-
ビッグイシュー515号
¥500
☆店長のひと言 「愛国心はあるけど人間愛はないひと~?」 【内容紹介】 特集 私の隣人 エスニックマイノリティ マンガ『半分姉弟(はんぶんきょうだい)』は、さまざまなルーツをもつ若者たちが、日本の社会で日常的に受ける見えにくい差別に対して憤り、抵抗し、悩みながら生きていく姿をリアルに描いています。作者は、スペイン人の父と日本人の母をもつ藤見よいこさん、これまであまり取り上げられてこなかったエスニックマイノリティというテーマを作品にした藤見さんと、『半分姉弟』に共感し、その魅力を語るトミヤマユキコさん(白百合女子大学准教授)の対談が実現しました。 この問題について、当事者や支援者への取材を続けてきたのが雨宮処凛さん(作家)です。「外国人比率わずか3%の日本で、今年5月以降、突如として日本の重大問題となった『外国人問題』。 SNSなどで誤情報が飛び交う中で『外国人問題』をあおる空気が醸成されています。その背景には、社会への人々の不安や不満がある」と言う、雨宮さんからの緊急レポートが届きました。 共に生きる社会をつくるための知恵を出し、できることから始めたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー リリー・ジェームズ 今年9月からディズニープラスで配信されているドラマ『スワイプ:マッチングの法則』で、主演と共同プロデューサーを務めたリリー・ジェームズ。映画『シンデレラ』やテレビドラマ『ダウントン・アビー』などの時代劇作品で演じた“純真無垢な若い女性像”で知られる彼女が、現代のテック業界を舞台にした新作で、どのような境地を開いたのでしょうか?ジェームズの素顔に迫ります。 リレーインタビュー・私の分岐点俳優 弓削智久さん 自分で脚本を書いた作品が映画化 ”誰でもいい”なんて役は一つもない 国際記事 オランダ。ダーウィン200プロジェクト かつて英国人の自然学者チャールズ・ダーウィンが19世紀にビーグル号で進んだ航路をたどり、新たな野生生物調査のために、南半球を横断する世界一周の航海に出た「ダーウィン200プロジェクト」。乗組員のラリッサ・クラークが、その航海の模様を写真とともにお伝えします。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニア便り 57頭「ゾウの大移動プロジェクト」 その4 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 気がかりすぎる所信表明 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 100円ショップで不要なものを買ってしまいます 多様な植物に虫や鳥、広い世代が共生――のはらぐみ かつては半ば放置されていた横浜市・谷津坂第一公園。7年前からここを、もともと生えている草を活かした美しい「のはら」として育ててきた「のはらぐみ」のみなさんに話を聞きました。 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ ドライアイとドライマウス ストレスが原因になるという説も 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ストリート・センス』ニキーラ・スミス 色とりどり 希望をつむぐ本屋さん ワークショップや質問コーナー 販売者との交流の場を毎月開きます! 表現する人 生と死の両面をもつ森(世界)を描く――河野太郎さん FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー514号
¥500
☆店長のひと言 「スペシャルインタビューは、昭和じゃないほうのAdoさんです。念のため。」 【内容紹介】 特集 あたりまえを壊す人類学へ 「あたりまえがいろいろな局面で崩壊している現代の世界。人類学は多くの人が信じてきた、あたりまえが行き詰まっている時に、そうした行き詰まりを乗り越えるための、また別の可能性を提示することのできる学問」だと里見龍樹さん(早稲田大学人間科学学術院教授)は言います。 2008年3月、里見さんはメラネシアに位置するソロモン諸島のマライタ島の北東岸にあるフォウバイタ村(仮名)を訪れ、以来通算21ヵ月、滞在してフィールドワークを行いました。ここには東西1〜4km、南北30km以上にわたって広大なサンゴ礁が広がる海があり、アシと呼ばれる人たちがサンゴのかけらを積み上げて築いた人工の島が合計90個以上も点在しています。里見さんは、島の人々とともに暮らすフィールドワークの中で、これまで謎に包まれていた島の歴史などを解いていきます。 そんな里見さんが語る「人類学の問い直しの歴史と、マライタ島でのフィールドワークや研究で見えてきたこと、これからの人類学」とは? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー Ado 小学一年生の時、従妹に「悪ノ娘」「悪ノ召使」(作詞・作曲:mothy)の二次創作動画を勧められたのを機に、父親のパソコンでボーカロイド楽曲を聴き始めたという“歌い手”のAdoさん。 小学校高学年になると、「ニコニコ動画」やニンテンドー3DSに配信されていたソフト「うごくメモ帳」から、姿を見せずに活動する歌い手の文化に興味をもつようになりました。17歳最後の日に「うっせぇわ」で衝撃のメジャーデビューを飾り、早5年。以降も次々に話題作を世に送り出してきました。そんなAdoさんが、新曲『MAGIC』や大盛況を博した世界ツアー、また11月に控えた東京・大阪のドームツアーについて語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点俳優 金城大和さん 東京でしかできない、エキストラに応募 芝居のおもしろさにすっかり取り憑かれた 国際記事 英国。「音楽は人間にとって共通の普遍的な言語」 現代のクラシック音楽界で頭角を現す、カネー=メイソン一家の若き演奏家たち。その7人の子どもたちを育てたエッセイストの母カディアトゥは今年、自身と家族の体験を綴った回顧録を上梓し、英国で話題を呼びました。アフリカの血を引く移民として一家が直面してきた人種差別や“英国人らしさ”の問題について、彼女の思いを聞きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ! 防衛省の報告書、「原子力潜水艦保有」を記載 浜矩子の新ストリート・エコノミクス タコ市vsタヌ木の合戦? 雨宮処凛の活動日誌 日本、酷暑で奪われた命とドイツのセーフティネット ホームレス人生相談 母とどう話していいかわかりません 「新型コロナワクチン」論争 映画『ヒポクラテスの盲点』、大西隼さんに聞く 国民の83%が、のべ4億3千万回以上摂取した新型コロナワクチン。救われた命は36万人以上ともいわれる一方で、副反応や重篤例、死亡例も多数報告されている。後遺症患者や研究者への取材を続け、ドキュメンタリー映画『ヒポクラテスの盲点』を制作した監督の大西隼さんに話を聞いた。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 日本『ビッグイシュー日本版』黒木幸一さん 『はだしのゲンはまだ怒っている』込山正徳 監督 漫画家・中沢啓治さん(1939-2012年)が自身の被爆体験をもとに描いた漫画『はだしのゲン』。翻訳され世界へ広がり、各地で読み継がれてきたその作品を題材にしたドキュメンタリー『はだしのゲンはまだ怒っている』が11月14日から全国で順次公開される。込山正徳監督に本作に込める思いを聞いた。 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・秋 栗の木まで歩ける道を作った、とみさん 都内の古民家で開く「夜パンカフェ」 みんなが隣人の空間でゆったり過ごす FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー513号
¥500
☆店長のひと言 「…すみません、編み物と算数だけは勘弁してください。」 【内容紹介】 特集 編む人たち 人はなぜ、編むのでしょうか? 「編み物」の起源は古く、約3万年前の旧石器時代には植物の繊維を用いた糸が見つかっているといいます。手仕事をする人は減りましたが、集中するとリラックス効果があるとも言われる編み物には、何かしら不思議な魅力があるのではないでしょうか。 アーティストの宮田明日鹿さんは2017年から「港まち手芸部」を運営し、週に一度の午前中、2時間ほど集まった人たちが手を動かし、おしゃべりを楽しむ、そんなゆるやかな集まりを続けています。 伊藤直孝さんが編み物に出合ったのは小学生の時。大学では化学を学び企業に就職しますが、数学の“におい”がする編み物を仕事にしようと「佐倉編物研究所」を設立しました。 人気マンガ『ニッターズハイ!』の作者、猫田ゆかりさんは、休養を余儀なくされた時に始めた編み物の世界に魅了され、物語のテーマにもなったといいます。 コロナ禍以降、世界でも日本でも編み物を始める人が増えています。あなたも編み物を始めてみませんか? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー シム・ウンギョン テレビドラマや映画ほか日韓両国で活躍中の俳優シム・ウンギョンさん。スイス・ロカルノ国際映画祭で最優秀賞を受賞した主演映画『旅と日々』が11月7日から公開されます。主人公を演じる中で考えたこと、本作のテーマでもある「旅」や「言葉」について語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点タレント 折井あゆみさん 不安を抱えて挑んだ、被災地での公演 「人生を豊かにする芸術」再認識できた 国際記事 ホームレス経験者が語る、生きのびてしまった罪悪感 ホームレス状態は、死と隣り合わせ。いったん路上生活を経験し、何らかの方法で生きのびることができても、助からなかった他者や仲間への罪悪感に苛さいなまれ、自責の念にとらわれ続ける。そんな「サバイバーズ・ギルト(※)」と呼ばれる心の傷は世界共通だ。ドイツの当事者が自らの経験を語る。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニア便り 57頭「ゾウの大移動プロジェクト」その3 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス タンス預金VS.暗号資産 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 家が散らかり放題です 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ プルプル肌の秘密 コラーゲン 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ファクトゥム』ミカエル 色とりどり 希望をつむぐ本屋さん こだわりのカフェメニュー 表現する人 1300度に熱した鉄を打つ――小沢敦志さん 映画インタビュー『女性の休日』 アイスランド全女性の90%が仕事も家事も一斉に休んだ1975年10月24日を振り返るドキュメンタリー映画『女性の休日(THE DAY ICELAND STOOD STILL)』が10月25日から全国公開されます。米国人のパメラ・ホーガン監督とアイスランド人の制作プロデューサーのフラプンヒルドゥル・グンナルスドッティル(通称フラッパ)さんに、ライターの小川たまかさんがインタビューしました。 平和と連帯── ホームレスW杯オスロ大会 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー512号
