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LISTEN.
¥2,900
【中古 状態きれい】 (参考:価格: 4,000円+税) ☆店長のひと言 「山口智子ぉ?あの女優のぉ??などと舐めた態度をとった人、きっと後悔します。(私です)」 紹介 大地に根づいた音楽から感じる「生」のエネルギー、 心に残った人々との出会い。 旅によって生まれた音と魂との共鳴を 俳優・山口智子が綴る、音の千夜一夜。 山口智子のライフワークである、未来へ伝えたい「地球の音楽」を映像ライブラリーに収めるプロジェクト“LISTEN.”。 10年にわたって26か国を巡り、250曲を越す曲を収録してきたその旅の記憶を、美しい地球の風景や、人々の営みの記録とともに綴ります。 音楽家たちによるオリジナル演奏シーンを捉えた動画二次元バーコードも多数収録! 目次 第1章 馬力 horse power 祝福 マジャルへの旅 融け合うもの 音で世界を感じる旅01-東と西が出会う地で 音で世界を感じる旅02-流浪の旅路 バルカンブラスの聖地 音で世界を感じる旅03-音の力 フラメンコ愛 第2章 哀歌 elegy ゆりかご 天に舞う 港のエレジー 音で世界を感じる旅04-悲しみつくすための歌 アズレージョの青 第3章 結束 unity 歌を贈る 再生のカーニバル 音で世界を感じる旅05-結束のハーモニー 第4章 時の旅 time travel サルデーニャ島 火祭り 音で世界を感じる旅06-時を駆ける島 第5章 風 wind ガウチョへの道 音で世界を感じる旅07ー流離の歌人 縄文再再発見 音で世界を感じる旅08ー新大陸の鼓動 第6章 息 breath 北へ サーミ 音で世界を感じる旅09ー北に生きる知恵 第7章 門 portal 夏至祭 音で世界を感じる旅10ー時の刷新 ポンガロー、ポンガル! ネパール探訪 音で世界を感じる旅11ー回帰 第8章 旅は道連れ 著者プロフィール 山口 智子 (ヤマグチ トモコ) (著/文) 俳優。出演作品は1988年NHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」、「ダブルキッチン」、「スウィート・ホーム」、「29歳のクリスマス」、「王様のレストラン」、「ロングバケーション」、「ハロー張りネズミ」、「なつぞら」、 「監察医 朝顔」など。著書:『手紙の行方』、『反省文ハワイ』(ロッキング・オン)、『名も知らぬ遠き島より』(筑摩書房)、『掛けたくなる軸』(朝日新聞出版)ほか。 ISBN:978-4-910790-06-0 Cコード:0073 A5変型判 636ページ 発行: 生きのびるブックス 初版年月日: 2022年9月28日
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日本遺産神宿る巨樹
¥3,550
【中古 状態きれい】 (参考:定価3,800円+税) ☆店長のひと言 「ページ開けたら巨樹ビームとんできます。」 巨樹の巨匠がとらえた「最後の癒し」156の神々しき雄姿 峯長瀬の大欅/北金ヶ沢の銀杏/大久保の檜/弘前城の松/建長寺の柏槙/志布志の大楠/子安地蔵尊桂/称名寺の椎の木/神代杉/恩徳寺の結び伊吹/合戦場の枝垂れ桜 奇跡の盆栽 知られざる巨樹の郷・最上 千年の命・屋久杉…… 数千年の間、森の列島を守り続けた生命の尊厳 桂(カツラ)/欅(ケヤキ)/樫(カシ)/榧(カヤ)/橅(ブナ)/檜(ヒノキ)/椹(サワラ)/椎(シイ)/栗(クリ)/栃(トチ)/椨(タブ)/伊吹(イブキ)/椋(ムク)/一位(イチイ)/榎(エノキ)/松(マツ)/赤秀(アコウ)/楠(クス)/銀杏(イチョウ)/杉(スギ)/桜(サクラ) 著者プロフィール 撮影:吉田 繁 https://shigeruyoshida.tokyo/index.html 文:蟹江 節子 https://kanie.work/ ISBN 978-4-06-217456-5 判型 A4変型 160ページ 発行 講談社 発売日 2012年01月31日
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校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる
¥2,200
SOLD OUT
☆店長のひと言 「私にも赤ペン入れてください!!」 紹介 言葉のあるところには、すべて校正がある。 世の中には様々な校正・校閲の現場があるはずなのに、現場に関わる人以外にはなかなか中が見えづらい。本書は、校正者の牟田都子さんが11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集です。 マンガ、レシピ、テレビ、辞書、ウェブ、法律書、スクール、地図、新聞、商業印刷物、雑誌、それぞれの現場における特徴や進行の仕方、仕事の醍醐味や難しさを伺い、その現場特有の仕事道具や、どのような経緯で今の仕事に就いたのかなども教えていただきました。 校正・校閲に興味のある方、言葉そのものに関心のある方にぜひ手にしていただきたい内容です。 目次 はじめに 1 マンガ 講談社校閲部 2 レシピ レタスクラブ(KADOKAWA LifeDesign) 3 テレビ タイトルアート 4 辞書 境田稔信 5 ウェブ ヴェリタ 6 法律書 有斐閣法律編集局校閲部 7 スクール 日本エディタースクール 8 地図 平凡社地図出版 9 新聞 毎日新聞社校閲センター 10 商業印刷物 タクトシステム 11 雑誌 BRUTUS(マガジンハウス) 参考文献 より校正・校閲を知るためのブックリスト おわりに 著者プロフィール 牟田都子 (ムタサトコ) (著/文) 1977年、東京都生まれ。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務。2018年より個人で書籍・雑誌の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、『本を贈る』(三輪舎)。 ISBN:978-4-87758-868-7 Cコード:0095 A5変型判144ページ 発行: KTC中央出版 書店発売日: 2024年12月24日
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見えないスポーツ図鑑
¥1,500
【中古 表紙に汚れあり(画像参照)】 (参考:定価2,000円+税) ☆店長のひと言 「見た目をコピーしてもうまくいかないのって、こういうことなんでしょうね。」 紹介 研究者たちが考えていることって――実はめちゃくちゃ面白い。 抱腹絶倒&試行錯誤の「本邦初」、研究ドキュメンタリー 視覚障害者の方々にスポーツの臨場感をどう伝えるか、から始まった研究は「スポーツ」を翻訳することに向かった。 研究をスタートさせるも、相次ぐ失敗が壁となって立ちはだかる。 しかし、そんなことでは研究者は諦めない! 思わぬアイディアから方向を転換し、十種目の競技のエキスパートとタッグを組んで「人力VR」の開発に挑むことに!? 【各氏、推薦!】 相馬千秋氏(アートプロデューサー) ゲーム性、緊張感、駆け引き、速度、バランス……スポーツを「翻訳」すると、それはもはやアート!誰かのからだに創造的に憑依するための、身体感覚翻訳マニュアル、決定版。 太田雄貴氏(公益社団法人日本フェンシング協会会長) フェンシングの翻訳なんて……できるんだ! 競技者の間でも話題沸騰。さっそくアルファベットを揃えました。 稲見昌彦氏(東京大学総長補佐・教授/超人スポーツ協会代表理事) 「見ることは信じること(Seeing is Believing)」という諺、実は「感じることこそ真実(but Feeling is the Truth)」と続く。 本書は、スポーツを見ることの背後にある、本質(バーチャリティ)に迫ります。 目次 はじめに――伊藤亜紗 第1章:ラグビーを翻訳する――古川拓生 第2章:アーチェリーを翻訳する――高井秀明 第3章:体操を翻訳する――水島宏一 第4章:卓球を翻訳する――吉田和人 第5章:テニスを翻訳する――遠藤 愛 第6章:セーリングを翻訳する――久保田秀明 第7章:フェンシングを翻訳する――千田健太 第8章:柔道を翻訳する――石井孝法 第9章:サッカーを翻訳する――堀野博幸 第10章:野球を翻訳する――福田岳洋 おうちで翻訳 おわりに――渡邊淳司 あとがき――林阿希子 https://www.parasapo.tokyo/topics/101110 著者プロフィール 伊藤亜紗 (イトウアサ) (著/文) 美学者。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授。MIT客員研究員(2019)。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(2015、光文社)、『どもる体』(2018、医学書院)、『記憶する体』(2019、春秋社)、『手の倫理』(講談社、近日刊行)など。 