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花の百名山 新装版

¥780 税込

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(参考:定価840円+税)

☆店長のひと言
「あなたはどうしてこんなところで咲いているの?」

紹介
春の御前山で思いがけず出会った、薄紅に咲きさかるカタクリの大群落。
あまりの小ささに草地に身を伏せて、ようやく所在を確かめた早池峰のチシマコザクラ。
レブンソウとの新しい出会いに、自分の命がその花に添って伸びひろがってゆくのを感じる――

山と花をこよなく愛し、日本中の山々を踏破した著者が、その豊富な山行の中から、四季折々の山と花の結びつきを100選び、歴史や自身の思い出とともに綴った珠玉のエッセイ。第32回読売文学賞〈随筆・紀行賞〉受賞作。

1980年に刊行以来、多くの山好き・花好きの間で読み継がれてきたロングセラー。NHK衛星第2TVで放映された「NHK 花の百名山」、山と溪谷社刊行「花の百名山 登山ガイド」などを生み出すことになった、元祖である。

「あれらの山々にはどんな木が茂り、どんな水が流れ、どんな花々が咲いているのか」という思いで、生涯山に登り、花を愛しつづけた著者のひたむきさ、純粋さ、喜びが、文章の端々から伝わってくる名作が、活字を大きくして待望の復刊。

表紙画・熊谷守一 「松虫草」(1961年)
解説・平尾隆弘(初代担当者・神戸外国語大学客員教授)

著者プロフィール
田中澄江 (タナカスミエ) (著/文)
1908年東京生まれ。東京女高師(現お茶の水女子大学)卒業後、聖心女子学院教師、新聞記者を経て文筆活動に入る。劇作家として新劇・新派の他、映画、NHKテレビ小説等の脚本を執筆。また、小説家、評論家としても活躍。主な著書に『カキツバタ群落』(文部大臣賞)、『花の百名山』(読売文学賞)、『叱り方の上手い親 下手な親』(小社刊)、『夫の始末』(女流文学賞、紫式部文学賞)、『田中澄江戯曲全集』(白水社)、『花と歴史の武蔵野』(ぎょうせい)、オペラ台本『26人の殉教』など。

ISBN 978-4-16-790875-1 文庫判 480頁
発行 文藝春秋
発売日 2017年6月8日

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