をはじめ多くの反対を押し切って処理汚染水の海洋放出も開始されました。 事故から時を重ね、影響はより多様化して複雑に絡み合い、意識して凝視しないと、わかりにくくなっています。そのなかで福島の人々や地域、自然と向き合い、自身の仕事や研究、支援活動に取り組んでいる人たちがいます。それぞれの話からこの13年、そして今の福島の断片が見えてきます。 1.蟻塚亮二さん 「悲しみと希望が交錯する診察室の奇跡」 2.土井敏邦さん 「壮絶な苦悩と証言」 3.崎山比早子さん 「甲状腺がん患者の支援を」 4.近藤学さん 「大堀相馬焼の地に帰る」 5.鈴木譲さん 「海と海に生きる生きものたち、漁業を守る」 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー:ノバク・ジョコビッチ 36 歳の今もテニスプレーヤーとしてトップを走り続け、昨年には世界ランキング1 位の通算在位が前人未到の400 週に到達したノバク・ジョコビッチ。 自身の財団を通じて慈善事業などにも取り組んできた彼が、幼少期に戦火を生きのびた経験、テニスにかける熱い思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点スポーツキャスター 荻原次晴さん ノルディック複合選手として、95年の世界選手権では団体金メダルを獲得。98年には念願の長野五輪に出場して入賞を果たし、引退後はスポーツキャスターとしてメディアに出演する荻原次晴さん。1992年のアルベールビル五輪で双子の兄である荻原健司さんが金メダルを取ったことが、人生を揺るがす分岐点だったと言います。一卵性双生児で顔がそっくりだったため、街で見知らぬ人から頻繁に声をかけられるようになり、自分の存在を全否定されたように感じた荻原さんが考えた解決策とは? 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 能登半島地震レポート① かかわるタイミングは長い目で ピースボート災害支援センター 連載記事 原発ウォッチ! 福島第一原発、廃炉作業はすでに10 年遅れ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 日本株の快進撃はその先が怖い 雨宮処凛の活動日誌 「ルポ死亡退院」ほか、貧困ジャーナリズム大賞 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 英語が苦手ですが交流を深めたいです ☆ 菜の花チャンプルー ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ブラジル『トラソス』 ブランコ 表現する人 加治 聖哉さん 躍動する、原寸大の生き物たち FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー473号
¥450
☆店長のひと言 「ないのではない。見えていないだけ。」 【内容紹介】 特集 生きもの道、生きものの巣 生き物を観るには郊外や野山に出かけなくてもいいと話すのは“生き物の通り道”を熟知する、佐々木洋さん(プロ・ナチュラリスト®)です。「スマートフォンから目を離して空を眺めてみたり、通勤の途中でも緑地や歩道で立ち止まり意識してまわりを眺めてみると、ここにもあそこにも生き物の通り道がある」と言います。 一方で、そんな生き物たちの多くは、新しい生命を生み育てるための基地として巣、ホームをつくっています。哺乳類、鳥、昆虫などの生き物が多様な地球環境の中でつくる巣を描いてきた、鈴木まもるさん(画家・絵本作家、鳥の巣研究所)は言います。「巣をつくることは、その生命を知ることでもあるし、それらが生きている環境を知ることにもつながる。『つくる』とはなにか、『生きる』とはなにかを教えてくれる」 地球も街も人間だけのものではありません。見ようとしないと見えない“生きもの道”の存在を感じ、見ているだけでは気づけない“生きものの巣”を知りたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ボーイジーニアス 当代屈指のソングライターであるジュリアン・ベイカー、フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダッカスの3人が集まり、2018年にデビューしたトリオ・バンド「ボーイジーニアス」。昨年に発表した1st アルバムは世界各国で1位を記録するなど、その人気はとどまるところを知りません。 女性やLGBTQ+の権利侵害にも声を上げてきた、彼女たちの思いを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点元フリースタイルスキー・モーグル日本代表 上村愛子さん オリンピック出場でメダル取れず 被災地で「がんばって」の言葉に再挑戦 国際記事 英国。刑務所に収監される「現代奴隷」被害者たち 人身取引を背景にした強制労働や強制結婚など「現代奴隷」とも言える状況に置かれた被害者は、世界に約4960万人が存在するとされています(2021年『現代奴隷制の世界推計』より)。いずれも脅迫、暴力、欺瞞(ぎまん)、権力の濫用などによって、本人が拒否することも離脱することもできないまま搾取される状況ですが、近年、英国において彼ら被害者が犯罪行為に利用された結果、刑務所に多数収監されている事実がわかってきました。この問題について調査研究を続ける、エセックス大学ロースクール准教授のマリヤ・ヨヴァノヴィッチからレポートが届きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 肉食獣、ライオンとチーターの治療(前編) 国内記事 映画インタビュー 『風よ あらしよ 劇場版』柳川強さん 表現する人 事件を追体験し、自画像で描くリトグラフ 松元悠さん 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス インボイスはノンボイス コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 趣味の時間の作り方を教えてください☆ たっぷり豚汁 ☆ 池内了の市民科学メガネ 魚に多く含まれる、EPAとDHAの効能 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』ダイ・ジアリー FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー472号
¥450
☆店長のひと言 「特集で紹介されているマンガたちがどれも良さそうでけしからん!」 【内容紹介】 特集 マンガで、社会の問題を読む 文学作品に比べ、マンガは単なる暇つぶしと思われている節があります。 しかし、20代の終わりに大学院で研究テーマを近現代文学からマンガに変更、その後15年近くマンガを読み続けてきたトミヤマユキコさん(東北芸術工科大学芸術学部准教授)は「マンガがくれる感動や発見が文学に劣るということはない。マンガを人生の参考書にしないなんてもったいない!」と言います。また「マンガの読み筋は決して一つではない」として、著書では10代の悩みや女性の労働を切り口にマンガ作品を紹介しています。 トミヤマさんに、労働問題や社会の問題という視点から、読んでおもしろく興味深いマンガ作品の紹介をお願いしました。 今、多くの若い才能が集中し、多岐にわたるマンガ作品が生まれる日本で、マンガを多角的な視点から読む魅力に迫ります。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー:サヘル・ローズ 表現者として演技の世界やメディアで活躍するとともに、児童養護施設の支援や人権問題などに取り組んできたサヘル・ローズさん。 イラン出身である自らのアイデンティティに思い悩みつつも、心の自立を求めて、世界各地の難民キャンプや支援施設を積極的に訪ねてきました。そして今、5年にわたる心境の変化と、平和への思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点白馬村長 丸山俊郎さん 家業を離れて上京、オーストラリアにも。 