
世界一やさしい依存症入門
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☆店長のひと言
「依存症がいかに身近なことかがわかります。」
内容紹介
「スマホもゲームもやめられない」「市販薬を飲む量が増えてきた」「本当はリスカをやめたい」…誰もがなりうる「依存症」について、最前線で治療にあたる精神科医がやさしくひも解く。
《もくじ》
はじめに
第1章 気づいたらハマってた──モノへの依存 ①
事例:きっかけは、試験前のエナジードリンク:エミさん(中学2年)の場合
カフェインがくれるのは「元気の前借り」
市販薬は謎の薬!?
「周囲が求める自分」になりたくて
疲れたときは、休もうよ
第2章 居場所がほしかっただけなのに──モノへの依存 ②
事例:大麻をくれたのは、憧れの人でした:ソウタくん(中学3年)の場合
やめるのは簡単でも、やめつづけるのは難しい
クスリをやるのは、意志が弱いから?
アルコールは立派な薬物
ゲートウェイ・ドラッグとしてのタバコ
薬物の先にあるもの
第3章 依存症のしくみと歴史
脳がハイジャックされる!
快感の正体、ドーパミン
依存症になりやすい人、なりにくい人
世界最古の薬物
アルコホリック・アノニマスの誕生
日本の薬物対策史
規制するだけでは解決しない
命を守る、ハーム・リダクション
それでも薬物をやらないほうがいい理由
第4章 僕が僕であるために──行為への依存 ①
事例:気晴らしが止まらない:カイトくん(中学1年)の場合
手の中の小さな部屋、スマホ
今、このときを乗り切るために
ゲームと心中するほどバカじゃない
SNSにとらわれて
インターネットが悪いのか?
誰にだって起こりうる
第5章 傷つけることで生きている──行為への依存 ②
事例:切った瞬間、すーっとしました:メイさん(中学3年)の場合
拒食と過食のスパイラル
心のストレスと食欲の関係
切っているのは、皮膚だけじゃない
死にたいくらいつらい今を、生き延びる
トリガーはどこにある?
心の蓋の奥にひそむもの
ただ、そこにいてくれるだけで
第6章 依存症の根っこにあるもの
ある少年の物語
友が求めていたものは
依存症は、人に依存できない病
困った子は、困っている子
楽園ネズミと植民地ネズミ
自立って何だ?
第7章 社会と依存のいい関係
見せしめの逆効果
当たり前を疑う
依存症はなくならない
失敗しても、終わりじゃない
ありのままの自分を許す
[きみとあなたへのメッセージ]
依存症かもしれないきみへ
友達が依存症かもしれないきみへ
子どもが依存症かもしれない親御さんへ
生徒が依存症かもしれない先生へ
[ヒコ先生の相談室]
・「あの子、依存症かも?」と思ったら
・信頼できる大人の見分け方
・依存症の友達に、どう接したらいい?
・家族がゲームにハマったら
・友達の腕にリスカの痕を見つけたら
・逃げ場のつくり方
・心の専門家になるには
[困ったときの相談先リスト]
おわりに
著者
松本 俊彦 (マツモト トシヒコ)
1967年生。精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長。佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科等を経て現職。主著に『薬物依存症』『誰がために医師はいる』がある。
(河出書房新社HPより転載)
ISBN 978-4-309-61734-3 C0347 四六判 234頁
発行 河出書房新社
発売日 2021年8月25日
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