-
事務に踊る人々
¥2,090
☆店長のひと言 「これだけは言っておきたい。事務員さんを馬鹿にする奴は大馬鹿。」 紹介 面倒くさい、複雑、抑圧的……時に文豪を苦しめ、戦争を阻止し、巨額の損失を生み、ついには死の世界を垣間見せる。「事務」それは人間を人間たらしめる究極の知恵。事務の営みから人間のあり方を再考する、画期的エッセイ!クソどうでもいいのに倒錯的な愛をかきたてるかくも人間くさい事務の世界への探究。 目次 第1章 漱石と大日本事務帝国 第2章 事務の七つの顔 第3章 事務処理時代の「注意の規範」 第4章 『ガリヴァー旅行記』の情報処理能力 第5章 「失敗」から考える事務処理 第6章 身体儀式と事務の魔宮 第7章 事務を呪うディケンズ 第8章 鉄道的なる事務 第9章 エクセル思考で小説を書く 第10章 事務の「感情」を考える 第11章 事務に敗れた三島由紀夫 第12章 事務と愛とバートルビー 著者プロフィール 阿部公彦 (アベマサヒコ) 英文学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に『文学を〈凝視する〉』『英文学教授が教えたがる名作の英語』など、訳書にマラマッド『魔法の樽 他十二篇』、オコナー『フランク・オコナー短篇集』など。 (講談社ホームページより引用) ISBN:978-4-06-532946-7 Cコード:0095 四六判 392ページ 発行:講談社 発売日: 2023年09月21日
-
クナイプバスソルト各種
¥150
☆店長のひと言 「好みの香りが見つかると、更にリラックスできますよ。いろいろ試してみてください。」 ◆天然岩塩とエッセンシャルオイルから生まれたバスソルト ◆2億5000万年前の古代海水を精製した岩塩と、天然ハーブの精油(エッセンシャルオイル)から作られた、ドイツシェアNo.1のバスソルト。 ◆自然の恵みのお風呂で芯からぽかぽか。豊かな香りに包まれて、贅沢なリラックスタイムを。 ◎製法、効能など詳しくは、クナイプジャパンのホームページをご覧ください。 https://www.kneipp.jp/bathsalt/index.html 【使用上のご注意】 ●皮ふあるいは体質に異常のある場合は医師に相談してご使用ください。 ●肌に合わない場合は使用を中止してください。 ●使用後に発疹、かゆみ、刺激等の異常が現れた場合は、皮膚科専門医にご相談ください。 ●本品は食べられません。万一大量に飲み込んだ時は、水を飲ませるなどの処置を行ってください。 ●乳幼児の手の届くところや直射日光の当たる場所、高温多湿の所に置かないでください。 ●入浴以外の用途には使わないでください。 ●配合成分のオイルや色素が付着する場合がありますので、残り湯の洗濯での使用はお止めください。(ラベンダー、グーテエアホールング、オレンジ・リンデンバウム、ユーカリは除く) ●天然岩塩を使用していますので、まれにカルシウムなどのミネラル成分が不溶解物となって残る場合がありますが、品質に問題はございません。 ●天然の原料を使用しているため、見た目の色にバラつきがあることがありますが、品質に問題はございません。 ●本品には、浴そう、風呂釜をいためるイオウは入っておりません。 ●大理石、木製の浴そうではご使用をお避けください。 ●配合成分のオイルや色素が浴そうに付着することがありますので、使用後は早めに浴そうや風呂釜内部、循環口のフィルターを洗剤で洗い流してください。 ●24時間風呂など、機械によっては使用できない風呂釜があります。お使いの機種の説明書をご確認ください。
-
雪沼とその周辺
¥380
【中古 状態きれい】 (参考:定価490円+税) ☆店長のひと言 「まちの名は“雪沼”だけれど、人はどうだろう。」 紹介 小さなレコード店や製函工場で、時代の波に取り残されてなお、使い慣れた旧式の道具たちと血を通わすようにして生きる雪沼の人々。廃業の日、無人のボウリング場にひょっこり現れたカップルに、最後のゲームをプレゼントしようと思い立つ店主を描く佳品「スタンス・ドット」をはじめ、山あいの寂びた町の日々の移ろいのなかに、それぞれの人生の甘苦を映しだす川端賞・谷崎賞受賞の傑作連作小説。 (新潮社HPより引用) ISBN 978-4-10-129472-8 文庫判 208頁 発行 新潮社 発売日 2007年7月30日
-
長い旅の途上
¥800
