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町を住みこなす 超高齢社会の居場所づくり
¥350
【中古 状態きれい】 (参考:定価800円+税) ☆店長のひと言 「超高齢化は会議室で起きてるんじゃない。我が家で起きているんだ!」 紹介 人口減少社会における居住は、個人にも、地域にも、社会にも今や大問題。人びとが住まいに求めるものは、プライバシーであったり、近所づきあいだったり、長い人生のステージに合わせて、さまざまに変遷していくことに注目。懐の深い、居場所づくりのユニークな事例を多数紹介し、これからの住まいのあり方を考える。 目次 第1章 時間-人生のスパンで住宅を考える 町が住みこなせない 町の生態学 町の機能の多様化 第2章 家族-十家族十色の暮らし方 住まい方は家族それぞれ 近居の力 町の多様性が近居を可能にする 第3章 引越し-「Gターン」がつくる生活の薬箱 住み替えとゆるい定住 同じ町の中で移り住むこと-Gターン 町が「地元」になること) 第4章 居場所-町のあちこちに主感のある場を 仮設住宅から学ぶ 遠くの親戚よりも近くの他人 「町の居場所」はどこに? 第5章 町を居場所にするために-居場所で住まいと町をつなぐ 超高齢社会に求められる町とは 時間-町をゆっくりと成長させる 家族-多様な住宅を混ぜる 引越し-町の住宅双六を 居場所-近隣に頼るきっかけの場づくり) 著者プロフィール 大月 敏雄 (オオツキ トシオ) 東京大学准教授。 1991年、東京大学工学部建築学科卒業。1996年、同大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。横浜国立大学工学部建設学科助手。博士(工学)取得。2003年、東京理科大学工学部建築学科助教授を経て、現職に。主な著書に、『集合住宅の時間』(王国社)、『消えゆく同潤会アパートメント』(共編著、河出書房新社)、『2030年超高齢未来』(共著、東洋経済新報社)、『現代住宅研究の変遷と展望』(共著、丸善)など。 ISBN:978-4-00-431671-8 241ページ 発行:岩波書店 初版年月日: 2017年7月28日
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支える,支えられる,支え合う
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,450円+税) ☆店長のひと言 「支える人もまた誰かに支えられているわけで。若者よ、遠慮はいらぬぞ。」 紹介 あなたの周りに誰かの助けを必要としている人はいますか? あなたは困ったことがあったら周りにSOSを出すことはできますか? サヘル・ローズさんが自らの体験をたどりながら、他者を思いやり、寄り添うことの大切さを伝えます。森山誉恵さん、慎泰俊さん、三好祐也さん、ブローハン聡さんなど、10代の居場所づくり、病気の子どもの教育など様々な支援に携わる方々の活動も紹介します。 目次 この本の内容 サヘル・ローズ 自分を大切にして、そしてまわりの人に目を向けて はじめに イランから日本へ 「違うこと」を否定しないで ランドセルの思い出 SOSを出せない これから出会うべき人がたくさんいる 気がついたら声をかけてあげて 自分の「色」を大切に 人と比べる必要はない いまの経験は、いつかだれかを助ける力になる 森山誉恵子 こどもたちの安心・安全な育ちを保障する 安心して過ごせる場所はどこ? 親の経済状況で環境が変わる? 学習ボランティアで感じたことは 支援の仕組みからこぼれ落ちる子どもたち 10代のための相談サイトMex(ミークス) 自分の好きなことをして過ごせる居場所「3(さん)」 一人で抱え込まないでいいんだよ 【コラム1】 あなたに居場所はありますか? 慎泰俊 だれにでも平等にチャンスのある世の中にしたい お金のサービスの支援活動 200万人以上の子どもたちにサービスを届ける なぜこういう活動をはじめたの? だれもが同じようにチャレンジできる社会 小さなことから変えられる 日々の積み重ね 【コラム2】 開発途上国の子どもたち 三好祐也 病気を抱えていても自分らしくいられるように 何で自分だけ? 入院している子どもたちが勉強できるように みんなと一緒に勉強したい 退院してからも支援が必要 友達が車いすを押してくれた 友達とのつながりが大切 「伝える努力」と「休む勇気」 【コラム3】 病気を抱える子ども達はどうやって勉強している? ブローハン聡 自分で生き方を選べることの大切さ 継父の暴力におびえる日々 小学校時代 はじめて安心して眠ることができた 母が誇れるような生き方をしよう 親友に打ち明けた時の反応 〈自分という「資格」〉を取ろう 当事者としての活動 閉じた世界から抜け出して広い世界を知った 【コラム4】 虐待について 支え合うための本棚 著者プロフィール サヘル・ローズ (サヘル・ローズ) (著/文) 俳優・タレント 1985年イラン生まれ。幼少時代はイランの孤児院で生活し、7歳のときにフローラ・ジャスミンの養女として引き取られる。8歳で養母とともに来日。高校時代に受けたラジオ局J-WAVEのオーディションに合格して芸能活動を始める。レポーター、ナレーター、コメンテーターなど様々なタレント活動のほか、俳優として映画やテレビドラマに出演し舞台にも立つ。 また芸能活動以外で、国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動では親善大使を務めていた。私的にも援助活動を続け、公私にわたる福祉活動が評価され、アメリカで人権活動家賞を受賞。著書には『戦場から女優へ』(文藝春秋)、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏との共著で写真詩集『あなたと、わたし』(日本写真企画)がある。 ISBN:978-4-00-027242-1 Cコード:0336 B6判126ページ 発行:岩波書店 初版年月日: 2021年11月26日
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リハビリの夜 (シリ−ズケアをひらく)
¥1,720
【中古 表紙に小さな傷あり】 (参考:定価2,000円+税) ☆店長のひと言 「障害や病気には、自分の感覚を相手に伝えられない(共有できない)壁があるが、筆者はそれを星野源もヤバがる言語化で超えていく。」 内容紹介 現役の小児科医にして脳性まひ当事者である著者は、あるとき「健常な動き」を目指すリハビリを諦めた。そして、《他者》や《モノ》との身体接触をたよりに「官能的」にみずからの運動を立ち上げてきた。リハビリキャンプでの過酷で耽美な体験、初めて電動車いすに乗ったときのめくるめく感覚などを全身全霊で語り尽くし、リハビリテーションを根底から定義しなおす驚愕の書。 はじめに 序章 リハビリキャンプ 第一章 脳性まひという体験 1 脳内バーチャルリアリティ 2 緊張しやすい体 3 折りたたみナイフ現象の快楽 4 動きを取り込み、人をあやつる 第二章 トレイナーとトレイニー 1 ほどかれる体 2 まなざされる体 3 見捨てられる体 4 心への介入が体をこわばらせる 5 体への介入が暴力へと転じるとき 6 女子大生トレイナーとの「ランバダ」 第三章 リハビリの夜 1 夕暮れ 2 歩かない子の部屋 3 歩く子の部屋 4 女風呂 5 自慰にふける少年 第四章 耽り 1 対比に萌える 2 取り込めないセックス 3 規範・緊張・官能 4 打たれる少女 第五章 動きの誕生 1 モノと作り上げる動き 2 人と作り上げる動き 3 「大枠の目標設定」が重要な理由 4 世界に注ぐまなざしの共有 5 助け合いから暴力へ 第六章 隙間に「自由」が宿る-もうひとつの発達論 1 両生類と爬虫類の中間くらい? 2 便意という他者 3 身体に救われる 4 むすんでひらいてつながって 5 衰えに向けて 注 文献 あとがき (医学書院ホームページより引用) ISBN:978-4-260-01004-7 A5判 264ページ 発行:医学書院 初版年月日: 2009年12月1日
