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ビッグイシュー515号
¥500
☆店長のひと言 「愛国心はあるけど人間愛はないひと~?」 【内容紹介】 特集 私の隣人 エスニックマイノリティ マンガ『半分姉弟(はんぶんきょうだい)』は、さまざまなルーツをもつ若者たちが、日本の社会で日常的に受ける見えにくい差別に対して憤り、抵抗し、悩みながら生きていく姿をリアルに描いています。作者は、スペイン人の父と日本人の母をもつ藤見よいこさん、これまであまり取り上げられてこなかったエスニックマイノリティというテーマを作品にした藤見さんと、『半分姉弟』に共感し、その魅力を語るトミヤマユキコさん(白百合女子大学准教授)の対談が実現しました。 この問題について、当事者や支援者への取材を続けてきたのが雨宮処凛さん(作家)です。「外国人比率わずか3%の日本で、今年5月以降、突如として日本の重大問題となった『外国人問題』。 SNSなどで誤情報が飛び交う中で『外国人問題』をあおる空気が醸成されています。その背景には、社会への人々の不安や不満がある」と言う、雨宮さんからの緊急レポートが届きました。 共に生きる社会をつくるための知恵を出し、できることから始めたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー リリー・ジェームズ 今年9月からディズニープラスで配信されているドラマ『スワイプ:マッチングの法則』で、主演と共同プロデューサーを務めたリリー・ジェームズ。映画『シンデレラ』やテレビドラマ『ダウントン・アビー』などの時代劇作品で演じた“純真無垢な若い女性像”で知られる彼女が、現代のテック業界を舞台にした新作で、どのような境地を開いたのでしょうか?ジェームズの素顔に迫ります。 リレーインタビュー・私の分岐点俳優 弓削智久さん 自分で脚本を書いた作品が映画化 ”誰でもいい”なんて役は一つもない 国際記事 オランダ。ダーウィン200プロジェクト かつて英国人の自然学者チャールズ・ダーウィンが19世紀にビーグル号で進んだ航路をたどり、新たな野生生物調査のために、南半球を横断する世界一周の航海に出た「ダーウィン200プロジェクト」。乗組員のラリッサ・クラークが、その航海の模様を写真とともにお伝えします。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニア便り 57頭「ゾウの大移動プロジェクト」 その4 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 気がかりすぎる所信表明 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 100円ショップで不要なものを買ってしまいます 多様な植物に虫や鳥、広い世代が共生――のはらぐみ かつては半ば放置されていた横浜市・谷津坂第一公園。7年前からここを、もともと生えている草を活かした美しい「のはら」として育ててきた「のはらぐみ」のみなさんに話を聞きました。 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ ドライアイとドライマウス ストレスが原因になるという説も 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ストリート・センス』ニキーラ・スミス 色とりどり 希望をつむぐ本屋さん ワークショップや質問コーナー 販売者との交流の場を毎月開きます! 表現する人 生と死の両面をもつ森(世界)を描く――河野太郎さん FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー514号
¥500
☆店長のひと言 「スペシャルインタビューは、昭和じゃないほうのAdoさんです。念のため。」 【内容紹介】 特集 あたりまえを壊す人類学へ 「あたりまえがいろいろな局面で崩壊している現代の世界。人類学は多くの人が信じてきた、あたりまえが行き詰まっている時に、そうした行き詰まりを乗り越えるための、また別の可能性を提示することのできる学問」だと里見龍樹さん(早稲田大学人間科学学術院教授)は言います。 2008年3月、里見さんはメラネシアに位置するソロモン諸島のマライタ島の北東岸にあるフォウバイタ村(仮名)を訪れ、以来通算21ヵ月、滞在してフィールドワークを行いました。ここには東西1〜4km、南北30km以上にわたって広大なサンゴ礁が広がる海があり、アシと呼ばれる人たちがサンゴのかけらを積み上げて築いた人工の島が合計90個以上も点在しています。里見さんは、島の人々とともに暮らすフィールドワークの中で、これまで謎に包まれていた島の歴史などを解いていきます。 そんな里見さんが語る「人類学の問い直しの歴史と、マライタ島でのフィールドワークや研究で見えてきたこと、これからの人類学」とは? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー Ado 小学一年生の時、従妹に「悪ノ娘」「悪ノ召使」(作詞・作曲:mothy)の二次創作動画を勧められたのを機に、父親のパソコンでボーカロイド楽曲を聴き始めたという“歌い手”のAdoさん。 小学校高学年になると、「ニコニコ動画」やニンテンドー3DSに配信されていたソフト「うごくメモ帳」から、姿を見せずに活動する歌い手の文化に興味をもつようになりました。17歳最後の日に「うっせぇわ」で衝撃のメジャーデビューを飾り、早5年。以降も次々に話題作を世に送り出してきました。そんなAdoさんが、新曲『MAGIC』や大盛況を博した世界ツアー、また11月に控えた東京・大阪のドームツアーについて語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点俳優 金城大和さん 東京でしかできない、エキストラに応募 芝居のおもしろさにすっかり取り憑かれた 国際記事 英国。「音楽は人間にとって共通の普遍的な言語」 現代のクラシック音楽界で頭角を現す、カネー=メイソン一家の若き演奏家たち。その7人の子どもたちを育てたエッセイストの母カディアトゥは今年、自身と家族の体験を綴った回顧録を上梓し、英国で話題を呼びました。アフリカの血を引く移民として一家が直面してきた人種差別や“英国人らしさ”の問題について、彼女の思いを聞きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ! 防衛省の報告書、「原子力潜水艦保有」を記載 浜矩子の新ストリート・エコノミクス タコ市vsタヌ木の合戦? 雨宮処凛の活動日誌 日本、酷暑で奪われた命とドイツのセーフティネット ホームレス人生相談 母とどう話していいかわかりません 「新型コロナワクチン」論争 映画『ヒポクラテスの盲点』、大西隼さんに聞く 国民の83%が、のべ4億3千万回以上摂取した新型コロナワクチン。救われた命は36万人以上ともいわれる一方で、副反応や重篤例、死亡例も多数報告されている。後遺症患者や研究者への取材を続け、ドキュメンタリー映画『ヒポクラテスの盲点』を制作した監督の大西隼さんに話を聞いた。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 日本『ビッグイシュー日本版』黒木幸一さん 『はだしのゲンはまだ怒っている』込山正徳 監督 漫画家・中沢啓治さん(1939-2012年)が自身の被爆体験をもとに描いた漫画『はだしのゲン』。翻訳され世界へ広がり、各地で読み継がれてきたその作品を題材にしたドキュメンタリー『はだしのゲンはまだ怒っている』が11月14日から全国で順次公開される。込山正徳監督に本作に込める思いを聞いた。 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・秋 栗の木まで歩ける道を作った、とみさん 都内の古民家で開く「夜パンカフェ」 みんなが隣人の空間でゆったり過ごす FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー513号
¥500
☆店長のひと言 「…すみません、編み物と算数だけは勘弁してください。」 【内容紹介】 特集 編む人たち 人はなぜ、編むのでしょうか? 「編み物」の起源は古く、約3万年前の旧石器時代には植物の繊維を用いた糸が見つかっているといいます。手仕事をする人は減りましたが、集中するとリラックス効果があるとも言われる編み物には、何かしら不思議な魅力があるのではないでしょうか。 アーティストの宮田明日鹿さんは2017年から「港まち手芸部」を運営し、週に一度の午前中、2時間ほど集まった人たちが手を動かし、おしゃべりを楽しむ、そんなゆるやかな集まりを続けています。 伊藤直孝さんが編み物に出合ったのは小学生の時。大学では化学を学び企業に就職しますが、数学の“におい”がする編み物を仕事にしようと「佐倉編物研究所」を設立しました。 人気マンガ『ニッターズハイ!』の作者、猫田ゆかりさんは、休養を余儀なくされた時に始めた編み物の世界に魅了され、物語のテーマにもなったといいます。 コロナ禍以降、世界でも日本でも編み物を始める人が増えています。あなたも編み物を始めてみませんか? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー シム・ウンギョン テレビドラマや映画ほか日韓両国で活躍中の俳優シム・ウンギョンさん。スイス・ロカルノ国際映画祭で最優秀賞を受賞した主演映画『旅と日々』が11月7日から公開されます。主人公を演じる中で考えたこと、本作のテーマでもある「旅」や「言葉」について語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点タレント 折井あゆみさん 不安を抱えて挑んだ、被災地での公演 「人生を豊かにする芸術」再認識できた 国際記事 ホームレス経験者が語る、生きのびてしまった罪悪感 ホームレス状態は、死と隣り合わせ。いったん路上生活を経験し、何らかの方法で生きのびることができても、助からなかった他者や仲間への罪悪感に苛さいなまれ、自責の念にとらわれ続ける。そんな「サバイバーズ・ギルト(※)」と呼ばれる心の傷は世界共通だ。ドイツの当事者が自らの経験を語る。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニア便り 57頭「ゾウの大移動プロジェクト」その3 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス タンス預金VS.暗号資産 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 家が散らかり放題です 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ プルプル肌の秘密 コラーゲン 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ファクトゥム』ミカエル 色とりどり 希望をつむぐ本屋さん こだわりのカフェメニュー 表現する人 1300度に熱した鉄を打つ――小沢敦志さん 映画インタビュー『女性の休日』 アイスランド全女性の90%が仕事も家事も一斉に休んだ1975年10月24日を振り返るドキュメンタリー映画『女性の休日(THE DAY ICELAND STOOD STILL)』が10月25日から全国公開されます。米国人のパメラ・ホーガン監督とアイスランド人の制作プロデューサーのフラプンヒルドゥル・グンナルスドッティル(通称フラッパ)さんに、ライターの小川たまかさんがインタビューしました。 平和と連帯── ホームレスW杯オスロ大会 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー512号