渡邊淳司 (ワタナベジュンジ) (著/文) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員(NTTサービスエボリューション研究所2020エポックメイキングプロジェクト 兼任)。主著に『情報を生み出す触覚の知性』(2014、化学同人、毎日出版文化賞(自然科学部門)受賞)、『情報環世界』(2019、NTT出版、共著)、『表現する認知科学』(2020、新曜社)など。文化庁メディア芸術祭での受賞、Ars Electronica Prixでの受賞や審査員等、表現・体験領域での活動にも関わる。 林阿希子 (ハヤシアキコ) (著/文) NTTサービスエボリューション研究所 2020エポックメイキングプロジェクト 主任研究員。大阪大学大学院生命機能研究科修了。 人間中心設計の研究者として、高齢者向けウェブデザインの研究や、空港での人流誘導サインの実証実験、物体認識技術を用いた展示会アプリの開発等に携わる。ユーザの心理・行動モデルの研究を行う一方で、実サービス化に向けた体験創造を行う 。 共著に『ウェブユニバーサルデザイン』(2014、近代科学社)。 ISBN:978-4-7949-7192-0 Cコード:0095 四六判312ページ 発行: 晶文社 初版年月日: 2020年10月10日
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幻肢痛日記
¥2,090
☆店長のひと言 「大切なものほど失ってから気付くのと似ていると言えないでしょうか。」 内容紹介 切断した筈なのに、足のあった場所が痛む。「ない」のに「痛い」とはどういうことだろう? 右足を失った「僕」が経験した不思議な現象、幻肢痛から考えた、わからないものについての記録。 (河出書房新社ホームページより引用) https://bookandbeer.com/event/bb241118a/ 著者プロフィール 青木 彬 (アオキ アキラ) (著/文) 1989年生。キュレーター。首都大学東京インダストリアルアートコース卒。アートを「よりよく生きるための術」と捉えアーティストや企業等と協同しアートプロジェクトを企画。著書に『素が出るワークショップ』。 ISBN:978-4-309-23162-4 Cコード:0036 四六判200ページ 発行: 河出書房新社 初版年月日: 2024年10月25日
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夜明けを待つ
¥1,980
紹介 生と死を見つめ続けてきたノンフィクション作家の原点がここに! 私たちは10年という長い年月を、とことん「死」に向き合って生きてきた。 しかし、その果てにつかみとったのは、「死」の実相ではない。 そこに見えたのは、ただ「生きていくこと」の意味だ。 親は死してまで、子に大切なことを教えてくれる。 (第1章「『死』が教えてくれること」より) 家族、病、看取り、移民、宗教……。 小さき声に寄り添うことで、大きなものが見えてくる。 『エンジェルフライト』『紙つなげ!』『エンド・オブ・ライフ』『ボーダー』……。 読む者の心を揺さぶる数々のノンフィクションの原点は、 佐々涼子の人生そのものにあった。 ここ10年に書き溜めてきたエッセイとルポルタージュから厳選! 著者初の作品集。 (目次より抜粋) 第1章 エッセイ 「死」が教えてくれること 夜明けのタクシー 体はぜんぶ知っている 今宵は空の旅を 命は形を変えて この世の通路 幸福への意思 もう待たなくていい ダイエット ハノイの女たち 未来は未定 夜明けを待つ 痛みの戒め 柿の色 ひろちゃん 和製フォレスト・ガンプ 誰にもわからない トンネルの中 スーツケース 梅酒 ばあばの手作り餃子 縁は異なもの 第2章 ルポルタージュ ダブルリミテッド1 サバイバル・ジャパニーズ ダブルリミテッド2 看取りのことば ダブルリミテッド3 移動する子どもたち ダブルリミテッド4 言葉は単なる道具ではない 会えない旅 禅はひとつ先の未来を予言するか 悟らない オウム以外の人々 遅効性のくすり 佐々涼子(ささ りょうこ) ノンフィクション作家。1968年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。日本語教師を経てフリーライターに。2012年、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で第10回開高健ノンフィクション賞を受賞。2014年に上梓した『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(早川書房)は、紀伊國屋書店キノベス!第1位、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR第1位、新風賞特別賞などに、2020年の『エンド・オブ・ライフ』(集英社インターナショナル)は、Yahoo!ニュース|本屋大賞2020年 ノンフィクション本大賞に輝いた。他の著書に『ボーダー 移民と難民』(集英社インターナショナル)など。 2024年9月、悪性脳腫瘍のため横浜市戸塚区の自宅で死去。56歳没 ISBN:978-4-7976-7438-5 Cコード:0095 四六判 272ページ 発行: 集英社インターナショナル 発売日: 2023年11月24日
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ハーブとスパイス使い方&香りのテクニック 人気シェフが教える
¥1,250
【バーゲンブック※】 (参考:定価3,000円+税) ☆店長のひと言 「どうも。スパイシー店長です。」 紹介 人の記憶に残るのは、香りとうま味。香りを意識することで料理がかわる!プロのハーブとスパイスの使い方&香りのテクニックをお伝えします。 【本書で紹介されている料理の一部】 Le Mange-Tout ル・マンジュ・トゥー 谷 昇 オマールエビのムニエル ペルノーとバニラのソース ヒラメのポワレ、ヒラメのセビーチェ 鴨胸肉のポワレ 黒コショウ風味 香草のサラダ&ピュレ 他 Piatto Suzuki ピアット スズキ 鈴木弥平 ハマグリのオレガノバター焼き ウイキョウとイワシのラザニア 真カジキの香草マリネ ウズラの香草詰めロースト 他 Le Coq ル・コック 比留間光弘 南の島豚のジャンポン グリーントマトのガスパッチョ ノルウェーサーモンのスモーク タマネギのマーマレード 他 Signifiant Signifie 志賀勝栄 ローズマリーのパン タイムのパン ラベンダーのパン Passa a Passo 有馬邦明 サルスィッチャ 貝のマリネ カブのズベッタ 赤ワインのリゾット 他 Ne Plus Ultra 伊藤学 レモングラスシャンパン ホット・バター・ラム スパイスハーブチョコレート ダーク&エンペラーXO 豚ロースの香草ハム炭火焼&ゲベルツトルミナール 他 (旭屋出版 ホームページより引用) https://asahiya-jp.com/book/9784751111161/ ISBN:978-4-7511-1116-1 AB判 183ページ 発行: 旭屋 初版年月日: 2014年11月1日 ※バーゲンブック(自由価格本)とは、出版社の意思で定価販売ではなく、割引販売できる未使用の本・雑誌のことです。通常本と区別するため裏表紙にシールが貼ってあります。
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野鳥と木の実ハンドブック
¥1,540