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パワハラ問題 アウトの基準から対策まで
¥410
【中古 状態きれい】 (参考:定価800円+税) ☆店長のひと言 「ハラスメントは法律だけ理解しても減らないところが難しいですが、もはや知らなかったでは済まされないのもまた事実。」 紹介 被害者になったら……加害者だと言われたら……。1000件以上のハラスメント相談を受けてきた弁護士が、パワハラ防止法を徹底解説したうえで、予防策や危機管理、過去の裁判例まで詳述。全組織人必読の書。 目次 まえがき 第1章 まず基礎知識から 第2章 ウィズコロナ時代のハラスメント 第3章 アウトとセーフの事例を理解する 第4章 パワハラ防止法の徹底解剖 第5章 国家公務員と地方公務員の職場はどうなるか 第6章 経営者と管理職は何をすればよいのか 第7章 パワハラ経営者、管理職にならないために 第8章 グレーゾーンをこわがらない方法 第9章 問題化した場合のリカバリー 第10章 管理職が被害者になるとき 第11章 問題集:あなたならどう動くか ケース1 【なぜオレがパワハラ上司に】/ケース2 【一生懸命指導しているのに】/ケース3 【グレーの場合】/ケース4 【無意識パワハラ】/ケース5 【内容証明が来た】/ケース6 【パワハラを見たとき】/ケース7 【カスタマー・パワハラ】/ケース8 【最悪の結果】 現場で役立つ最新パワハラ判決30選 1 パワハラを認めた判決例 2 パワハラを認めなかった判決例 あとがき 主要な参考文献 専門家による相談窓口 著者プロフィール 井口 博 (イグチ ヒロシ) 弁護士。元裁判官。ジョージタウン大学ロースクール大学院修了。 ISBN:978-4-10-610878-5 Cコード:0234 新書判256ページ 発行:新潮社 初版年月日: 2020年10月20日
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ビッグイシュー472号
¥450
☆店長のひと言 「特集で紹介されているマンガたちがどれも良さそうでけしからん!」 【内容紹介】 特集 マンガで、社会の問題を読む 文学作品に比べ、マンガは単なる暇つぶしと思われている節があります。 しかし、20代の終わりに大学院で研究テーマを近現代文学からマンガに変更、その後15年近くマンガを読み続けてきたトミヤマユキコさん(東北芸術工科大学芸術学部准教授)は「マンガがくれる感動や発見が文学に劣るということはない。マンガを人生の参考書にしないなんてもったいない!」と言います。また「マンガの読み筋は決して一つではない」として、著書では10代の悩みや女性の労働を切り口にマンガ作品を紹介しています。 トミヤマさんに、労働問題や社会の問題という視点から、読んでおもしろく興味深いマンガ作品の紹介をお願いしました。 今、多くの若い才能が集中し、多岐にわたるマンガ作品が生まれる日本で、マンガを多角的な視点から読む魅力に迫ります。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー:サヘル・ローズ 表現者として演技の世界やメディアで活躍するとともに、児童養護施設の支援や人権問題などに取り組んできたサヘル・ローズさん。 イラン出身である自らのアイデンティティに思い悩みつつも、心の自立を求めて、世界各地の難民キャンプや支援施設を積極的に訪ねてきました。そして今、5年にわたる心境の変化と、平和への思いを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点白馬村長 丸山俊郎さん 家業を離れて上京、オーストラリアにも。 世界からお客が来る旅館に 国際記事 路上生活を解消する、小さな一戸建てコミュニティ ホームレス問題を解決するため、路上生活を送る人々に魅力的な極小住宅を提供している、カナダ・フレデリクトン市の「トゥエルブ・ネイバーズ」プロジェクト。 発起人のマルセル・ルブランと住民代表のアルが、現地のストリートペーパー『リティネレール』誌の記者を連れ、この新しいコミュニティを案内しました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 今、縄文の森へと回帰。冬でも緑の大文字山 「京都五山送り火」の一つ、「大」の字の火床があることでも知られる大文字山(標高466m)は、慈照寺・銀閣の借景でもある如意ヶ岳の西部分に広がります。この大文字山の森を「森 の案内人」三浦豊さんと歩き、人々の生活の変化がもたらした森の風景の移り変わりについて聞きました。 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・冬 大きなエゾシカ 連載記事 原発ウォッチ! 能登半島地震 ずれた150kmの断層 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 好循環はいつまでも好循環なのか 雨宮処凛の活動日誌 コロナ5類移行後、初めての年末年始 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 知人に誘われたジムをやめたい☆ 水餃子鍋 ☆ 生存の危機まで追い詰められ、ホームレス化する仮放免者 大澤優真さん 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『ビッグイシュー・オーストラリア』ロン・K FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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奔流 コロナ「専門家」はなぜ消されたのか
¥1,980
☆店長のひと言 「実際消されたかどうかは置いといてだけど、特に初めの頃にはさんざん世話になっておいてさ、みんなちゃんとお礼くらい言った??」 紹介 「嫌われたって、やるしかないんだ」 尾身茂、押谷仁、西浦博ー感染症専門家たちは、コロナ渦3年間、国家の命運を託された。彼らは何と闘い、なぜ放逐されたのか?政権と世論に翻弄されながら危機と戦った感染症専門家の悲劇! 小学館ノンフィクション賞大賞受賞の気鋭ライターの弩級ノンフィクション 著者プロフィール 広野 真嗣 (ヒロノ シンジ) (著/文) 1975年、東京都生まれ。慶応義塾大法学部卒。神戸新聞記者を経て、猪瀬直樹事務所のスタッフとなり、2015年10月よりフリーに。17年に『消された信仰』(小学館)で第24回小学館ノンフィクション大賞受賞。 ISBN:978-4-06-534465-1 Cコード:0036 四六判304ページ 発行:講談社 発売日: 2024年1月17日
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ある大学教員の日常と非日常 障害者モード、コロナ禍、ウクライナ侵攻
¥1,400