¥500
☆店長のひと言 「では先生、私は何に依存すればいいのでしょうか。」 【内容紹介】 特集 人間と薬物。そのつきあい方 人間は薬物とともに生きてきました。世界各地でさまざまな民族が病気の治療や宗教的な儀礼などに、また「酔い」や「ハイ」を体験するために薬物を使ってきました。こうした地域特有の薬物が、15世紀半ば頃に始まった大交易時代以降、帝国主義国家の植民地政策によって大量生産されて世界に広がり、人間の歴史をも変えてきました。 松本俊彦さん(精神科医、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部部長)は言います。「私たちのごく身近にあるアルコール・タバコ・カフェインは大きな健康障害を生むので『ビッグスリー』、よくニュースになるアヘン・大麻・コカは『リトルスリー』と呼びます」。また、病院で患者に処方される「処方薬」、薬局で売られる「市販薬」などによる依存症者が今、増えているとも。 「薬物そのものによい薬も、悪い薬もなく、『よい使い方』と『悪い使い方』があるだけ」と語る松本さんに、薬物をめぐる人類史を踏まえつつ、身近な薬物とのつきあい方やその怖さについて話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー オアシス 兄ノエル、弟リアムによって結成された英国のロックバンド「オアシス」。1994年のデビュー以来、数々の名曲によって圧倒的な人気を博しながらも、兄弟間の不和によって2009年に解散。再結成を待ち望むファンの期待も裏切られ続けました。 しかし、15年におよぶ月日が流れた昨年、奇跡の再結成を突然発表。現在、世界ツアーで熱狂を巻き起こし、今月末には待望の来日公演も予定しています。 そんなノエルとリアムの二人は、これまで英ビッグイシュー誌に幾度となく登場。過去のインタビューを振り返り、印象的なエピソードからオアシスの軌跡を振り返ります。 リレーインタビュー・私の分岐点タレント 戸島 花さん 趣味・特技の欄に書き続けた「囲碁」 グループ卒業後、夢の仕事ができるように 国際記事 『もしも君の町がガザだったら』高橋真樹さん 今なお続く、イスラエルによるガザ侵攻。世界各地で市民が「Free Palestine」の声を上げて連帯する一方、現地からの悲報はさらに深刻度を増しています。パレスチナ問題について懸念し、今年7月に『もしも君の町がガザだったら』を上梓したノンフィクションライターの高橋真樹さんに問題の本質を聞きました。 英国。“移民・難民申請者”のための「ローラーディスコ」 「表現する喜び、安心できる居場所、そして車ローラ輪ー を――」。英国外からポーツマス市内へ移住してきた若い人たちを対象に、ローラースケートとダンスを組み合わせたワークショップ「Skates4Mates」が始まった。主宰者である振付師・パフォーマー・エッセイストのジェニファー・アイアンズが、その体験をレポートする。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ! 世界銀行とアジア開発銀行が原発融資解禁へ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 注目、日本の最低賃金制度 雨宮処凛の活動日誌 「不法滞在者ゼロプラン」で切り捨てられる子どもたち ホームレス人生相談 兄に彼女ができ、複雑な気持ちです 埋もれた名作を復刊・販売する学生たちー水野ゼミの本屋 知的財産法を学ぶ大学のゼミが運営するユニークな本屋が大阪市内にある。店名はゼミ名そのまま「水のゼミの本屋」。 本の権利関係の調査・確認から、出版・販売、読書会、グッズ開発、広報に至るまで、すべてを学生が手がける驚きの本屋を取材した。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 米国『デンバー・ボイス』ハルヴィン・ジョーンズ 監督インタビュー『アフター・ザ・クエイク』井上剛監督 阪神・淡路大震災をモチーフにした村上春樹氏の連作短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作とする映画『アフター・ザ・クエイク』が10月3日より公開されます。独特の村上ワールドを映像化した井上剛監督に作品世界を聞きました。 創刊22周年記念 映画祭と写真展開催 “貧困”や“排除”そして社会を考えた FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー511号
¥500
☆店長のひと言 「生きかえれ四万十よ!帰れソレントへ!」 【内容紹介】 特集 生きかえれ!四万十川 ――清流再生へ 日本で“最後の清流”と呼ばれてきた「四万十川」。全長196km、流域面積2186㎢、四国内で最長の川。 その豊かな生態系も、農業排水や工業排水、ダム・堰などのコンクリート工事、森林伐採によって、汚染が深刻化しています。河川漁業生産量は70〜80年代半ばのピーク時からわずか3%に減少しました。 そんな中、自然の力を活用して生態系の回復を目指す「NBS」、有機農家との連携などによって、市民たちが清流復活を目指し始めています。 小松正之さん(生態系総合研究所)に「四万十川の科学調査と『NBS』とは何か」について、「トンボと自然を考える会」の杉村光俊さんと野村彩恵さんに「四万十川の生物減少と有機農業の重要性」について、農地に湿地帯を造成し水質浄化を目指している生姜農家の佐竹孝太さんに「NBSを取り入れた農業の試み」について聞きました。 四万十川が変われば、日本中の河川も変わる可能性があります。その挑戦を追いかけたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー アーノルド・シュワルツェネッガー ハリウッド映画のアクション俳優として一世を風靡し、言わずとしれたアーノルド・シュワルツェネッガー。ボディビルダーとしてキャリアを始めた彼は、敏腕の実業家や、環境問題へ熱心に取り組む政治家としても目覚ましい活躍を遂げてきました。巨漢の体躯からは想像できない、彼の意外な一面とは。 リレーインタビュー・私の分岐点囲碁棋士 吉原由香里さん あきらめかけた、プロ棋士への道 父の急逝で、もう一度挑戦を決めた 国際記事 ドイツ「私は工事現場育ちの女の子」 “肉体労働の工事現場は男性の仕事”という先入観の強い建設業界。弱冠19歳にしてドイツ最年少の足場組立の女性主任者となり、36歳で年間最優秀企業家にも選ばれたナディン・ボニンガー。彼女は兄とともに父の建設会社を継ぎ、さまざまなバックグラウンドをもつ労働者が集まった社内環境を「多文化共生の場」として盛り上げています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニア便り 57頭「ゾウの大移動プロジェクト」その2 国内記事 トミヤマユキコの「マンガを通して社会問題を考える」4 トミヤマユキコさんの「マンガを通して社会問題を考える」エッセイ第4弾。今回はトミヤマさんが最近注目する、戦争という非日常と、日常生活に潜む社会問題にフォーカスしたマンガ5作品を紹介します。 連載記事 ふくしまから 福島の空襲を伝えた「はやまっ子」の子ども語り 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 長期主義と人類愛の関係 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 どのように「自分を表現」したらいいのか 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 生物たちの擬死。死んだふりして生きのびる 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『アプロポ』 オクタヴィアン・ティンカ 色とりどり 希望をつむぐ本屋さん オープンから2ヵ月。店舗でいきいき働く販売者たち FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー510号