¥500
☆店長のひと言 「では先生、私は何に依存すればいいのでしょうか。」 【内容紹介】 特集 人間と薬物。そのつきあい方 人間は薬物とともに生きてきました。世界各地でさまざまな民族が病気の治療や宗教的な儀礼などに、また「酔い」や「ハイ」を体験するために薬物を使ってきました。こうした地域特有の薬物が、15世紀半ば頃に始まった大交易時代以降、帝国主義国家の植民地政策によって大量生産されて世界に広がり、人間の歴史をも変えてきました。 松本俊彦さん(精神科医、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部部長)は言います。「私たちのごく身近にあるアルコール・タバコ・カフェインは大きな健康障害を生むので『ビッグスリー』、よくニュースになるアヘン・大麻・コカは『リトルスリー』と呼びます」。また、病院で患者に処方される「処方薬」、薬局で売られる「市販薬」などによる依存症者が今、増えているとも。 「薬物そのものによい薬も、悪い薬もなく、『よい使い方』と『悪い使い方』があるだけ」と語る松本さんに、薬物をめぐる人類史を踏まえつつ、身近な薬物とのつきあい方やその怖さについて話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー オアシス 兄ノエル、弟リアムによって結成された英国のロックバンド「オアシス」。1994年のデビュー以来、数々の名曲によって圧倒的な人気を博しながらも、兄弟間の不和によって2009年に解散。再結成を待ち望むファンの期待も裏切られ続けました。 しかし、15年におよぶ月日が流れた昨年、奇跡の再結成を突然発表。現在、世界ツアーで熱狂を巻き起こし、今月末には待望の来日公演も予定しています。 そんなノエルとリアムの二人は、これまで英ビッグイシュー誌に幾度となく登場。過去のインタビューを振り返り、印象的なエピソードからオアシスの軌跡を振り返ります。 リレーインタビュー・私の分岐点タレント 戸島 花さん 趣味・特技の欄に書き続けた「囲碁」 グループ卒業後、夢の仕事ができるように 国際記事 『もしも君の町がガザだったら』高橋真樹さん 今なお続く、イスラエルによるガザ侵攻。世界各地で市民が「Free Palestine」の声を上げて連帯する一方、現地からの悲報はさらに深刻度を増しています。パレスチナ問題について懸念し、今年7月に『もしも君の町がガザだったら』を上梓したノンフィクションライターの高橋真樹さんに問題の本質を聞きました。 英国。“移民・難民申請者”のための「ローラーディスコ」 「表現する喜び、安心できる居場所、そして車ローラ輪ー を――」。英国外からポーツマス市内へ移住してきた若い人たちを対象に、ローラースケートとダンスを組み合わせたワークショップ「Skates4Mates」が始まった。主宰者である振付師・パフォーマー・エッセイストのジェニファー・アイアンズが、その体験をレポートする。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ! 世界銀行とアジア開発銀行が原発融資解禁へ 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 注目、日本の最低賃金制度 雨宮処凛の活動日誌 「不法滞在者ゼロプラン」で切り捨てられる子どもたち ホームレス人生相談 兄に彼女ができ、複雑な気持ちです 埋もれた名作を復刊・販売する学生たちー水野ゼミの本屋 知的財産法を学ぶ大学のゼミが運営するユニークな本屋が大阪市内にある。店名はゼミ名そのまま「水のゼミの本屋」。 本の権利関係の調査・確認から、出版・販売、読書会、グッズ開発、広報に至るまで、すべてを学生が手がける驚きの本屋を取材した。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 米国『デンバー・ボイス』ハルヴィン・ジョーンズ 監督インタビュー『アフター・ザ・クエイク』井上剛監督 阪神・淡路大震災をモチーフにした村上春樹氏の連作短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作とする映画『アフター・ザ・クエイク』が10月3日より公開されます。独特の村上ワールドを映像化した井上剛監督に作品世界を聞きました。 創刊22周年記念 映画祭と写真展開催 “貧困”や“排除”そして社会を考えた FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー511号
¥500
☆店長のひと言 「生きかえれ四万十よ!帰れソレントへ!」 【内容紹介】 特集 生きかえれ!四万十川 ――清流再生へ 日本で“最後の清流”と呼ばれてきた「四万十川」。全長196km、流域面積2186㎢、四国内で最長の川。 その豊かな生態系も、農業排水や工業排水、ダム・堰などのコンクリート工事、森林伐採によって、汚染が深刻化しています。河川漁業生産量は70〜80年代半ばのピーク時からわずか3%に減少しました。 そんな中、自然の力を活用して生態系の回復を目指す「NBS」、有機農家との連携などによって、市民たちが清流復活を目指し始めています。 小松正之さん(生態系総合研究所)に「四万十川の科学調査と『NBS』とは何か」について、「トンボと自然を考える会」の杉村光俊さんと野村彩恵さんに「四万十川の生物減少と有機農業の重要性」について、農地に湿地帯を造成し水質浄化を目指している生姜農家の佐竹孝太さんに「NBSを取り入れた農業の試み」について聞きました。 四万十川が変われば、日本中の河川も変わる可能性があります。その挑戦を追いかけたいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー アーノルド・シュワルツェネッガー ハリウッド映画のアクション俳優として一世を風靡し、言わずとしれたアーノルド・シュワルツェネッガー。ボディビルダーとしてキャリアを始めた彼は、敏腕の実業家や、環境問題へ熱心に取り組む政治家としても目覚ましい活躍を遂げてきました。巨漢の体躯からは想像できない、彼の意外な一面とは。 リレーインタビュー・私の分岐点囲碁棋士 吉原由香里さん あきらめかけた、プロ棋士への道 父の急逝で、もう一度挑戦を決めた 国際記事 ドイツ「私は工事現場育ちの女の子」 “肉体労働の工事現場は男性の仕事”という先入観の強い建設業界。弱冠19歳にしてドイツ最年少の足場組立の女性主任者となり、36歳で年間最優秀企業家にも選ばれたナディン・ボニンガー。彼女は兄とともに父の建設会社を継ぎ、さまざまなバックグラウンドをもつ労働者が集まった社内環境を「多文化共生の場」として盛り上げています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 滝田明日香のケニア便り 57頭「ゾウの大移動プロジェクト」その2 国内記事 トミヤマユキコの「マンガを通して社会問題を考える」4 トミヤマユキコさんの「マンガを通して社会問題を考える」エッセイ第4弾。今回はトミヤマさんが最近注目する、戦争という非日常と、日常生活に潜む社会問題にフォーカスしたマンガ5作品を紹介します。 連載記事 ふくしまから 福島の空襲を伝えた「はやまっ子」の子ども語り 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 長期主義と人類愛の関係 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 どのように「自分を表現」したらいいのか 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 生物たちの擬死。死んだふりして生きのびる 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『アプロポ』 オクタヴィアン・ティンカ 色とりどり 希望をつむぐ本屋さん オープンから2ヵ月。店舗でいきいき働く販売者たち FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー510号
¥500
☆店長のひと言 「不登校対策のゴールを“登校”以外にも持てればよいと思うのですが。」 【内容紹介】 特集 不登校は育ち方のひとつ ここ数年、不登校の子どもが急増しています。2023年度には不登校児童・生徒の総数は34.6万人となり、小学校1年生から不登校になる子どもも多く低年齢化が進んでいます。 「この数字は氷山の一角。『保健室登校』など“不登校傾向”にある子どもは、小・中学生の約1割、推計108万人という調査もあります」と、石井しこうさん(不登校ジャーナリスト)は言います。自身も不登校の経験があり、フリースクールで居場所を得た後、19歳からNPO法人で不登校の子どもや若者、その親たち400人以上に取材を続けてきました。石井さんに不登校の今を聞きました。 また、不登校に限らず何らかの事情でひきこもりになった若者たちが社会とふれ合う場も重要です。小栗加奈さんは22年、愛知県春日井市で不登校やひきこもりの若者たちが働けるカフェ「ワンぽてぃと」をつくりました。勤務時間を15分単位に設定して「15分雇用」で若者たちが働くという仕組みです。小栗さんに、「ワンぽてぃと」設立の経緯と目的などについて聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ジェーン・スー コラムニスト、ラジオパーソナリティとして活躍中のジェーン・スーさん。8月20日に発売となった新著『介護未満の父に起きたこと』では、「介護前夜5年」の父のケアに奔走した日々を綴っています。今回、ビッグイシュー東京事務所にて待望のインタビューが実現しました。 リレーインタビュー・私の分岐点瞑想・ヨガ指導者 相川圭子さん 悟りを得るために続けた「死ぬ練習」無心の先に“本当の慈愛 “があった 国際記事 カナダ。25年以上、貧困地域を見守る老舗食堂の“おかみさん” 1942年のオープン以来、バンクーバー市東部の移民や低所得層が多く居住する地区で愛され続けてきた、老舗の食堂「オーバルティン・カフェ」。店を切り盛りするのは、中国系移民女性のグレイス・チェンです。コロナ禍、放火などの困難に挫けることなく、地域の人々を思いながら営業を続けています。 天体写真家、メフメト・エルギュン 「あなたはスパイですか? 宇宙人を探しているんですか?」 星空や天の川、星の軌跡の素晴らしい写真を撮る WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 狭い土地、断層多数の「美浜原発」に増設方針 浜矩子の新ストリート・エコノミクス トランプ氏の悪行 その3 雨宮処凛の活動日誌 生活保護引き下げ訴訟に勝利。一刻も早い謝罪と被害の補償を ホームレス人生相談 相手によって無口になる時があります 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく セルビア『リツェウリツェ』ヴェスナ、ゾラン、スヴェトラーナ 監督インタビュー 同性婚が法律で認められていないG7唯一の国、日本。そんな社会の中で、出産や子育てを希望する同性カップルの思いや日常を伝えるドキュメンタリー映画『ふたりのまま』が9月20 日から公開されます。当事者でもある長村さと子監督に話を聞きました。 表現する人 空を見上げ、手作りの凧を楽しむ。安田葉さん 夜パン模様 フードロスを減らし、仕事をつくる。パンを焼かないパン屋さん FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?