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,700円+税) ☆店長のひと言 「新しい環境に馴染むのが苦手な人にとっては、旅行も災害もつらいもの。」 紹介 ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く。日常と非日常が交差する、はてなきインナートリップの記録。 10年ぶりにウィーンへ研究旅行に行くべく、羽田空港に赴いた著者を待っていたのは、出国許可がおりないというまさかの措置だった……。発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、ダヴォス、ベルリン、そしてアウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。装丁・川名潤、装画・榎本マリコ。 「障害があるということは、ふだんから被災しながら生きているようなものだ。著名人の誰かがそのような発言をしたと思うのだが、(…)僕はこの言葉に大いに首肯できる。僕たちの日常は、災難だらけなのだから。障害者とは日常的な被災者なのだ。もとから被災していて、それだけでも大変なのに、疫病が流行し、コロナ禍の時代が出現した。(…)精神疾患の当事者がコロナ禍を生き、戦争を身近で感じた日々のちょっとだけ稀有な記録。それが本書の内容だ。」(「はじめに」より) 【目次】 はじめに──大学教員と精神疾患 第一章 コロナ禍時代の日常──京都にて 自助グループを主宰する発達障害者 基本、失敗の人生を生きている 好評を博した『みんな水の中』 「当事者研究」から「当事者批評」へ 研究の快楽 授業について 食べもののこと 「推し」に支えられて生きる 第二章 出国できませんでした──羽田空港での洗礼 いま海外って行けるんだ! 夢見心地の朝 大使館の窓口と格闘する 書類は揃ったぞ! 楽勝コースのはずだった 出国失敗 栗isうまい 第三章 中途半端な時期──ふたたび京都にて 立ちあがれ、オレよ 頭木弘樹讃 続・頭木弘樹讃 まさかの鼻血大出血、出発日前日の不眠 第四章 ウィーンとの合一──かつて帝都だった街で ウィーンを体になじませる 中心街 住居とマスク着用義務 食と障害者モード グリーンパス狂想曲 第五章 学ぶことを通じてのみ──教養体験、研究、外国語 美術とガラクタ 伝統音楽との戯れ 研究生活 「なろう系」としてのオーストリア語学習? 第六章 旅行と戦争──戦時下のアウシュヴィッツ訪問 各地への旅行(一) グラーツ、リンツ、ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト、ハルシュタット、メルク 各地への旅行(二) ダヴォスとベルリン 各地への旅行(三) ブラウナウ・アム・イン 各地への旅行(四) アウシュヴィッツ/ビルケナウ 帰国 著者プロフィール 横道誠 (ヨコミチマコト) (著/文) 京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。著書に、『みんな水の中──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『唯が行く!──当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)、『イスタンブールで青に溺れる──発達障害者の世界周遊記』(文藝春秋)、『発達界隈通信──ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます』(教育評論社)などがある。 ISBN:978-4-7949-7332-0 Cコード:0095 四六判264ページ 発行:晶文社 発売日: 2022年10月12日
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寂しさの力
¥350
【中古 やや使用感あり】 (参考:定価700円+税) ☆店長のひと言 「…ということは、おたくも寂しさから生まれたということになるのでは??」 紹介 成功はさみしさから生まれる。ディズニー、ジョブズ、坂本龍馬、酒井法子、山口百恵……世界を変えた偉人やスターは、いかにして精神的「飢え」を生きる力に変えたのか。人生の原動力を示した著者の新境地。 著者プロフィール 中森明夫(なかもり・あきお) 作家/アイドル評論家。三重県生まれ。さまざまなメディアに執筆、出演。 「おたく」という語の生みの親。『アイドルにっぽん』『東京トンガリキッズ』『午前32時の能年玲奈』『寂しさの力』『アイドルになりたい!』『青い秋』『TRY48』など著書多数。小説『アナーキー・イン・ザ・JP』が三島由紀夫賞候補となる。 ISBN:978-4-10-610611-8 Cコード:0210 新書判192ページ 発行:新潮社 発売日: 2015年3月16日
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ボタニカル・ライフ
¥350
【中古 状態きれい】 (参考:定価670円+税) ☆店長のひと言 「都会ではベランダー。田舎ではハタケナー。」 内容紹介 庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。そのとりあえずの掟は……隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり……。ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。第15回講談社エッセイ賞。 (新潮社ホームページより引用) 著者プロフィール いとう せいこう (イトウ セイコウ) (著/文) 1961年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後、講談社に入社。退社後は作家、クリエーターとして幅広い表現活動を行っている。ジャパニーズヒップホップの先駆者としても有名。『見仏記』シリーズの書籍やテレビほか、共著『雑談藝』など盟友のみうらじゅんとは長年深い関係を続けている。『われらの牧野富太郎!』『「国境なき医師団」をもっと見に行く』『福島モノローグ』『想像ラジオ』(野間文芸新人賞)など著書多数。 ISBN:978-4-10-125014-4 Cコード:0177 文庫判400ページ 発行:新潮社 初版年月日: 2004年3月1日
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拝啓市長さま、こんな図書館をつくりましょう
¥390