【中古 状態きれい】 (参考:定価820円+税) ☆店長のひと言 「これを読んだ誰かが旅の続きに出るのだろう。」 内容紹介 人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上 取材中、熊に襲われて亡くなった著者が残した76篇のエッセイ。極地を撮りつづけた写真家が綴った人と自然にまつわる優しい世界 担当編集者より きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ。1996年、カムチャツカで熊に襲われて世を去った著者が残した、最後のメッセージ。過酷な自然に生きる人間や動植物、そして極北の大地に注がれたまなざし。人生の豊かさとは、人間の幸とは、いま改めて我々に問いかける静かな声がここにある。 (文藝春秋BOOKSより引用) ISBN 978-4-16-751503-4 文庫判 304頁 発行 文藝春秋 書店発売日 2002年5月10日
-
うたのすきなねこ ララとルル すてきないちねん
¥1,540
☆店長のひと言 「お子さんやお孫さんと歌いながらすてきな1年を過ごしてください。」 紹介 2匹のねこ、ララとルルはお歌が大好き! 毎日大好きな歌を歌って過ごします。今回は1年をテーマにし、ララとルルが季節の移り変わりを楽しみながら、童謡、唱歌の名曲を歌って過ごします。前回ご要望が多かった楽譜も見返しに掲載のオマケ付き。物語を楽しみながら、お歌を楽しめる絵本です。 ♪収録曲(全11曲) はるがきた、うれしいひなまつり、ちょうちょう、こいのぼり、てるてるぼうず、たなばたさま、とんぼのめがね、おおきなくりのきのしたで、ジングルベル、おしょうがつ、ゆき 【※CDは付いておりません】 著者プロフィール 松田奈那子(まつだななこ) 1985年北海道生まれ。画家、絵本作家。多摩美術大学大学院修了。第1回白泉社MOE絵本グランプリ受賞をきっかけに、『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)で絵本デビュー。絵本に『くらべっこしましょ! 』(文・石津ちひろ/白泉社)、『やさい ぺたぺた かくれんぼ』『いろがみ びりびり ぴったんこ』(アリス館)、『みつけてくれる?』(あかね書房)、『わたしはねこ』(リトルモア)、『おべんとうばこ あけたらね』(ほるぷ出版)、『うたのすきなねこ ララとルル』『こびん』(風濤社)がある。音楽好きな家族に囲まれて育ち、いつも家の中には楽器の音や歌が溢れていた。好きな童謡は「ことりのうた」。 (風濤社ホームページより引用) ISBN:978-4-89219-445-0 サイズ:21×22cm/24頁 出版社: 風濤社 発売日:2018年3月24日
-
夜と女と毛沢東
¥220
【中古 カバー、帯に折れあり(画像参照)】 (参考:定価514円+税) ☆店長のひと言 「夜と女と毛沢東、恋しさと切なさと心強さと。」 内容紹介 紹介 「高名な評論家たちが愚問として封じていた問いを、直接この思想家に発してみた」と辺見庸が踏み出せば、「世界じゅうをとび歩いている冒険旅行家をつかまえて体験談を聞いている面白さ」と応える吉本隆明。毛沢東の私生活からオウム問題、性愛論、臨死体験、さらに人類史の課題まで-。思想界の巨人と行動する芥川賞作家が語りあう比類なき刺激に満ちた対論集。 目次 毛沢東 夜 女 身体と言語 著者プロフィール 吉本隆明 (ヨシモトタカアキ) (著/文) 1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。 辺見 庸 (ヘンミ ヨウ) (著/文) 1944年宮城県石巻市生まれ。早稲田大学文学部卒。70年、共同通信社入社。北京特派員、ハノイ支局長、編集委員などを経て96年、退社。この間、78年、中国報道で日本新聞協会賞、91年、『自動起床装置』で芥川賞、94年、『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞受賞。2011年『生首』で中原中也賞、翌年『眼の海』で高見順賞、16年『増補版1★9★3★7』で城山三郎賞を受賞。 ISBN 978-4-334-74043-6 277頁 発行 光文社 初版発行年月 2006年月
-
精進百撰
¥3,080
☆店長のひと言 「料理紹介であり、闘病の記録でもある一冊です。」 内容紹介 心筋梗塞で倒れ心臓の3分の2を壊死し失った著者。病身に適した食生活を求めたとき、蘇ったのは少年時代禅寺の侍者として触れた精進料理の世界であった…。 本書は水上勉がすべての料理を手がけ、器は北御牧在住の陶芸家角りわ子が制作した。 今回全写真をリフレッシュし、料理とそれを盛る器の魅力がいっそう楽しめるようになりました。 誰でも何歳からでもここから始められる、精進料理入門の名著復刊。 著者プロフィール 水上 勉 (ミズカミ ツトム) (著/文) 少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。 ISBN 978-4-8038-0402-7 四六変型判 発行 田畑書店 発売日 2022年10月28日
-
いぬ
¥1,980
SOLD OUT