¥902
☆店長のひと言 「読んだあとに自分の見識がどう変わるか(変われる)どうか。」 内容紹介 「ナチスは良いこともした」という言説は、国内外で定期的に議論の的になり続けている。アウトバーンを建設した、失業率を低下させた、福祉政策を行った――功績とされがちな事象をとりあげ、ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証。歴史修正主義が影響力を持つなか、多角的な視点で歴史を考察することの大切さを訴える。 目次 はじめに 第一章 ナチズムとは? 第二章 ヒトラーはいかにして権力を握ったのか? 第三章 ドイツ人は熱狂的にナチ体制を支持していたのか? 第四章 経済回復はナチスのおかげ? 第五章 ナチスは労働者の味方だったのか? 第六章 手厚い家族支援? 第七章 先進的な環境保護政策? 第八章 健康帝国ナチス? おわりに ブックガイド 著者プロフィール 小野寺拓也(オノデラ タクヤ) 1975年生まれ.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了. 博士(文学).昭和女子大学人間文化学部専任講師を経て,現在,東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授.専門はドイツ現代史. 著書に『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」――第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社),訳書にウルリヒ・ヘルベルト『第三帝国――ある独裁の歴史』(KADOKAWA)などがある. 田野大輔(タノ ダイスケ) 1970年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学.博士(文学).大阪経済大学人間科学部准教授等を経て,現在,甲南大学文学部教授.専門は歴史社会学,ドイツ現代史. 著書に『ファシズムの教室――なぜ集団は暴走するのか』(大月書店),『愛と欲望のナチズム』(講談社),『魅惑する帝国――政治の美学化とナチズム』(名古屋大学出版会)などがある. (岩波書店ホームページより引用) ISBN:978-4-00-271080-8 Cコード:0336 A5判120ページ 発行:岩波書店 発売日: 2023年07月07日
-
子どもたちへ、今こそ伝える戦争
¥1,000
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,800円+税) ☆店長のひと言 「子どもは戦争に対して受け身でいるしかないということを改めて思い知らされます。」 紹介 この本は、子どもから子どもへのメッセージです。 戦争を日常とした当時の子どもたちから、現代の子どもたちへ、その暮らしと思いが19人それぞれの視点で描かれています。 日々子どもに伝える仕事をしている作家たちによる自分自身の話は、戦争の話をはじめて読むお子さんにも伝わりやすいことでしょう。 小学生のお子さんたちは、ご家族に戦争体験者がいない人が多いと思います。 ぜひご家族でもお読みください。巻末には用語解説、地図、年表などを載せました。 ひとりずつのお話は短く、イラストも入り、読み進めやすくなっています。 戦争の体験は、子どもの本の作家19人のその後の人生に大きな影響を与え、強く生きていく動機になり、表現する仕事を選ばせたと感じます。 子どもの生きる力の素晴らしさ、そして、子どもの心に刻まれる戦争の痕跡の大きさをさまざな視点から伝える1冊です。 著者……長 新太、和歌山 静子、那須 正幹、長野 ヒデ子、おぼ まこと、 立原 えりか、田島 征三、山下 明生、いわむら かずお、三木 卓、 間所 ひさこ、今江 祥智、杉浦 範茂、那須田 稔、井上 洋介、 森山 京、かこ さとし、岡野 薫子、田畑 精一(敬称略) 解説……柳田邦男(ノンフィクション作家) *すべてかき下ろし(長 新太さんを除く) *すべての漢字にふりがなつき *小学3年生から ISBN:978-4-06-219626-0 Cコード:8036 A5判178ページ 発行: 講談社 発売日: 2015年7月17日
-
ビッグイシュー504号
¥500
☆店長のひと言 「食べ物で人を元気にできる人は、ほぼ神様。」 【内容紹介】 特集 喜びと誇り、枝元なほみを偲ぶ 今年2月27日にご逝去された、料理研究家の枝元なほみさん。 ビッグイシューの誌面ではもちろん、認定 NPO 法人ビッグイシュー基金の共同代表、また、日本の食や農業を考えリードする人として社会的にも活躍されました。 雑誌では創刊1年後、12号特集(2004.9.1)での初インタビューをきっかけに、17号(2004.11.15)から120回連載の「枝元なほみのスローシンプルフード」が始まり、販売者とのコラボ連載「世界一あたたかい人生レシピ」も250回を超え(単行本2冊発行)、さらにコロナの禍中には「大人食堂」「夜のパン屋さん」を立ち上げ、全力を注ぎました。 そんな枝元さんの軌跡の一端として、連載「スローシンプルフード」から9編のエッセイほかを再掲。枝元さんとともに活動された仲間「チームむかご」「日本の種子(たね)を守る会」「夜のパン屋さん」のみなさんへのインタビュー、そして枝元さんの親友である詩人の伊藤比呂美さんにご寄稿いただきました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー デミ・ムーア 90年代、『ゴースト/ニューヨークの幻』などで、ヒット作を牽引する存在となった、俳優のデミ・ムーア。キャリアの中盤は不振に見舞われ、アイダホ州で静かな生活を送った後、2019年に赤裸々な回顧録『インサイド・アウト』でカムバックしました。62歳となった今、身体的な恐怖体験を描き、新時代の映画として話題を集めるボディ・ホラー『サブスタンス』に出演。ルッキズムや男性支配社会などをテーマにした本作への思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点書評家、ライター 杉江松恋さん 会社員の傍ら、ミステリー書評を書いた 誰も気づいていない分野を開拓したい 国際記事 英国 木工技術ワークショップで困窮者の仕事作り 産業革命発祥の地であり、かつて毛織物や鉄鋼業で栄えたイングランド北部の街。 しかし時代の移り変わりとともに産業は衰退し、失業率が高止まりして生活困窮者が増える一方、家賃高騰で荒廃した空き家が目立ちます。そこで自立支援団体「ハンドクラフテッド」は、社会的に孤立した人々を対象に、木工技術習得のためのワークショップを開いています。 連載記事 原発ウォッチ 4 月28 日、イベリア半島で停電 浜矩子の新ストリート・エコノミクス コンクラーベの授けもの 雨宮処凛の活動日誌 必見!! 映画『選挙と鬱』水道橋博士の立候補から辞任まで 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく カナダ『メガフォン』リチャード・ヤング 監督インタビュー 『デリカド』カール・マルクーナス監督 販売者主宰「歩こう会」150 回記念 ゴトゴト走る路面電車に乗って FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー503号
¥500
☆店長のひと言 「素朴な疑問なんですけど、環境破壊も戦争も止める気のない国が威張ってるの何なんですかね。」 【内容紹介】 特集 気候政策、SOS! 今、世界で森林火災など気象災害が頻発。「世界でCO2をあと4000億トン排出すると1.5℃に達してしまう恐れがあります。日本の割り当ては約70億トンですが、政府の削減計画のままでは2050年までに約160億トンが出てしまうでしょう」と、西岡秀三さん(地球環境戦略研究機関)は警告します。 そこで、2024年4月、西岡さんら科学者とNPO・NGO関係者らは「まっとうな日本の気候政策を」とキャンペーンを始めました。西岡さんに「人類の将来を決定づける今後10年の気候政策」について、高瀬香絵さん(自然エネルギー財団)と槌屋治紀さん(システム技術研究所)には、近未来、電力需要は自然エネルギー(再生可能エネルギー)でほぼまかなえるという実現のシナリオについて聞きました。 また、2024年8月には、全国の若者16人が“気候変動による悪影響は若い世代の人権を侵害している”と火力発電事業者10社を提訴しました。「明日を生きるための若者機構訴訟」の原告と弁護団のみなさんにも取材しました。 間違った気候政策を変えられない政府にもの言うべき時が来ました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 千葉雄喜 ビートにのせたシンプルで直感的な日本語ラップで、カリスマ的な存在として世界的な注目を集めるアーティスト・千葉雄喜さん。2012年に「KOHH」という名義でデビューしましたが、人気絶頂だった2021年に活動を終了。表舞台から姿を消していましたが、24年2月13日に本名「千葉雄喜」で『チーム友達』を突如配信すると、瞬く間にSNSを通じて国内外に広がり、音楽シーンに劇的にカムバックしました。 リレーインタビュー・私の分岐点落語家 立川寸志さん 常に逃げ場だった「落語家になる夢」 44歳で入門以降、逃げたいと思わない 国際記事 ドイツ、難民3人のうち1人がPTSD やうつ病に ドイツ北部の都市ハンブルクにあるエッペンドルフ大学病院の難民医療センターでは、戦争や迫害の体験により深刻なトラウマを負い、移住後も精神疾患を発症して苦しむ人々の治療に当たっています。同センターで医療チームを統括する精神科医インゴ・シェーファーは、一般社会からは見えにくい難民出身者の厳しい状況を臨床の現場から伝えます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 地政学から地球を守ろう コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 超音波を使っておしゃべりしているマウス 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ファクトゥム』販売者 マリア 表現する人 直感的に作ったパーツを組み合わせて、立体作品を制作する陶作家の酒井智也さん。電動ろくろでダイレクトに素材である粘土に触れていると、深層に眠っている記憶が手の中からふわっと生まれるような感覚になると言います。「記憶」をテーマに作品を制作されています。 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