【中古 状態きれい】 (参考:定価2,545円+税) ☆店長のひと言 「自分で本屋を始めると図書館がまた違って見えてきますよ!」 内容紹介 本だけでなく映画や音楽、ゲームなど多彩な文化との出会いや交流をはぐくむ町の「文化的エンジン」。老若男女、見ず知らずの人が混ざり合い、ときに会話や議論の場が生まれるような「民主主義のゆりかご」。インターネットを無料で利用でき、生活に必要な情報や公共サービスが受けられる「地域のサービスセンター」。少子高齢化、失業、不登校など〈孤立〉が課題となる社会における「人の居場所」――公共図書館だからこそ担いうる社会的役割をいまこそ再発見し、市民活動の核になるような、私たちの時代の図書館をつくっていこう。 運営方法、企画、建物、内装etc. 世界のユニークな参考例を取り上げながら、これからの図書館に必要な発想を示していく。 多目的で開かれた「知の広場」としての図書館像を提案しつづけてきた著者による、新しい図書館論第2弾。 「私たちには今後ますます図書館が必要となるが、もちろんそれは新しいコンセプトの図書館でなければならないのである。半世紀後の2066年には、iPadはすでに忘れ去られて久しいだろう(あるいは、洗濯機のような日常品として「吸収」されているだろう)が、図書館は今よりずっと必要とされ、図書館員の需要も増していると私は確信する」 (第3章「私がほしい図書館」より) 目次 拝啓、市長さま 〈第 I 部 拝啓 市長さま、こんな図書館をつくりましょう〉 はじめに 第1章 共有財産としての図書館 みんなの図書館? それともみんなのGoogle? Googleに向きあうパロマー氏 Facebook, Twitter, Wikipedia 学校、図書館、アンニョロッティ 図書館と寛容 図書館と経済危機 第2章 レンガ、書架、電子書籍 お金がない! すべてのサービスが揃う屋根のある広場 建物について 計画 市民とともに図書館を創る 〈第 II 部 新しい「知の広場」〉 はじめに 第3章 私がほしい図書館 未来はわれらのもの 永続する機関としての図書館 社交場としての図書館 平等の場としての図書館 文化経済学における図書館 ライダーは本を読まない? 市民を参加させる 新しい「知の広場」 一つの場所に多数のサービスを 第4章 「みんなの図書館」のつくり方 ヤリッパナ市図書館 拝啓 図書館員さま、建築家さま、市役所整備係さま 防音設備 空間の利用法 運営について 空間と人 ネジとボルト 海外での5つの事例 1 アルメレ図書館――書店のような図書館 2 デルフト――創造力がつまった図書館 3 パリ――やる気溢れる若い職員がいる図書館 4 明治大学図書館和泉図書館――地域に開かれた図書館 5 武雄市図書館――図書館と書店の共存は可能か? 〈第 III 部 子どものための図書館(0歳から13歳まで)〉 「子ども」が存在しなかった頃 今日の子どものための図書館 早すぎることは決してない(0歳から5歳) 注文の多い小さな客(6歳から13歳) ヤングアダルト 大人 計画 著者プロフィール 著:アントネッラ・アンニョリ 1952年セルヴァ・ディ・カドーレ生まれ。図書館アドバイザー。1977年ヴェネツィアにスピネア図書館を開館させ、2000年まで館長を務める。2001年から2008年まで、学術部長としてペーザロの新図書館〈サン・ジョヴァンニ〉の計画・実現にたずさわる。パブリック・スペースの環境作りから公共サービス、司書教育に関するアドバイザーとして、ボローニャ〈サラ・ボルサ〉、フィレンツェ〈オブラーテ〉などさまざまな図書館と協働、ロンドンの〈アイデア・ストア〉では子ども部門を担当。2017年よりレッチェ市長補佐官(文化政策担当)として、図書館を基点とした町づくりに尽力している。著書に『知の広場――図書館と自由』(ラテルツァ、2009年/邦訳みすず書房、2011年)『拝啓 市長さま、こんな図書館をつくりましょう』(ビブリオグラフィカ、2011年・2014年/邦訳みすず書房、2016年)。図書館ジャーナル『今日の図書館(Biblioteca Oggi)』をはじめ、日刊紙『マニフェスト』『レプッブリカ』へも数多く寄稿している。 訳:萱野 有美 1975年千葉県生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第二課程(イタリア語)卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。訳書に、ムナーリ『ファンタジア』(2006)『デザインとヴィジュアル・コミュニケーション』(2006)『モノからモノが生まれる』(2007)『芸術家とデザイナー』(2008)、アンニョリ『知の広場――図書館と自由』(2011)『拝啓 市長さま、こんな図書館をつくりましょう』(2016)、ギッリ『写真講義』(2014、以上みすず書房)など。 ISBN:9784622079378 四六判280ページ 発行:みすず書房 発売日:2016年04月21日
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希望の一滴
¥1,480
【中古 表紙にややヨレあり】 (参考:定価1,500円+税) ☆店長のひと言 「中の写真見ると、本当に美しい国なんですよ。なのになぜ…。」 紹介 全国学校図書館協議会 2021年 第54回「夏休みの本(緑陰図書)」選定 ※中学校向け (公社)読書推進運動協議会 2021年「敬老の日読書のすすめ」選定 (公社)読書推進運動協議会 2022年「若い人に贈る読書のすすめ」選定 中村哲 一周忌追悼。 飽食・不寛容・気候変動。 この世を生きる日本人が読むべき1冊。 アフガンの暮らし・自然を感じる写真をふんだんに掲載。オールカラー。 アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師の絶筆を収録。 沙漠化した大地に緑をよみがえらせた記録と、豊かな日本の 私たちに生き方を問 う 言葉が綴られる。 干ばつと戦乱で荒廃したアフガニスタンの復興支援に力を尽くしていた 中村哲医師が、現地で凶弾に倒れたのは 2019 年 12 月 4 日。 本著は、死の2日前の西日本新聞朝刊に掲載された原稿を含め、 2009 年から続く寄稿連載「アフガンの地で」を再編集したものです。 銃撃事件2日前の掲載原稿を収録! 「見捨てられた小世界で心温まる絆を見いだす意味を問い、近代化のさらに彼方を見つめる」 -2019年12月2日朝刊より- 目次 1P 口絵 27P 第一部 最期の言葉 71P 第二部 73年の歩み 85P 第三部 農村復興への道のり 157P 第四部 水のよもやま話 186P 中村哲医師が歩んだ道を私たちも歩む ペシャワール会会長 村上優 前書きなど アフガニスタン・ジャララバードで2019年12月4日、中村哲医師(当時73歳)が乗った車が武装集団に襲撃され、中村医師を含め6人が死亡した。中村医師は、干ばつや戦乱で荒廃したアフガニスタンで、医療や灌漑事業による復興支援に力を尽くしていた。 著者プロフィール 中村哲 (ナカムラテツ) (著/文) 1964年福岡県生まれ。九州大学医学部卒業。国内の病院勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都ペシャワールのミッション病院ハンセン病棟に赴任し、パキスタン人やアフガン難民のハンセン病治療を始める。その傍ら難民キャンプでアフガン難民の一般診療に携わる。1989年よりアフガニスタン国内へ活動を拡げ、山岳部医療過疎地でハンセン病や結核など貧困層に多い疾患の診療を開始。2000年から、干ばつが厳しくなったアフガニスタンで飲料水・灌漑用井戸事業を始め、2003年から農村復興のため大がかりな灌漑事業に携わる。同年、「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞。2019年にはアフガン政府から名誉市民権を授与された。同年12月4日、アフガニスタン・ジャララバードで武装集団に銃撃され、73歳で命を落とす。 ISBN:978-4-8167-0988-3 Cコード:0036 A5判192ページ 発行:西日本新聞社 初版年月: 2020年12月
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旅する天皇 平成30年間の旅の記録と秘話
¥730