☆店長のひと言 「表紙とタイトルだけで涙を覚悟しました。」 内容紹介 「かつて、わたしときみはまったくの他者だった」。さまざまなシチュエーションで描かれる人間と犬の関係。ページをめくるごとに変化する、『アライバル』著者の切なくも優しい物語。 著者 ショーン・タン (タン,ショーン) 1974年オーストラリア生まれ。絵本作家。『アライバル』『遠い町から来た話』『セミ』『内なる町から来た話』など。リンドグレーン賞、グリーナウェイ賞受賞。『ロスト・シング』でアカデミー短編賞受賞。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) 1960年生まれ。翻訳家。訳書に、ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジュライ『いちばんここに似合うひと』、ベルリン『掃除婦のための手引き書』、ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』など。 (河出書房新社HPより転載) ISBN 978-4-309-29200-7 B5変型判 40頁 発行 河出書房新社 発売日 2022年7月21日
-
シュウマイの本
¥1,760
☆店長のひと言 「551の豚まんも良いけどシュウマイもね!」 紹介 シュウマイ時代到来! 町中華の名物シュウマイ、ご当地シュウマイ、固定概念を打ち破る次世代シュウマイ 、冷凍食品の定番シュウマイ……。 1000種類のシュウマイを食してきた著者が、至高のシュウマイたちを大公開!皮、具、からしについてのコラムも充実。 目次 はじめに 第1世代:ニッポンシュウマイの夜明け 第2世代:日本の新名物・シュウマイの誕生 第3世代:町中華を中心に育まれた和シュウマイ 第4世代:点心とシュウマイ 第5世代:冷凍シュウマイ とチルドシュウマイ 第6世代:地域食材を生かしたローカルシュウマイ 第7世代:固定概念を打ち破る個性派シュウマイ誕生 (コラム) シュウマイからし考 /いい皮があれば包みたくなる?/グリンピースとシュウマイの深い関係/集まれ!シュウマイキャラクターなど。 著者プロフィール シュウマイ潤 (シュウマイジュン) (著/文) シュウマイジャーナリスト、研究家、日本シュウマイ協会発起人。 本名は種藤潤。1977年神奈川県生まれ。大学卒業後、フリーランスとして取材執筆を行う。2015年頃からシュウマイ研究を開始し、Instagram「焼売生活」を中心に情報を発信。2021年9月現在までに、約1000種、約5000個のシュウマイを食べてきた。2018年5月と2021年10月に「マツコの知らない世界」(TBS)でシュウマイの知らない世界を紹介。以後、さまざまなメディアでシュウマイについて語る。2019年1月、「東京シュウマイ弁当」(オーガニックキッチン)を監修。2020年6月、シュウマイの活性化をより多くの人や企業・団体とともに取り組むべく、「日本シュウマイ協会」のサイト(https://syumai.life/)をオープン。2020年7月、東京食材活性化を目指す「メイドイン東京の会」とコラボレーションした「東京焼売」を発売。毎月26(つつむ)日の「シュウマイを食べる会」開催、「シュウマイムーブメントプロジェクト」発起するなど、活動の幅を広げている。 ISBN 978-4-86311-318-3 四六判 160頁 発行 産業編集センター 発売日 2021年12月15日
-
象の旅
¥2,200
☆店長のひと言 「言葉の旅に出てみよう。」 紹介 象は、大勢に拍手され、見物され、あっという間に忘れられるんです。 それが人生というものです。 ノーベル賞作家サラマーゴが最晩年に遺した、史実に基づく愛と皮肉なユーモアに満ちた作品。 1551年、ポルトガル国王はオーストリア大公の婚儀への祝いとして象を贈ることを決める。象遣いのスブッロは、重大な任務を受け象のソロモンの肩に乗ってリスボンを出発する。 嵐の地中海を渡り、冬のアルプスを越え、行く先々で出会う人々に驚きを与えながら、彼らはウィーンまでひたすら歩く。 時おり作家自身も顔をのぞかせて語られる、波乱万丈で壮大な旅。 「ささやかで不条理な奇跡の連続、諦念と温かさに満ちた深い知慮が引き起こす小さな笑い」 (アーシュラ・K・ル=グウィン) 「サラマーゴが、その人生の終わりに近くで書いた、愛嬌たっぷりの作品。『象の旅』は皮肉たっぷりで共感を豊かに誘う語りの中に、人間の本質についてのウィットに富んだ思索と、人間の尊厳を侮辱する権力者への揶揄を定期的に挟み込んでくる」(ロサンゼルス・タイムズ) 「サラマーゴは(……)この奇妙ながらも読み進めずにはいられない物語を紡いだ。サラマーゴがシュールで魅力的な散文の巨匠としてこれからも人々の記憶にのこるのはなぜか、この物語が完ぺきな例である」(GQ) 著者プロフィール ジョゼ・サラマーゴ (ジョゼ・サラマーゴ) (著/文) 1922年、ポルトガルの小村アジニャガに生まれる。