医師が本当に伝えたい 12歳までの育児の真実 親子の身体と心を守るエビデンス
¥1,980
☆店長のひと言 「親でも子でもなく、“親子”の身体と心を守るというのがポイント。過去の私と母にエビデンスあげたい。」 紹介 ★睡眠トレーニング(ネントレ)は赤ちゃんの脳に有害? ★子どものワクチンについて知っておくべきことは? ★母親が仕事をすることが子どもに与える影響は? ★親の性格が子どもに与える影響とは? 子育てに関する根拠のない神話には、はっきりNOを。 答えのない問いには、考え方や行動のヒントを。母親についての疫学研究を行い、子どもの医療や社会問題に関するSNSでの発信が子育て層に圧倒的支持を集める小児科医・新生児科医の今西洋介氏(ふらいと先生)が、12歳までのお子さんの育児に役立つ「エビデンスにもとづく子育ての最新知識」を、1冊の本にまとめました。 赤ちゃんの睡眠トレーニングから子どもの食事指導、ワクチン、保育園vs幼稚園問題、そして子どもへの性被害を防ぐ方法まで。注目のメールマガジン「ふらいと先生のニュースレター」で紹介されたトピックの中から、特に反響の大きかったテーマを厳選し、新たな書下ろしも加えて再構成。 海外の研究論文や専門情報に裏付けられた最先端の子どもの医学情報を温かなメッセージとともにわかりやすく届ける本書は、日々子育てに奮闘するお父さん、お母さんにとって大きな力となるはずです。 目次 第1章 0歳~5歳までに知っておきたい真実 ― 未就学児のエビデンス ● 母親の仕事が子どもに与える影響―3歳児神話を科学的に検証する ● なぜ子どもの睡眠に気を配るべきか―子どもの睡眠① ● 「子どもが寝ない」に親ができる対策―子どもの睡眠② など 第2章 6歳~12歳までに知っておきたい真実 ― 学童期のエビデンス ●わが子を「いじめっ子」にしないために親にできること ● 「男の子は父親から学び、女の子は母親から学ぶ」説は本当か ● 親は子どもにどこまで厳しくするべきか など 第3章 妊娠期~ 出産までに知っておきたい真実 ― プレママ・プレパパのためのエビデンス ● 「母性愛神話」を科学的に検証する ● 無痛分娩って本当のところどうなの?―研究からわかること ● 胎教は行うべき? その効果は? など 著者プロフィール 今西洋介 (イマニシヨウスケ) (著) 小児科医・新生児科医。日本小児科学会専門医/日本周産期・新生児医学会新生児専門医。医学博士(公衆衛生学)。一般社団法人チャイルドリテラシー協会代表理事。小児公衆衛生学者。富山大学医学部卒業後、都市部や地方のNICU(新生児集中治療室)で新生児医療に従事。主な著書に『新生児科医・小児科医ふらいと先生の子育て「これってほんと?」答えます』(西東社、監修)、『小児科医「ふらいと先生」が教える みんなで守る子ども性被害』(集英社インターナショナル)ほか多数。 ISBN:978-4-296-00243-6 Cコード:0077 四六判272ページ 発行: 日経BP 発売日: 2025年4月25日
-
ビッグイシュー502号
¥500
☆店長のひと言 「本来はボディ・ニュートラルが理想ではないだろうかと思ったり。」 【内容紹介】 特集 ボディ・ポジティブ ――“美”を超える 鏡を見ながら、髪を整えたり、メイクをしたり、気になる箇所を覗き込んだり……。多かれ少なかれ、誰もが“見た目”を気にして過ごしています。 しかし今、容姿について過度に心配したり、強い不満を抱くことで、日常生活に大きな影響が出てしまう心の病「身体醜形(しんたいしゅうけい)症」が世界中で増加し、低年齢化しつつあるといいます。背景にはSNSの広がりがあり、他人との比較を迫られた若者が劣等感を抱く傾向が高まっているというのです。 そんな中「ボディ・ポジティブ」、自分の身体を受け入れ、愛することを促す考え方が広まりつつあり、窮屈な“美”を超え、ルッキズムの呪いを解こうとしています。 大村美菜子さん(臨床心理士、公認心理師)に「身体醜形症とボディ・ポジティブ」について、吉野なおさん(モデル、エッセイスト)に「摂食障害の経験とコンプレックスをひっくり返す生き方」について聞きました。 あなたも、ボディ・ポジティブ、始めてみませんか? TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 東村アキコ 漫画家・東村アキコさんの自伝的作品『かくかくしかじか』が実写化され、5月16日から全国の劇場で公開されます。 今回、脚本や漫画・美術監修ほか、全力でのぞんだ映画の制作現場、そして支援を続ける能登への思いについて聞きました。 リレーインタビュー・私の分岐点落語家 林家彦いちさん 円丈師匠の創作落語にあこがれ、心が揺れ 「やっちゃいなよ!」と世界を切り開く 国際記事 ベネズエラ 政治的弾圧で余儀なくされた国外脱出 世界屈指の石油埋蔵量を持ちながら、富の分配が行われずに経済破綻を招いた南米のベネズエラでは、これまでに国民の約4分の1が国外へ逃れたといわれています。昨今では近隣諸国のみならず、米国へ渡ろうと試みるベネズエラ難民が急増。国家の間で翻弄されながらも、懸命に生きのびようとするベネズエラ人一家の姿を伝えます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・春 ちょっと心もとない発言がなんともいえない寛容の空気を生み出す 連載記事 原発ウォッチ 政府、パブコメ応募の急増を問題視 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 幼児化に向かう米国 雨宮処凛の活動日誌 「農家を守れ!」令和の百姓一揆でトラクターデモ ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 調味料を使い切れません ☆ ハム・ベーコンとチーズのパニーニ ☆ 都市ごみで砂漠を緑化、生ごみからドライ・コンポスト 飢餓や紛争などの人道危機の解決へ、砂漠にごみを撒いて緑化する活動が西アフリカのニジェールで広がっています。先鞭をつけたのは、アフリカの農村研究を行う大山修一さん(総合地球環境学研究所教授・京都大学大学院教授)。日本でも循環型社会の実現を目指して画期的なドライ・コンポストづくりに取り組む大山さんに、ごみを活用した実践的取り組みを聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 米国『ストリート・センス』ニッキー・スミス 『ビッグイシュー日本版』500号記念イベント・ワークショップ 社会を変えるメッセージをステンシルで表現 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋) (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー501号
¥500
☆店長のひと言 「ものの値段に関心があっても生産者の窮状に関心を持たなかったらそこで日本終了ですよ。」 【内容紹介】 特集 壊れる農業へ“令和の百姓一揆” 去年、全国の米屋やスーパーからコメが消えました。 「私たちは今、世界的な食料危機“クワトロ(4つの)ショック”に直面しています。お金で食べ物が買えない時代になりました」と鈴木宣弘さん(東京大学大学院名誉教授)は言います。「“コロナ禍”による物流停滞、中国による爆買い(国民の1年半分の穀物備蓄)、異常気象、紛争のリスクの4つ。また、インドでは自国民を守るために米や小麦の輸出停止。さらに、日本では酪農畜産の飼料価格、化学肥料の価格も2倍程度に高騰しています」 3月30日、東京都港区「青山公園南」で、生産者によるトラクターデモと生産者と市民の行進「令和の百姓一揆」が行われました。代表の菅野芳秀さんは「22年、23年の水田農業の時間あたりの農業所得は時給10円。そのうえ、4割の減反。プロの農民に“農仕舞い”する人が尋常でなく増えています」と言います。 鈴木さんに「食の安全保障」、菅野さんに「農の現場で起きていること」を聞きました。また、観光地の農業景観を守り安心できるコメ作りを支援する「鳴子の米プロジェクト」(宮城県)に話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ダニエル・クレイグ 15年間にわたって最もシリアスな“ジェームズ・ボンド”を演じつつ、イメージを刷新するような意欲的な役柄に挑戦を続けるダニエル・クレイグ。主演した新作映画『クィア/QUEER』、007シリーズへの思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点漫画家、イラストレーター 寺田克也さん いつまでも”絵”の山に登りきれない。