☆店長のひと言 「虎に翼、野鳥に木の実」 紹介 草の実も加えてパワーアップ。野鳥と木の実の観察を楽しもう! 木の実をヒントに鳥を楽しむ本。改訂版では鳥がよく食べる草の実も加え,木の実93種,草の実16種を掲載。実際の観察に役立つよう,木の実は赤や黒などの色別に並べ,鳥が食べる時期と実の色の変化を示す色変わりバーを掲載。どのくらい鳥に好まれるか,その実は人が食べてもおいしいのかといったユニークな解説を収録。 ・ 前著「野鳥と木の実ハンドブック」の増補改訂版です。木の実は14種増えて93種,さらに新しく野鳥がよく食べる草の実16種を加えています。 ・ 前著の使いやすさはそのままに,掲載順は色ごとに,植物の最新の分類に合わせました。また,デザインを一新して実の色の区分けをわかりやすくしました。写真はその多くが新しいものになり,特によく鳥が食べる木の実(カキノキ,ムクノキ,エノキなど)はページを増やしてさまざまな鳥が食べている様子を写真で紹介しています。 ・ 解説文も新しくなり,叶内氏の観察経験がふんだんに盛り込まれています。前著で好評だった,叶内氏本人が実際に木の実を食べたときの感想などを「memo」として独立した見出しを立てました。 ・ 鳥が食べはじめる時期と木の実の色の変化を視覚的に示した「色変わりバー」は新規の掲載種でも掲載しており,観察をよりアシストしてくれます。 ・ 造園業に携わっていた叶内氏の経験を活かした「野鳥が来る庭づくり」,目的の鳥がよく来る木の実がすぐわかる「野鳥・木の実Index」も情報を更新して掲載しています。 目次 2 この本の特徴 3 使いかた (赤色の木の実) 4 カキノキ 6 ナナカマド 8 ガジュマル 9 ホソバイヌビワ 10 トキワサンザシ 11 タチバナモドキ 12 ヤマザクラ類 13 ノイバラ 14 ハナミズキ 16 ズミ 17 エゾノコリンゴ 18 ホオノキ 19 コブシ 20 カナメモチ 21 カマツカ 22 マユミ 23 モッコク 24 イイギリ 25 クロガネモチ 26 マサキ 27 ツルマサキ 28 ヤマモモ ・ サンゴジュ 29 ツルウメモドキ ・ ウメモドキ 30 ガマズミ ・ ニワトコ 31 タラヨウ ・ シロダモ 32 ヤマボウシ ・ サンシュユ 33 アキグミ ・ ナツグミ 34 センリョウ ・ マンリョウ 35 トベラ ・ サネカズラ 36 メギ ・ ナンテン 37 ニシキギ ・ ツリバナ 38 イチイ ・ ヒメコウゾ 39 アオキ ・ クコ 40 キンギンボク ・ カンボク 41 ベニシタン ・ ソヨゴ 42 サルトリイバラ ・ ウグイスカグラ 43 ナワシロイチゴ ・ フユイチゴ (黒色の木の実) 44 ムクノキ 46 ミズキ 48 クマノミズキ 50 キハダ 52 ヤマグワ 54 アカメガシワ 55 カラスザンショウ 56 サンショウ 57 タラノキ 58 トウネズミモチ 59 イヌツゲ 60 クスノキ 61 サカキ 62 ヒサカキ 63 キヅタ 64 ゴンズイ 65 イボタ 66 ユズリハ ・ ヤマブドウ (紫~青色の木の実) 67 ムラサキシキブ 68 サワフタギ ・ ノブドウ 69 クサギ/アマクサギ (茶色の木の実) 70 エノキ 72 ハゼノキ 73 ウルシ 74 ヌルデ 75 エゴノキ 76 ハンノキ 77 ヤマハギ 78 アキニレ ・ コナラ 79 ヒノキ類 80 カエデ類 81 マツ類 (黄色の木の実) 82 ヤドリギ 83 モミジイチゴ/カジイチゴ 84 ビワ 85 センダン (白色の木の実) 86 ナンキンハゼ (野鳥が食べる草の実) 88 ヤブラン ・ ガマ 89 ハマニンニク ・ アシ 90 イヌビエ ・ ススキ 91 イヌタデ ・ シロザ 92 ヨウシュヤマゴボウ ・ マツヨイグサ 93 ヘクソカズラ ・ ナギナタコウジュ 94 ヨモギ ・ セイタカアワダチソウ 95 フキ ・ タンポポ 96 野鳥が来る庭づく1り 99 実のなる木の植栽ポイント 100 野鳥・木の実INDEX 102 索引(木の実) 103 索引(鳥) 著者プロフィール 叶内拓哉 (カノウチタクヤ) (著/文) 1946 年東京都生まれ。東京農業大学農学部卒業。卒業後9 年間造園業に従事し,その後野鳥写真家として独立。著書に「BIRDER SPECIAL野鳥と木の実と庭づくり」「日本の鳥300」「ほっこり鳥日和」「フィールド図鑑 日本の野鳥 第2版」ほか多数。 ISBN:978-4-8299-8167-2 Cコード:0645 新書判104ページ 発行: 文一総合出版 発売日: 2021年1月25日
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ココロさえずる 野鳥ノート
¥1,980
☆店長のひと言 「イラストにすると写真とはまた違う可愛さが楽しめますよね。」 紹介 「詳しくはないけど、鳥を見ていると癒される」「野鳥図鑑は1冊もっているけど、何かもう一冊鳥の本がほしい」……そんなあなたに一度読んでみてほしい! かわいくてかっこよくて美しい、鳥たちの緻密なイラスト満載の野鳥の本ができました。 美しいイラストを眺めながら、まるでノートを読むように日本の身近な野鳥100種(メインで紹介する60種+40種)について知ることができる新感覚の野鳥入門書。鳥たちの基礎知識のほか、可愛い行動のひみつや観察ポイントを楽しむことができます。 ************************** 美しいイラストと著者の体験談をふまえた解説によって、まるで誰かのまとめノートを読んでいるかのように楽しく日本の身近な野鳥100種(メインで紹介する60種+40種)を知ることができる野鳥入門書。 (1章)の家の窓から見える鳥にはじまり、山や散策といったおでかけで見てみたい鳥(2章)の行動がおもしろい鳥、鳴き声が特徴的な鳥、夜のバードウォッチングで見られる鳥(3章)の野鳥の保全活動というように、よくある分類順ではなく場所・テーマ別に分けており、その鳥の大きさや生息環境だけでなくおもしろい部分をピックアップして紹介しています。鳴き声について触れている種類については、音声を二次元コードからリンクしてネット上で聞くことができます。 本書のもっとも特徴的なポイントはやはりイラストで、写真では味わえない活き活きとした表情やしぐさが表現されており、鳥を眺めて癒されたい人におすすめ。 また、野鳥の情報だけでなく、コラムなどに道具や時間帯などの野鳥観察のポイントを紹介したり、3章のように野鳥と自然の関係についても興味をもってもらえるよう工夫しており、野鳥を愛し続けるヒントが満載の野鳥愛にあふれた書籍です。 https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-7252-6/Default.aspx 目次 ●第1章 野鳥を感じる日々の暮らし p.7 ・我が家の窓から見える鳥 一年を野鳥と過ごす p.8 シジュウカラ/キジバト/ツバメ/スズメ/ヒヨドリ/ジョウビタキ/オオタカ/メジロ ・わざわざ出かけて出会いたい 私の大好きな野鳥たち p.28 ユリカモメ/クロサギ/ハヤブサ/モズ/バン/チョウゲンボウ/エナガ/ベニマシコ/コルリ/ノビタキ/キクイタダキ ・山歩きは気持ちがいい 登山で出会う野鳥たち p.54 ヤマガラ/ゴジュウカラ/キバシリ/アカゲラ/キセキレイ/オオルリ/ホシガラス/イワヒバリ ●第2章 知って見つけて愛おしい p.73 ・初めて見たとき驚いた 記憶に残る野鳥たち p.74 キジ/オシドリ/シノリガモ/マナヅル/タゲリ/セイタカシギ/ハイイロチュウヒ/ヤマセミ/オナガ ・野鳥の声に耳を澄ませて 鳴き声で覚えた野鳥たち p.96 ホトトギス/サンコウチョウ/サンショウクイ/コマドリ/アカショウビン/オオヨシキリ/ヒバリ/ミソサザイ ・知って見つけて愛おしい 野鳥が見せるおもしろ行動 p.116 ハクチョウ(オオハクチョウ、コハクチョウ)/カワウ/ササゴイ/シロチドリ/ウミネコ/ミサゴ/カワセミ/コゲラ/ヒレンジャク/ ・見えなくてもそばにいる 夜のバードウォッチング p.138 ヨタカ/ゴイサギ/アオバズク/トラツグミ ●第3章 人と野鳥の未来のために p.149 コウノトリ…水鳥と湿地への理解/クロツラヘラサギ…国境を越えた保護プロジェクト/コアジサシ…裸の土地も大切な繁殖地 ◯コアラの比べてみた!(似ている鳥比較)p.26, 52, 94, 114, 136 ◯コラム 四季と野鳥と私 p.27 双眼鏡が教えてくれた世界 p.53 標高で変わる野鳥と植物 p.72 観察ノートのススメ p.95 野鳥たちのコーラス隊 p.115 野鳥たちのフィールドサイン p.137 野鳥を知るためのバードフィーリング p.148 人と野鳥の未来のために p.164 著者プロフィール mililie (ミリリー) (著/文) 「自然と共に人生を豊かに」をコンセプトに情報発信を行うユニット。 YUKI (ユウキ) (著/文 | イラスト) 京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)日本画科卒。鳥をはじめ動植物のイラストをメインに活躍。AEON MALLなどの企業冊子を手掛ける。 中嶌真平 (ナカシマシンペイ) (著/文) 幼少よりピアノを学び18歳でプロギタリストとなる。その後渡米。巨匠PatMartinoに師事。CottonClub出演などN.Yで活動。現在2枚のアルバムを英国・国内レーベルより発売中。鳥が好き。 ISBN:978-4-8299-7252-6 Cコード:0045 A5判168ページ 発行: 文一総合出版 発売日: 2024年4月19日
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武士の介護休暇
¥1,078