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☆店長のひと言 「不登校対策のゴールを“登校”以外にも持てればよいと思うのですが。」 【内容紹介】 特集 不登校は育ち方のひとつ ここ数年、不登校の子どもが急増しています。2023年度には不登校児童・生徒の総数は34.6万人となり、小学校1年生から不登校になる子どもも多く低年齢化が進んでいます。 「この数字は氷山の一角。『保健室登校』など“不登校傾向”にある子どもは、小・中学生の約1割、推計108万人という調査もあります」と、石井しこうさん(不登校ジャーナリスト)は言います。自身も不登校の経験があり、フリースクールで居場所を得た後、19歳からNPO法人で不登校の子どもや若者、その親たち400人以上に取材を続けてきました。石井さんに不登校の今を聞きました。 また、不登校に限らず何らかの事情でひきこもりになった若者たちが社会とふれ合う場も重要です。小栗加奈さんは22年、愛知県春日井市で不登校やひきこもりの若者たちが働けるカフェ「ワンぽてぃと」をつくりました。勤務時間を15分単位に設定して「15分雇用」で若者たちが働くという仕組みです。小栗さんに、「ワンぽてぃと」設立の経緯と目的などについて聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ジェーン・スー コラムニスト、ラジオパーソナリティとして活躍中のジェーン・スーさん。8月20日に発売となった新著『介護未満の父に起きたこと』では、「介護前夜5年」の父のケアに奔走した日々を綴っています。今回、ビッグイシュー東京事務所にて待望のインタビューが実現しました。 リレーインタビュー・私の分岐点瞑想・ヨガ指導者 相川圭子さん 悟りを得るために続けた「死ぬ練習」無心の先に“本当の慈愛 “があった 国際記事 カナダ。25年以上、貧困地域を見守る老舗食堂の“おかみさん” 1942年のオープン以来、バンクーバー市東部の移民や低所得層が多く居住する地区で愛され続けてきた、老舗の食堂「オーバルティン・カフェ」。店を切り盛りするのは、中国系移民女性のグレイス・チェンです。コロナ禍、放火などの困難に挫けることなく、地域の人々を思いながら営業を続けています。 天体写真家、メフメト・エルギュン 「あなたはスパイですか? 宇宙人を探しているんですか?」 星空や天の川、星の軌跡の素晴らしい写真を撮る WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 狭い土地、断層多数の「美浜原発」に増設方針 浜矩子の新ストリート・エコノミクス トランプ氏の悪行 その3 雨宮処凛の活動日誌 生活保護引き下げ訴訟に勝利。一刻も早い謝罪と被害の補償を ホームレス人生相談 相手によって無口になる時があります 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく セルビア『リツェウリツェ』ヴェスナ、ゾラン、スヴェトラーナ 監督インタビュー 同性婚が法律で認められていないG7唯一の国、日本。そんな社会の中で、出産や子育てを希望する同性カップルの思いや日常を伝えるドキュメンタリー映画『ふたりのまま』が9月20 日から公開されます。当事者でもある長村さと子監督に話を聞きました。 表現する人 空を見上げ、手作りの凧を楽しむ。安田葉さん 夜パン模様 フードロスを減らし、仕事をつくる。パンを焼かないパン屋さん FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー509号
¥500
☆店長のひと言 「ローカル鉄道がんばって欲しい。でもやっぱりどこかに無理がかかっていると思ったり。」 【内容紹介】 特集 走れ!ローカル鉄道 いま、全国の地域鉄道98社の8割は赤字だといいます(2023年度)。その背景には、人口が減り、高齢化などによる利用客の減少と変化、また鉄道施設の維持補修費の増大があります。 そんな中、滋賀県東部地域の10市町、33駅を走る「近江鉄道(ガチャコン電車)」は16年6月にギブアップ宣言の後、関係者の努力が実り、今年4月には31年ぶりの黒字化を果たしました。鍵となったのは、鉄道の運行を鉄道会社(民間)が担い、線路や駅舎という鉄道インフラを沿線自治体(公共)が保有し、負担を軽くする「上下分離方式」の採用でした。 また、沿線の自治体などが出資した第3セクターが運営する「北条鉄道」は現行のまま、知恵を出し合うことで、確実に利用者を増やしています。ボランティア駅長の公募やイベント列車の走行、20年には全線単線の中間駅に、無人の行き違い交差設備を日本で初めて導入、平日の朝と夜に増便しました。 近江鉄道の存続にかかわった土井勉さん(一般社団法人グローカル交流推進機構)と、深江克尚さん(北条鉄道株式会社)に話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ピアース・ブロスナン アイルランド出身、5代目“ジェームズ・ボンド”として名を馳せ、さまざまな映画やドラマに出演を続ける俳優のピアース・ブロスナン。最新出演作となるドラマ『モブランド』や、現代社会の気になる動向について語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点囲碁棋士 飛田早紀さん 「ここぞ」という時に負け、くやしい思い。何度も気持ち立て直し、20 歳でプロに 国際記事 英国。環境保護や貧困廃絶を呼びかける、キャサリン・ハムネット 環境、政治、ジェンダー、平和、反戦......40年以上、メッセージ性の高いコレクションを発表し続ける、社会派デザイナーのキャサリン・ハムネット。スローガンTシャツの考案者でもある彼女は、昨年9月、国際NGO「オックスファム」とタッグを組み、〝ファストファッションではなく古着を選んで環境を守ろう〟という意欲的なキャンペーンも展開しています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニアだより:「ゾウの大移動プロジェクト」に参加する 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 「明るさ」の中の暗闇 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 人々に愛されてきた土木から物語や歴史が見えてくる 橋も道路も水道も、健気で愛おしい土ドボク木たち!――三上美絵さん(土木ライター) ゼネコン勤務時代に土木構造物の魅力にハマり、全国をめぐって「かわいい土木」を紹介している土木ライターの三上美絵さん。「重厚長大なだけじゃない、人々に愛されて大切にされてきた道路や橋梁などの土木は“ドボかわいい”」とその魅力を発信する。 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 少しの刺激で姿を隠そうとする「恥ずかしがり屋のミモザ」の謎 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『bodo』販売者クリスティアン 日中韓で共同編集した歴史教材第三弾『新・未来をひらく歴史』、刊行へ 日本と中国、韓国の大学の研究者や教師らが共同して共通の高校生向け歴史教材を制作し、相互理解を深めようというプロジェクトが、戦後80年となる今年9月初旬、05年の初版に続く第三弾『新・未来をひらく歴史』を刊行します。その取り組みを大日方(おびなた)純夫さん(早稲田大学名誉教授)に聞きました。 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?
¥902
☆店長のひと言 「読んだあとに自分の見識がどう変わるか(変われる)どうか。」 内容紹介 「ナチスは良いこともした」という言説は、国内外で定期的に議論の的になり続けている。アウトバーンを建設した、失業率を低下させた、福祉政策を行った――功績とされがちな事象をとりあげ、ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証。歴史修正主義が影響力を持つなか、多角的な視点で歴史を考察することの大切さを訴える。 目次 はじめに 第一章 ナチズムとは? 第二章 ヒトラーはいかにして権力を握ったのか? 第三章 ドイツ人は熱狂的にナチ体制を支持していたのか? 第四章 経済回復はナチスのおかげ? 第五章 ナチスは労働者の味方だったのか? 第六章 手厚い家族支援? 第七章 先進的な環境保護政策? 第八章 健康帝国ナチス? おわりに ブックガイド 著者プロフィール 小野寺拓也(オノデラ タクヤ) 1975年生まれ.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了. 博士(文学).昭和女子大学人間文化学部専任講師を経て,現在,東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授.専門はドイツ現代史. 著書に『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」――第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社),訳書にウルリヒ・ヘルベルト『第三帝国――ある独裁の歴史』(KADOKAWA)などがある. 田野大輔(タノ ダイスケ) 1970年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学.博士(文学).大阪経済大学人間科学部准教授等を経て,現在,甲南大学文学部教授.専門は歴史社会学,ドイツ現代史. 著書に『ファシズムの教室――なぜ集団は暴走するのか』(大月書店),『愛と欲望のナチズム』(講談社),『魅惑する帝国――政治の美学化とナチズム』(名古屋大学出版会)などがある. (岩波書店ホームページより引用) ISBN:978-4-00-271080-8 Cコード:0336 A5判120ページ 発行:岩波書店 発売日: 2023年07月07日
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ビッグイシュー508号
¥500
