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イカの哲学

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☆店長のひと言
「これを読むとイカが食べられなくなるかも知れません。」

内容紹介
特攻隊の生き残りで、戦後スタンフォード大学に留学した在野の哲学者波多野一郎が、1965年に少部数のみ出版した書『イカの哲学』。学生時代からこの作品に注目していた中沢新一が、そこに語られている二一世紀に通じる思想を分析し、新しい平和学、エコロジー学を提唱する。イカが人間とコミュニケーションがとれたら、という奇想天外な発想から、人間同士だけではなく森羅万象と人間との相互関係にまで議論の範囲を広げ、本質的な意味での世界平和を説く。『イカの哲学』全文収録。

目次
イカの哲学(波多野一郎)
イカの哲学から平和学の土台をつくる(イカとカミカゼ
生命の深みで戦争と平和を考える
実存は戦争を抑止する
超戦争に対峙する超平和
エコロジーと平和学をつなぐ

著者プロフィール
中沢新一 (ナカザワシンイチ) (著 )
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。京都大学特任教授、秋田公立美術大学客員教授。人類学者。著書に『増補改訂 アースダイバー』(桑原武夫賞)、『カイエ・ソバージュ』(小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)など多数。

波多野一郎(ハタノイチロウ)(著)
大正11(1922)年生まれ。綾部市出身。哲学者、平和思想家。
中沢新一が共著として波多野一郎の『イカの哲学』を取り上げたことにより新たに脚光を浴びる。
祖父はグンゼ創業者の波多野鶴吉。昭和17(1942)年に早稲田大学商学部入学。
昭和19(1944)年に陸軍入隊、航空隊に配属される。翌20(1945)年7月1日、南満州の基地で神風特攻隊として特別攻撃命令が下るが、ソ連軍侵攻のため出撃できず。同年8月敗戦となりシベリア抑留。4年間の強制労働に服す。
昭和24(1949)年、シベリアから帰還。プラグマティズム哲学の研究のため昭和26(1951)年にスタンフォード大学大学院哲学科に入学。昭和29(1954)年、同科修士課程を修了し帰国。
昭和40(1965)年、特攻隊、終戦、抑留、そしてアメリカでの体験をもとに独自の平和哲学を展開した著書『イカの哲学』を刊行した。
昭和44(1969)年、逝去。
(綾部市HPより)

ISBN 978-4-08-720430-8 新書判 166頁
発行 集英社
初版発行年月 2008年2月

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