☆店長のひと言 「大ヒット作『武士の家計簿』をパクったようなタイトルに惹かれてページを開いたら最後です。」 紹介 はじめに 第一章 江戸時代の介護事情──介護休暇を取った武士── 日記に残された「武士の介護」/武士が利用した「看病断」という介護休業制度/武士の「近距離介護」/「看病断」の申請手順/当時の要介護状態となる原因とは──『孝義録』から読み解く──/なぜ幕府は「孝行」を重視したのか?/江戸期の日本人に多かった眼病・盲目の人/中風で半身麻痺に/江戸時代の認知症/庶民層の介護の実態/オランダ人医師ポンペが見た貧困の中の介護/非血縁者による介護 第二章 江戸時代の「老い」の捉え方 時代によって変わる高齢者区分/江戸時代の高齢者人口は?/江戸時代では何歳から「高齢者」?/生前相続としての隠居/高齢でも働かされた武士/庶民の隠居事情/早期リタイアを夢見た人々/『養生訓』『鶉衣』にみる老い 第三章 江戸時代以前の「老い」──古代~中世期の高齢者観── 古代~中世期では何歳から高齢者?/高齢世代まで生きられた人はどのくらいいた?/尊敬の対象・強者としての高齢者/高齢者は神に近い存在/『万葉集』における老いの見方/『枕草子』『方丈記』『徒然草』における高齢者観/変化する理想の老後/若く見られたがる愚かさについて/江戸時代とは異なる古代~中世期における高齢者観 第四章 江戸時代以前の介護事情──古代~中世期の介護── 当時の要介護状態となる原因とは/老いた親が鬼になる/中世期の脳卒中/白内障で失明/身内が介護しないと批判の対象に/見捨てられた老人を介護した女性の正体/身内がいない貧しい要介護者の末路/古代にも存在した驚きの介護制度/律令制度の要介護区分/ケアをすれば功徳を積める/名も知らぬ老僧を介護して家を得る/身寄りのない高齢者の介護・看取りの実情 第五章 古代~中世期の「姥捨て」 親を捨てた人々の物語/「運搬用具型」の姥捨て物語/「老親の知恵型」の姥捨て物語/「老親福運型」の姥捨て物語/「枝折り型」の姥捨て物語/救われる老親と棄老の実情/当時の人々が介護をした理由とは ①愛情や感謝──「情」の論理──/②中国からの影響──「儒」の論理──/③仏教からの影響──「仏」の論理──/④ギブアンドテイク──「互酬」の論理──/四つの論理の弱点と介護放棄 第六章 江戸時代の「介護に向かわせる」価値観 江戸時代に身寄りのない高齢者はどう介護された?/「地域社会で高齢の要介護者を支えるべし」/幕藩 著者プロフィール 﨑井 将之 (サキイ マサユキ) (著/文) 1976年生まれ。首都大学東京大学院社会科学研究科後期博士課程単位取得退学。哲学、国際市民社会論で修士号を取得。大手老人ホーム検索サイトで高齢者福祉関連ニュース記事を執筆。著書に『哲学のおさらい』。 ISBN:978-4-309-63179-0 Cコード:0221 新書判264ページ 発行: 河出書房新社 初版年月日: 2024年10月22日
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体験格差
¥990
☆店長のひと言 「“苦労は買ってでもしろ”の意味が、今は根本的に違うんですよね。」 紹介 習い事や家族旅行は贅沢? 子どもたちから何が奪われているのか? この社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態とは? 日本初の全国調査が明かす「体験ゼロ」の衝撃! 【本書のおもな内容】 ●低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」 ●小4までは「学習」より「体験」 ●体験は贅沢品か? 必需品か? ●「サッカーがしたい」「うちは無理だよね」 ●なぜ体験をあきらめなければいけないのか ●人気の水泳と音楽で生じる格差 ●近所のお祭りにすら格差がある ●障害児や外国ルーツを持つ家庭が直面する壁 ●子どもは親の苦しみを想像する ●体験は想像力と選択肢の幅を広げる 「昨年の夏、あるシングルマザーの方から、こんなお話を聞いた。 息子が突然正座になって、泣きながら「サッカーがしたいです」と言ったんです。 それは、まだ小学生の一人息子が、幼いなりに自分の家庭の状況を理解し、ようやく口にできた願いだった。たった一人で悩んだ末、正座をして、涙を流しながら。私が本書で考えたい「体験格差」というテーマが、この場面に凝縮しているように思える。 (中略) 私たちが暮らす日本社会には、様々なスポーツや文化的な活動、休日の旅行や楽しいアクティビティなど、子どもの成長に大きな影響を与え得る多種多様な「体験」を、「したいと思えば自由にできる(させてもらえる)子どもたち」と、「したいと思ってもできない(させてもらえない)子どもたち」がいる。そこには明らかに大きな「格差」がある。 その格差は、直接的には「生まれ」に、特に親の経済的な状況に関係している。年齢を重ねるにつれ、大人に近づくにつれ、低所得家庭の子どもたちは、してみたいと思ったこと、やってみたいと思ったことを、そのまままっすぐには言えなくなっていく。 私たちは、数多くの子どもたちが直面してきたこうした「体験」の格差について、どれほど真剣に考えてきただろうか。「サッカーがしたいです」と声をしぼり出す子どもたちの姿を、どれくらい想像し、理解し、対策を考え、実行してきただろうか。」――「はじめに」より 目次 ■はじめに 子どもの必需品とは何か/見過ごされてきた「体験格差」/本書の構成 ■第一部 体験格差の実態 「体験」がなぜ重要なのか/小4までは「学習」より「体験」/初の「体験格差」全国調査/体験は贅沢品か 1.「お金」と体験格差 「体験ゼロ」の子どもたち/体験にかかる値段/体験の「提供者」ごとの違い/体験をあきらめさせるもの 2.「放課後」の体験格差 スポーツ系でも文化系でも/人気の水泳と音楽で生じる格差/子ども目線で「放課後」を考える 3.「休日」の体験格差 自然体験も居住地よりお金/旅行の格差/近所のお祭りにすらある格差/「楽しい思い出」があることの意味 4.「地域」と体験格差 都市部と地方の体験格差/より細かく「地域」を見ていくと 5.「親」の体験格差 「親の体験」と「子どもの体験」/「あきらめさせた」と感じる背景 6.体験格差の「現在地」から 「無理をする」か「あきらめる」か「求めない」か/「現在地」の先へ ■第二部 それぞれの体験格差 事例1:サッカーがしたいです/子どもは親の苦しみを想像する 1.ひとり親家庭の子ども 事例2:体験は後回しに/事例3:最低賃金で働く/事例4:自転車も買えない/貧困と孤立の中を生きる親子 2.私が子どもだった頃 事例5:泣きながらやったピアノ/事例6:アウトドア系は行ったことがない/過去と現在、未来 3.マイノリティの子ども 事例7:障害のある子を育てる/事例8:ほかの子にできることができない/事例9:5人の子と海や山には行けない/選択肢が狭まっていく要因/体験の場をより包摂的に 4.体験の少ない子ども時代の意味 事例10:子どもの頃は買えなかったピアノ/子どもたちから何が奪われているのか ■第三部 体験格差に抗う 1.社会で体験を支える 体験の優先されづらさ/5つの提案/子どもへの経済支援/体験と子どもをつなぐ/体験の場を支える 2.誰が体験を担うのか 小さな担い手たち/自分の暮らす地域で ■おわりに ■参考文献 著者プロフィール 今井 悠介 (イマイ ユウスケ) (著/文) 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事。1986年生まれ。兵庫県出身。小学生のときに阪神・淡路大震災を経験。学生時代、NPO法人ブレーンヒューマニティーで不登校の子どもの支援や体験活動に携わる。公文教育研究会を経て、東日本大震災を契機に2011年チャンス・フォー・チルドレン設立。6000人以上の生活困窮家庭の子どもの学びを支援。2021年より体験格差解消を目指し「子どもの体験奨学金事業」を立ち上げ、全国展開。本書が初の単著となる。 ISBN:978-4-06-535363-9 Cコード:0236 新書判 208ページ 発行: 講談社 発売日: 2024年4月18日
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辺境のラッパーたち ~立ち上がる「声の民族誌」~
¥3,520
☆店長のひとラップ HEY YO, 魂抜かれたヒップホップ HEN-KYO de rap survive 他人(ひと)のせいにすんなリスナー 声なき声ひろえ Listen Now! 紹介 ラッパーのことばに耳をすませば、世界のリアルが見えてくる。 戦火が絶えないガザやウクライナで、弾圧が続くチベットやイランで、格差にあえぐモンゴルやインドで、海の端の日本で――。アメリカで生まれたヒップホップ文化、なかでもラップミュージックは世界に広がり、「辺境」に生きる者たちは声なき声をリリックに託す。現代社会の歪みを鮮やかに映し出す、世界各地のラッパーたちの声を幅広い執筆陣が紹介する。ラッパー、ダースレイダー、ハンガー(GAGLE)のインタビューも収録。 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3935 著者 [編者]島村一平(しまむら・いっぺい) 国立民族学博物館人類文明誌研究部教授。文化人類学・モンゴル研究専攻。博士(文学)。早稲田大学法学部卒業後、テレビ番組制作会社に就職。取材で訪れたモンゴルに魅せられ制作会社を退社、モンゴルへ留学する。モンゴル国立大学大学院修士課程修了(民族学専攻)。日本に帰国後、総合研究大学院大学博士後期課程に入学。同大学院を単位取得退学後、国立民族学博物館講師(研究機関研究員)、滋賀県立大学人間文化学部准教授等を経て現職。著書に『憑依と抵抗——現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)、『ヒップホップ・モンゴリア——韻がつむぐ人類学』(青土社)、『増殖するシャーマン——モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ』(春風社)など多数。 (青土社ホームページより) ISBN:978-4-7917-7654-2 Cコード:0039 四六判544ページ 発行: 青土社 発売日: 2024年6月26日