☆店長のひと言 「AIに稼がせて人間はベーシックインカム生活!?それはユートピアか、それともディストピアか。」 【内容紹介】 特集 ベーシックインカムの導入を考える ベーシックインカム(BⅠ)は「高齢者から乳幼児まですべての人に生活をまかなえるだけの一定の金額を無条件で無期限に給付する」社会保障制度。ドイツで2021年6月から3年にわたって「ベーシックインカムの実証実験」が行われ、今年4月にその結果が発表された。 この実験は、これまで世界で行われた中でも、史上最大規模のもの。100人以上の人に毎月1200ユーロ(約20万円)のベーシックインカムを支給した結果、「受給者の平均労働時間は変化せず、社会生活が活性化し、睡眠時間が増えた」などの興味深い結果が出た。現地在住のジャーナリスト、見市知さんによるレポートをお届けする。 日本では今、ベーシックインカムについての議論は進んでいるのだろうか。ビッグイシューは2018年12月に、フォーラム「とことん語ろうベーシックインカム!」を開いたが、その際、登壇いただいた波頭亮さん(経営コンサルタント)に、ドイツでの実証実験を受け、日本におけるベーシックインカムの実現性について聞いた。 無人島で暮らせば 日本には1万4120もの離島があり、そのうち1万3704が無人島だといいます。梶海斗さん(無人島プロジェクト代表)は2008年、19歳の時から多くの無人島でキャンプをし、今は“無人島”をテーマにした活動を行っています。 また、脇村拓嗣さんは瀬戸内海の無人島“松島”に移り住み、古民家を借りて無人島暮らしを体験できる宿に改修し、23年6月に「松島荘」をオープンしました。 梶さんと脇村さんに、無人島で体験できることを聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー シンシア・エリヴォ 近年最も話題になった映画の一つ『ウィキッド ふたりの魔女』で、主人公のエルファバ(葛藤を抱える緑色の肌の西の魔女)を演じた俳優シンシア・エリヴォ。この作品で3度目となるアカデミー賞ノミネートを果たし、11月には『ウィキッド』第2部が米国で公開予定です。エリヴォが「若き日の自分に宛てた手紙」をテーマに、自身の思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点将棋棋士 先崎 学さん 将棋は苦しみにある人を励まし、力を与える うつ病を経て、その思いをより実感した 国際記事 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ! イスラエル、イランの原子力関連施設を攻撃 浜矩子の新ストリート・エコノミクス トランプの2 つの暴挙 雨宮処凛の活動日誌 「いのちのとりで裁判」の勝訴 米国ロサンゼルス。国境を越え、困窮者支援を広げたい 米国ロサンゼルスで、日系米国人や在留日本人をはじめ、さまざまな移民コミュニティを包括的にサポートする「リトル東京サービスセンター(LTSC)」。コロナ禍以降の物価・家賃高騰に加え、創立45周年を迎えた今年もトランプ政権による排他的な政策が相次ぎ、人々の苦境に拍車をかけています。逆風が吹く中、LTSC社会福祉部で奮闘する3人のスタッフに、現地での活動状況を聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スイス『サプライズ』ファルトゥン・アブカー 映画インタビュー 『長崎―閃光の影で―』菊池日菜子さん 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・夏 毎日、違う鳥が来て、違う花が咲く。何十年いても飽きることはない FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー507号
¥500
☆店長のひと言 「これからは肥大化したSNSを介さない民主的な仕組みが必要な気がしています。」 【内容紹介】 特集 デジタル民主主義 いま、日本をはじめ世界各国で、民主主義への信頼は最低水準を記録。民主主義が大きな分岐点に立たされています。 原因の1つは「代表制」や「多数決」の限界です。選挙で得票差がたった1%に過ぎなくても、勝利者が確定してしまいます。残りの人々の意志は次の選挙まで顧みられることはありません。もう1つは「SNS」の影響です。ソーシャルメディアは極端な意見の発信やフェイクニュースで多くの関心を惹きつけ、広告収入を上げます。この2つが組み合わさり、民主主義への不信や対立が高まってきました。 そんな中、IT(情報技術)を駆使し、民主主義の限界を超えようとする新たな取り組みが世界各地で始まっています。 市民による政策提案や熟議を促す「公共参加のためのデジタル・プラットフォーム」を活用するスペインやエストニア、フィンランド、台湾などの取り組みを紹介します。また李舜志(リ・スンジ)さん(法政大学社会学部准教授)に、社会的な差異を超えて力を合わせる「プルラリティ(多元性/多元技術)」の重要性について聞きました。 私たちは民主主義をアップデートできるのでしょうか? その未来を考えたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー マイケル・シーン BBCの人気ドラマ『グッド・オーメンズ』への出演などで、日本でも知る人ぞ知る英国のベテラン俳優マイケル・シーン。今年春には、高金利ローン撲滅運動の一環として出演した新作ドキュメンタリー番組が本国でテレビ放映されました。彼が“非営利俳優”を自認し、社会貢献のために私費を投じ続けるのはなぜなのか。シーンが自らの信条を語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点作家 葉真中顕さん 時代に翻弄される主人公はもう一人の自分 氷河期世代の当事者性をもち、書き続けたい 国際記事 アフリカ。1万マイルを完走し2億円を寄付 10代後半からギャンブルや飲酒に溺れ、20代前半まで貧困生活を送っていた青年ラス・クックは、ランニングによって人生の目標を見出しました。アフリカ縦断に挑み、見事に完走。その様子を配信して得たYouTubeからの巨額な報酬を社会活動団体に寄付しました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス パンドラの箱の真相 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 道ゆく子どもたちも「民主主義博物館」へ 〝民主主義って多数決?〟から先へ進むために── 室橋祐貴さん 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 人が迎える二大老化期 「不健康度」と「老化度」の指標 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ドラウセンザイター』販売者 ハンス・バールス 表現する人 残された物から自分が生きていない時代が見えてくる 藤野裕美子さん 監督インタビュー 『黒川の女たち』松原文枝 監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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戦争とデータ 死者はいかに数値となったか
¥1,550
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,750円+税) ☆店長のひと言 「もし同じ数値を算出できたとしても一方では成果、一方では被害となる。」 紹介 戦争全体の把握にはデータが肝要だ。特に死者数のデータは、戦争の規模、相手との優劣比較で最も説得力を持つ。ただ発表されるデータが正しいのかは常に疑念があるだろう。ウクライナ戦争での戦死者数についても、ウクライナ、ロシア双方から発表される数字は異なる。では、そうしたデータはどのように集められてきたのか。 戦場での死者数は、総力戦となった第1次世界大戦以降、国家による将兵だけの把握では難しくなり、赤十字国際委員会、国際連盟といった国際機関が介在していく。しかし第2次世界大戦後、特定地域での内戦・紛争・ゲリラ戦が頻発。政府側・反政府側で異なる数字が発表されていく。大国間対立で国連が機能不全に陥るなか、国際的な人道ネットワークが、先進各国や国連の支持を受け、死者数の調査・精査を行い発表していく。 本書では、特に1960年代以降のベトナム戦争、ビアフラ内戦、エルサルバドル内戦から、第3次中東戦争、イラン・イラク戦争、旧ユーゴ紛争、そして21世紀のシリア内戦、ウクライナ戦争を辿る。その過程で国際的な人道ネットワークが、統計学や法医学の知見を取り入れ、どのように戦争データを算出するようになったか、特に民間人死者数に注目する。また、データをめぐる人々の苦闘にも光を当てる。 著者プロフィール 五十嵐元道 (イガラシモトミチ) (著/文) 1984年北海道生まれ。2014年英サセックス大学国際関係学部博士課程修了(D.Phil)。北海道大学大学院法学研究科高等法政教育研究センター助教、日本学術振興会特別研究員(PD)、関西大学政策創造学部准教授を経て、23年より教授。専攻は国際関係論、国際関係史。著書に『支配する人道主義―植民地統治から平和構築まで』(岩波書店、2016年)。共著に『グローバル・ガバナンスの歴史と思想』(有斐閣、2010年)、『EUの規制力』(日本経済評論社、2012年)、『「国際政治学」は終わったのか』(ナカニシヤ出版、2018年)ほか。 ISBN:978-4-12-110140-2 Cコード:1331 四六判280ページ 発行: 中央公論新社 発売日: 2023年7月7日
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ビッグイシュー506号
¥500
☆店長のひと言 「犬は健康に良いです!犬くれワンワン!!」 【内容紹介】 特集 動物たちの力を借りる 日本で犬や猫などの動物と暮らした経験のある人は47%で、約半分にのぼるといいます。また、動物とのふれあいによって、ストレスを表す心拍数や血圧を下げることなどもわかってきました。 大塚敦子さん(ジャーナリスト)は30年以上、「動物介在介入」(アニマルセラピー)に関心をもち、主に米国や国内の現場で取材してきました。その中で、その人をありのままに受け入れられる動物の力が、教育、若者の自立支援、人生の生き直し、医療、司法の場などで、人にさまざまな恩恵を与えていることに気づいたといいます。そんな大塚さんに「子どもや若者を対象に行われている国内外の活動事例」について聞きました。 また、子どもたちが犬に読み聞かせを行う「わん!だふる読書体験」(三鷹市立三鷹図書館)、「保護犬の譲渡推進と若者の自立支援を行う活動」(認定NPO法人キドックス)、病気の子どもに寄り添う「ホスピタル・ファシリティドッグ®」(認定NPO法人シャイン・オン・キッズ)、それぞれの活動について取材しました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー レオ・レオーニ 『スイミー』『フレデリック』『あおくんときいろちゃん』など、数々の名作絵本を生み出したレオ・レオーニ(1910―1999)。 元々はグラフィックデザイナーやアートディレクターとして活躍していたレオーニが、49歳から始めた絵本づくりに焦点をあてる「レオ・レオーニの絵本づくり展」が7月5日から東京・渋谷のヒカリエホールで開催されます。 レオーニが絵本に込めた思いとは、どのようなものだったのか? 