様々な職業を経てジャーナリストとなり50代半ばで作家に転身。『修道院回想録』(82)、『リカルド・レイスの死の年』(84)、『白の闇』(95)で高い評価を得て、98年にノーベル文学賞を受賞。ほかに『あらゆる名前』(97)、『複製された男』(2002)など。2010年没。 木下眞穂 (キノシタマホ) (翻訳) 上智大学ポルトガル語学科卒。ポルトガル語翻訳家。訳書に『ブリーダ』(パウロ・コエーリョ)、『忘却についての一般論』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ)、『エルサレム』(ゴンサロ・M・タヴァレス)など。『ガルヴェイアスの犬』(ジョゼ・ルイス・ペイショット)で2019年に第5回日本翻訳大賞を受賞。 ISBN 978-4-86385-481-9 四六判 216頁 発行 書肆侃侃房 初版発売日 2021年10月6日
-
これはすいへいせん
¥1,650
☆店長のひと言 「これは3D」 紹介 “これはすいへいせん”の一文から始まって、ページをめくるごとに、つぎの文がくっつき最後はとても長くなる、“つみあげうた”の言葉あそび絵本です。詩人の独特の語感とリズムにみちた言葉に、クラシックな世界観が新しいtupera tuperaの絵が応えます。ブックデザインは、新進気鋭のデザイナー岡田善敬。遊び心満載の装丁と造本にも注目です。 水平線のむこうには、いったい何があるのかな? “これはすいへいせん”に始まって、ページをめくるたびに言葉がどんどんつながり、世界が広がっていきます。ユーモラスなイラスト、楽しいインデックスのしかけなど、tupera tuperaの遊び心あふれる表現と、谷川俊太郎の変幻自在な言葉の世界が初コラボした絵本。 著者 谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう) 東京都出身。詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家。高校時代より詩作を始め、詩誌『金平糖』に詩を発表。'50年には『文学界』に「ネロ他五編」が掲載され、'52年に処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行した。その後も脚本や作詞、評論、翻訳等幅広く活動し、'62年には「月火水木金土日のうた」で第4回日本レコード大賞作詞賞を、また'75年には『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞している。 (文化庁HPより抜粋) tupera tupera (ツペラ ツペラ) 亀山達矢と中川敦子によるユニット。2002年より活動を開始する。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。絵本など、著書多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。 武蔵野美術大学油絵学科版画専攻 客員教授、大阪樟蔭女子大学 客員教授、京都芸術大学 こども芸術学科 客員教授 (tupera tupera HPより転載) ISBN 978-4-323-07366-8 32頁 発行 金の星社 発売日 2016年9月21日
-
鴨川ランナー
¥1,650
☆店長のひと言 「とにかくタイトルの響きが良い。」 ★ブログ記事 https://iki-blo.blogspot.com/2022/04/blog-post_18.html 紹介 日本と世界の狭間で生まれた中篇2本。 「鴨川ランナー」……外国から京都に仕事に来た青年の日常や、周囲の扱い方に対する違和感、その中で生きる不安や葛藤などを、「きみ」という二人称を用いた独特の文章で内省的に描く。京都文学賞受賞作。 「異言」……福井の英会話教室を突如やめる羽目になった主人公は、ある日同僚の紹介で結婚式の牧師役のバイトを紹介されるが……。 著者プロフィール グレゴリー・ケズナジャット (グレゴリー・ケズナジャット) (著/文) 1984年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州グリーンビル市生まれ。2007年、クレムソン大学を卒業ののち、外国語指導助手として来日。2017年、同志社大学文学研究科国文学専攻博士後期修了。現在は法政大学グローバル教養学部にて准教授。 2021年、表題作「鴨川ランナー」にて第二回京都文学賞を満場一致で受賞した。 ISBN 978-4-06-524995-6 四六変型判 178頁 発行 講談社 書店発売日 2021年10月27日