世界からお客が来る旅館に 国際記事 路上生活を解消する、小さな一戸建てコミュニティ ホームレス問題を解決するため、路上生活を送る人々に魅力的な極小住宅を提供している、カナダ・フレデリクトン市の「トゥエルブ・ネイバーズ」プロジェクト。 発起人のマルセル・ルブランと住民代表のアルが、現地のストリートペーパー『リティネレール』誌の記者を連れ、この新しいコミュニティを案内しました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 今、縄文の森へと回帰。冬でも緑の大文字山 「京都五山送り火」の一つ、「大」の字の火床があることでも知られる大文字山(標高466m)は、慈照寺・銀閣の借景でもある如意ヶ岳の西部分に広がります。この大文字山の森を「森 の案内人」三浦豊さんと歩き、人々の生活の変化がもたらした森の風景の移り変わりについて聞きました。 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・冬 大きなエゾシカ 連載記事 原発ウォッチ! 能登半島地震 ずれた150kmの断層 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 好循環はいつまでも好循環なのか 雨宮処凛の活動日誌 コロナ5類移行後、初めての年末年始 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 知人に誘われたジムをやめたい☆ 水餃子鍋 ☆ 生存の危機まで追い詰められ、ホームレス化する仮放免者 大澤優真さん 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』ロン・K FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー471号
¥450
☆店長のひと言 「人はなぜ新種を発見したがるのか。」 【内容紹介】 特集 一期一会、新種発見 地球上には推定870万種もの生物が存在しているそうですが、学名が付いているのはそのうちの2割程度だとも言われています。残りの学名のない生物は、長い進化の歴史を生きてきた(いた)が、まだ人間に見つけられていないだけで、人間がその生物を発見し学名を与えた時、それは新種となります。 新種は生きた個体とは限らず、博物館に保管されていた標本がじつは新種だったり、絶滅した生物が新種であったりすることも。そして、分類学者だけでなく、専門外の人が先入観にとらわれず新たな視点から未知種を発見するケースもあります。 未知の生物が発見され、その生物が新種として記載されるまでには、どのような物語があったのでしょうか? 森久拓也さん(生物写真家)、田金秀一郎さん(鹿児島大学総合研究博物館)、今田弓女さん(京都大学大学院)、馬場友希さん(農研機構)、相場大佑さん(深田地質研究所)に話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー クイーン ブライアン・メイ 今年2月、新たなボーカリストであるアダム・ランバートとともに来日し、全国4ヵ所全5公演のドーム・ツアーを行うクイーン。そのギタリストであるブライアン・メイが、ファンから寄せられた数々の質問に答え、今は亡き伝説のボーカリストであるフレディ・マーキュリーへの思い、自身の音楽活動で最も誇りに感じられた瞬間などを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点株式会社ズクトチエ 共同代表 和田寛さん 登山、冬にスキー、頻繁に通った白馬 今、春夏秋の美しさを知ってもらいたい 国際記事 “ごみ”で着飾った荘厳で哀しい精霊たち ごみを捨てる人がいる。その一方で、ごみに神秘を見出し、環境保護活動に役立てようと考える人もいます。それが写真家ファブリス・モンテイロです。シリーズ作「ザ・プロフェシー(預言)」では、世界各地の荒れ果てた地で、美しくも、ごみなどで着飾った精霊が地面からそそり立つ哀しげな姿を撮影。地球が一刻を争う状況に置かれていることを伝えようとしています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 手しごと ことはじめ ”ダーニング” あえて見せたい、繕い Tansaレポート その2 PFOA 汚染地・大阪で PFAS 疫学調査スタート 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス うなぎ総裁のアリバイづくり コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 同じだけ勉強しても友達に勝てません☆ バナナ・パンケーキ ☆ 池内了の市民科学メガネ 寒い夜、健やかな眠りのために 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』ビョルネ 監督インタビュー 「北朝鮮」と聞いて思い浮かべるのは、そこに暮らす人々のことではなく、「金政権が世界に見てほしいと望んでいるものばかり」と話すのはドキュメンタリー映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』を監督・編集した米国のマドレーヌ・ギャヴィン監督。脱北を目指す家族を記録する中で考えたこととは? FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー470号
¥450
☆店長のひと言 「加古里子を“かこさとこ”と読んだあの日…。」 【内容紹介】 特集 沖縄、百年の食卓 食べることは生きること。長寿で知られる沖縄県国頭郡大宜味村に、1990年、金城笑子さんが自宅のガレージを改装してオープンした「笑味の店」がある。 沖縄で育った金城さんは栄養士として学校給食に携わっていたが、大宜味村で島野菜を育て、おいしいごはんとおかずをつくって暮らす元気な“おばぁたち”の姿に出会い、沖縄の伝統食材や料理を次代に伝えようと決意した。それから33年、今や若い人たちにも人気の店になった。 「どの土地にも昔から伝わる食材や郷土料理があるけれど、地元にいるとそれが宝物だとなかなか気づけないから、伝えていきたい使命感がある」と言う金城さん。世界に食の危機が忍び寄る今、沖縄“100年スケールの食”と出合い、私たちの食を考えたい。 金城さんとともに“おばぁたち”の話を聞き取ってきた、沖縄在住の黒川祐子さん(アイデアにんべん)、フォトグラファーの田村ハーコさんに、取材と撮影をお願いした。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:トーベ・ヤンソン 第二次世界大戦中に平和を切望し、世界中で大人気となる「ムーミン・シリーズ」を執筆した、フィンランド出身のトーベ・ヤンソン(1914~2001)。そのトーベ自身も愛したパペット・アニメーションの新作映画『ムーミンパパの思い出』公開に合わせ、トーベがムーミン作品に込めた思いに迫ります。 リレーインタビュー・私の分岐点ISEKIさん 音楽を続けるため、回り道を決めた。 手放すことで、新しい何かが手に入る 国際記事 英国。生活費の高騰に、年間2億食分の食料を提供 昨年5月に「戴冠式(コロネーション)」を終え、11月には 75歳の誕生日を迎えた英国王のチャールズ3世。現在、物価高をはじめとする生活費の高騰により、多くの市民が食料不安を抱える中、国王自ら立ち上げた「コロネーション・フード・プロジェクト」の取り組みとは? チャールズ国王がビッグイシュー英国版に寄せたメッセージ、草の根の市民活動を取材したレポートをお届けします。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 新春エッセイ:藤原辰史さん 食べられる果樹や作物を街中に植えようという試み、「エディブル・シティ」。もしあなたの街に、誰でも自由にとって食べていい果樹があれば素敵です。そんな「エディブル・シティ」が世界に広がって、人類がもともともっていた採集本能を満たす“食べられる惑星”になれば……。お正月に、藤原辰史さんが提案する「エディブル・プラネット」です。 表現する人:池田晃将さん 螺鈿の輝き。発色する緻密な文字群 連載記事 原発ウォッチ! 原発容量3 倍を宣言した米英両国 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 「覆水盆に返らず」二つの論に思う 雨宮処凛の活動日誌 「パレスチナに平和を!」。即時停戦求め、デモに4000人 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 目標を立てた時の気持ちが続きません ☆ 初雪鍋 ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』ステファン・ラドイチッチ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー469号