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,750円+税) ☆店長のひと言 「自由がなくても“旅”っていうのかな。」 紹介 天皇陛下の平成30年間の驚異的な旅の記録 本書の核は二つある。一つは、平成30年間(平成30年は8月まで)の天皇皇后両陛下の旅の移動距離や訪問地などを報道資料をもとに集計、「一目でわかるデータ」にしたこと。 もう一つは、30年間の旅先での具体的なエピソードをひもときながら、両陛下の人となり、ひいては平成という時代を浮かび上がらせようという試みである。 天皇・皇后両陛下といえば、被災地で人々を励ましたり、戦没者や災害・公害などによる死没者の碑などを訪ねて祈られたりと、旅先の姿が印象深いのではないだろうか。 両陛下の旅は、被災者と向き合う、社会の片隅におかれた人々の声に耳を傾ける、かつての交戦国を訪ねて過去と向き合い親善を深めるなど、さまざまだ。 天皇陛下にとって、旅こそ「象徴」としてのメッセージを発する機会ではなかったか。『旅する天皇』を本書の書名にした意図である。平成時代の天皇・皇后両陛下の旅の全貌を伝える一冊。 【編集担当からのおすすめ情報】 巻頭に掲載した2色ページの「データで見る天皇の旅」は集計するのに、1年以上かかりました。まず、宮内庁ホームページにある「天皇皇后両陛下のご日程」を30年分チェック。さらに報道資料などを調べ、日別に訪問先や宿泊地、経路などを確認。そして、主にインターネットの検索サービスを用いて移動距離を集計。出てきた移動距離は驚くべきものでした。数字は、本書でご覧ください。 目次 はじめに データで見る天皇陛下の旅 平成元年(1989) 平成スタイルの旅は徳島から 平成2年(1990) 即位の礼と三大行幸啓 平成3年(1991) 避難所の床に膝をつき見舞う 平成4年(1992) 歓迎の拍手を受けた中国訪問 平成5年(1993) 歴代天皇で初めて沖縄へ 平成6年(1994) 戦地慰霊の旅はつづく 平成7年(1995) 被災地の避難所へ励ましの旅 平成8年(1996) 御用邸で静養中も実はお忙しい 平成9年(1997) 「全国豊かな海づくり大会」とは 平成10年(1998) 長野パラリンピックでウエーブ 平成11年(1999) 宮中茶会と天皇陵参拝 平成12年(2000) オランダでの長い黙祷 平成13年(2001) 国賓へのおもてなし 平成14年(2002) 冷戦終結でかなった東欧の旅 平成15年(2003) 13年ぶりに訪れた軽井沢 平成16年(2004) 記憶に残す、母と娘の旅行 平成17年(2005) サイパン断崖から鎮魂の祈り 平成18年(2006) 島民の声に応えて三宅島へ 平成19年(2007) 魚類学者としての顔 平成20年(2008) ブラジル移住100年の重み 平成21年(2009) 結婚50年、こどもの国に集う 平成22年(2010) 皇室が受け継いできた養蚕 平成23年(2011) 東日本大震災の被災地を巡る 平成24年(2012) 東京駅からお召列車で出発 平成25年(2013) 水俣訪問の約束を果たす 平成26年(2014) 対馬丸犠牲者の慰霊で那覇へ 平成27年(2015) パラオと北原尾のつながり 平成28年(2016) ハマギクが復興の支えとなる 平成29年(2017) 「私的旅行」に、にじみ出る思い 平成30年(2018) 最後の年に北と南の島へ イラスト・コラム 天皇陛下の乗り物1、2 イラスト・コラム 天皇陛下の乗り物3、番外編 参考文献 著者プロフィール 竹内 正浩 (タケウチ マサヒロ) (著/文) 文筆家。地図や鉄道、近現代史をライフワークに取材・執筆を行う。著書に『ふしぎな鉄道路線――「戦争」と「地形」で解きほぐす』『写真と地図でめぐる軍都・東京』(NHK出版新書)、『地図と愉しむ東京歴史散歩』シリーズ(中公新書)、『妙な線路大研究』シリーズ(実業之日本社)、『地図で読み解く日本の戦争』『鉄道と日本軍』(筑摩書房)、『地図もウソをつく』『戦争遺産探訪』(文藝春秋)、『江戸・東京の「謎」を歩く』(祥伝社)、『地形で読み解く鉄道路線の謎 首都圏編』(JTBパブリッシング)など多数。 ISBN:978-4-09-388630-7 Cコード:0095 四六判272ページ 発行:小学館 初版年月日: 2018年10月22日
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事務に踊る人々
¥2,090
☆店長のひと言 「これだけは言っておきたい。事務員さんを馬鹿にする奴は大馬鹿。」 紹介 面倒くさい、複雑、抑圧的……時に文豪を苦しめ、戦争を阻止し、巨額の損失を生み、ついには死の世界を垣間見せる。「事務」それは人間を人間たらしめる究極の知恵。事務の営みから人間のあり方を再考する、画期的エッセイ!クソどうでもいいのに倒錯的な愛をかきたてるかくも人間くさい事務の世界への探究。 目次 第1章 漱石と大日本事務帝国 第2章 事務の七つの顔 第3章 事務処理時代の「注意の規範」 第4章 『ガリヴァー旅行記』の情報処理能力 第5章 「失敗」から考える事務処理 第6章 身体儀式と事務の魔宮 第7章 事務を呪うディケンズ 第8章 鉄道的なる事務 第9章 エクセル思考で小説を書く 第10章 事務の「感情」を考える 第11章 事務に敗れた三島由紀夫 第12章 事務と愛とバートルビー 著者プロフィール 阿部公彦 (アベマサヒコ) 英文学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に『文学を〈凝視する〉』『英文学教授が教えたがる名作の英語』など、訳書にマラマッド『魔法の樽 他十二篇』、オコナー『フランク・オコナー短篇集』など。 (講談社ホームページより引用) ISBN:978-4-06-532946-7 Cコード:0095 四六判 392ページ 発行:講談社 発売日: 2023年09月21日
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絵はがきにされた少年 新版
¥730
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,700円+税) ☆店長のひと言 「今じゃアフリカを次の金脈としか見ていない人の多さよ。」 紹介 内戦中のスーダンで撮影した「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞、 その直後に自殺したカメラマン。ルワンダ大虐殺を生き延びた老人の孤独。 アパルトヘイトの終わりを告げる暴動。紛争の資金源となるダイヤモンド取引の闇商人……。 新聞社の特派員として取材をつづける中で、著者は先入観をくずされ、 アフリカに生きる人々、賢者たちに魅せられていく。 アフリカ―遠い地平の人々が語る11の物語。 第三回開高健ノンフィクション賞受賞作品 目次 第一部 奇妙な国へようこそ 1 あるカメラマンの死 2 どうして僕たち歩いてるの 3 噓と謝罪と、たったひとりの物語 4 何かを所有するリスク 第二部 語られない言葉 1 絵はがきにされた少年 2 老鉱夫の勲章 3 混血とダイヤモンド 4 語らない人、語られない歴史 第三部 砂のよう、風のように 1 ゲバラが植えつけた種 2 「お前は自分のことしか考えていない」 3 ガブリエル老の孤独 文庫版(二〇一〇年)あとがき あとがきにかえて 引用文献 ISBN:978-4-434-28068-9 Cコード:0095 四六判276ページ 発行:柏艪舎 発売:株式会社星雲社 初版年月日: 2020年10月30日
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闇の自己啓発
¥820