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体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉
¥1,400
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,600円+税) ☆店長のひと言 「器用な人って頭で体を縛っていないということなのかも。」 紹介 「できなかったことができる」って何だろう? 技能習得のメカニズムからリハビリへの応用まで―― ・「あ、こういうことか」意識の外で演奏ができてしまう領域とは ・なぜ桑田真澄選手は投球フォームが違っても結果は同じなのか ・環境に介入して体を「だます」“農業的”テクノロジーの面白さ ・脳波でしっぽを動かす――未知の学習に必要な体性感覚 ・「セルフとアザーのグレーゾーン」で生まれるもの ……etc. 古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、小池英樹(東京工業大学)、牛場潤一(慶應義塾大学)、暦本純一(東京大学大学院)ら、5人の科学者/エンジニアの先端研究を通して、「できる」をめぐる体の“奔放な”可能性を追う。 日々、未知へとジャンプする“体の冒険”がここに 著者プロフィール 伊藤 亜紗 (イトウ アサ) (著/文) 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。専門は美学、現代アート。著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮新書)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社メチエ)、『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋)など多数。 ISBN:978-4-16-391631-6 Cコード:0095 四六判248ページ 発行: 文藝春秋 発売日: 2022年11月28日
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ヨーロッパの手あみ 2022秋冬
¥750
【バーゲンブック※】 (参考:定価1,400円+税) ☆店長のひと言 「なにせ表紙がいい…。」 内容紹介 編みやすくて着やすい、おしゃれな大人のための棒針編み・かぎ針編みニット作品集。今シーズンは、ベビーアルパカ100%使用のプレミアムヤーンと、ふわふわネップが特徴のメリヤス編みだけで可愛いキャンディーカラーのファンシーヤーンが登場です。ツリーやリーフ模様の植物柄セーターやカーディガン、とじはぎなしのトップダウンニット、ジグザグ模様のかぎ針ベスト、編み方向が楽しいアイデアセーターなど、やさしく編めて普段使いできるウエアを紹介。冬に備えて編みたい、スヌードやレッグウォーマー、帽子、ミトンといったニット小物も充実。エイジレスに着こなせる、シンプルデザインのニット25点を掲載。 https://nihonvogue.com/book/detail.html?id=2298&c=knit&d=07 (日本ヴォーグ社HPより抜粋) ISBN 978-4-529-06228-2 サイズ 257mm×210mm 100頁 発行 日本ヴォーグ社 発売日 2022年8月17日 ※バーゲンブック(自由価格本)とは、出版社の意思で定価販売ではなく、割引販売できる未使用の本・雑誌のことです。通常本と区別するため裏表紙にシールが貼ってあります。
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なぜ少年は聖剣を手にし、死神は歌い踊るのか
¥2,090
☆店長のひと言 「私、こんな本ばかり読んで遊んで暮らしたいんです、ホントは。」 内容紹介 映画、マンガ、アニメ、音楽、ゲーム、ラノベを学問する方法! ありとあらゆる場面で私たちは漫画を読み、ゲームをし、アニメや映画を鑑賞しています。この本は、それらを「学問」としてより深く知りたい、考えたいとあなたが思ったときに――ポップカルチャーと神話をめぐる学びの旅に出たいとあなたが思ったそのときに――携えるアイテム、手に取る一冊として作りました。 扱うのは、米津玄師「死神」、『BLEACH』、東方Project、『サマータイムレンダ』、『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』、怪奇漫画、『美少女戦士セーラームーン』、蜷川幸雄の舞台演出、『葬送のフリーレン』、『坂道のアポロン』、『君の名は。』、『ゴジラ』、神話と宗教リテラシー、「美しい国」のポップカルチャー、『進撃の巨人』、『ジャガーノート』他多数。 各章の冒頭には、「アプローチ方法」と「作品概要」を記し、どのような学問的な立場から、どのような分析視点から、それぞれの論者が作品にアプローチするかを示し、読解していく方法を丁寧に記しました。 物語は、読まれると同時に私たちの見る世界を形作り、息づきはじめたイメージは、あらたな枠組みを作りはじめる――。そんな物語とそこに現れる神話は、現代を生きる私たちにとって何なのでしょうか。 ポップカルチャーや神話について関心がある人はもちろん、レポートや卒論のような少し「真面目」な目的でポップカルチャーや神話、あるいはその両方の関係を考えたいという人に。 執筆は、植朗子、清川祥恵、南郷晃子、川村悠人、渡勇輝、木下資一、斎藤英喜、横道誠、木村武史、勝又泰洋、三村尚央、上月翔太、鈴村裕輔、庄子大亮、平藤喜久子、藤巻和宏、河野真太郎。 装画:いそにん(@isonin7777) 目次 はじめに [米津玄師「死神」×死神] 米津玄師「死神」考(南郷晃子) 一 はじめに/二 落語「死神」と米津玄師「死神」/三 落語「死神」のルーツ/四 日本における死神/五 死神の喜悦/六 終わりに [BLEACH×言葉] 死神たちは言葉を振るう――『BLEACH』と古代インドにおける言葉と詠唱 (川村悠人) 一 はじめに/二 『BLEACH』と古代インドにおける言葉/三 言葉の詠唱/四 おわりに― 古代と現代を繋ぐ「言葉」 [東方 Project×幻想] トポスとしての別世界――「東方 Project」の世界観と想像力(渡勇輝) 一 はじめに/二 データベースとしての東方/三 底流にある「神道」的世界/四 トポスとしての別世界/五 おわりに [コラム] 『サマータイムレンダ』の蛭子神――異形神の孤独と悲しみ(木下資一) [コラム] 「魔術師」として生きること(斎藤英喜) [鬼滅の刃×聖剣] 『鬼滅の刃』炭治郎に継承される「聖剣」――日輪刀と刀鍛冶の物語(植朗子) 一 はじめに/二 日輪刀と鬼殺隊の超自然的な力/三 竈門家と「日の呼吸」をつなぐ縁/四 継承される「聖剣」縁壱の日輪刀/五 「聖剣」と「英雄」のモティーフ/六 「聖剣」継承の助力者となる刀鍛冶たち/七 おわりに [怪奇マンガ×終末] 神話の原初的断片としての怪奇マンガ――ジャンル論的考察(横道誠) 一 聖俗×生理的な嫌悪感×狂気=戦慄+拙劣/二 日本怪奇マンガ小史/三 五つの作品に焦点を当てて/四 おわりに [美少女戦士セーラームーン×ブリコラージュ] 美少女戦士セーラームーン――ブリコラージュと神話・宗教・スピリチュアリティ・科学技術(木村武史) 一 はじめに/二 伝統的な神話素とモチーフの採用と転換/三 セーラー戦士の身体表象/四 コズミックな戦い/五 科学 /技術と神話・宗教の融合/六 結び [コラム] ローマ神話の「母と息子」――『コリオレイナス』にみる蜷川幸雄の階段の利用法(勝又泰洋) [葬送のフリーレン×記憶] 「英雄神話」の語り直しとしての『葬送のフリーレン』(三村尚央) 一 序/二 過去の模倣としての現在/三 「内なる心」を描く物語形式―叙事詩から小説へ/四 過去を思い出すことの重要性と危険性/五 「魔法」と「言葉」―自身の「外」と「内」の繋がりと断絶/六 結語 [坂道のアポロン×音楽] ジャズする神々、あるいは友人たち――『坂道のアポロン』における神話的イメージの重なり合い(上月翔太) 一 「坂道のアポロン」とは誰か/二 もうひとりの「アポロン」/三 呪いと憧れの神話的イメージの重なり/四 光の交流/五 アポロン的音楽とディオニュソス的音楽のマンガ表現/六 ジャズのマンガ表現/七 ケンカとしてのジャズ [君の名は。