それでも、絵の前でだけは誠実でいたい 国際記事 カナダ、先住民族の若者対象の職業訓練「ブレードランナー」 かつて土地や文化を奪われ、今なお苦しい立場に置かれる先住民族コミュニティの社会的向上を図るべく、ブリティッシュコロンビア州は若い世代向けの職業訓練プログラム「ブレードランナー」を立ち上げました。ジェンダーに左右されない資格取得と手厚いサポートで、女性にとっても経済的自立や社会進出の機会となっています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス ロマンが悪夢に転化する コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 友人との関係を修復したい ☆ 豚とえびのエスニックカレー ☆ 「シェア本屋」。自分との対話や居場所…… 本棚を小さく区切り、その一棚を貸し出す「シェア本屋(シェア型本屋/シェア本棚)」。 一つひとつの棚では「棚主」が誰かに読んでもらいたい本を並べます。 書店を訪れた人は、個性あふれる棚を見て回るのが楽しくて時間を忘れる。そんな「シェア型書店」が全国で100店舗を超えたといいます。 今、独立系の書店とともに「シェア本屋」は本好きの人たちのもう一つの居場所になりつつあり、地域のコミュニティの居場所としても機能し始めています。今回は、7つの「シェア本屋」を取材しました。 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 10年で輸入量が倍増。アボカドをめぐる光と影 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』リウ・チュンシン FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー500号
¥500
☆店長のひと言 「ビッグイシューついに500号!買ってお祝い!!」 【内容紹介】 特集 縁食躍進! 今号は藤原辰史さん(京都大学人文科学研究所准教授)をゲスト編集長にお迎えしました。藤原さんは、ひとりぼっちでもなく、強い関係を求められるのでもなく、「弱目的性」のなかにいられる食のあり方を「縁食」と名付け、縁食の試みは日本中に広まっていると語ります。 藤原さんが敬愛する縁食の実践者のお二人、診療所、商店、カフェ、フットケアサロン、こども食堂などが同居する「おちゃのま」を運営する松嶋大さん(「なないろのとびら診療所」所長)と、箕面市立多文化交流センターで外国人の人々が“ワンデイ(一日)シェフ”となって母国の料理を提供する「コムカフェ」を運営する岩城あすかさんに話を聞きました。また、ノンフィクション作家の中原一歩さんからは、食に染み込んだ人間の悲哀がたっぷり描かれたエッセイが届きました。 今、縁食の試みに注目したいと思います。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー パディントン 全世界3500万部以上の売り上げを誇る児童文学作品『パディントン』。実写映画も大ヒットを記録し、今年5月には待望の最新作が公開されます。「親切と礼義正しさ」を忘れない、クマのパディントンが体現するものとは? リレーインタビュー・私の分岐点アーティスト 丹羽優太さん コロナ禍で中断した北京への留学 帰国後、出合ったお寺で描き続けた襖絵 国際記事 ブラジル。アマゾンに生物多様性の“回廊地帯”をつくる 南米のアマゾン川流域に生息する絶滅危惧種のオオカワウソを専門に研究している、イタリア人生物学者のエマヌエラ・エヴァンジェリスタ。彼女はブラジルを何度も訪れるうちに、アマゾンの森林とそこに住む先住民族の生活が危機に瀕していることを知り、環境保護NGOを立ち上げました。今も現地の住民と暮らしを共にするエマヌエラは、植民地時代から続く西洋諸国による乱開発に、大きな疑問を投げかけます。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ ロシアのウクライナ侵攻4 年目 浜矩子の新ストリート・エコノミクス マー・ア・ラーゴ 合意はアコードにあらず 雨宮処凛の活動日誌 「貧乏人は死ね」ということ? 高額療養費見直し 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ブラジル『トラソス』タメルソン・ジョルダン 表現する人 「調和・交わり」をテーマに、モノクロのペンによって動植物の群像を描く村山大明さん。 小さい生命に目を向け、人と自然をつなぐような作品を作っていきたいと語ります。 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー499号
¥500
☆店長のひと言 「枝元なほみさんの連載はもうない、けれど。」 【内容紹介】 特集 森林浴は日本発 「森林浴」は日本生まれの言葉。1980年代に誕生し、約40年かけ「SHINRIN‐YOKU」として世界に広まりました。 1982年、当時の林野庁長官が「森林浴」を提唱しましたが、森林が人の健康に寄与することを裏づけるエビデンス(科学的根拠)はありませんでした。その実証実験は90年代初頭に始まり、森林浴に深い関心をもった李けい(りけい※けいの漢字は卿の異体字)さん(日本医科大学付属病院臨床教授)は04年から、20年以上にわたる実験と研究を行い、その科学的根拠を明らかにしてきました。そんな李さんに「世界に広がる森林浴、森林浴の効用と科学的根拠、楽しみ方と可能性」などについて聞きました。 また、東京・練馬区のみどりの森で森林浴体験を行う「Coもれび」代表の上野美知子さん、さらに、“森林浴発祥の地”として知られる長野県上松町の「赤沢自然休養林」で森林セラピーを行う「NPO木曽ひのきの森」理事長の長瀬恵敏(ながせしげとし)さんに、それぞれの実践について話を聞きました。 今日から、誰でも気軽に楽しめる森林浴。あなたも始めてみませんか。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ヨシタケシンスケ 日本のみならず、今や世界中に読者を増やし続ける、絵本作家のヨシタケシンスケさん。今年3月、大幅にパワーアップして帰ってきた大規模展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」開催を前に、作品に込めた思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点ドイツ『BODO』編集長 バスチャン・ピュッターさん 困難な時、自分より困った人を思いやる。 コロナ禍で”共感の連鎖”を経験した 国際記事 オーストリア。シングルマザー“母親という役割”への葛藤 “ワンオペ育児”に追われ、精神的な負担だけでなく、貧困などの状況にも追いつめられやすいシングルマザーたち。オーストリアには約25万人のシングルマザーがいるとされ、彼女たちの献身的な働きに対する評価は、社会から十分に得られていません。そんなシングルマザーの一人であるクラウディアが、切実な胸の内を明かしました。 フィンランド “積極的に休む”イベント「Rest as a...」 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 景気の好調と貿易赤字はセットよ、トランプさん コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ 料理の味にも関係する。硬い水と柔らかい水 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』ルース 表現する人 内側に息を吹きこんで音を鳴らす陶器 西條茜さん 監督インタビュー 東京でアイヌ料理店「ハルコロ」を営み、アイヌ文化アドバイザーとしても活動する宇佐照代さんを追ったドキュメンタリー映画『そして、アイヌ』が3月15日から順次公開されます。文化の継承やアイデンティティといった問いとともに、ハルコロに集まる人たちの交流やつながりを映し出す大宮浩一監督に、本作に込めた思いを聞きました。 ビッグイシューの現場から 体温管理が命の販売者の日々 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー498号
¥500
SOLD OUT