¥450
☆店長のひと言 「加古里子を“かこさとこ”と読んだあの日…。」 【内容紹介】 特集 行ってみたい、あの町この町 隣町から世界のはずれまで。ちょっとした用事、のっぴきならない仕事で、あるいは念願の旅に、あの時出かけた“あの町”。偶然なのか必然なのか、そこで起こった小さな出来事が忘れがたいことも……。そんな“あの町”にもう一度行ってみたいと思われますか?一方で、ずっと行ってみたいと気になっている“この町”。いつか行きたいと待つのも楽しいけれど、そろそろ出かけようと思っていませんか?その町の何があなたを魅了しているのでしょうか?2023年の終わり、世界中の“あの町この町”のことを思いながら、10人の方に、“あの町”の思い出や、出かけてみたい“この町”についてお聞きしました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:『からすのパンやさん』50周年 日本を代表する絵本作家で児童文学者のかこさとしさん(1926~2018)。 代表作の一つ『からすのパンやさん』は1973年の刊行から、今年で50周年を迎えました。さらに、かこさんの未発表の作品を多数含む童話集・全10巻が2024年3月にかけて順次刊行中です。 かこさんの長女、鈴木万里さん(加古総合研究所代表)に、作品誕生の背景や創作時のエピソードなどを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点中田裕二さん 自利から利他へと変化した20年 大人の心の逃げ場になる曲を作りたい 国際記事 米国。“人道危機”、亡命希望者の受け入れ 飽和状態に 世界中で貧困や格差、戦争、自然災害が広がる中、中南米やアフリカの国々から米国に亡命を希望する人々が増え続けています。〝人道危機〞とも評される過酷な受け入れ現場では、いま冬の厳しさが人々を襲いつつあります。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ふくしまから 原発事故から12 年。村民帰還率2割 監督インタビュー:『香港の流れ者たち』ジュン・リー監督 中国返還後、統制強化が進む香港。都市の再開発が進む下町で、2012年に実際に起きた「ホームレス荷物強制撤去事件」をベースに制作された映画『香港の流れ者たち』。 「ホームレスも人間として扱われ、尊重される権利がある」というジュン・リー監督に話を聞きました。 映画エッセイ:日本映画の新しい鉱脈 毎年恒例、その年の映画とミニシアターを振り返る、シアターキノ代表・中島洋さんのエッセイ。ほぼ自主制作だったことが画期的だという『福田村事件』をはじめ、女性監督たちが活躍する海外作品、新しい可能性を秘めたドキュメンタリー作品について語ります。 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 国債大量発行は詐欺まがい コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 「死」と「お墓」についてどう感じる? ☆ ブロッコリー・ポテサラの前菜 ☆ 池内了の市民科学メガネ 古くから珍重されたユズ 香りに鎮静効果 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』トーマス FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー468号
¥450
☆店長のひと言 「もはやブームになりつつある廃屋DIYなんですけど、、、大規模改修は地域の大工さんに依頼して欲しいです。」 【内容紹介】 特集 廃屋DIY いま、空き家は日本全国でおよそ846万戸以上。しかも、壁が崩れ、床が抜けたような「廃屋」が増えつつあり、これから日本は〝世界一の空き家大国〟になるとも言われている。 そんな中、廃屋をDIYで改修することで、魅力的な住まいや居場所に変える人々がいる。 西村周治さん(合同会社「廃屋」代表)は、神戸でボロボロの空き家を次々再生。梅元町では改修した空き家9軒からなる新しいコミュニティ「バイソン」を誕生させた。 フクイアサトさん(「いなか暮らしラボ古今集」代表)は、滋賀県高島市で崩れかけた古民家をDIYで何軒も改修。蓄積したノウハウを『空き家改修の教科書』として発表した。 空き家の使い道は、住宅に限らず、地域の共同スペースや店舗や作業場など無限大。住居費を下げるだけでなく、仲間たちとの出会い、新しいコミュニティも生まれる。 そんな空き家を近隣社会の資源に変えるDIYについて、西村さん、フクイさんに聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 趣里 2011年に俳優デビューしてから12年。NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の主演など、活躍著しい趣里さん。さらに11月からWOWOW で放送中のドラマ「東京貧困女子。―貧困なんて他人事だと思ってた―」では、女性たちの貧困に向き合う経済誌編集者を演じています。役作りを通じての思いを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点Leolaさん 大自然の中で触れた音楽が私の原点。 熊本震災、地元の人たちに逆に励まされた 国際記事 英国。「写真ライブラリー」ホームレス状態の人々と愛犬 犬を飼っているホームレス状態にある人々への否定的なメッセージを取り払うために、英国の「センター・フォー・ホームレスネス・インパクト」と「ドッグ・トラスト」がパートナーシップを組み、彼らと愛犬のいきいきした姿を捉える写真ライブラリーを開設しました。時として“ライフライン”にもなりえる仲間である、ペットとの絆がもたらす効果とは? WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 夜のパン屋さん3周年 いろいろな人が混ざってつながっていく場 表現する人:野田朗子さん ゆらぎや物語性、今を閉じ込めるガラス 連載記事 原発ウォッチ 福島第一原発、ALPS で5 人が被曝事故 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 政治家に必要な御用聞き精神 雨宮処凛の活動日誌 「FREE FREE PALESTINE!」イスラエル大使館前に響く声 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 人生を消耗戦のように感じます ☆ ごぼうフライ ☆ ビッグイシューアイ 地球を救うサボテン。何重にも乾燥に耐えるしくみ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ブラジル『トラソス』ミカエラ・ナザーリオ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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パンどろぼう MOOK【特別付録】ぬいぐるみポーチパスケース