生前のレオーニと交流もあった松岡希代子さん(板橋区立美術館館長)に「レオーニの人生と作品」について、岡田由里さん(Bunkamura ザ・ミュージアム学芸員)に展覧会の見どころを聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点作家 呉勝浩さん それまでの作風を捨てても、審査に落ち……今でも覚えている、地の底にいるような心境 国際記事 米国。“銃”を解体し、“園芸道具”に作り変える 未成年による射殺事件や、不特定多数の市民への銃乱射事件など、痛ましいニュースが絶えない米国社会。自衛手段、スポーツ射撃、狩猟などの用途で合法化された銃の所有は、植民地開拓時代から長く続いてきた“文化”だと主張する国民も少なくない。一方で、凶器で子どもを失った親たちが「銃のない生き方」を広めるため、銃器を園芸道具に改造する取り組みを始めました。 連載記事 原発ウォッチ 台湾、アジア初・脱原発の歴史 浜矩子の新ストリート・エコノミクス トランプ税制の醜悪 雨宮処凛の活動日誌 枝元なほみさんを偲ぶ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』 賴漢威 監督インタビュー 『灰となっても』アラン・ラウ監督 表現する人 拾ったものや身の回りの素材を用いて、彫刻作品を制作する久保寛子さん。留学先の米国から日本へ帰国した際に、田園風景がユニークなものに感じられて、畑でイノシシよけにも使われるワイヤーメッシュで作品を作り始めたと語ります。先史芸術や民族芸術、文化人類学の学説のリサーチをベースに作品を制作されています。 ROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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プロメテウスの火(始まりの本)
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価3,000円+税) ☆店長のひと言 「原子力の善悪だけで考えるとおかしくなるのでよろしく。」 紹介 ノーベル賞物理学者が原子力を中心に科学の「原罪」を説き、進むべき道を模索する。 目次 1 プロメテウスの火(暗い日の感想(一九五四) 人類と科学-畏怖と欲求の歴史(一九七二) 物質科学にひそむ原罪(一九七六) 科学と現代社会-問題提起(1975)) 2 原子力と科学者(科学と技術がもたらしたもの-原子力の発見(一九六九) 新たなモラルの創造に向けて-科学と人類(一九七五) パグウォッシュ会議の歴史(一九六二) 核抑止を超えて(湯川・朝永宣言)(1975)) 3 科学技術と国策(座談会 日本の原子力研究をどう進めるか(一九五四) 座談会 日本の原子力研究はどこまできたか(一九五四) 座談会 科学技術振興と科学の役割(一九五九)) 朝永 振一郎(著)、江沢 洋(編) ISBN:978-4-622-08354-2 271ページ 発行:みすず書房 初版年月日: 2012年6月
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ロシア点描 ーまちかどから見るプーチン帝国の素顔ー
¥1,350
【中古 帯に小さな損傷あり(画像参照) 】 (参考:定価1,600円+税) ☆店長のひと言 「私たちは兵力よりもまず国民を知るべきではないだろうか。」 内容紹介 「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」という本書の内容は、プーチン大統領の蛮行によってその色合いを変えた。新型コロナウイルスの蔓延下、ロシアを観光で訪れることはかなわない。何より頭をよぎるのは突然、ロシア軍の攻撃によって同胞を失い、住む家、町、国を離れざるをえなくなったウクライナ人の悲しみだ。日本人のロシアやロシア人に対するイメージも、好ましくないものに転じたかもしれない。 しかし、だからこそこの本を手に取っていただきたい。もちろん「ロシア政府とロシア人は別」と簡単に割り切ることはできない。では両者の関係がどうなっているのかということを、なるべく柔らかく、わかりやすく説き、「ロシアという国は何か」について、理解を深める必要がある。 著者は執筆にあたり、次のように語った。「自分のロシアへの『愛』を伝える作品にしたい」。その真意を、一人でも多くの読者に感じていただければ幸いである。 著者プロフィール 小泉 悠 (コイズミ ユウ) 1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)。民間企業、外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て2019年から東京大学先端科学技術研究センター特任助教、現在は専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。主著に『軍事大国ロシア』(作品社)、『「帝国」ロシアの地政学──「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版、2019年サントリー学芸賞受賞)、『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書)、『ロシア点描』(PHP研究所)、『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)等。 ISBN 978-4-569-85185-3 四六判 192頁 発行 PHP研究所 発売日 2022年4月20日
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ビッグイシュー505号
¥500
☆店長のひと言 「タコ・イカとかけまして、政治資金規制法と解きます。そのこころは? どちらも骨抜きでしょう。」 【内容紹介】 特集 タコとイカのこころ 二つの大きな目玉をもつ頭から腕が生え、体の色を瞬時に変える。骨はない。そんなタコとイカは頭足類と呼ばれ、世界には300種のタコと450種ほどのイカがいます。彼らの遠い先祖は貝類で、オウムガイが貝類とタコ・イカの中間の形だといいます。 彼らはヒトとはまったく異なる体・脳をもっていますが、地球という同じ惑星で進化したヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることがわかってきたといいます。 たとえば、眼が発達し、モノを凝視する時間が長い。瞬時のカモフラージュに優れる。腕はどの角度にも曲げることができ、学習能力と記憶力が高い。さらに、タコの脳がChatGPTに似ていたり、遺伝子を「RNA編集」できたり……。 滋野修一さん(テクノプロR&D社勤務)に「タコ・イカの感情と知性」、吉田真明さん(島根 大学教授)に「生命の設計図を書き換えるタコとイカ」について話を聞きました。 また、イカのさまざまな魅力を人々に伝えたいと立ち上げた「日本いか連合」のメンバーお二人にも活動について聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー レディー・ガガ 今年、新作アルバム『メイヘム』を発表。5月3日にはブラジル・リオデジャネイロで開催したコンサートで 250万人以上を動員し、女性アーティストとして史上最多の観客動員数を記録したレディー・ガガ。絶大な支持を受ける一方、プレッシャーの中で生きのび、痛みとともに生きてきた経験を語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点ミステリー作家 有栖川有栖さん 苦節18年で、兼業作家としてデビュー 夢はこれから“代表作”を書くこと 国際記事 ウガンダ。緊急! HIV 陽性者に治療薬の継続提供が必要 140万人以上がHIVに感染していると言われるウガンダで、患者の命を救う抗レトロウイルス薬の不足が深刻な状況にあります。トランプ政権がUSAID(米国際開発庁)の対外援助資金を凍結し、世界各地の支援プログラムが停止したためです。これを受け、米国のNPO「クレイジー・ラブ・アフリカ」は直ちに資金集めを開始し、治療の最前線に立つ現地の医師を支えてい ます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス ヒラメとタコのバトル コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 女性はなぜ長生きなの?平均寿命と健康寿命 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『アプロポ』販売者 イグボアヌゴ・アニチュク 若い世代の声がちゃんと届く政治へ。能條桃子さんに聞く 「若者の声が政治に届きづらい状況を変えたい」と、インスタグラムでの情報発信や立候補年齢の引き下げプロジェクト、地方議会からのジェンダー平等の実現など、さまざまな活動に取り組む能條桃子さん。「若者と政治」をとりまく状況や変化について聞きました。 ふくしまから アジア初。台湾の脱原発が実現 監督インタビュー 『フロントライン』関根光才監督 りんりんふぇす。多様な人が溶けあう魅力 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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もの食う人びと
¥300
【中古 状態きれい】 (参考:定価720円+税) ☆店長のひと言 「新聞に連載していたとき読んでいました。過酷な状況と食事の描写の対比が衝撃でした。 紹介 バングラデシュで、旧ユーゴで、ソマリアで、チェルノブイリで…人びとはいま、なにを食べ、考えているか。熟達の記者・芥川賞作家の著者が、世界の飢餓線上を彷徨い、ともに食らい、語らい、鮮やかに紡いだ、驚愕と感動のドラマ。現代報道の壁を突破し抜いた、世紀末の食の黙示録。文庫化に際し、新たに書き下ろし独白とカラー写真を収録。 目次 旅立つ前に 残飯を食らう 食いものの恨み ピナトゥボの失われた味 塀の中の食事 食とネオナチ 黒を食う モガディシオ炎熱日誌 麗しのコーヒー・ロード バナナ畑に星が降る 兵士はなぜ死んだのか 禁断の森 チェロ弾きの少女 儒者に食事作法を学ぶ 背番号27の孤独な戦い ある日あの記憶を殺しに〔ほか〕 著者プロフィール 辺見 庸 (ヘンミ ヨウ) (著) 小説家、ジャーナリスト、詩人。元共同通信記者。宮城県石巻市出身。宮城県石巻高等学校を卒業後、早稲田大学第二文学部社会専修へ進学。同学を卒業後、共同通信社に入社し、北京、ハノイなどで特派員を務めた。北京特派員として派遣されていた1979年には『近代化を進める中国に関する報道』で新聞協会賞を受賞。1991年、外信部次長を務めながら書き上げた『自動起床装置』を発表し第105回芥川賞を受賞。 ISBN:978-4-04-341701-8 Cコード:0195 文庫判 368ページ 発行:KADOKAWA 発売日: 1997年06月20日