☆店長のひと言 「災害の多さに上書きされてしまいそうな心をどうすればよいものだろう。」 【内容紹介】 特集 対タネをまく動物たちの秘密 移動できない植物は、風、水、動物の力を借り、自らのタネをまいています。この25年ほどの間に、動物の力を借りる「動物散布」の研究は、飛躍的に進んだといいます。たとえば哺乳類では、ツキノワグマが日本最大級の種子散布者です。冬眠の前に、サクラの木に登って、時には一晩で5000粒以上の実を食べ、ウンチとしてタネを排泄します。ネズミやリスがあちこちに蓄えて忘れたドングリやオニグルミなどからも発芽することがあります。 鳥類で、日本中にタネをまいているのはヒヨドリ。ヒヨドリの口は14mmで、ほとんどの果実を丸飲みでき、ホバリングできるので枝先に実る果実を空中でも採ります。さらに、全長1cmのワラジムシは世界最小の被食散布動物であることがわかったといいます。 このような動物散布を「生き物同士のかかわりの結果として、自然は絶妙なバランスの上に成り立っている」と言う小池伸介さん(東京農工大学大学院教授)、「生き物同士のつながりを丸ごととらえたい」と話す北村俊平さん(石川県立大学准教授)に、タネまく動物の話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ニコール・キッドマン アカデミー賞主演女優賞をはじめ、数々の賞に輝き、現代屈指の俳優として尊敬を集めるニコール・キッドマン。最新出演作『ベイビーガール』でヴェネチア国際映画祭の最優秀女優賞も獲得した彼女が、#MeToo 以降の性をテーマにした映画について語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点禅僧 藤田慶水さん 「禅とアート」に原点回帰 自分の幸せは、他人の幸せにあると悟った 国際記事 ドイツ、ホームレス経験者の〝 路上の美術アカデミー〞 ドイツのデュッセルドルフを拠点とするストリートペーパー『フィフティ・フィフティ』と美術科教授のカタリーナ・マイヤーは、ホームレス経験者が参加できるワークショップ「路上の美術アカデミー」を設立。貧困や社会的排除といったネガティブな側面だけが強調されがちな印象を覆し、マイヤーは人々の尊厳を確立したいと願っています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ふくしまから 津波で行方不明になった娘を探し続ける父 東日本大震災の地震と津波で行方不明になった娘の捜索活動を続ける大熊町の木村紀夫さんと、沖縄から駆けつけた具志堅隆松さんたちによる遺品や遺骨の創作活動に同行しました(藍原寛子さん取材)。 みちのくは、花冷えの遠い春だ。 詩人 齋藤貢さん 当時、南相馬市の県立小高商業高校で校長として勤務していた、詩人の齋藤貢さんが震災と原発事故の詩を書き続けてきた14年間について話を聞きました(大越章子さん取材)。 連載記事 原発ウォッチ 英国、プルトニウムを「ごみ」と認める 浜矩子の新ストリート・エコノミクス ホンモノを目指してニセモノ化する金融政策 雨宮処凛の活動日誌 「推し」が降臨。生誕50年&デビュー25周年 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 人の目を見て話すのが苦手です ☆ ぽかぽか生姜味噌汁 ☆ 山本美里さん。医療的ケア児の母は「透明人間」? 「医療的ケア児」である次男の小学校入学に伴い、学校側から毎日の付き添いを求められることになった山本美里さん。校内では、「気配を消して」と言われる中、自分を被写体に写真を撮り始め、写真集を出版。それらの写真に込めた思いを聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』ルジツァ・マタシッチ 監督インタビュー 『ケナは韓国が嫌いで』チャン・ゴンジェ監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
迷いのない人生なんて
¥1,144
☆店長のひと言 「若い頃の自分に言いたい。迷わない大人はけっこう危ない。」 紹介 共同通信の好評連載「迷い道」を書籍化。家族との葛藤、仕事の失敗、病気の苦悩、親しい人との別れ、挫折……。私たちの身近にいるごく普通の人々が様々な生きづらさと向き合い、回り道の人生を歩んできた姿を描く。迷いを抱えながら生きる人への共感とエールを込めた一冊。 目次 はじめに ◎ あさのあつこさんに聞く 回り道だらけの半生 1 向き合う、問い続ける 1 母さんに何も期待しない 尾﨑瑠南(作業療法士) 2 求め続けた女性の声 工藤理江(ボイストレーナー) 3 生きていてもいいかな 木田塔子(看護師) 4 飼育員であり続けたい 盛田勝寛(水族館飼育員) 5 捨てられそうになった子 福江悦子(彫刻家) 6 許されてここにいる 沼田和也(牧師) 7 熱くて意味ある空間を 柳田尚久(轍学舎塾長) 8 母でも私のままで 栗並えみ(働く母親) 9 あなたのことが怖かった 荻野善弘(カレー店店主) 10 母の病「神なんていない」 坂根真実(宗教2世) 11 沖縄に向き合う「右翼」 中村之菊(右翼活動家) 12 反発と執着、引き合う心 伊東優(建築士) 13 一緒に前を向けなかった 斎藤無冥(僧侶) 2 見つめる、伝える 14 絵に導かれ外の世界へ 三上真穂(大学院生) 15 「あれはドラマですから」 加藤浩美(写真家) 16 もう記者は続けられない 浮田圭一郎(高校教師) 17 あなたの分身じゃない 中嶋悠紀子(演劇家) 18 可能性なんてなかった 松田修(現代美術家) 19 私に何ができるのか 高橋美香(パレスチナ取材の写真家) 20 神の愛、伝え続ける 花田憲彦(牧師) 21 放水指示、指揮官の宿命 新井雄治(元東京消防庁消防総監) 22 すぐ逃げ帰ると思っていた 川村久恵(アイヌ記念館副館長) 23 心の奥、拾ってくれた 千葉広和(国賠償請求訴訟の原告) 24 これは僕の投げ方じゃない 水尾嘉孝(野球部コーチ) 25 贖罪の思い胸に反戦運動 山里節子(反戦運動家) 26 資本主義への挑戦敗れ 田中克治(元印刷会社社長) 27 母の葛藤、寄り添い祈る 菊池文子(語り部の被爆者) 3 踏み出す、歩む 28 やっと自由になれる 野島さえ(鍼灸師、トレーナー) 29 暗闇から、春の日だまり 吉田千寿子(東日本大震災被災者) 30 共に生きる未来が見えない 大内紀彦(特別支援学校教員) 31 わが子の思いに近づきたい 浅井道子(那須雪崩事故遺族) 32 おまえの努力が足りない 白木浩一郎(老舗旅館元経営者) 33 気丈な妻、記憶喪失に 山本秀勝(手品師) 34 確率という言葉が憎かった 大津一貴(元プロサッカー選手) 35 さいころ一から振り直し 奥川拓二(会社社長) 36 苦悩抱きしめ、共に歩む 八尾敬子(就労継続支援施設長) 37 避難の経験、そっと横に 高橋恵子(原発避難住民) 38 生きる意味、取り戻して 山下泰三(元会社員) 4 つながる、つなぐ 39 息苦しさ、乗り越えて 中野民夫(元博報堂社員) 40 つながりながら縛らない 内田加奈(作業療法士) 41 きっと加害者になっていた 中島坊童(不登校、引きこもり支援者) 42 いないよ、ここに 立花泰彦(ミュージシャン) 43 しゃべるのは苦手だけれど 伊神敬人(看護師) 44 この社会が正解なのか 森哲也(書店店主) 45 遺族に悼まれ死者になる 殿平善彦(僧侶) 46 深い孤独と性自認の揺れ 倉田めば(元薬物依存症患者) 47 虐待なんてあり得ない 菅家英昭(会社員) 著者プロフィール 共同通信社 (キョウドウツウシンシャ) (著/文) 一般社団法人共同通信社は、全国各地の新聞社や放送局、海外メディアなどに記事、写真、映像を配信している通信社。1945年に創立。東京に本社を置き、全国に支社局、海外主要都市に総支局がある。 ISBN:978-4-00-500985-5 Cコード:0236 新書判260ページ 発行:岩波書店 初版年月日: 2024年5月17日
-
「空気」を読んでも従わない
¥500
【中古 状態きれい】 (参考:定価820円+税) ☆店長のひと言 「そもそも空気を読めるだけですごい能力なわけで、それ以上求めるのは無茶な話なんですよ。」 内容紹介 「個性」が大事というけれど、集団の中であまり目立つと浮いてしまう、他人の視線を気にしながら、本当の自分は抑えつけていかないと……。この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい! そんな悩みをかかえるアナタにとっておきのアドバイス。「空気」を読んでも従わない生き方のすすめ。 目次 はじめに 1 なぜ先輩に従わなければいけないの? 2 どうして,人の頼みを断れないのだろう? 3 「世間」と「社会」 4 「世間」の始まり 5 「世間」を壊そうとする人達 6 根強く残る「世間」 7 「世間」は中途半端に壊れている 8 外国には「世間」はない 9 人の頼みを断るのがつらいヒミツ 10 もし人から頼まれたら 11 敵を知るということ 12 「空気」ということ 13 「世間」のルール1 年上がえらい 14 「世間」のルール2 「同じ時間を生きる」ことが大切 15 「世間」のルール3 贈り物が大切 16「世間」のルール4 仲間外れを作る 17 「世間」のルール5 ミステリアス 18 「世間」はなかなか変わらない 19 5つのルールと戦い方 20 強力な「世間」との戦い方 21 同調圧力 22 自分を大切に思うこと 23 仲間外れを恐れない 24 たったひとつの「世間」ではなく 25 私を支えるもの 26 スマホの時代に おわりに 著者プロフィール 鴻上 尚史 (コウカミ ショウジ) (著/文) 鴻上尚史(こうかみ・しょうじ) 作家・演出家・映画監督。1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。大学在学中の1981年、劇団「第三舞台」を旗揚げする。87年「朝日のような夕日をつれて87」で紀伊國屋演劇賞団体賞、95年「スナフキンの手紙」で岸田國士戯曲賞、2007年に旗揚げした「虚構の劇団」の旗揚げ三部作戯曲集『グローブ・ジャングル』で10年、読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。著書に『「空気」と「世間」』『不死身の特攻兵』(以上、講談社現代新書)、『ベター・ハーフ』(講談社)、『人間ってなんだ』『人生ってなんだ』『世間ってなんだ』(以上、講談社+α新書)、『鴻上尚史のほがらか人生相談』(朝日新聞出版)、『同調圧力のトリセツ』(中野信子との共著、小学館新書)など多数。 ISBN:978-4-00-500893-3 Cコード:0236 新書判 224ページ 発行:岩波書店 発売日: 2019年04月20日
-
ビッグイシュー496号
¥500
SOLD OUT
