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生きがいについて

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☆店長のひと言
「気楽に生きていたいものですなぁ。」

内容紹介
「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか」

神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶である。1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。

[1966年初版発行/1980年『神谷美恵子著作集 第1巻「生きがいについて」』初版発行]

目次
はじめに
1 生きがいということば

2 生きがいを感じる心
感情としての生きがい感/認識としての生きがい感/使命感

3 生きがいを求める心
生存充実感への欲求/変化への欲求/未来性への欲求/反響への欲求/自由への欲求/自己実現への欲求/意味と価値への欲求

4 生きがいの対象
生きがいの特徴/生きがいのつくる心の世界/生きがいと情熱/生きがいのさまざま

5 生きがいをうばい去るもの
生存の根底にあるもの/運命というもの/難病にかかること/愛する者に死なれること/人生への夢がこわれること/罪を犯したこと/死と直面すること

6 生きがい喪失者の心の世界
破局感と足場の喪失/価値体系の崩壊/疎外と孤独/無意味感と絶望/否定意識/肉体との関係/自己との関係/不安苦しみ/悲しみ/苦悩の意味

7 新しい生きがいを求めて
自殺をふみとどまらせるもの/運命への反抗から受容へ/悲しみとの融和/過去との対決/死との融和/価値体系の変革/はじき出されたひとの行方

8 新しい生きがいの発見
生存目標の変化の様式/同じ形での代償/変形/置きかえ/心の構造の変化/ひろがりの変化/心の奥行の変化

9 精神的な生きがい
認識と思索のよろこび/審美と創造のよろこび/愛のよろこび/宗教的なよろこび/代償としての宗教/積極的な生きがいとしての宗教

10 心の世界の変革
変革体験について/自然との融合体験/宗教的変革体験/変革体験の特徴/変革体験の意味

11 現世へのもどりかた
もどりかたのさまざま/のこされた問題

おわりに
引用文献

『生きがいについて』執筆日記
 *
解説  柳田邦男
一一 現世へのもどりかた / p187
おほりに / p197

著者プロフィール
神谷美恵子 (カミヤミエコ) (著/文)
1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学課程で学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園精神科勤務(1965-1967年精神科医長)。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。

ISBN 978-4-622-08181-4 209頁
発行 みすず書房
初版発行年月 1966年1月

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