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ビッグイシュー504号
¥500
☆店長のひと言 「食べ物で人を元気にできる人は、ほぼ神様。」 【内容紹介】 特集 喜びと誇り、枝元なほみを偲ぶ 今年2月27日にご逝去された、料理研究家の枝元なほみさん。 ビッグイシューの誌面ではもちろん、認定 NPO 法人ビッグイシュー基金の共同代表、また、日本の食や農業を考えリードする人として社会的にも活躍されました。 雑誌では創刊1年後、12号特集(2004.9.1)での初インタビューをきっかけに、17号(2004.11.15)から120回連載の「枝元なほみのスローシンプルフード」が始まり、販売者とのコラボ連載「世界一あたたかい人生レシピ」も250回を超え(単行本2冊発行)、さらにコロナの禍中には「大人食堂」「夜のパン屋さん」を立ち上げ、全力を注ぎました。 そんな枝元さんの軌跡の一端として、連載「スローシンプルフード」から9編のエッセイほかを再掲。枝元さんとともに活動された仲間「チームむかご」「日本の種子(たね)を守る会」「夜のパン屋さん」のみなさんへのインタビュー、そして枝元さんの親友である詩人の伊藤比呂美さんにご寄稿いただきました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー デミ・ムーア 90年代、『ゴースト/ニューヨークの幻』などで、ヒット作を牽引する存在となった、俳優のデミ・ムーア。キャリアの中盤は不振に見舞われ、アイダホ州で静かな生活を送った後、2019年に赤裸々な回顧録『インサイド・アウト』でカムバックしました。62歳となった今、身体的な恐怖体験を描き、新時代の映画として話題を集めるボディ・ホラー『サブスタンス』に出演。ルッキズムや男性支配社会などをテーマにした本作への思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点書評家、ライター 杉江松恋さん 会社員の傍ら、ミステリー書評を書いた 誰も気づいていない分野を開拓したい 国際記事 英国 木工技術ワークショップで困窮者の仕事作り 産業革命発祥の地であり、かつて毛織物や鉄鋼業で栄えたイングランド北部の街。 しかし時代の移り変わりとともに産業は衰退し、失業率が高止まりして生活困窮者が増える一方、家賃高騰で荒廃した空き家が目立ちます。そこで自立支援団体「ハンドクラフテッド」は、社会的に孤立した人々を対象に、木工技術習得のためのワークショップを開いています。 連載記事 原発ウォッチ 4 月28 日、イベリア半島で停電 浜矩子の新ストリート・エコノミクス コンクラーベの授けもの 雨宮処凛の活動日誌 必見!! 映画『選挙と鬱』水道橋博士の立候補から辞任まで 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく カナダ『メガフォン』リチャード・ヤング 監督インタビュー 『デリカド』カール・マルクーナス監督 販売者主宰「歩こう会」150 回記念 ゴトゴト走る路面電車に乗って FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー503号
¥500
☆店長のひと言 「素朴な疑問なんですけど、環境破壊も戦争も止める気のない国が威張ってるの何なんですかね。」 【内容紹介】 特集 気候政策、SOS! 今、世界で森林火災など気象災害が頻発。「世界でCO2をあと4000億トン排出すると1.5℃に達してしまう恐れがあります。日本の割り当ては約70億トンですが、政府の削減計画のままでは2050年までに約160億トンが出てしまうでしょう」と、西岡秀三さん(地球環境戦略研究機関)は警告します。 そこで、2024年4月、西岡さんら科学者とNPO・NGO関係者らは「まっとうな日本の気候政策を」とキャンペーンを始めました。西岡さんに「人類の将来を決定づける今後10年の気候政策」について、高瀬香絵さん(自然エネルギー財団)と槌屋治紀さん(システム技術研究所)には、近未来、電力需要は自然エネルギー(再生可能エネルギー)でほぼまかなえるという実現のシナリオについて聞きました。 また、2024年8月には、全国の若者16人が“気候変動による悪影響は若い世代の人権を侵害している”と火力発電事業者10社を提訴しました。「明日を生きるための若者機構訴訟」の原告と弁護団のみなさんにも取材しました。 間違った気候政策を変えられない政府にもの言うべき時が来ました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 千葉雄喜 ビートにのせたシンプルで直感的な日本語ラップで、カリスマ的な存在として世界的な注目を集めるアーティスト・千葉雄喜さん。2012年に「KOHH」という名義でデビューしましたが、人気絶頂だった2021年に活動を終了。表舞台から姿を消していましたが、24年2月13日に本名「千葉雄喜」で『チーム友達』を突如配信すると、瞬く間にSNSを通じて国内外に広がり、音楽シーンに劇的にカムバックしました。 リレーインタビュー・私の分岐点落語家 立川寸志さん 常に逃げ場だった「落語家になる夢」 44歳で入門以降、逃げたいと思わない 国際記事 ドイツ、難民3人のうち1人がPTSD やうつ病に ドイツ北部の都市ハンブルクにあるエッペンドルフ大学病院の難民医療センターでは、戦争や迫害の体験により深刻なトラウマを負い、移住後も精神疾患を発症して苦しむ人々の治療に当たっています。同センターで医療チームを統括する精神科医インゴ・シェーファーは、一般社会からは見えにくい難民出身者の厳しい状況を臨床の現場から伝えます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 地政学から地球を守ろう コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 超音波を使っておしゃべりしているマウス 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ファクトゥム』販売者 マリア 表現する人 直感的に作ったパーツを組み合わせて、立体作品を制作する陶作家の酒井智也さん。電動ろくろでダイレクトに素材である粘土に触れていると、深層に眠っている記憶が手の中からふわっと生まれるような感覚になると言います。「記憶」をテーマに作品を制作されています。 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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熱狂と欲望のヘルシーフード
¥400
SOLD OUT
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,800円+税) ☆店長のひと言 「もっとお米をちょうだい!」 紹介 老若男女、いつの時代も変わらない欲求として存在する「健康でありたい」という願い。 いつまでも元気でいたい、痩せて健康的になりたい……。その「健康欲」が、これまで幾度となく健康食品やダイエットのブームを起こしてきた。 流行食を追い、「ファッションフード」という言葉を生み出した著者が健康をめぐる食文化史、メディア史という観点から、「ヘルシーフード」の流行を振り返る。 ●米、肉、牛乳は体にいいのか悪いのか ●社会の空気を映し出す栄養ドリンクのキャッチコピー ●トクホ、機能性表示食品の流行と定着 ●いくつ試した?朝バナナダイエット、納豆ダイエット…… ●すっかり定着しつつある糖質制限ダイエット ●アルコール飲料にも波及する健康志向 ●はやり病とはやりの食べ物の関係 目次 第1章 繰り返される「体にいい・悪い」論争 オートミール、大豆ミート、植物性ミルクブームと嫌われがちな米、肉、牛乳/ ずっと昔から存在した「体にいい・体に悪い」論争/主食をめぐる論争と牛乳有害説/ どちらが長生き食品? 平成に過熱した菜食・肉食論争/“空前”と呼ばれる肉ブームの到来/ ベジタリアンとヴィーガンはどう違う/よみがえりつつある酸性食品とアルカリ食品/ 「自然=善、人工=悪」の構図が確立した高度経済成長期/「食品は『裏側』を見てから買いましょう」/ 規制される食品添加物の「無添加」「不使用」表示/嫌中感情をエスカレートさせた「中国毒食品」/ 「オイル論争」マーガリンが健康な油から悪い油に 第2章 こんなもの、はやりました。~健康食品流行クロニクル 病的なまでの健康ブームが続いた平成時代/平成不況とはびこるフードファディズム/ 民間療法から出現したドリンクタイプの健康食品たち/藁をもつかむ人をあざむいた「ヨーグルトきのこ」と「野菜スープ」/ テレビから生まれた健康食品たち/死亡事故や捏造事件……信用できない健康食品/ 超高齢社会の縮図、アンチエイジングの一大ブーム/アメリカからやって来た「スーパーフード」/ 「柳の下のドジョウ」がうようよ、医者の教える食事本がまたブームに/アンプル剤にはじまった栄養ドリンクの第1次ブーム/ 栄養ドリンクのキャッチフレーズから見える社会の空気/「癒し」ブームとマクロビオティックの逆輸入/ はやり病とはやりの食べ物の相関関係/コロナでますます人気の「免疫力アップ」と「睡眠の質向上」/ アルコール飲料にまで影響を与える健康志向 第3章 「トクホ」「機能性表示食品」の流行と定着 食品の「第3の機能」発見、「機能性食品」の誕生/最初の機能性ドリンク「ファイブミニ」の衝撃度/ ファイブミニに続け! 新しい機能性食品たち/ついに成立した「特定保健用食品」制度と、厳しかった門出/ アメリカの外圧で解禁されたサプリメント/薬じゃないけど効果抜群? 過熱するサプリメント市場/ 一世を風靡したアンチエイジングのサプリメント/ついに健康が国民の義務に! 「トクホ」の時代がやって来た/ 吹き荒れる「メタボ特需」、トクホ飲料が大ヒット/エコナショックを救った史上初のトクホコーラ/ 健康より経済優先? 