×彗星] 映画『君の名は。』に見出す「現代の神話」の可能性(鈴村裕輔) 一 はじめに/二 入れ替わる身体の神話性/三 水と彗星/四 彗星と大火/五 忘却と記憶/六 スペクタクルとしての災厄/七 おわりに [ゴジラ×怪獣] 「怪獣」の神話性――『ゴジラ』たちは何を表象するのか(庄子大亮) 一 はじめに/二 ゴジラ映画の展開/三 ゴジラが意味するもの―ゴジラと竜/四 「他者」としての怪獣/五 怪獣の多様な相貌/六 おわりに [コラム] ポップカルチャーから何を論じるのか(平藤喜久子) [コラム] 保守×愛国×神話――「美しい国」のポップカルチャー(藤巻和宏) [進撃の巨人×天地創造] 国造りと(反)成長の物語――『進撃の巨人』とポスト冷戦の私たち(河野真太郎) 一 はじめに/二 巨人の神話/三 戦後日本と『進撃の巨人』/四 グローバリゼーションと民族紛争、部族主義へ/五 反成長と不思議の国の巨人たち [ジャガーノート×ポスト・コロニアリズム] 暴走する運命――英米近代における「ジャガーノート」表象(清川祥恵) 一 序/二 「ジャガーノート」のエティモロジー/三 「狂気」の自覚/四 運命の糸/五 結論―暴走する世界の行方 あとがき(植 朗子) 執筆者プロフィール 著者プロフィール 神戸神話・神話学研究会 (コウベシンワシンワガクケンキュウカイ) (編) 神戸神話・神話学研究会(通称:神神神 Shin Shin Shin)は2018年に神戸大学の研究プロジェクトから派生して発足した研究会です。おもに近現代を研究対象として活動しています。 https://shin3ken.wordpress.com/ 植 朗子 (ウエ アキコ) (編) 神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート学術研究員。伝承文学(とくに怪異を語る「伝説」)。『鬼滅夜話 キャラクター論で読み解く『鬼滅の刃』』(扶桑社、二〇二一年)、『キャラクターたちの運命論―『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで』(平凡社新書、二〇二三年)など。 清川 祥恵 (キヨカワ サチエ) (編) 佛教大学文学部講師、神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート連携フェロー。英文学・ユートピアニズム。「夜を生きるパンサーの子ら―映画『ブラックパンサー』における「神話」と「黒人の生(ブラック・ライヴズ)」」清川祥恵・南郷晃子・植朗子編『人はなぜ神話〈ミュトス〉を語るのか―拡大する世界と〈地〉の物語』(文学通信、二〇二二年)、「英雄からスーパーヒーローへ―十九世紀以降の英米における「神話」利用」植朗子・南郷晃子・清川祥恵編『「神話」を近現代に問う』(勉誠出版、二〇一八年)など。 南郷 晃子 (ナンゴウ コウコ) (編) 桃山学院大学国際教養学部准教授、神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート連携フェロー。近世説話。「児島高徳の蓑姿―「近代」津山における歴史/物語の葛藤」清川祥恵・南郷晃子・植朗子編『人はなぜ神話〈ミュトス〉を語るのか―拡大する世界と〈地〉の物語』(文学通信、二〇二二年)、「花の名を持つ女―むごく殺されるお菊、お花をめぐって」木村武史編『性愛と暴力の神話学』(晶文社、二〇二二年)、「奇談と武家家伝―雷になった松江藩家老について」東アジア恠異学会編『怪異学講義―王権・信仰・いとなみ』(勉誠出版、二〇二一年)など。 川村 悠人 (カワムラ ユウト) (著) ①広島大学大学院人間社会科学研究科准教授 ②古代中世インドの言語論、文学、神話 ③『ことばと呪力―ヴェーダ神話を解く』(晶文社、二〇二二年)、『神の名の語源学』(溪水社、二〇二一年) 渡 勇輝 (ワタリ ユウキ) (著) ①摂南大学非常勤講師 ②日本思想史 ③「「古」を幻視する―平田国学と柳田民俗学」(『現代思想 総特集:平田篤胤』二〇二三年一二月臨時増刊号)、「柳田国男と「平田派」の系譜―大国隆正と宮地厳夫に注目して」(山下久夫・斎藤英喜編『平田篤胤 狂信から共振へ』法藏館、二〇二三年)、「近代神道史のなかの「神道私見論争」―国民的「神道」論の出現」(『日本思想史学』五二号、二〇二〇年)など。 木下 資一 (キノシタ モトイチ) (著) ①神戸大学名誉教授 ②日本伝承文化論・日本説話文学 ③神戸説話研究会編『論集 中世・近世説話と説話集』(共著、和泉書院、二〇一四年)、神戸説話研究会編『続古事談注解』(共著、和泉書院、一九九四年)、新日本古典文学大系『宝物集 閑居友 比良山古人霊託』(共著、岩波書店、一九九三年) 斎藤 英喜 (サイトウ ヒデキ) (著) ①佛教大学歴史学部教授 ②神話思想史 ③『陰陽師たちの日本史』(角川新書、二〇二三年)、『読み替えられた日本書紀』(角川選書、二〇二〇年)、『折口信夫 神性を拡張する復活の喜び』(ミネルヴァ書房、二〇一九年)ほか。 横道 誠 (ヨコミチ マコト) (著) ①京都府立大学准教授 ②文学・当事者研究 ③『グリム兄弟とその学問的後継者たち―神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房、二〇二三年)、『村上春樹研究―サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』(文学通信、二〇二三年)、『みんな水の中―「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院、二〇二一年) 木村 武史 (キムラ タケシ) (著) ①筑波大学人文社会系教授 ②宗教学、アメリカ研究 ③『北米先住民族の宗教と神話の世界』(筑波大学出版会、二〇二二年)、『性愛と暴力の神話学』(編著、晶文社、二〇二二年)、『死の神話学』(編著、晶文社、二〇二四年)、その他多数。 勝又 泰洋 (カツマタ ヤスヒロ) (著) ①京都大学非常勤講師 ②西洋古典学 ③「ピロストラトス『テュアナのアポッローニオス』におけるサスペンスの技法」(『西洋古典論集』二六号、二〇二二年)、「アエネーアースのトゥルヌス殺害を振り返る―アーシュラ・K・ル=グウィン『ラーウィーニア』で描かれる『アエネーイス』の結末場面」(『待兼山論叢』五三号、二〇一九年)、「語り手の自己呈示と読み手の形成―読者を引き込む語りの仕掛け」(小池登・佐藤昇・木原志乃編『『英雄伝』の挑戦―新たなプルタルコス像に迫る』京都大学学術出版会、二〇一九年) 三村 尚央 (ミムラ タカヒロ) (著) ①千葉工業大学工学部教育センター教授 ②イギリス文学、記憶研究(memory studies) ③『「記憶」で読む『鬼滅の刃』』(小鳥遊書房、二〇二四年)、『カズオ・イシグロを読む』(水声社、二〇二二年)、『記憶と人文学』(小鳥遊書房、二〇二一年) 上月 翔太 (コウヅキ ショウタ) (著) ①愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室講師 ②西洋古典文学、高等教育論 ③『カリキュラムの編成』(玉川大学出版部、二〇二二年、分担執筆)、『西洋古代の地震』(京都大学学術出版会、二〇二一年、共訳)など。 鈴村 裕輔 (スズムラ ユウスケ) (著) ①名城大学外国語学部准教授 ②比較思想・政治史・比較文化 ③『政治家石橋湛山』(中央公論新社、二〇二三年)、『清沢満之における宗教哲学と社会』(法政大学出版局、二〇二二年)、“JoJo’s Bizarre Adventure and the Myth of the ‘Gentleman’: Cues from the Series’ ‘Phantom Blood’ and‘Battle Tendency’”(『名城大学外国語学部紀要』第七号、二〇二四年) 庄子 大亮 (ショウジ ダイスケ) (著) ①関西大学等非常勤講師 ②西洋文化史(神話の意味・継承・影響) ③『アトランティス=ムーの系譜学︱〈失われた大陸〉が映す近代日本』(講談社、二〇二二年)、『世界の見方が変わるギリシア・ローマ神話』(河出書房新社、二〇二二年)、『大洪水が神話になるとき︱人類と洪水 五〇〇〇年の精神史』(河出書房新社、二〇一七年) 平藤 喜久子 (ヒラフジ キクコ) (著) ①國學院大學神道文化学部教授 ②神話学 ③平藤喜久子・港千尋共編著『〈聖なるもの〉を撮る』(山川出版社、二〇二三年)、平藤喜久子『神話の歩き方』(集英社、二〇二二年)、平藤喜久子・櫻井義秀共編著『現代社会を宗教文化で読み解く 比較と歴史からの接近』(ミネルヴァ書房、二〇二二年) 藤巻 和宏 (フジマキ カズヒロ) (著) ①近畿大学文芸学部教授 ②日本古典文学 ③『聖なる珠の物語―空海・聖地・如意宝珠―』(平凡社、二〇一七年)、『近代学問の起源と編成』(井田太郎との共編著、勉誠出版、二〇一四年) 河野 真太郎 (コウノ シンタロウ) (著) ①専修大学国際コミュニケーション学部教授 ②イギリス文学・文化、ジェンダーとカルチュラル・スタディーズ ③『正義はどこへ行くのか─映画・アニメで読み解く「ヒーロー」』(集英社新書、二〇二三年)、『はたらく物語─マンガ・アニメ・映画から「仕事」を考える8章』(笠間書院、二〇二三年)、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫、二〇二三年)など。 ISBN:978-4-86766-066-9 Cコード:0070 A5判288ページ 発行: 文学通信 初版年月日: 2024年9月30日