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,900円+税) ☆店長のひと言 「闇と言われる世界のことをテレビや新聞で知る頃には、もうすっかり遅いんだろう。」 紹介 ダークウェブと中国、両極端な二つの社会が人間の作動原理を映し出し、AIや宇宙開発などの先端技術が〈外部〉への扉を開く。反出生主義を経由し、私たちはアンチソーシャルな「自己啓発」の地平に至る。話題騒然のnote連載読書会「闇の自己啓発会」を書籍化 著者プロフィール 江永泉 https://note.com/imuziagane/ 木澤 佐登志 (キザワ サトシ) (著/文) 1988年生まれ。文筆家。思想、ポップカルチャー、アングラカルチャーの諸相を領域横断的に分析、執筆する。 著書に『ダークウェブ・アンダーグラウンド――社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』(イースト・プレス)、『ニック・ランドと新反動主義――現代世界を覆う〈ダーク〉な思想』(星海社新書)、共著に『闇の自己啓発』(早川書房)、『異常論文』(ハヤカワ文庫)がある。『SFマガジン』にて「さようなら、世界――〈外部〉への遁走論」を連載する。 ひでシス https://twitter.com/hidesys 役所暁 https://note.com/yakusho_akatsuki/
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政治と宗教 統一教会問題と危機に直面する公共空間
¥800
【中古 状態きれい】 (参考:定価840円+税) ☆店長のひと言 「宗教も権力もいつのまにか距離感がバグってくる。」 紹介 元首相銃殺事件と「国葬」が呼び起こした「政治と宗教」の問題をめぐっての緊急出版。統一教会と政治家の協力関係の歴史、右派的主張をもつ宗教勢力の影響力増大、創価学会の変遷と自公連立政権の誕生、フランスのライシテとカルト規制、アメリカの政治と宗教右派など、公共空間が直面している現在の危機を多角的に考察する。 目次 序章 公共空間における宗教の位置………島薗 進 第1章 統一教会による被害とそれを産んだ要因………島薗 進 第2章 統一教会と政府・自民党の癒着………中野昌宏 第3章 自公連立政権と創価学会………中野 毅 第4章 フランスのライシテとセクト規制………伊達聖伸 第5章 アメリカ――政教分離国家と宗教的市民………佐藤清子 終章 統一教会問題と公共空間の危機………島薗 進 あとがき 著者プロフィール 島薗進 (シマゾノススム) 東京大学大学院人文科学研究科博士課程・単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科・教授、上智大学グリーフケア研究所所長を経て、現在 大正大学客員教授、上智大学グリーフケア研究所客員所員。専門は宗教学、死生学、生命倫理。著書『国家神道と日本人』(岩波新書、2010年)『教養としての神道』(東京経済新報社、2022年)『宗教学の名著30』(ちくま新書、2008年)『明治大帝の誕生』(春秋社、2019年)『死生観を問う』(朝日新聞出版、2023年)など。 ISBN:978-4-00-431957-3 Cコード:0236 新書判242ページ 発行:岩波書店 初版年月日: 2023年1月20日
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ビッグイシュー471号
¥450
☆店長のひと言 「人はなぜ新種を発見したがるのか。」 【内容紹介】 特集 一期一会、新種発見 地球上には推定870万種もの生物が存在しているそうですが、学名が付いているのはそのうちの2割程度だとも言われています。残りの学名のない生物は、長い進化の歴史を生きてきた(いた)が、まだ人間に見つけられていないだけで、人間がその生物を発見し学名を与えた時、それは新種となります。 新種は生きた個体とは限らず、博物館に保管されていた標本がじつは新種だったり、絶滅した生物が新種であったりすることも。そして、分類学者だけでなく、専門外の人が先入観にとらわれず新たな視点から未知種を発見するケースもあります。 未知の生物が発見され、その生物が新種として記載されるまでには、どのような物語があったのでしょうか? 森久拓也さん(生物写真家)、田金秀一郎さん(鹿児島大学総合研究博物館)、今田弓女さん(京都大学大学院)、馬場友希さん(農研機構)、相場大佑さん(深田地質研究所)に話を聞きました。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー クイーン ブライアン・メイ 今年2月、新たなボーカリストであるアダム・ランバートとともに来日し、全国4ヵ所全5公演のドーム・ツアーを行うクイーン。そのギタリストであるブライアン・メイが、ファンから寄せられた数々の質問に答え、今は亡き伝説のボーカリストであるフレディ・マーキュリーへの思い、自身の音楽活動で最も誇りに感じられた瞬間などを語ります。 リレーインタビュー・私の分岐点株式会社ズクトチエ 共同代表 和田寛さん 登山、冬にスキー、頻繁に通った白馬 今、春夏秋の美しさを知ってもらいたい 国際記事 “ごみ”で着飾った荘厳で哀しい精霊たち ごみを捨てる人がいる。その一方で、ごみに神秘を見出し、環境保護活動に役立てようと考える人もいます。それが写真家ファブリス・モンテイロです。シリーズ作「ザ・プロフェシー(預言)」では、世界各地の荒れ果てた地で、美しくも、ごみなどで着飾った精霊が地面からそそり立つ哀しげな姿を撮影。地球が一刻を争う状況に置かれていることを伝えようとしています。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 手しごと ことはじめ ”ダーニング” あえて見せたい、繕い Tansaレポート その2 PFOA 汚染地・大阪で PFAS 疫学調査スタート 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス うなぎ総裁のアリバイづくり コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 同じだけ勉強しても友達に勝てません☆ バナナ・パンケーキ ☆ 池内了の市民科学メガネ 寒い夜、健やかな眠りのために 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく スウェーデン『ファクトゥム』ビョルネ 監督インタビュー 「北朝鮮」と聞いて思い浮かべるのは、そこに暮らす人々のことではなく、「金政権が世界に見てほしいと望んでいるものばかり」と話すのはドキュメンタリー映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』を監督・編集した米国のマドレーヌ・ギャヴィン監督。脱北を目指す家族を記録する中で考えたこととは? FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)
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やんごとなき読者
¥550