「機能性表示食品」制度スタート/だれもが科学的根拠と安全性を検索できる/ やっぱりひざに効かなかったグルコサミン/免疫を向上させ、メンタルも上げる「腸内環境改善」大ブーム 第4章 科学は食と健康にどれだけ役に立ってきたのか 注目集める「フードテック」/「守り」から「攻め」に、健康法の転換/マクロビオティックのルーツ「化学的食養長寿論」/ 血液型・遺伝子・脳科学は三大疑似科学/もう見過ごせない! 声を上げはじめた科学者たち/ 疑似科学がのさばる健康食品の世界/なぜ人はあやしげな理論にたやすくだまされてしまうのか?/ 自分の健康にとって、健康食品が本当に必要か考えてみよう/SGDsから考える食品ロスと食品不足問題/ 「もったいない」を減らすためにできること/遺伝子組換え食品とゲノム編集食品、どう違うのか?/ 「たんぱく質危機」が世界を襲う/1960年代、すでに実用化しつつあった「夢の人工肉」/ 限りなく肉の味と食感に近づいた植物肉/進化する培養肉、昆虫食、完全栄養食 第5章 ダイエット狂騒曲 20代女性の5人に1人は「痩せすぎ」/ファッションの流行と痩身志向の深い関係/高度経済成長の終焉とダイエットの流行/ ステマの元祖、バイブル本とバイブル商法/次々と登場したおかしな笑えるタレントダイエット/ 科学的な注釈がつくようになった単品ダイエット/ついに痩せるクスリ登場! ダイエットサプリ/死を招く危険なダイエット/ まだまだあります、単品ダイエット/体内の見える化を進めた体重計と体脂肪計/社会現象になったタニタのダイエット定食 第6章 新時代のダイエット 厳しすぎる? 日本のメタボ基準/ダイエットのパラダイム転換はじまる/徹底した自己管理「レコーディングダイエット」/ 痩せていないと損する「見た目主義社会」/1日1食ダイエットで20歳若返る!?/お腹がグーと鳴ると活性化する遺伝子/ 世界の最新ダイエットはホルモンコントロールが鍵/「これまでのダイエットは全部間違い!」/ 1日おきに断食する「間欠的ファスティング」/もはや糖尿病は日本男性の国民病/アトキンスダイエット、低GIダイエットとは?/ 糖尿病の治療食としてスタートした糖質制限/主食さえ抜けばなんでも食べられる、前代未聞のダイエット/ 「糖質制限食こそが人類本来の食生活だ」と主張/糖質制限で得られる新しい自分になった達成感/ 糖質制限で得られる新しい自分になった達成感/加工食品と外食メニューにも糖質オフが進出/ドーパミンが人類に穀物を栽培させた?/ 原始人の食生活で痩せる「パレオダイエット」/もはや人体改造の領域?「ケトダイエット」/ 本当に必要な人は少ない「グルテンフリーダイエット」/「日本型食生活は最強の長寿ダイエット食」?/ダイエットはカスタマイズの時代へ ISBN:978-4-86310-267-5 Cコード:0039 四六判272ページ 発行: ウェッジ 発売日: 2023年8月19日
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ビッグイシュー502号
¥500
☆店長のひと言 「本来はボディ・ニュートラルが理想ではないだろうかと思ったり。」 【内容紹介】 特集 ボディ・ポジティブ ――“美”を超える 鏡を見ながら、髪を整えたり、メイクをしたり、気になる箇所を覗き込んだり……。多かれ少なかれ、誰もが“見た目”を気にして過ごしています。 しかし今、容姿について過度に心配したり、強い不満を抱くことで、日常生活に大きな影響が出てしまう心の病「身体醜形(しんたいしゅうけい)症」が世界中で増加し、低年齢化しつつあるといいます。背景にはSNSの広がりがあり、他人との比較を迫られた若者が劣等感を抱く傾向が高まっているというのです。 そんな中「ボディ・ポジティブ」、自分の身体を受け入れ、愛することを促す考え方が広まりつつあり、窮屈な“美”を超え、ルッキズムの呪いを解こうとしています。 大村美菜子さん(臨床心理士、公認心理師)に「身体醜形症とボディ・ポジティブ」について、吉野なおさん(モデル、エッセイスト)に「摂食障害の経験とコンプレックスをひっくり返す生き方」について聞きました。 あなたも、ボディ・ポジティブ、始めてみませんか? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 東村アキコ 漫画家・東村アキコさんの自伝的作品『かくかくしかじか』が実写化され、5月16日から全国の劇場で公開されます。 今回、脚本や漫画・美術監修ほか、全力でのぞんだ映画の制作現場、そして支援を続ける能登への思いについて聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点落語家 林家彦いちさん 円丈師匠の創作落語にあこがれ、心が揺れ 「やっちゃいなよ!」と世界を切り開く 国際記事 ベネズエラ 政治的弾圧で余儀なくされた国外脱出 世界屈指の石油埋蔵量を持ちながら、富の分配が行われずに経済破綻を招いた南米のベネズエラでは、これまでに国民の約4分の1が国外へ逃れたといわれています。昨今では近隣諸国のみならず、米国へ渡ろうと試みるベネズエラ難民が急増。国家の間で翻弄されながらも、懸命に生きのびようとするベネズエラ人一家の姿を伝えます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・春 ちょっと心もとない発言がなんともいえない寛容の空気を生み出す 連載記事 原発ウォッチ 政府、パブコメ応募の急増を問題視 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 幼児化に向かう米国 雨宮処凛の活動日誌 「農家を守れ!」令和の百姓一揆でトラクターデモ ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 調味料を使い切れません ☆ ハム・ベーコンとチーズのパニーニ ☆ 都市ごみで砂漠を緑化、生ごみからドライ・コンポスト 飢餓や紛争などの人道危機の解決へ、砂漠にごみを撒いて緑化する活動が西アフリカのニジェールで広がっています。先鞭をつけたのは、アフリカの農村研究を行う大山修一さん(総合地球環境学研究所教授・京都大学大学院教授)。日本でも循環型社会の実現を目指して画期的なドライ・コンポストづくりに取り組む大山さんに、ごみを活用した実践的取り組みを聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 米国『ストリート・センス』ニッキー・スミス 『ビッグイシュー日本版』500号記念イベント・ワークショップ 社会を変えるメッセージをステンシルで表現 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋) (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー501号
¥500
☆店長のひと言 「ものの値段に関心があっても生産者の窮状に関心を持たなかったらそこで日本終了ですよ。」 【内容紹介】 特集 壊れる農業へ“令和の百姓一揆” 去年、全国の米屋やスーパーからコメが消えました。 「私たちは今、世界的な食料危機“クワトロ(4つの)ショック”に直面しています。お金で食べ物が買えない時代になりました」と鈴木宣弘さん(東京大学大学院名誉教授)は言います。「“コロナ禍”による物流停滞、中国による爆買い(国民の1年半分の穀物備蓄)、異常気象、紛争のリスクの4つ。また、インドでは自国民を守るために米や小麦の輸出停止。さらに、日本では酪農畜産の飼料価格、化学肥料の価格も2倍程度に高騰しています」 3月30日、東京都港区「青山公園南」で、生産者によるトラクターデモと生産者と市民の行進「令和の百姓一揆」が行われました。代表の菅野芳秀さんは「22年、23年の水田農業の時間あたりの農業所得は時給10円。そのうえ、4割の減反。プロの農民に“農仕舞い”する人が尋常でなく増えています」と言います。 鈴木さんに「食の安全保障」、菅野さんに「農の現場で起きていること」を聞きました。また、観光地の農業景観を守り安心できるコメ作りを支援する「鳴子の米プロジェクト」(宮城県)に話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ダニエル・クレイグ 15年間にわたって最もシリアスな“ジェームズ・ボンド”を演じつつ、イメージを刷新するような意欲的な役柄に挑戦を続けるダニエル・クレイグ。主演した新作映画『クィア/QUEER』、007シリーズへの思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点漫画家、イラストレーター 寺田克也さん いつまでも”絵”の山に登りきれない。それでも、絵の前でだけは誠実でいたい 国際記事 カナダ、先住民族の若者対象の職業訓練「ブレードランナー」 かつて土地や文化を奪われ、今なお苦しい立場に置かれる先住民族コミュニティの社会的向上を図るべく、ブリティッシュコロンビア州は若い世代向けの職業訓練プログラム「ブレードランナー」を立ち上げました。ジェンダーに左右されない資格取得と手厚いサポートで、女性にとっても経済的自立や社会進出の機会となっています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス ロマンが悪夢に転化する コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 友人との関係を修復したい ☆ 豚とえびのエスニックカレー ☆ 「シェア本屋」。自分との対話や居場所…… 本棚を小さく区切り、その一棚を貸し出す「シェア本屋(シェア型本屋/シェア本棚)」。 一つひとつの棚では「棚主」が誰かに読んでもらいたい本を並べます。 書店を訪れた人は、個性あふれる棚を見て回るのが楽しくて時間を忘れる。そんな「シェア型書店」が全国で100店舗を超えたといいます。 今、独立系の書店とともに「シェア本屋」は本好きの人たちのもう一つの居場所になりつつあり、地域のコミュニティの居場所としても機能し始めています。今回は、7つの「シェア本屋」を取材しました。 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 10年で輸入量が倍増。アボカドをめぐる光と影 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』リウ・チュンシン FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー500号
¥500