¥1,980
☆店長のひと言 「付録が可愛過ぎてどろぼうに注意★」 紹介 大人気絵本「パンどろぼう」初の付録つきMOOKが登場! フックがついているので、カバンにつけることも、お洋服にかけることも、自分でストラップをつけて首からぶら下げて使うことも自由自在です。 ちょっとしたグッズを入れられるポーチとパスケース機能もあるぬいぐるみ。 かわいいパンどろぼうといつも一緒にいられます! 特別ムックでは、パンどろぼう誕生秘話もわかる柴田ケイコスペシャルインタビューや、 原画披露のほか、パンどろぼうをさがせ、まちがいさがしなどのお楽しみページ、 地元高知名物「ぼうしパン」の人気店も紹介します。 著者プロフィール 柴田 ケイコ (シバタ ケイコ) (著/文) 高知県生まれ。イラストレーター、絵本作家。 2009年、第10回ノート展準大賞、『おいしそうなしろくま』(PHP研究所)で、第8回リブロ絵本大賞、第27回けんぶち絵本の里大賞アルパカ賞、『あま~いしろくま』(PHP研究所)で、第28回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞を受賞。 その他の絵本作品に、『めがねこ』「めがねこのぼうけん」(以上、手紙社)、『ぽめちゃん』(白泉社)がある。 ISBN:978-4-04-897494-3 Cコード:9476 B5判16ページ 発行:KADOKAWA 発売日: 2022年12月07日
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ビッグイシュー467号
¥450
☆店長のひと言 「この号は、“ジャケ買い”で良いと思います!」 【内容紹介】 特集 ジェンダーの生物学 「自然界には同性愛があふれている」。そう語るのは、坂口菊恵さん(進化心理学者/大学改革支援・学位授与機構研究開発部教授)だ。 同性愛は自らの子孫を残すには不利なのに、同性愛の性的指向が集団に存続するのはなぜか?説得力のある研究成果が出ない一方で、近年、ヒト以外の生物で同性間の性行動が広く見られることが認識されつつある。“生物の性行動は異性間で生殖を目指して行われるはず”という前提が、崩れつつあるという。 たとえば、霊長類のボノボの同性間の性行動はよく知られているが、アメリカバイソン、イルカ、ペンギン、アホウドリなど、1500以上もの種で同性間の性行動が観察されている。これを生物の一般的な多様性のあらわれとして検討する論文が増えているという。 性行動のあり方は、その生物における社会的な性役割(ジェンダー・ロール)に規定されているのではないかと、考える坂口さんに「ジェンダーの生物学」について聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 奈良美智 現在、青森県立美術館で奈良美智さんの個展が開催中です。約40年におよぶ奈良さんの創作の軌跡をたどり、その感性がどのように育まれてきたのかに触れられる展覧会となっています。 2年半ぶりとなる奈良さんへの本誌インタビューでは、展覧会のこと、人生の転機、自分であり続けるために大切にしてきたことなどを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点安田レイさん 何気ない日常、つらい経験も曲になる。生きることにポジティブになれた 国際記事 『農薬アトラス2023年版』。急増する世界の農薬消費量 現在、世界中で農薬の消費量が増加し、それに伴って深刻な健康被害や環境汚染が広がりつつあります。ヨーロッパでは農業モデルの転換について議論が始まり、環境保護団体が『農薬アトラス2023年版』を発行しました。イタリアのストリートペーパー『スカルプ・デ・テニス』がこの報告書を読み解きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田 明日香関連タイトル ワイヤー罠、弓矢で傷ついた野生動物たちを救う 国内記事 本の世界 電話ボックスが素敵に変身! 小さな図書館「USED BOOK BOX」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス マイナンバーはナイナンバー コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 娘に彼氏ができたようで気になります ☆ サバ缶パスタ ☆ 池内了の市民科学メガネ ガムを噛む効用。ストレス緩和と脳活性化 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』 ダニエル・ミハイ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー466号
¥450
☆店長のひと言 「スポーツに限らず、本人より周りが盛り上がっているなんてこと、ありませんか?」 【内容紹介】 特集 スポーツを文化にする 今もなお、スポーツには「厳しい練習に耐えて、勝利を勝ち取る」 という固定概念がある。その背景には、1964年の 東京五輪の〝勝利至上主義〟があるのではないか? 多様な人とスポーツを楽しめる喜びと、社会に しなやかな力を生むスポーツの価値を今、見直すことが必要だと 山口香さん(筑波大学教授/柔道家)は言う。 平尾剛さん(神戸親和大学教授/元ラグビー選手)は、 根性一辺倒の「スポーツ1・0」と科学的データ依拠の 「スポーツ2・0」をこえた「スポーツ3・0」の実現を考える。 山口さんと平尾さんのお二人に話を聞いた。 スポーツ観を変え、スポーツを文化にする時がやってきた 強い人にも弱い人にも役割、リスペクトしつつ忖度しない 〝スポーツの価値観〟が生きやすい社会をつくる ──山口香さん 「スポーツと社会は合わせ鏡」だと言う、柔道家でオリンピアンの山口香さん(筑波大学教授)。 長くスポーツ界で活躍してきた山口さんは「スポーツ界も社会も、 昭和的な価値観から脱却しなければ、時代に取り残されていく」と危惧する。 そんな山口さんに、スポーツのあり方と果たせる役割について聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 美弥るりか 2003年に宝塚歌劇団に入団、男役スターとして独自の存在感を放ち、女役も含め幅広い役柄を演じた美弥るりかさん。退団後は、舞台やファッションなど多方面で活躍しています。コロナ禍を機に社会貢献活動にも取り組むその思いを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点RIhwaさん ひとり体育館で歌い、初めての大歓声 ボーダレスに、自分の枠を飛び出したい 国際記事 カナダ "アジア系ドラァグファミリー「ハウス・オブ・ライス」" カナダ・バンクーバーを拠点とするドラァグファミリー「ハウス・オブ・ライス」。パフォーマンスを通じて人種やジェンダーのあり方を問いかける、メンバーたちの声を聞きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 森の案内人:三浦豊さん 一本一本の個性が見えてくる、植物園だから希少種も 連載記事 原発ウォッチ 東海村での臨界事故から24 年 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 男女格差大国、ニッポン 雨宮処凛の活動日誌 アジア永久平和を願い、交流しまくる多国籍祭り! ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 体力が低下し、この先つらい人生でしょうか? ☆ 納豆オムレツ ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 米国『ストリート・ジン』 カルフーン FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー465号
¥450