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世界を、こんなふうに見てごらん
¥350
【中古 状態きれい】 (参考:定価550円+税) ☆店長のひと言 「子どもの頃から観察好きだし得意なんですけど、結果をすぐに忘れるのなんとかしたい。」 紹介 日高先生の人間、どうぶつ、いきものがたり 動物行動学者が、生きものと自然のユニークで新鮮な見方を、子どもでもわかる言葉でシンプルに伝える。21世紀に生きるすべての人々に贈る、やさしい自然の魅力発見の書。(解説/篠田節子) 著者プロフィール 日高 敏隆 (ヒダカ トシタカ) (著/文) (1930-2009) 東京生まれ。動物行動学者。東京大学理学部動物学科卒業。学生時代は岩波書店でアルバイトをしながら,夜は大学で研究をつづけた。東京農工大学教授,京都大学教授,滋賀県立大学初代学長,総合地球環境学研究所所長,京都市青少年科学センター所長などを歴任。1982年に日本動物行動学会を創設し,動物の行動から生きかたを探る学問を日本に広めた。生きもののふしぎをユーモラスに伝えるエッセイに定評がある。『チョウはなぜ飛ぶか』で毎日出版文化賞受賞。エッセイに『春の数えかた』など。翻訳書も多数。根っからの昆虫,ネコ好き。 ISBN:978-4-08-745027-9 Cコード:0195 文庫判208ページ 発行: 集英社 発売日: 2013年1月18日
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天路の旅人
¥1,450
【中古 カバーに少し傷みあり(画像参照)】 (参考:定価: 2,400円+税) ☆店長のひと言 「本の厚みが旅の厚み」 紹介 「この稀有な旅人のことを、どうしても書きたい」。「旅」の真髄に迫る、九年ぶりの大型ノンフィクション。第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」として潜入した若者・西川一三。敗戦後もラマ僧に扮したまま、幾度も死線をさまよいながらも、未知なる世界への歩みを止められなかった。その果てしない旅と人生を、彼の著作と一年間の徹底的なインタビューをもとに描き出す。著者史上最長にして、新たな「旅文学」の金字塔。 著者プロフィール 沢木 耕太郎 (サワキ コウタロウ) (著/文) さわきこうたろう 作家。 1947年、東京都生まれ。横浜国立大学卒業。79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、85年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞、93年『深夜特急第三便』でJTB紀行文学大賞、2003年それまでの作家活動に対して菊池寛賞、06年 『凍』で講談社ノンフィクション賞を受賞。近著に、短編小説集『あなたがいる場所』、エッセイ集『ポーカー・フェース』、児童書『月の少年』、絵本『わるいことがしたい!』などがある。 ISBN:978-4-10-327523-7 Cコード:0095 四六変型判576ページ 発行: 新潮社 初版年月日: 2022年10月25日
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あらゆることは今起こる (シリーズケアをひらく)
¥2,200
☆店長のひと言 「事実は小説よりも木なり。」 紹介 眠い、疲れる、固まる、話が飛ぶ、カビを培養する。それは脳が励ましの歌を歌ってくれないから?――ADHDと診断された小説家は、薬を飲むと「36年ぶりに目が覚めた」。私は私の身体しか体験できない。にしても自分の内側でいったい何が起こっているのか。「ある場所の過去と今。誰かの記憶と経験。出来事をめぐる複数からの視点。それは私の小説そのもの」と語る著者の日常生活やいかに。SFじゃない並行世界報告! 著者プロフィール 柴崎友香(しばさき・ともか) 1973年、大阪府生まれ、東京都在住。大阪府立大学卒業。1999年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞、咲くやこの花賞を受賞。2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。その他に『パノララ』『千の扉』『百年と一日』ほか、エッセイに『よう知らんけど日記』など、著書多数。 ISBN:978-4-260-05694-6 Cコード:3347 A5判304ページ 発行:医学書院 書店発売日: 2024年5月13日
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子どもたちへ、今こそ伝える戦争
¥1,000
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,800円+税) ☆店長のひと言 「子どもは戦争に対して受け身でいるしかないということを改めて思い知らされます。」 紹介 この本は、子どもから子どもへのメッセージです。 戦争を日常とした当時の子どもたちから、現代の子どもたちへ、その暮らしと思いが19人それぞれの視点で描かれています。 日々子どもに伝える仕事をしている作家たちによる自分自身の話は、戦争の話をはじめて読むお子さんにも伝わりやすいことでしょう。 小学生のお子さんたちは、ご家族に戦争体験者がいない人が多いと思います。 ぜひご家族でもお読みください。巻末には用語解説、地図、年表などを載せました。 ひとりずつのお話は短く、イラストも入り、読み進めやすくなっています。 戦争の体験は、子どもの本の作家19人のその後の人生に大きな影響を与え、強く生きていく動機になり、表現する仕事を選ばせたと感じます。 子どもの生きる力の素晴らしさ、そして、子どもの心に刻まれる戦争の痕跡の大きさをさまざな視点から伝える1冊です。 著者……長 新太、和歌山 静子、那須 正幹、長野 ヒデ子、おぼ まこと、 立原 えりか、田島 征三、山下 明生、いわむら かずお、三木 卓、 間所 ひさこ、今江 祥智、杉浦 範茂、那須田 稔、井上 洋介、 森山 京、かこ さとし、岡野 薫子、田畑 精一(敬称略) 解説……柳田邦男(ノンフィクション作家) *すべてかき下ろし(長 新太さんを除く) *すべての漢字にふりがなつき *小学3年生から ISBN:978-4-06-219626-0 Cコード:8036 A5判178ページ 発行: 講談社 発売日: 2015年7月17日
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「能力」の生きづらさをほぐす
¥1,980
【中古 カバー、帯にスレあり(画像参照)】 (参考:定価2,000円+税) ☆店長のひと言 「女子力、人間力、免疫力、長州力…、いろいろ言われても疲れちゃうよね。」 紹介 【発売たちまち重版!】 生きる力、リーダーシップ力、コミュ力… ◯◯力が、私たちを苦しめる。 組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵。 前職では「使えない」私が、現職では「優秀」に。 それって、本当に私の「能力」なの? 移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。 ガン闘病中の著者が、そのカラクリを教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、 他者とより良く生きるあり方を模索する。 目次 はじめに プロローグ 母さん、僕は仕事のできない、能力のないやつですか? 第1話 能力の乱高下 第2話 能力の化けの皮剝がし―教育社会学ことはじめ 第3話 不穏な「求める能力」―尖るのを止めた大学 第4話 能力の泥沼―誰も知らない本当の私 第5話 求ム、能力屋さん―人材開発業界の価値 第6話 爆売れ・リーダーシップ―「能力」が売れるカラクリ① 第7話 止まらぬ進化と深化―「能力」が売れるカラクリ② 第8話 問題はあなたのメンタル―能力開発の行き着く先 第9話 葛藤をなくさない―母から子へ エピローグ 母さん、ふつうでない私は幸せになれますか? 伴走者からの言葉 磯野真穂 おわりに 著者プロフィール 勅使川原 真衣 (テシガワラ マイ) (著) てしがわら・まい:1982年横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。2017年に組織開発を専門とする、おのみず株式会社を設立し、企業はもちろん、病院、学校などの組織開発を支援する。二児の母。2020年から乳ガン闘病中。 磯野 真穂 (イソノ マホ) (執筆伴走) いその・まほ:人類学者。専門は文化人類学、医療人類学。2010年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。 著書に『なぜふつうに食べられないのか-―拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、『他者と生きる』(集英社新書)、共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)がある。本作では、著者の執筆に伴走し、言葉を寄せる。 訂正のお知らせ: 初版第1刷p105の5行目に訂正がございました。以下を修正いたします。 ×社会教育学者 → ○教育社会学者 ISBN:978-4-910534-02-2 Cコード:0095 四六判264ページ 発行: どく社 初版年月日: 2022年12月25日