☆店長のひと言 「ビッグイシューついに500号!買ってお祝い!!」 【内容紹介】 特集 縁食躍進! 今号は藤原辰史さん(京都大学人文科学研究所准教授)をゲスト編集長にお迎えしました。藤原さんは、ひとりぼっちでもなく、強い関係を求められるのでもなく、「弱目的性」のなかにいられる食のあり方を「縁食」と名付け、縁食の試みは日本中に広まっていると語ります。 藤原さんが敬愛する縁食の実践者のお二人、診療所、商店、カフェ、フットケアサロン、こども食堂などが同居する「おちゃのま」を運営する松嶋大さん(「なないろのとびら診療所」所長)と、箕面市立多文化交流センターで外国人の人々が“ワンデイ(一日)シェフ”となって母国の料理を提供する「コムカフェ」を運営する岩城あすかさんに話を聞きました。また、ノンフィクション作家の中原一歩さんからは、食に染み込んだ人間の悲哀がたっぷり描かれたエッセイが届きました。 今、縁食の試みに注目したいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー パディントン 全世界3500万部以上の売り上げを誇る児童文学作品『パディントン』。実写映画も大ヒットを記録し、今年5月には待望の最新作が公開されます。「親切と礼義正しさ」を忘れない、クマのパディントンが体現するものとは? リレーインタビュー・私の分岐点アーティスト 丹羽優太さん コロナ禍で中断した北京への留学 帰国後、出合ったお寺で描き続けた襖絵 国際記事 ブラジル。アマゾンに生物多様性の“回廊地帯”をつくる 南米のアマゾン川流域に生息する絶滅危惧種のオオカワウソを専門に研究している、イタリア人生物学者のエマヌエラ・エヴァンジェリスタ。彼女はブラジルを何度も訪れるうちに、アマゾンの森林とそこに住む先住民族の生活が危機に瀕していることを知り、環境保護NGOを立ち上げました。今も現地の住民と暮らしを共にするエマヌエラは、植民地時代から続く西洋諸国による乱開発に、大きな疑問を投げかけます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ ロシアのウクライナ侵攻4 年目 浜矩子の新ストリート・エコノミクス マー・ア・ラーゴ 合意はアコードにあらず 雨宮処凛の活動日誌 「貧乏人は死ね」ということ? 高額療養費見直し 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ブラジル『トラソス』タメルソン・ジョルダン 表現する人 「調和・交わり」をテーマに、モノクロのペンによって動植物の群像を描く村山大明さん。 小さい生命に目を向け、人と自然をつなぐような作品を作っていきたいと語ります。 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー499号
¥500
☆店長のひと言 「枝元なほみさんの連載はもうない、けれど。」 【内容紹介】 特集 森林浴は日本発 「森林浴」は日本生まれの言葉。1980年代に誕生し、約40年かけ「SHINRIN‐YOKU」として世界に広まりました。 1982年、当時の林野庁長官が「森林浴」を提唱しましたが、森林が人の健康に寄与することを裏づけるエビデンス(科学的根拠)はありませんでした。その実証実験は90年代初頭に始まり、森林浴に深い関心をもった李けい(りけい※けいの漢字は卿の異体字)さん(日本医科大学付属病院臨床教授)は04年から、20年以上にわたる実験と研究を行い、その科学的根拠を明らかにしてきました。そんな李さんに「世界に広がる森林浴、森林浴の効用と科学的根拠、楽しみ方と可能性」などについて聞きました。 また、東京・練馬区のみどりの森で森林浴体験を行う「Coもれび」代表の上野美知子さん、さらに、“森林浴発祥の地”として知られる長野県上松町の「赤沢自然休養林」で森林セラピーを行う「NPO木曽ひのきの森」理事長の長瀬恵敏(ながせしげとし)さんに、それぞれの実践について話を聞きました。 今日から、誰でも気軽に楽しめる森林浴。あなたも始めてみませんか。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ヨシタケシンスケ 日本のみならず、今や世界中に読者を増やし続ける、絵本作家のヨシタケシンスケさん。今年3月、大幅にパワーアップして帰ってきた大規模展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」開催を前に、作品に込めた思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点ドイツ『BODO』編集長 バスチャン・ピュッターさん 困難な時、自分より困った人を思いやる。 コロナ禍で”共感の連鎖”を経験した 国際記事 オーストリア。シングルマザー“母親という役割”への葛藤 “ワンオペ育児”に追われ、精神的な負担だけでなく、貧困などの状況にも追いつめられやすいシングルマザーたち。オーストリアには約25万人のシングルマザーがいるとされ、彼女たちの献身的な働きに対する評価は、社会から十分に得られていません。そんなシングルマザーの一人であるクラウディアが、切実な胸の内を明かしました。 フィンランド “積極的に休む”イベント「Rest as a...」 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 景気の好調と貿易赤字はセットよ、トランプさん コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 料理の味にも関係する。硬い水と柔らかい水 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』ルース 表現する人 内側に息を吹きこんで音を鳴らす陶器 西條茜さん 監督インタビュー 東京でアイヌ料理店「ハルコロ」を営み、アイヌ文化アドバイザーとしても活動する宇佐照代さんを追ったドキュメンタリー映画『そして、アイヌ』が3月15日から順次公開されます。文化の継承やアイデンティティといった問いとともに、ハルコロに集まる人たちの交流やつながりを映し出す大宮浩一監督に、本作に込めた思いを聞きました。 ビッグイシューの現場から 体温管理が命の販売者の日々 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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ビッグイシュー498号
¥500
SOLD OUT
☆店長のひと言 「災害の多さに上書きされてしまいそうな心をどうすればよいものだろう。」 【内容紹介】 特集 対タネをまく動物たちの秘密 移動できない植物は、風、水、動物の力を借り、自らのタネをまいています。この25年ほどの間に、動物の力を借りる「動物散布」の研究は、飛躍的に進んだといいます。たとえば哺乳類では、ツキノワグマが日本最大級の種子散布者です。冬眠の前に、サクラの木に登って、時には一晩で5000粒以上の実を食べ、ウンチとしてタネを排泄します。ネズミやリスがあちこちに蓄えて忘れたドングリやオニグルミなどからも発芽することがあります。 鳥類で、日本中にタネをまいているのはヒヨドリ。ヒヨドリの口は14mmで、ほとんどの果実を丸飲みでき、ホバリングできるので枝先に実る果実を空中でも採ります。さらに、全長1cmのワラジムシは世界最小の被食散布動物であることがわかったといいます。 このような動物散布を「生き物同士のかかわりの結果として、自然は絶妙なバランスの上に成り立っている」と言う小池伸介さん(東京農工大学大学院教授)、「生き物同士のつながりを丸ごととらえたい」と話す北村俊平さん(石川県立大学准教授)に、タネまく動物の話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ニコール・キッドマン アカデミー賞主演女優賞をはじめ、数々の賞に輝き、現代屈指の俳優として尊敬を集めるニコール・キッドマン。最新出演作『ベイビーガール』でヴェネチア国際映画祭の最優秀女優賞も獲得した彼女が、#MeToo 以降の性をテーマにした映画について語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点禅僧 藤田慶水さん 「禅とアート」に原点回帰 自分の幸せは、他人の幸せにあると悟った 国際記事 ドイツ、ホームレス経験者の〝 路上の美術アカデミー〞 ドイツのデュッセルドルフを拠点とするストリートペーパー『フィフティ・フィフティ』と美術科教授のカタリーナ・マイヤーは、ホームレス経験者が参加できるワークショップ「路上の美術アカデミー」を設立。貧困や社会的排除といったネガティブな側面だけが強調されがちな印象を覆し、マイヤーは人々の尊厳を確立したいと願っています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ふくしまから 津波で行方不明になった娘を探し続ける父 東日本大震災の地震と津波で行方不明になった娘の捜索活動を続ける大熊町の木村紀夫さんと、沖縄から駆けつけた具志堅隆松さんたちによる遺品や遺骨の創作活動に同行しました(藍原寛子さん取材)。 みちのくは、花冷えの遠い春だ。 詩人 齋藤貢さん 当時、南相馬市の県立小高商業高校で校長として勤務していた、詩人の齋藤貢さんが震災と原発事故の詩を書き続けてきた14年間について話を聞きました(大越章子さん取材)。 連載記事 原発ウォッチ 英国、プルトニウムを「ごみ」と認める 浜矩子の新ストリート・エコノミクス ホンモノを目指してニセモノ化する金融政策 雨宮処凛の活動日誌 「推し」が降臨。生誕50年&デビュー25周年 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 人の目を見て話すのが苦手です ☆ ぽかぽか生姜味噌汁 ☆ 山本美里さん。医療的ケア児の母は「透明人間」? 「医療的ケア児」である次男の小学校入学に伴い、学校側から毎日の付き添いを求められることになった山本美里さん。校内では、「気配を消して」と言われる中、自分を被写体に写真を撮り始め、写真集を出版。それらの写真に込めた思いを聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』ルジツァ・マタシッチ 監督インタビュー 『ケナは韓国が嫌いで』チャン・ゴンジェ監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)