☆店長のひと言 「日本のトッププレーヤーの中には、環境保護や社会貢献を謳いながら、実際は(あやしげな)ビジネスパートナーの影があ…、ゴホッゴホッ!」 【内容紹介】 特集 守りたい、「介護の社会化」 2000年、介護を家族の手から社会の責任へと「社会化」をめざしてつくられた「介護保険制度」。誕生から今年で23年、これまで見直しのたびに使い勝手が悪くなり、今回2024年7回目の介護保険法改定案は“史上最悪の改定”と心配されている。 特に懸念されるのは、①利用者自己負担率を2倍に ②「要介護1・2」を介護保険からはずし、総合事業に ③ケアプランの有料化 ④福祉用具の一部をレンタルと購入の選択制に ⑤介護施設の人員配置を減らすなど、だ。 このまま改定が進むと再び「家族化」や「市場化」が待ち受け、制度自体が空洞化し、あなたが“介護離職”せざるを得ない可能性も。 そこで、介護の専門家である服部万里子さん(服部メディカル研究所所長)、小島美里さん(「暮らしネット・えん」代表)、花俣ふみ代さん(「認知症の人と家族の会」副代表理事)、高口光子さん(元気がでる介護研究所代表)に現場での実情を聞いた。 親の老後、いや、あなた自身の老後のためにも、「介護の社会化」を守りたい。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ブカヨ・サカ イングランドのプロサッカークラブ「アーセナル FC」に所属し、昨年と今年、2年連続でイングランド男子年間 最優秀選手賞を受賞。いま世界最高の選手の一人として 熱い注目を集めるブカヨ・サカが、自身のプレーにかける思い、社会貢献のための活動、人種差別との闘いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点たけだバーベキューさん お金がなくて、河原で始めたバーベキュー 原点は“人を喜ばせたい”気持ち 国際記事 スペイン “使用権付き”共同エコロジー住宅 2020年、マドリードの南部郊外で、着想からほぼ20年の月日を要した「アントレパティオス共同住宅」がついに住民を迎え入れる日が来ました。ソーラーパネル、雨水利用、パッシブハウスといった、ユニークな特徴を持つ共同住宅の暮らしとは? WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 表現する人:福田亨 伝統装飾技法の木象嵌を、立体彫刻へ応用した「立体木象嵌」を考案し、本物の生き物と見紛う精巧な作品を作り出す福田さん。着色は一切せず、木の持つ天然の色味や木目の質感を大切にして制作されています。 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 忍び寄っていた「もう暗くてまだ暗い」 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 毎朝のわが子の反応がしんどいです ☆ お芋とお肉のはちみつバター醤油 ☆ 池内了の市民科学メガネ 幸福ホルモン、オキシトシン。触れあいでお互いが癒やされる 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく オーストリア『アプロポ』 コステル FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー464号
¥450
☆店長のひと言 「弱いロボットとは共存、強いロボットには依存になりそうですもん。」 【内容紹介】 特集 わたしたち、弱いロボット 人にすり寄ってゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」。子どもたちに昔話を語って聞かせる途中で大切な言葉を忘れてしまう「トーキング・ボーンズ」。人と手をつないでヨタヨタと一緒に歩く「マコのて」……。 ほとんどの人は、ロボットは人に代わって人の仕事をしてくれる存在だと考え、姿かたちも「鉄腕アトム」「ドラえもん」などの人間や生物に近いロボットをイメージする。 しかし、岡田美智男さん(豊橋技術科学大学教授)が学生のみなさんとつくってきたロボットたちは、それらとはまったく違っている。むしろ、何の役に立つのか? 不完全で「弱いロボット」なのだ。でも、なんだか放っておけない「弱さ」で周りを味方にしてしまう。 そんなロボットたちに会いに大学の研究室を訪ね、学生のみなさんとロボットたちとの出会いを楽しんだ。岡田さんには「『弱いロボット』誕生物語、人とロボットのコミュニケーションの仕組み」などについて聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー リタ・オラ コソボ出身、英国ロンドン育ち。シンガーソングライター、ファッションリーダーなど、多彩な活動を通じて世界中の若者から熱い支持を集めるリタ・オラ。新作アルバムや自身のルーツに対する飾らない思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点yukarinさん 初めて一人で挑んだ仕事で、強くなれた どんな時もチャレンジをやめたくない 国際記事 死に至る「クラック・コカイン」の危険 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 表現する人:小林万里子 織る、染める、縫う、刺繍といったテキスタイル技法を用いて、多様な素材を組み合わせた作品を制作する小林さん。子どもの頃から動物や自然と人との関係に興味を持ち続け、大きな自然、小さな自然、作品を観た人がそこに入り込んでいけるような世界の扉をイメージして制作されています。 連載記事 原発ウォッチ 原発事故から12 年、市民の声 浜矩子の新ストリート・エコノミクス G20サミット今昔 雨宮処凛の活動日誌 関東大震災から100年の日に東京都庁前でアクション ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 言い方がキツイと受け取られてしまう ☆ はんぺん入りのポテトサラダ ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 米国『ストリート・センス』 ニッキー・スミス 監督インタビュー インド北部にダリト(ダリット)女性たちだけで運営する新聞社 「カバル・ラハリヤ(ニュースの波)」があります。その記者たちの奮闘を4年間にわたって撮影したドキュメンタリー映画『燃えあがる女性記者たち』。 インドから来日したリントゥ・トーマス&スシュミト・ゴーシュの両監督に話を聞きました。 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー463号
¥450
SOLD OUT
☆店長のひと言 「知ってる!エルメスの“バーキン”の由来になった人でしょ?くらいの知識の人はぜひ買って読みましょう。(私だ)」 【内容紹介】 特集 “有事”を防ぐ “有事”とは“平時”の反対語で、国家においては戦争など武力に訴えるような事件・事変が起こることである。 2022年12月16日、政府が閣議決定した安保三文書には「反撃能力(敵基地攻撃能力)」が盛り込まれ、戦後日本の「専守防衛」政策を大きく変えた。防衛費でも約1・5倍、5年間で総額43兆円に拡大するとした。その理由の一つに“台湾有事”をあげる。 現在、中国は武力による台湾統一を明言せず、台湾の世論も大半が「現状維持」を求めている。「なのに、なぜ日本が台湾防衛のために米国とともに中国と戦争をするのか?」と布施祐仁さん(フリージャーナリスト)は問う。 一方、米国は桁違いの国防費をもつ軍事大国。米国研究者の三牧聖子さん(同志社大学准教授)は言う。「大きな犠牲を払った20年超の『テロとの戦い』に、米国内でも懐疑や批判が生まれている。なかでもZ世代の若者たちが声を上げている」と。 布施さんに「“台湾有事”の虚構とリアル」、三牧さんに「米国の例外主義と米国のZ世代」について聞いた。 いま、“有事”を見つめたい。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ジェーン・バーキン 俳優、歌手、モデルとしての華々しい活躍だけでなく、平和な世界を心から願い、積極的な人道支援活動を続けたジェーン・バーキン。