☆店長のひと言 「中学の時の修学旅行先が広島で、被爆者の話を皆で聞く時間があったのですが、もしかしたらあれは日本被団協の方だったのだろうかと思ったり。」 【内容紹介】 平和への準備をしよう 昨年末、日本原水爆被害者団体協議会はノーベル平和賞を受賞、日本の市民の平和への努力が、世界で認められました。しかし、日本では憲法を変えることもなく、国会審議も尽くされず、戦争のできる国へと変えられつつあります。 政府は、憲法九条による3つの基本政策「専守防衛」「非核三原則」「武器輸出の禁止」をなし崩しにしつつあります。この状態は、2014年の集団的自衛権の行使を解禁する閣議、 年の安全保障関連法制(安保法制)、 年の閣議で決められた安全保障の三文書(安保三文書)によって準備されてきました。年度から5年間で43兆円の防衛費が支出されるといいます。 そこで、2017年のICAN(核兵器廃絶キャンペーン)でノーベル平和賞の受賞にもかかわり、国連での「核兵器禁止条約」採択に尽力した川崎哲さん(ピースボート共同代表)、ジェンダー研究者で平和研究に携わってきた、秋林こずえさん(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)、布施祐仁さん(ジャーナリスト)の3人に、私たち市民が平和を生み出していくための道を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー トム・グレナン スペシャルインタビュー <2> 英国で最も輝かしい新星の一人、シンガーソングライターのトム・グレナン。ソウルフルな歌声で世界中にファンを増やすグレナンが、ビッグイシューへのサポートや、昨年起こった「反移民」暴動への懸念、新作にかける思いなどを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点美大進学をやめ、音楽の道へ 持ち続けていきたい人生冒険する姿勢 ミュージシャン 中村佳穂さん 国際記事 “利他的”な野生動物「ミーアキャット」 アフリカ南部のサバンナ地域や岩場に生息するミーアキャットは、後ろ足で直立してキョロキョロと周囲を見回すような愛らしい姿で知られるマングース科の哺乳類です。群れで行動する野生のミーアキャットですが、彼らはしばしば人間の共同体に近い社会的協調の習性をもつといいます。 米国出身の生態学者で、野生動物フォトグラファーとしての受賞歴もあるジェン・ガイトンの写真とともに、そんなミーアキャットの特徴と魅力を紹介します。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 「土壌の再生利用」と称して拡散される放射性物質 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 企業倒産の激増は「代謝」の現れなのか 雨宮処凛の活動日誌 物価高騰の中で迎えた大晦日の炊き出し 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく ドイツ『ヒンツ&クンツ』ダニエル&ミラベラ 監督インタビュー 『どうすればよかったか?』藤野知明 監督 表現する人 心も身体も感覚も鍛えて、描くことで挑んでいく アートユニットHITOTZUKI 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・冬 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー495号
¥500
☆店長のひと言 「マララさんと日本被団協とか、ノーベル平和賞受けた者同士で何かできないものですかね。」 【内容紹介】 世界をつなぐ文学へ-言語を超えて 世界のどこでも、人々は文字が生まれる前から、物語を紡いできたのではないでしょうか。そして、人間の内面を深く描く物語や文学は私たちを救ってくれてきたし、くれるはず。 いま書店や図書館に並ぶ翻訳文学は欧米文学が中心です。けれど、日本ではなじみの薄いその他の言語で書かれた文学を読めば、その地に持っていたイメージが変化し、社会や人々の暮らしや息吹きをリアルに感じることができます。辞書や教材がなく、学べる場も海外だけなど、多くのハードルを乗り越えて活躍する、3人の翻訳者に話を聞きました。 ノルウェーで出合った絵本3冊を自ら企画、出版社に持ち込んだ青木順子さん、メキシコ・ユカタン半島の先住民の言語(ユカタン・マヤ語)で書かれたマヤ文学の翻訳者、吉田栄人さん、タイの文化に惹かれ、タイ語を学ぶ中でタイ文学の翻訳を志した福冨渉さんに取材しました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー マララ・ユスフザイ 母国パキスタンで女子教育禁止に抗議の声を上げ、17歳でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイ。人権活動家として人道主義をテーマにしたドキュメンタリー映画を製作する彼女が、アフガニスタンで暮らす女性たちの闘いを捉えた新作『ブレッド&ローズ』と、現在の思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点ミュージシャン 高野寛さん YMOと出会って、全身鳥肌が立った 生まれ変わっても、僕はYMOチルドレン 国際記事 ポルトガル。「世界農業遺産」“巨大な力から人々の領土を守る運動” 緑豊かなポルトガルの農村で、自給自足の生活を送る人々。そのサステナブルなライフスタイルは国連の「世界農業遺産」にも指定されます。当地の地下に眠るリチウム資源を対象に、外資企業が採鉱計画を進める中、地元の村民とヨーロッパ各地から集まった活動家が協働し、抗議の輪を広げています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 右傾化する東欧の警告 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 夫は人づき合いが苦手です ☆ ジャンバラヤ風ピラフ ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ ヨーグルト体内を掃除してくれる健康食品 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』ユスフ 表現する人 絹布に生まれる、ろうけつ染め特有の奥行き感 古屋絵菜さん 監督インタビュー 『港に灯がともる』安達もじり監督 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
見えないスポーツ図鑑
¥1,500
【中古 表紙に汚れあり(画像参照)】 (参考:定価2,000円+税) ☆店長のひと言 「見た目をコピーしてもうまくいかないのって、こういうことなんでしょうね。」 紹介 研究者たちが考えていることって――実はめちゃくちゃ面白い。 抱腹絶倒&試行錯誤の「本邦初」、研究ドキュメンタリー 視覚障害者の方々にスポーツの臨場感をどう伝えるか、から始まった研究は「スポーツ」を翻訳することに向かった。 研究をスタートさせるも、相次ぐ失敗が壁となって立ちはだかる。 しかし、そんなことでは研究者は諦めない! 思わぬアイディアから方向を転換し、十種目の競技のエキスパートとタッグを組んで「人力VR」の開発に挑むことに!? 【各氏、推薦!】 相馬千秋氏(アートプロデューサー) ゲーム性、緊張感、駆け引き、速度、バランス……スポーツを「翻訳」すると、それはもはやアート!誰かのからだに創造的に憑依するための、身体感覚翻訳マニュアル、決定版。 太田雄貴氏(公益社団法人日本フェンシング協会会長) フェンシングの翻訳なんて……できるんだ! 競技者の間でも話題沸騰。さっそくアルファベットを揃えました。 稲見昌彦氏(東京大学総長補佐・教授/超人スポーツ協会代表理事) 「見ることは信じること(Seeing is Believing)」という諺、実は「感じることこそ真実(but Feeling is the Truth)」と続く。 本書は、スポーツを見ることの背後にある、本質(バーチャリティ)に迫ります。 目次 はじめに――伊藤亜紗 第1章:ラグビーを翻訳する――古川拓生 第2章:アーチェリーを翻訳する――高井秀明 第3章:体操を翻訳する――水島宏一 第4章:卓球を翻訳する――吉田和人 第5章:テニスを翻訳する――遠藤 愛 第6章:セーリングを翻訳する――久保田秀明 第7章:フェンシングを翻訳する――千田健太 第8章:柔道を翻訳する――石井孝法 第9章:サッカーを翻訳する――堀野博幸 第10章:野球を翻訳する――福田岳洋 おうちで翻訳 おわりに――渡邊淳司 あとがき――林阿希子 https://www.parasapo.tokyo/topics/101110 著者プロフィール 伊藤亜紗 (イトウアサ) (著/文) 美学者。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授。MIT客員研究員(2019)。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(2015、光文社)、『どもる体』(2018、医学書院)、『記憶する体』(2019、春秋社)、『手の倫理』(講談社、近日刊行)など。 渡邊淳司 (ワタナベジュンジ) (著/文) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員(NTTサービスエボリューション研究所2020エポックメイキングプロジェクト 兼任)。主著に『情報を生み出す触覚の知性』(2014、化学同人、毎日出版文化賞(自然科学部門)受賞)、『情報環世界』(2019、NTT出版、共著)、『表現する認知科学』(2020、新曜社)など。文化庁メディア芸術祭での受賞、Ars Electronica Prixでの受賞や審査員等、表現・体験領域での活動にも関わる。 林阿希子 (ハヤシアキコ) (著/文) NTTサービスエボリューション研究所 2020エポックメイキングプロジェクト 主任研究員。大阪大学大学院生命機能研究科修了。 人間中心設計の研究者として、高齢者向けウェブデザインの研究や、空港での人流誘導サインの実証実験、物体認識技術を用いた展示会アプリの開発等に携わる。ユーザの心理・行動モデルの研究を行う一方で、実サービス化に向けた体験創造を行う 。 共著に『ウェブユニバーサルデザイン』(2014、近代科学社)。 ISBN:978-4-7949-7192-0 Cコード:0095 四六判312ページ 発行: 晶文社 初版年月日: 2020年10月10日
