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風になる 自閉症の僕が生きていく風景(増補版)

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☆店長のひと言
「本当に彼の言葉かどうか疑う専門家もいるようです。個人的には、彼の言葉を聴こうとする人がいることに注目したいです。」

紹介
通常の会話はほとんどできないという重度の自閉症者である作家・東田直樹さん。二十歳になるまでの2年間、雑誌ビッグイシューに連載したエッセイをまとめた一冊です。

文字盤で思いを伝えられるようになるまでや、家族と日々のこと、自分にとっての自閉症、ありのままの自分を生きる術。自閉症として生きるなかで見えている風景を綴ります。

目次
Ⅰ 風になり、花や木の声を聴く ? 僕のこと
人との違い知った幼稚園/僕は風になり、花や木の声を聞いた/ひとすじの光、無我夢中でできた筆談/文字盤を指すことで、思いを伝えられるようになった/いつも初対面、名札で記憶するクラスメイト/記憶の中の自分が幸せであってほしい 他

Ⅱ 記憶は点、僕に明日はない ? 僕と自閉症
記憶が線にならず、明日を想像できない/数字や自然は居心地のいい僕の友達/奇声。声はコントロールできない/ラジオ体操で手足の存在を自覚できるようになった/走るのは楽しいこと、競争じゃないと思っていた 他

Ⅲ 色そのものになって塗る ? 僕と表現
僕は脳の決めたルールに逆らえない/パニック。そうせざるを得ないほど苦しい僕の心/本は友人だから、同じ本を読みたい/文字は書けたのに、絵を描く意味がわからない/僕は経験や印象を絵に描けない 他

Ⅳ 受け取った幸せをみんなに返したい ? 生きる理由
障害者と一緒の時は、自然体でいてほしい/尋ねてほしい。見た目の行動から決めつけないで/人の役に立てないと、助けられてもうれしいとは思えない/人から「好き」と言われることも希望/自分自身へのやさしさは、自分を肯定する力の源/つらいのは、受け取っている幸せをみんなに返せないこと/なぜ、生きるのか? 存在理由を知りたい 他

Ⅴ 地球上に存在する命に感謝 ? 生きていく僕
人の気持ち以上に、自分の気持ちを大事にすることが大切/勇気をもてるのは、人のやさしさを信じられるから/別れを乗り越える力は、新たな出会いを生むきっかけ/春は待ちわびるものではなく、自分から探すもの 他

対談 宮本亜門×東田直樹
人はだれかに必要とされて幸せになる
あとがき


著者紹介
東田直樹(ひがしだ・なおき)
1992年、千葉県生まれ。作家。重度の自閉症を持つが、パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助なしでのコミュニケーションが可能。小学校5年生までは授業中も母に付き添われて、普通学級に在籍。小学校6年生から中学3年生までは、養護学校で学ぶ。その後、2011年3月アットマーク国際高等学校(通信制)卒業。
2014年8月に出演したNHK特集番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」は、文化庁芸術祭 テレビ・ドキュメンタリー部門で大賞を受賞。
角川学芸出版、エスコアー ル、ビッグイシュー日本、イースト・プレス、小学館、朝日新聞社、交通新聞社より、童話、詩、絵本を20冊出版。

ISBN 978-4-904515-04-4 四六判 189頁
発行 ビッグイシュー日本
初版発行年月 2015年9月

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