【中古 カバーやや使用感あり】 (参考:定価1,300円+税) ☆店長のひと言 「日本の皇室にもワンちゃんにまつわるお話が。https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00453/」 紹介 「本は想像力の起爆装置です」 ある日、愛犬を追って城の裏庭にやってきた女王陛下は、移動図書館の車と、本を借りにきていた厨房の下働きの少年に出くわす。あくまでも礼儀上、1冊借りたことが、人生を変える、本の世界への入り口となった。以来、すっかり読書の面白さにはまってしまい、カンニングする学生のように公務中に本を読みふけるわ、誰彼かまわず「最近どんな本を読んでいますか」と聞いてはお薦め本を押しつけるわで、側近も閣僚も大慌て。 読書によって想像力が豊かになった女王は、他人の気持ちや立場を思いやるようになるものの、周囲には理解されず、逆に読書に対してさまざまな妨害工作をされてしまう……。 エリザベス2世を主人公に、ユーモアと風刺、読書についての鋭い洞察と名言に満ちた物語。世界32か国で発売のベストセラー小説! 著者プロフィール アラン・ベネット (アラン ベネット) (著/文) 1934年、イギリスのリーズに生まれ、オックスフォード大学で学ぶ。劇作家、脚本家、俳優、小説家。数多くの演劇、テレビ、ラジオ、映画の脚本を執筆し、2006年には『ヒストリーボーイズ』でローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞受賞、同年のBritish Book AwardsでAuthor of the Yearに選ばれた。他受賞多数。風刺的でありながら温かみもあるコメディを得意とする。小説はこれが本邦初訳。 市川 恵里 (イチカワ エリ) (翻訳) 翻訳者。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。訳書に、A・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』(白水社)、J・マーサー『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』、D・ライアン『古代エジプト人の24時間』(以上、河出書房新社)など。 ISBN:978-4-560-07236-3 Cコード:0297 新書判170ページ 発行:白水社 発売日: 2021年8月31日
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話の終わり
¥1,780
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,800円+税) ☆店長のひと言 「これ男女の立場逆だと共感が得られなくて話は終わり、、いや炎上な昨今。」 紹介 書くことをめぐる無二の長編 「翻訳の仕事をしていると、たまに「自分が今までに訳したものの中で一冊だけ自分が書いたことにできるなら何か」と質問されることがある。そんなとき、私はいつだって「『話の終わり』!」と即答してきた。それくらい私にとっては愛着の深い作品だ」(本書「訳者あとがき」より) 語り手の〈私〉は12歳年下の恋人と別れて何年も経ってから、交際していた数か月間の出来事を記憶の中から掘り起こし、かつての恋愛の一部始終を再現しようと試みる。だが記憶はそこここでぼやけ、歪み、欠落し、捏造される。正確に記そうとすればするほど事実は指先からこぼれ落ち、物語に嵌めこまれるのを拒む―― ミランダ・ジュライなど下の世代の作家にもファンの多い「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの、代表作との呼び声高い長編が待望の復刊! デイヴィス作品三か月連続刊行第一弾。 著者プロフィール リディア・デイヴィス (リディア デイヴィス) (著/文) 1947年マサチューセッツ州生まれ、ニューヨーク州在住。著書に『ほとんど記憶のない女』『分解する』『サミュエル・ジョンソンが怒っている』(白水Uブックス)、Varieties of Disturbance、Can’t and Won’tなど。プルーストの『失われた時を求めて』第一巻『スワン家の方へ』の新訳が高く評価されるほか、ビュトール、ブランショ、レリス、フロベールなどフランス文学の英訳者としても知られ、フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与されている。2003年にはマッカーサー賞、2013年には国際ブッカー賞を受賞した。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、J・ウィンターソン『灯台守の話』、S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、N・ベイカー『中二階』『もしもし』、T・ジョーンズ『拳闘士の休息』、S・タン『内なる町から来た話』など。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)『死ぬまでに行きたい海』などがある。 ISBN:978-4-560-07245-5 Cコード:0297 新書判298ページ 発行:白水社 発売日: 2022年12月28日
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灯台守の話
¥1,470
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,500円+税) ☆店長のひと言 「灯台守、風車守、稲川淳二が出てきたら大体なんかあります。」 内容説明 孤児となった少女シルバーは、不思議な盲目の灯台守ピューにひきとられる。夜毎ピューが語る、ダーク牧師の数奇な人生の物語に導かれ、やがてシルバーは真実の愛を求めて独り旅立つ―― (白水社ホームページより引用) 著者プロフィール ジャネット・ウィンターソン (著/文) 1959年、イギリス生まれ。福音伝道主義クリスチャンの家庭に養女として迎えられたが、女性との恋愛関係を理由に10代で家を出る。1985年に半自伝的小説『オレンジだけが果物じゃない』で作家デビュー。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、J・ウィンターソン『灯台守の話』、S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、N・ベイカー『中二階』『もしもし』、T・ジョーンズ『拳闘士の休息』、S・タン『内なる町から来た話』など。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)『死ぬまでに行きたい海』などがある。 ISBN:9784560071755 新書 260ページ 発行:白水社 発売日:2011年08月08日
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高慢と偏見
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価1,100円+税) ☆店長のひと言 「え!?誤解から始まるラブロマンス??争いじゃなくて??」 紹介 幸福な結婚にはどんな人が理想の相手だろう。経済的理由で好きでもない人と結婚していいものだろうか。作家ジェーン・オースティンが亡くなってから200年たつ今日も、結婚を考える女性の悩みは変わっていない。皮肉屋で誤解されやすいが誠実なダーシーと賢いようでいてそそっかしいエリザベスの、誤解からはじまるラブロマンスは、いつ読んでもみずみずしく、オースティンの優れた人間観察に基づく細やかな心理描写は、ときおり毒もはらむが示唆に富み、幸福な気持ちにさせてくれる。この不世出の名作を、読みやすい典雅な新訳で贈る。愛らしい十九世紀の挿絵三十余点収載。 著者プロフィール ジェイン・オースティン(Jane Austen)(著/文) 1775年生まれ。イギリスの小説家。 作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。 岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (翻訳) 上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、J・ウィンターソン『灯台守の話』、S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、N・ベイカー『中二階』『もしもし』、T・ジョーンズ『拳闘士の休息』、S・タン『内なる町から来た話』など。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)『死ぬまでに行きたい海』などがある。 ISBN:978-4-12-206506-2 Cコード:1197 文庫判672ページ 発行:中央公論新社 発売日: 2017年12月22日