-
新装版 卵、牛乳、白砂糖、小麦粉なし。でもちゃんとおいしい しあわせお菓子
¥670
【バーゲンブック※】 (参考:定価: 1,400円+税) ☆店長のひと言 「これ、ほぼ魔法じゃないですか?」 内容紹介 米粉を使った簡単でヘルシーな料理やお菓子が満載! 著者が試行錯誤の上に作り出した本当に美味しいレシピはアレルギーのある方やダイエット中の方にも大好評です。同タイトル書籍の新装版。全国学校図書館協議会選定図書 著者プロフィール 岡村 淑子 (オカムラ トシコ) (著/文) 大学卒業後、日本菓子専門学校へ入学、製菓衛生師免許を取得。05年より埼玉県川越市の自宅にて「小さなお菓子教室」を主宰。生活クラブ生協等にても講習を行う。著書多数。 ISBN:978-4-309-28784-3 Cコード:0077 B5判96ページ 発行: 河出書房新社 初版年月日: 2020年2月11日
-
ビッグイシュー494号
¥500
☆店長のひと言 「1月をおもち熱エネルギーで乗り切りたい。」 【内容紹介】 特集 注目!「地中熱」エネルギー 太陽光、風力、地熱などによる“発電”が地球温暖化に有効なことはよく知られています。これに対し、“熱”をそのまま利用する、太陽熱や地中熱の利用が省エネや温暖化に有効なことはあまり知られていません。なかでも、地表から15m下の地中の熱を使う「地中熱」は高いポテンシャルをもっています。かつて縄文人も竪穴住居の地面を掘り下げて暖を取ったりしていたといわれています。 たとえば「地中熱」を冷暖房に利用すると、消費電力を通常の3〜4割削減、二酸化炭素の排出量は4〜5割削減できるといいます。欧米では「地中熱」を使った冷暖房が普及し、北欧では3〜4軒に一軒が利用しています。 そこで、「地中熱」の研究と啓蒙に尽力してきた内田洋平さん(産業技術総合研究所)に、「地中熱」エネルギーの利用法と実践例、今後のポテンシャルについて聞きました。 また、埼玉県こども動物自然公園のハダカデバネズミ展示室の「地中熱」利用について取材しました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー カズオ・イシグロ 2017年のノーベル文学賞受賞者にして、世界的な人気を誇る作家カズオ・イシグロ。舞台版『わたしを離さないで』の英国上演に合わせて、過去の作品や生物工学の脅威、現在取り組む未来の作品について語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点友人の “ 美しくはないコラージュ” から その自由さに気づき、夢中になった グラフィックアーティスト 伊藤桂司さん 国際記事 オーストリア。保険未加入者を対象としたザルツブルクの無料診療所 ザルツブルクに新設された外来診療のクリニック「ヴィルギル・アンブランツ」は、健康保険に加入していない患者を対象に、無料で医療サービスを提供しています。何らかの理由で社会から孤立し、医療を受けることが難しい人々にとって“駆け込み寺”のような存在となった同クリニックの活動を紹介します。 WORLD STREET NEWS 世界短信 連載記事 原発ウォッチ 原発依存度増すエネ基の電源構成案 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 「年収の壁」の怪 雨宮処凛の活動日誌 入学拒否に受験拒否…「仮放免」の学生たち 「ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理」 大人になると友人を作るのが難しい ☆ 明太もちと揚げ玉もち ☆ 子ども本来の“成長する力”を後押しする遊具 余計な感覚刺激を減らしたブランコ、寝たきりの姿勢でも揺れを楽しめるトランポリンなど、医療的ケア児や重い障害のある子どもも遊べるよう開発された遊具シリーズが遊びの場の光景を変えています。監修を担当した紅谷浩之さん(医師・オレンジキッズケアラボ代表理事)に話を聞きました。 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー台湾版』 劉台招 私たちは再び踊り始めなければならない 山極寿一 ゴリラ研究の第一人者として知られ、現在、総合地球環境学研究所の所長を務める、霊長類学者の山極寿一さん。人間の進化史を遡ってみると、その出発点に直立二足歩行という歩行様式の登場があります。四足歩行に比べて敏捷力に劣り、足が把握能力をなくしたことですばやく木にのぼれなくなるなど、一見不利にも思える人間の直立二足歩行の謎から、人間の弱みを強みに変えた戦略などについて語っていただきました。 エッセイ 残波岬からホエールウォッチング 黒川祐子 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
-
ビッグイシュー493号
¥500
☆店長のひと言 「私の小さな習慣は、要らないひと言を加えることです。」 【内容紹介】 特集 小さな私の習慣 あなたは、何か小さな習慣をもっていらっしゃいますか? そうとは意識していなくとも、たとえば、朝起きた時から就寝までなんとなく、毎日、毎週、毎月、あるいは季節ごとや、1年ごとに、決まってされることはありませんか? それは、衣食住を楽しむ習慣だったり、ちょっと元気になるための心身のストレッチだったり、心を空白にしたり静めたり、決まった場所に行ったり、○○記念日の決めごとだったり、あるいは、イマジネーションの世界で遊ぶことだったり......。また、コロナ禍以降や、最近になって 新たに始められたことがあるかもしれません。 2024 年の終わり、10 人の方に、 「小さな私の習慣」について、お聞きしました。 これは習慣? 星野智幸 朝の散歩、ベーグルとミルクティー ピーター・バラカン ラジオの時間は思索の時間 橘 省吾 アフロヘアの切れ毛問題 トミヤマユキコ アプリに急かされ、語学学習 香山リカ 余白の時間をもつ 今田弓女 1 日2 回のコーヒータイム 笹尾和宏 やめているからやめようぜ 津村記久子 クワ王様のお話 若菜晃子 花を連れて帰る 木下龍也 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー ブルース・スプリングスティーン 米ロック界の大御所にして、“ザ・ボス”の愛称で知られるブルース・スプリングスティーン。2023年のワールドツアーの舞台裏を追いかけたドキュメンタリー映画『ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド:Road Diary』の公開に合わせ、ライブにかける思い、そしてドナルド・トランプを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点コラージュアーティスト 河村康輔さん 刺激いっぱいだった初めての東京。車窓から見た夜の風景で、上京を決意した 国際記事 タジキスタン パミール高原で生きる人々に医療提供 「世界の屋根」と呼ばれ、ユーラシア大陸を横断するパミール高原は壮大な景観を誇りますが、その一部をなすタジキスタンの山村は、世界でも有数の貧困地域といわれます。 2015年に大地震が襲った当地で地元の被災者を救援するべく、ドイツ人写真家キリアン・ライルは医師のボンデス夫妻が立ち上げたNPO「パミール・ヒルフェ」に協力を要請。彼らの活動を、ライルの写真とともに紹介します。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ドキュメンタリーの勢いが止まらない 毎年恒例、その年の映画とミニシアターを振り返る、シアターキノ代表・中島洋さんのエッセイ。今年は、長期取材を経て制作された『拳と祈り-袴田巖の生涯-』を筆頭に、女性監督たちが活躍するドキュメンタリー作品が豊作。また、自ら自主制作を選んで生み出された優れた作品も多かったと語ります。 連載記事 ふくしまから アーサー・ビナードさんと被災地を歩き、詩作 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 天使に生まれ変わる悪魔 コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 タイプの違う夫と、どう合わせたら? ☆ 崩し豆腐のチゲ ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ ゴッホの「星月夜」テクニック 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ドラウセンザイター』 リンダ・レニングス 表現する人 加藤萌さん。漆という生き物が吹き込む生命力 FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)