その思いはどれほど深いものだったのでしょうか。多くの人に惜しまれながら、今年7月に76歳でこの世を去った彼女の足跡をたどります。 リレーインタビュー・私の分岐点スミスさん 制約も材料にしてベストをつくりだす 自分がおもしろいものに忠実でありたい 国際記事 気持ちのよい歩道のために掃除をする“バス停の妖精” WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ふくしまから 始まった福島第一原発・ 処理汚染水の海洋放出 震災から12年、「福島・ドイツ高校生プロジェクト」 表現する人:岩崎貴宏さん 日用品を使用した作品や、歴史的建造物の、水面に反射する虚像をも実像として精巧に再現した「リフレクション・モデル」シリーズを制作する岩崎さん。広島県で生まれ育ち、儚さ、移ろいやすさも作品のテーマの一つ。創造と破壊は表裏一体、と語ります。 創刊20周年感謝イベント 川辺で風を感じながら、150人と楽しんだ夕べ 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 習近平ラクダの背中にも藁一本? コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 亡くなった父のことで、もやもやしています ☆ ネギみそきつね ☆ 池内了の市民科学メガネ 第七の栄養素「フィトケミカル」 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく イタリア『スカルプ・デ・テニス』 ジョルジオ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー462号
¥450
☆店長のひと言 「ビッグイシュー日本版 創刊20周年おめでとうございます!買いましょう!!」 【内容紹介】 古気候学と“気候危機” 今年の夏は“危険”な暑さが続いた。20世紀後半に指摘され始めた地球温暖化問題は、広く社会に受け入れられるまで半世紀以上かかった。また、歴史時代には大気中の二酸化炭素(CO₂)濃度が今より高い状態が存在しなかったので、気候変動の議論は19世紀後半以降の気候観測結果をもとに行われてきた。 しかし、地球史をさかのぼって数千~数千万年前の地質記録(氷床コア、海洋堆積物など)を研究する古気候学は、温暖化に伴う未知の気候も探っている。 長らく古気候学を研究してきた多田隆治さん(東京大学名誉教授)は「すでに温暖化はかなり進行し、人為的なCO₂放出を止めただけではすぐに元には戻らない」「自然界がCO₂を放出する速度の100倍で人類がCO₂を出し続ければ、現在の気候モードを維持するメカニズムが機能する限界(しきい値)を超え、急激な気候変動(モード・ジャンプ)が起こってしまう可能性がある」と言う。多田さんに、古気候学から見た“気候危機”について聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 羽生善治 今年6月に満を持して日本将棋連盟の会長に就任した羽生善治さん。本誌創刊20周年記念号に4度目の登場です。前人未踏の永世七冠や歴代トップのタイトル通算獲得数を誇る「将棋界のレジェンド」が、50代の変化、AIとの共生、そして将棋の未来を語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点今成夢人さん 撮影の仕事に徹するはずだった記者会見 突然、レスラーとして引っ張り出された 国際記事 世界で復活する「現金給付」と「ベーシック・インカム」 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 中電、山口県と上関町に中間貯蔵施設、調査提案 浜矩子の新ストリート・エコノミクス プーチンの背中の藁一本 雨宮処凛の活動日誌 「五公五民」の負担に悲鳴。「最賃上げろ」デモ ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 アイドルグッズの整理に踏ん切りがつきません ☆ 味たまおむすび ☆ ビッグイシューアイ 2年かけて自作したタイニーハウス「もぐら号」 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 東京・渋谷駅宮益坂上交差点 S・K さん FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー461号
¥450
SOLD OUT
☆店長のひと言 「私が知っている“自然体”の人って、それなりの試練を乗り越えてきてる人なんですよね。」 【内容紹介】 特集 こころに、自然を取り戻す あなたは“自然欠乏症”にかかっていませんか? 高い山、秘境など“大きな自然”に出合うためには、体力とそれなりの準備が必要。一方で、公園の緑など身近な“小さな自然”を眺めているだけでは物足りない。もう少し“自分の心に自然を取り戻す”ことができればと思いませんか? 空中、道なき道、野辺など、ちょっと意外な、自然を感じ“取り戻せる”場にアプローチする、魅力的な術をもつ、3人の方に心得と楽しみを聞きました。 1つは、ハンモックハイキング。日帰りで休憩や昼寝なら、すぐにでも気軽に始められると話す、二宮勇太郎さんです。 2つは、山伏トレイル。かつて炭焼きで利用していた西伊豆の古道を約40㎞のトレイルとして再生してしまった、松本潤一郎さんです。 3つは、四季の“摘み菜”。野山や街なかで見つかる草や木などを食べたり飾ったりして暮らしに取り入れ楽しんでいる、平谷けいこさんです。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー フジコ・ヘミング 「奇蹟のピアニスト」フジコ・ヘミングさん。日本で、欧州で、年間50回を超えるコンサートの会場には、多くのファンがつめかけます。「神さまからもらった手よ」と見せてくれたその両手は、思いのほか小さくて柔らかくて温かい。満席の大きなホールに、グランドピアノ1台とフジコさんひとり。音楽と神さまとファンのためだけに、その手を鍵盤に躍らせます。 リレーインタビュー・私の分岐点ジェーン・スーさん 窮地で、自分への信頼を積み重ねた。私の軸は自分が楽しいかどうか 国際記事 オーストラリア 20年に及んだ、ホームレス生活の終わり WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 表現する人:奥直子さん 内と外、相反する要素を体現する「やきもの」 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 英国を揺るがすファラージ VS クーツ銀 コミック マムアンちゃん ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 3歳の子の電車愛が熱すぎます ☆ トマトと黄色ズッキーニのマヨグラタン☆ 池内了の市民科学メガネ 気になる薄毛や抜け毛 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『カプファマケン』販売者 ラモナ 監督インタビュー 『福田村事件』森達也監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー460号
¥450