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傲慢と善良
¥710
【中古 カバーにやや擦れ等あり】 (参考:定価810円+税) ☆店長のひと言 「ずっと好きだけでいければいいのに。」 紹介 婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》 著者プロフィール 辻村 深月 (ツジムラ ミヅキ) (著/文) 一九八〇年、山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業。二〇〇四年『冷たい校舎の時は止まる』で第三一回メフィスト賞を受賞し、デビュー。一一年『ツナグ』で第三二回吉川英治文学新人賞、一二年『鍵のない夢を見る』で第一四七回直木賞、一八年『かがみの孤城』で第一五回本屋大賞を受賞。『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『ハケンアニメ!』『朝が来る』『東京會舘とわたし』『琥珀の夏』など著書多数。 ISBN:978-4-02-265059-7 Cコード:0193 文庫判504ページ 発行:朝日新聞出版 初版年月日: 2022年9月30日
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小説の恋愛感触
¥1,100
【中古 状態きれい】 (参考:定価2,800円+税) ☆店長のひと言 「恋愛のことはよくわかりませんが、恋愛を善悪で語るのは野暮というのはわかります。」 紹介 小説が紋切り型の幸福を脱ぎすてて、物語からの夜逃げを企てたとき、剥き出しの「恋愛感触」が現れる。言葉が紡ぐ行き先のない快楽へと誘う、めくるめく批評体験。 目次 はじめに-切ない背理 性器なき地平で-松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』 裸の固有性-松浦理英子『親指Pの修業時代』 わたしは犬になり、あなたはわたしになる-松浦理英子『犬身』 行き先のない快楽-多和田葉子『変身のためのオピウム』 視力の蜜度-星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』 歪んだ文字-星野智幸『溶けた月のためのミロンガ』 恋愛を葬る-水村美苗『本格小説』 ヒロインの死-夏目漱石『虞美人草』 視線と復讐-高木芙羽『フラワービジネス』茂田眞理子『スキンディープ』〔ほか〕 著者プロフィール 内藤千珠子(ないとう ちずこ) 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、大妻女子大学文学部日本文学科専任講師。専攻は近代日本語文学・文芸批評。著書に『帝国と暗殺——ジェンダーからみる近代日本のメディア編成』(新曜社、2005、2008年度女性史学賞受賞)。 (みすず書房HPより引用) ISBN:978-4-622-07519-6 四六判217ページ 発行:みすず書房 初版年月日: 2010年7月
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ビッグイシュー470号
¥450
☆店長のひと言 「加古里子を“かこさとこ”と読んだあの日…。」 【内容紹介】 特集 沖縄、百年の食卓 食べることは生きること。長寿で知られる沖縄県国頭郡大宜味村に、1990年、金城笑子さんが自宅のガレージを改装してオープンした「笑味の店」がある。 沖縄で育った金城さんは栄養士として学校給食に携わっていたが、大宜味村で島野菜を育て、おいしいごはんとおかずをつくって暮らす元気な“おばぁたち”の姿に出会い、沖縄の伝統食材や料理を次代に伝えようと決意した。それから33年、今や若い人たちにも人気の店になった。 「どの土地にも昔から伝わる食材や郷土料理があるけれど、地元にいるとそれが宝物だとなかなか気づけないから、伝えていきたい使命感がある」と言う金城さん。世界に食の危機が忍び寄る今、沖縄“100年スケールの食”と出合い、私たちの食を考えたい。 金城さんとともに“おばぁたち”の話を聞き取ってきた、沖縄在住の黒川祐子さん(アイデアにんべん)、フォトグラファーの田村ハーコさんに、取材と撮影をお願いした。 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー スペシャル企画:トーベ・ヤンソン 第二次世界大戦中に平和を切望し、世界中で大人気となる「ムーミン・シリーズ」を執筆した、フィンランド出身のトーベ・ヤンソン(1914~2001)。そのトーベ自身も愛したパペット・アニメーションの新作映画『ムーミンパパの思い出』公開に合わせ、トーベがムーミン作品に込めた思いに迫ります。 リレーインタビュー・私の分岐点ISEKIさん 音楽を続けるため、回り道を決めた。 手放すことで、新しい何かが手に入る 国際記事 英国。生活費の高騰に、年間2億食分の食料を提供 昨年5月に「戴冠式(コロネーション)」を終え、11月には 75歳の誕生日を迎えた英国王のチャールズ3世。現在、物価高をはじめとする生活費の高騰により、多くの市民が食料不安を抱える中、国王自ら立ち上げた「コロネーション・フード・プロジェクト」の取り組みとは? チャールズ国王がビッグイシュー英国版に寄せたメッセージ、草の根の市民活動を取材したレポートをお届けします。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 新春エッセイ:藤原辰史さん 食べられる果樹や作物を街中に植えようという試み、「エディブル・シティ」。もしあなたの街に、誰でも自由にとって食べていい果樹があれば素敵です。そんな「エディブル・シティ」が世界に広がって、人類がもともともっていた採集本能を満たす“食べられる惑星”になれば……。お正月に、藤原辰史さんが提案する「エディブル・プラネット」です。 表現する人:池田晃将さん 螺鈿の輝き。発色する緻密な文字群 連載記事 原発ウォッチ! 原発容量3 倍を宣言した米英両国 浜矩子の新ストリート・エコノミクス 「覆水盆に返らず」二つの論に思う 雨宮処凛の活動日誌 「パレスチナに平和を!」。即時停戦求め、デモに4000人 ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 目標を立てた時の気持ちが続きません ☆ 初雪鍋 ☆ 読者のページ My Opinion 販売者に会いにゆく 『リツェウリツェ』ステファン・ラドイチッチ FROM EDITORIAL 編集後記 (ビッグイシュー日本HPより抜粋)