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戦争とデータ 死者はいかに数値となったか
¥1,550
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,750円+税) ☆店長のひと言 「もし同じ数値を算出できたとしても一方では成果、一方では被害となる。」 紹介 戦争全体の把握にはデータが肝要だ。特に死者数のデータは、戦争の規模、相手との優劣比較で最も説得力を持つ。ただ発表されるデータが正しいのかは常に疑念があるだろう。ウクライナ戦争での戦死者数についても、ウクライナ、ロシア双方から発表される数字は異なる。では、そうしたデータはどのように集められてきたのか。 戦場での死者数は、総力戦となった第1次世界大戦以降、国家による将兵だけの把握では難しくなり、赤十字国際委員会、国際連盟といった国際機関が介在していく。しかし第2次世界大戦後、特定地域での内戦・紛争・ゲリラ戦が頻発。政府側・反政府側で異なる数字が発表されていく。大国間対立で国連が機能不全に陥るなか、国際的な人道ネットワークが、先進各国や国連の支持を受け、死者数の調査・精査を行い発表していく。 本書では、特に1960年代以降のベトナム戦争、ビアフラ内戦、エルサルバドル内戦から、第3次中東戦争、イラン・イラク戦争、旧ユーゴ紛争、そして21世紀のシリア内戦、ウクライナ戦争を辿る。その過程で国際的な人道ネットワークが、統計学や法医学の知見を取り入れ、どのように戦争データを算出するようになったか、特に民間人死者数に注目する。また、データをめぐる人々の苦闘にも光を当てる。 著者プロフィール 五十嵐元道 (イガラシモトミチ) (著/文) 1984年北海道生まれ。2014年英サセックス大学国際関係学部博士課程修了(D.Phil)。北海道大学大学院法学研究科高等法政教育研究センター助教、日本学術振興会特別研究員(PD)、関西大学政策創造学部准教授を経て、23年より教授。専攻は国際関係論、国際関係史。著書に『支配する人道主義―植民地統治から平和構築まで』(岩波書店、2016年)。共著に『グローバル・ガバナンスの歴史と思想』(有斐閣、2010年)、『EUの規制力』(日本経済評論社、2012年)、『「国際政治学」は終わったのか』(ナカニシヤ出版、2018年)ほか。 ISBN:978-4-12-110140-2 Cコード:1331 四六判280ページ 発行: 中央公論新社 発売日: 2023年7月7日
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目の見えない人は世界をどう見ているのか
¥550
【中古 状態きれい】 (参考:定価760円+税) ☆店長のひと言 「私がもし視覚を失ったら…、今のところ不安しかないのですが。さて。」 紹介 私たちは日々、五感―視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚―からたくさんの情報を得て生きている。なかでも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八〜九割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか??? 美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。 目次 【序 章】見えない世界を見る方法 【第1章】空 間 ― 見える人は二次元、見えない人は三次元? 【第2章】感 覚 ― 読む手、眺める耳 【第3章】運 動 ― 見えない人の体の使い方 【第4章】言 葉 ― 他人の目で見る 【第5章】ユーモア ― 生き抜くための武器 著者紹介 伊藤亜紗(いとうあさ) 1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツセンター准教授。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学三年次より文系に転向。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。日本学術振興会特別研究員などを経て2013年より現職。研究のかたわら、アート作品の制作にもたずさわる。主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、参加作品に小林耕平《タ?イ?ム?マ?シ?ン》(国立近代美術館)などがある。 ISBN 978-4-334-03854-0 新書判 発行 光文社 書店発売日 2015年4月16日
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ときめく小鳥図鑑
¥1,000
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,600円+税) ☆店長のひと言 「ページを開いてきゅんきゅん鳴いてください。」 紹介 最近、「さえずり」と暮らしはじめました。…小鳥を巡る5つのStory。 目次 1 小鳥の記憶(幸運をよぶ小鳥 小鳥を愛した人たち ほか) 2 小鳥手帖(ようこそ小鳥の国へ 日本の自然と小鳥 ほか) 3 小鳥の秘密(飛ぶための小鳥の体 小鳥の羽 ほか) 4 いつだって小鳥日和(鳥あるある さえずりを探して ほか) 5 小鳥と芸術(香りの中の小鳥 小鳥を読む ほか) https://www.yamakei.co.jp/products/2814202260.html ISBN:978-4-635-20226-8 A5判 127ページ 発行:山と溪谷社 初版年月日: 2014年7月
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ときめく金魚図鑑
¥1,350
【中古 カバーに少し傷みあり(画像参照)】 (参考:定価1,600円+税) ☆店長のひと言 「蛍、セミ、金魚すくいの金魚、、夏の命の儚さよ。」 紹介 最近、「きんぎょ」と暮らしはじめました。金魚を巡る5つのストーリー。 目次 1 金魚の履歴書(金魚の魅力-金魚が愛される理由 金魚の生い立ち-金魚ってどんな魚? ほか) 2 ときめく金魚たち(和金タイプ 琉金タイプ ほか) 3 もっと知りたい金魚のこと(色も柄もさまざま。金魚の多彩さは無限大 野生化では圧倒的不利!?金魚の形の不思議 ほか) 4 金魚を愛する人々(どんぶり&水槽で飼育する 庭のプラ舟で飼育する ほか) 5 金魚の飼い方(迎える準備 金魚の選び方 ほか) https://www.yamakei.co.jp/products/2817202400.html 著者プロフィール 尾園 暁 (オゾノアキラ) (写真) 1976 年大阪府生まれ。神奈川県在住の昆虫写真家。近畿大学農学部卒業後、琉球大学大学院農学研究科(修士課程)を修了。(公社)日本写真家協会(JPS)、日本自然科学写真協会(SSP)会員。日本トンボ学会編集幹事。著書に『沖縄のトンボ図鑑』(いかだ社)があるほか、雑誌、図鑑、TV番組などに写真・映像提供多数。写真を通じて昆虫と身近な自然の魅力を紹介する傍ら、ライフワークとして国内外のトンボを追い続けている。また、小笠原諸島を中心に、希少昆虫の保全活動にも携わる。本書では、おもに写真および生態解説を担当。 ホームページ『Photombo.net』http://photombo.net/ ブログ『湘南むし日記』http://blog.livedoor.jp/photombo/ 岡本 信明(監修) 東京海洋大学学長 ISBN:978-4-635-20240-4 A5判 127ページ 発行:山と溪谷社 初版年月日: 2017年8月