☆店長のひと言 「近頃は戦争PTSDの話をすると、AIやロボットに戦わせればいいなんて人が増えているような気がしてなりません。」 【内容紹介】 特集 知らなかった、戦争PTSD トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス症)という言葉が日本社会で一般的になったのは、1995年の阪神・淡路大震災以後のことだった。一方、欧米では第一次世界大戦の神経症やベトナム帰還兵のPTSDの問題が広く知られてきた。 たしかに、アジア・太平洋戦争中にも戦場でのストレスなどが原因で戦争神経症を発症した日本の兵士たちが数多くいた。帰還後もアルコール依存症、家族への暴力など、彼らは何十年にもわたって家族に影響を与えたはずだ。しかし、日本社会では戦後50年以上ほとんど取り上げられなかった。 それはなぜだったのだろうか?戦時中、精神疾患の兵士たちが入院していた国府台陸軍病院の記録を研究してきた中村江里さん(広島大学大学院准教授)、2018年に「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語りあう会」を立ち上げた黒井秋夫さん、戦争が社会や個人に与えた心理的な影響について研究してきた北村毅さん(大阪大学大学院教授)に、それぞれ話を聞いた。 ドイツ在住の見市知さんからは、当事者の自助グループ「戦争の孫たち」の取材レポートが届いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ポール・サイモン 音楽ユニット「サイモン&ガーファンクル」などで不朽の名作を生み出してきたポール・サイモン。10月に82歳となる今年、新作ソロアルバム『七つの詩篇』を発表しました。これまでの歩みや、音楽家の人生を変えるアクシデント、新作に込めた思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点イシヅカユウさん 誰だって、みんな何かの “ 当事者 ” トランスジェンダー公表に甥と姪の存在 国際記事 アイスランド。海鳥“パフィン”。迷子の幼鳥を保護し、空へ放つ 繁殖期には鮮やかな色のクチバシを持ち、白と黒の羽毛をまとう特徴的な外見から「小さな修道士」とも呼ばれる海鳥“パフィン”。世界最大のパフィン生息地であるアイスランドでは、迷子となる幼鳥の保護活動が長年行われてきました。その様子をシャッターに収めた写真家のクリス・リンダーが撮影を振り返りました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 関電の使用済み核燃料、フランスで再処理へ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 国債発行は将来世代へのツケ回しだからダメ? 雨宮処凛の活動日誌 国境を越えた大交流の祭り「NO LIMIT」 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 夫が一人で趣味に没頭しています ☆ 餃子皮のトッポギ風 ☆ 住宅確保困難な人へ、低家賃で快適に暮らせる住宅を 空き家などの築古物件を安く購入し、低廉な家賃で高齢者や障害者、一人親世帯など、「住宅確保困難」な状態の人たちへ貸し出している「Rennovater 株式会社(リノベーター)」。入居審査なし、初期費用なし、保証人なしで、即日入居も可能です。実際の物件を訪ね、代表の松本知之さんに話を聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ストリート・センス』販売者 カロリナ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー459号
¥450
☆店長のひと言 「イタリアはマネスキン、日本は真似好きン。」 【内容紹介】 特集 20代女性のポリティクス 2022年7月の参議院選挙の投票率は52.05%。中でも10代は35.42%、20代33.99%、30代44.80%ときわめて低い。選挙だけでなく、若い人たちが政治に関心をもち、政治に自分たちの意見を反映しながら、誰もが住みやすい社会にするためには何をどのようにしたらいいのだろうか? そう考え、政治を身近なものにしていく活動を始めたり、自身が政治家になった、4人の20代女性に注目し、取材をした。 岩本菜々さん――若者の住まいや労働、奨学金などの問題に取り組み、「奨学金帳消し」プロジェクトなどを進める。 能條桃子さん――若者の政治参加を促す活動に取り組み、今年春の統一地方選挙では若い女性議員を増やす「FIFTYS PROJECT」を立ち上げ、29人中24人が当選。 酒向萌実さん――クラウドファンディング事業を行う「Good Morning」で活躍後、今年春、武蔵野市の市議会議員に当選した。 藤田香澄さん――ごみリサイクル率日本一を達成した鹿児島県大崎町に移住。今年春、女性初の町議会議員にトップ当選した。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー マネスキン イタリア出身、世界を席巻する新世代のロックバンド「マネスキン」。差別や戦争のない世界を目指し、自由を謳い上げる彼らが、不滅のロックンロールと自らの哲学を語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点李琴峰さん 電車の中で降ってきた「死ぬ」という言葉 文学とははぐれ者のためのもの 国際記事 無料でヘアカットを提供する“天使の散髪屋” WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより 麻酔銃で眠る野生動物、リバース剤で起き上がる 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス グリードフレーションの誘惑をはねのけられるか コミック マムアンちゃん ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 3回振られた人に最後の告白を ☆ セミ・ドライ・トマトのパスタサラダ ☆ 池内了の市民科学メガネ 「シマウマ」の縞模様 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 東京・品川駅 販売者 大塚留久男さん 監督インタビュー 『わたしたちの国立西洋美術館』大墻敦監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー458号
¥450
☆店長のひと言 「大きな病気や辛い体験をして強くなれる人ってそうはいないと思うんですよ。」 【内容紹介】 特集 海をこえて小笠原へ。鳥とカタツムリ 小笠原諸島は、一度も大陸とつながったことのない「海洋島」だ。東京から南南東へ約1000km、「大陸島」の沖縄とは違って、約4800万年前頃に太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込み、火山活動によって生まれた。2013年には西之島で火山噴火が起き溶岩が大地を覆い尽くし、新たな生物相も生まれている。 鳥類研究者の川上和人さん(森林総合研究所鳥獣生態研究室長)は「生き物が皆無になった西之島で、カツオドリなどが営巣を始めた」と言う。進化学者の千葉聡さん(東北大学大学院教授)は「1990年代初めまではカタツムリ121種が棲む楽園だったが、父島では陸生プラナリアによって全滅、今は人工飼育されている」と言う。 川上さんに「小笠原の鳥たち、西之島のゼロからの進化」、千葉さんには「カタツムリの楽園となった進化“適応放散”」についてお聞きした。 “海洋島”小笠原に棲む、鳥とカタツムリの生き方から見えてくるものは何だろう? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 西 加奈子 若者の貧困や虐待をテーマにした前作『夜が明ける』から2年。作家の西加奈子さんは今春、初のノンフィクション『くもをさがす』を上梓しました。語学留学先のカナダでがん告知を受け、治療、寛解までの8ヵ月を中心に綴った本書ですが、この間、西さんはどのようなことを見つめ、考えたのでしょうか。西加奈子さんにインタビューしました。 リレーインタビュー・私の分岐点哲学者 三木那由他さん コミュニケーションと言葉について哲学的な研究を続ける三木那由他さん。最初の分岐点は、中学1年生で不登校になったことだといいます。原因不明の体調不良で学校に通えなくなってしまった三木さんが、開き直って名作と言われる古い漫画や本、映画に触れるきっかけとなった医師の一言とは? 国際記事 “ホームレス・ワールドカップ”物語 過去で判断されず、誰もが自分を理解してくれる WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 表現する人:佐々木 類さん。その土地の記憶をガラスの中に残す 植物を焼成した灰をガラスの中に閉じ込めた、幻想的な作品をつくる佐々木類さん。作品が誕生するきっかけとなったのは、留学中、そして米国から帰国した際、自分はここにいるけどいないという、「なつかしさ」の感情の欠如から幽体離脱のような感覚に襲われた経験だったといいます。植物から生まれるコミュニケーションを大切にし、土地とのつながりや記憶をテーマに作品を制作されています。 連載記事 原発ウォッチ! 国と東電は漁業者との約束を守れ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス なぜリスを殺すのか 雨宮処凛の活動日誌 入管法改悪、渋谷のデモに7000人! ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 夫が旅立ち、やる気が出ません ☆ もずくそうめん ☆ 杉並区議選で現職多数落選、女性が半数に 昨年、住民参加型の選挙で新人女性区長を誕生させた東京・杉並区。今年4月に行われた区議会選挙でも、新人議員が15人当選、女性議員が半数になるなど大きな変化がありました。何が起きていたのでしょうか。住民運動の中心で活動するひとり、内田聖子さんに話を聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ハンガリー『フェデル・ネルクル』ハルミ 監督インタビュー “沖縄”伝えるスピンオフ作品を貸し出し中 三上智恵監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー457号
¥450
☆店長のひと言 「そろそろ“障害”に代わる新しい名称が出てきてもよさそうなものですがどうでしょうか。」 【内容紹介】 特集 ニューロダイバーシティ 発達障害アップデート あらゆる人にとって、社会が生きやすいものであってほしい。そう願う人は多いだろう。 発達障害の子どもらを支援する中で、臨床心理士の村中直人さんは、子どもたちの困難を「障害」や「病理」と位置づけることに違和感が深まっていったという。そんな中で出合った「ニューロダイバーシティ」(脳多様性/神経多様性)という言葉。ニューロダイバーシティとは、自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などの発達障害を、それぞれの脳・神経系の差異や特性であるとし、生物学的なバリエーションの一つとして位置付ける考え方だ。近年ではすべての人への人間理解の視点としても注目を集めている。 村中さんに、ニューロダイバーシティと支援の現場から見えることなどについて聞いた。ADHD当事者の小島慶子さん(エッセイスト)と、自閉スペクトラム症とADHD当事者の横道誠さん(京都府立大学准教授)には、自身の経験から考えていることなどを聞いた。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー リン=マニュエル・ミランダ 主演・脚本・作詞・作曲を自ら務め、輝かしい受賞歴を誇るブロードウェイ・ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』『ハミルトン』の作者として知られ、現代を代表するエンターテイナーとなったリン=マニュエル・ミランダ。このたび、実写映画化された『リトル・マーメイド』の音楽制作にかかわった思い、創作活動の原点を語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点永井玲衣さん 涙が出るほど、うれしかった。 全身を耳のようにして「もっとください」 国際記事 米国「ローラーダービー」。滑る喜びを分かち合う 1930年代から発展し、今も米国では数多くのアマチュアリーグが存在するチームスポーツ「ローラーダービー」。これまで“白人のスポーツ”と見なされてきましたが、その見方を覆し、すべての人に開かれた差別のないローラーダービーを作ろうと奮闘するプレイターたちがいます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ふくしまから 「通い帰還」。暮らしの再建は見通せず 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 再びアシモフ先生に学ぶ校正ロボット登場の功罪 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 自分から話しかけるのが苦手です ☆バナナ・ドーナツ ☆ 池内了の市民科学メガネ 時間栄養学のすすめ 薬の効き方も服用時間で違う 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』ナタシャ・ボヤニッチ 監督インタビュー 『世界が引き裂かれる時』マリナ・エル・ゴルバチ監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー(バックナンバー用)
¥450
★こちらは『ビッグイシュー』のバックナンバー購読用ページです。 各号の詳しい内容は、リンク先をご覧ください。https://www.bigissue.jp/backnumber/ (以下 ビッグイシュー日本ホームページ https://www.bigissue.jp/ より抜粋) 『ビッグイシュー日本版』は市民社会を創造していく、市民による市民メディア雑誌です。 ◆『ビッグイシュー日本版』のコンセプト 誰もが排除されない、すべての人が生きやすい社会、特に若い世代が希望をもって生きられる社会を作るのに役立つ情報発信をします。 世界のストリートペーパー・ネットワークを生かした国際記事や、旬の映画や音楽、アートなどのエンターテイメントなど、硬軟、率直さと楽しさをあわせもつ、今を生きる市民の雑誌です。 ◆『ビッグイシュー日本版』の編集方針 2003年の創刊当時から、まだ注目されず社会のエッジ(周縁)にあった社会問題を多く取り上げてきました。他のメディアでは扱われない、たとえば、若者の雇用問題、ひきこもり、自死などについて、当事者だけでなく誰にでもかかわる問題であり、ともに解決を考えることでより生きやすい社会を作っていきたいという願いをもって発信してきました。 創刊から10年以上経って、当時扱っていた問題の多くは広く社会に認知されるようになり、それぞれの課題を解決しようとするNPOや、ソーシャルな話題を扱うメディアも増えてきたように思います。 市民による社会の問題解決への機運が高まってきているなかで、現在の私たち『ビッグイシュー日本版』ならではの編集視点、切り口とは下記のようなものでありたいと考えています。 ◎「生きていくのに本当に必要なもの」を研ぎ澄まして 社会問題、政治、環境・エコロジー問題、自由・人権、平和、国際事情などは、従来通り取り上げていきます。それに加え、特に人間が生きていくのに本当に必要なこと、知っていればいつか役に立つようなテーマも伝えていきたいと思います。それは、この地球で他の生物と共存していく術や作法、暮らしを自分の手に取り戻し生活を楽しくシンプルにする技術、自分らしい人生を創造する人たちのユニークな生き方、そして心に響くアートや芸術など、です。 ◎「販売者の目線」という切り口 私たちビッグイシュー日本は、ホームレス状態である販売者との日々の語らいを通して、路上の目線から社会を見ることができます。住宅問題、ギャンブル障害(依存症)問題、労働と貧困にかかわる問題などは、そこからアプローチが始まりました。当事者が抱える問題は往々にして、社会構造によることも多々あると私たちは考えています。 ◎読後に希望が持てる誌面に とはいえ、どんな問題を取り上げたとして、読み終わった時に、読者が希望を持て、その問題やテーマ、活動に参加したくなるような誌面を作りたいと思っています。そういう意味では、参加型の雑誌を目指しています。すべての人、若い人がさらに生きやすくなる社会へのヒントを発信できる雑誌を目指します。